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紙の重さ・連量・坪量 計算ツール|A4・B5・はがきの重量を即時算出

紙のサイズ・連量(kg)・坪量(g/m²)から1枚あたりの重さを計算。A4・B5・はがき・名刺など定型サイズの重量、郵便料金判定にも対応した完全無料ツール。紙の重さは坪量(g/m²、GSM=Grams per Square Meter)で表現するのが世界標準ですが、日本の印刷業界では連量(kg/1,000枚)という古い商慣習が根強く残っています。「上質紙 四六判70kg」「コート紙 菊判62.5kg」といった呼び方は、原紙1,000枚(1連)の総重量が該当kg数になることを示しており、原紙のサイズ規格(四六判788×1091mm・菊判636×939mm・A判625×880mm・B判765×1085mm)によって同じ坪量でも連量数値が変わります。JIS P 0138(紙の寸法)とJIS P 8124(紙の坪量測定方法)に基づく計算式を採用し、印刷会社・デザイナー・DTP作業者・郵便DM設計者に必須の重量早見表を掲載。日本郵便の2024年10月改定後の郵便料金にも対応しています。

最終更新:2026年7月26日/監修:計算ツールズ編集部

紙の重さ 計算機

計算式と原紙規格

1枚重量 (g) = 面積 (m²) × 坪量 (g/m²)
面積 (m²) = 幅 (mm) × 高さ (mm) ÷ 1,000,000
連量 (kg) = 原紙面積 (m²) × 坪量 (g/m²) × 1,000枚 ÷ 1,000

日本の原紙規格(1連=1,000枚)

原紙規格寸法面積用途
四六判788×1091mm0.860m²書籍・チラシの主流
菊判636×939mm0.597m²書籍・雑誌
A判625×880mm0.550m²A4/A3印刷向け
B判765×1085mm0.830m²B4/B5印刷向け
ハトロン判900×1200mm1.080m²包装紙

出典:日本製紙連合会、JIS P 0138

坪量⇔連量換算表

同じ坪量でも原紙規格が違うと連量(kg)が変わるため、印刷会社への発注時は「四六判70kg」「菊判62.5kg」のように原紙判別と数値をセットで伝える必要があります。

坪量(g/m²)四六判(kg)菊判(kg)A判(kg)B判(kg)用途例
52.3453128.7543.5新聞用紙
64.055383553コピー薄め
81.47048.544.567.5コピー標準・書籍本文
104.79062.557.587チラシ・カラーコピー
127.911076.570106チラシ・パンフ
157.013593.586.5130ポスター・冊子表紙
186.1160111102.5154.5はがき・名刺裏
209.3180125115174高級チラシ・カタログ表紙
232.6200139128193名刺・厚めカード
262.4225156144218高級名刺・ハードカバー

出典:日本製紙連合会 坪量・連量換算表

紙種別の坪量・用途

紙種坪量目安特徴用途
上質紙55-135g/m²白色度高・非塗工コピー・書籍本文・便箋
中質紙55-90g/m²やや黄色・安価教科書・週刊誌本文
コート紙70-210g/m²光沢あり・両面塗工チラシ・カタログ・雑誌表紙
マットコート紙80-210g/m²光沢抑制・上品高級パンフ・写真集
アート紙70-180g/m²最高級光沢写真・美術印刷
再生紙55-105g/m²環境配慮・エコマーク官公庁・環境重視企業
色上質紙55-186g/m²着色済み・表紙用小冊子表紙・装丁
クラフト紙50-260g/m²強度大・褐色包装紙・封筒・段ボール
ケント紙150-200g/m²製図・強度大製図・イラスト・トレース
OKミューズガリバー80-256g/m²ふんわりした風合い高級案内状・名刺

A4・B5・はがき・名刺の重量一覧

サイズ面積(m²)コピー用紙(81.4g/m²)チラシ(127.9g/m²)名刺(232g/m²)
A30.124710.2g16.0g28.9g
A40.06245.1g8.0g14.5g
A50.03112.5g4.0g7.2g
B40.09367.6g12.0g21.7g
B50.04683.8g6.0g10.9g
はがき(100×148)0.01481.2g1.9g3.4g
名刺(55×91)0.00500.4g0.6g1.2g

A4コピー用紙1枚の標準重量は約5.1gで覚えやすい数値。500枚(1冊)で約2.5kg、5,000枚(1箱)で約25kgとなります。

郵便料金の重量判定(2024年10月改定後)

区分重量料金目安(コピー用紙)
定形郵便物25g以内110円A4×4枚まで(+封筒5g)
定形郵便物50g以内140円A4×8枚まで
定形外規格内50g以内140円A4×8枚まで
定形外規格内100g以内180円A4×18枚まで
定形外規格内150g以内270円A4×27枚まで
定形外規格内250g以内320円A4×46枚まで
定形外規格外250g以内380円A4×46枚まで
定形外500g以内510円A4×93枚まで
ゆうメール150g以内180円本・DVD向け

出典:日本郵便 2024年10月改定料金

シーン別の使い方

印刷会社への発注

「四六判70kg」=坪量81.4g/m²=コピー用紙標準厚。発注時は原紙規格+連量数値をセットで指定。GSMだけで指定するとトラブルの元。

DM・チラシの郵送費計算

A4チラシ1枚(127.9g/m²)は約8g、封筒5g、合計13g。定形郵便25g以内に収まり110円で送付可能。折込枚数と郵送費を事前計算。

名刺・カードの厚み選び

標準名刺:坪量230g/m²前後で1.2g/枚。100枚で120g、500枚で600gが目安。厚めの高級名刺は256g/m²以上。

書籍・冊子の総重量計算

本文64ページ×A5サイズ×上質紙81.4g/m²=約162gの本文。表紙(157g/m²)+約20gで総重量約182g。書店送料計算に活用。

コピー用紙500枚(1冊)の重量

A4上質紙(81.4g/m²)×500枚=約2.5kg。持ち運びや配送時の重量把握、ロッカー保管の重量制限確認に。

環境負荷計算(CO2)

コピー用紙1kg製造で約1.6kg-CO2排出。年間使用量から企業の環境負荷を試算、SDGs報告書・環境レポートに活用。

よくある勘違い

1. 連量数値だけで紙厚を判断

「70kg」と言われても、四六判70kgと菊判70kgでは坪量が違い、実際の紙厚も異なる。四六判70kg(81.4g/m²)と菊判70kg(117.3g/m²)は約4割も厚みが違う。

2. 坪量と厚みを同一視

坪量(g/m²)は重量、厚み(μm)は物理的な厚さで別物。同じ坪量でも密度が違えば厚みが変わる。上質紙とかさ高書籍紙は同坪量でも厚みが1.5倍違うことも。

3. コピー用紙の標準を55kgと誤解

コピー用紙の標準は四六判70kg(81.4g/m²)。55kg(64g/m²)は薄めの経済コピー用紙。カラー印刷向けは90kg(104.7g/m²)以上が推奨される。

4. 郵便料金の重量計算で封筒を忘れる

A4×4枚=約20gだが、封筒(角形2号約12g・長形3号約5g)を加えると25g超で140円区分に。折込枚数ぎりぎりの場合は封筒重量も必ず計算。

5. GSMと連量の換算ミス

坪量→連量は原紙面積(四六判0.86m²)×坪量×1,000枚÷1,000で計算。原紙判別を間違えると数値が大きくズレる。特に個人発注ではA判・B判との混同注意。

6. ハガキの規格重量を軽く見積もる

官製はがき(100×148mm)は坪量約209g/m²で1枚約3.1g。市販の私製はがきも同等重量。定形2gと誤解しないよう注意。

7. 名刺のサイズ規格を無視

日本標準名刺は55×91mm。欧米は51×89mm、中国は54×90mm、韓国は50×90mmと国により微妙に異なる。国際名刺印刷では規格違いに注意。

参考リンク・公的資料

本ツールは坪量(g/m²)に基づく紙の重量計算です。実際の紙製品は密度・湿度・製造ロットにより±3%程度の誤差が生じます。郵便料金は日本郵便の公式料金体系(2024年10月改定)に基づき記載していますが、料金改定の可能性があるため日本郵便公式サイトで最新料金をご確認ください。印刷会社への発注時は原紙規格(四六判・菊判・A判・B判)と連量数値をセットで指定し、紙質サンプルを取り寄せて実物確認することを推奨します。

よくある質問(FAQ)

A4コピー用紙1枚の重さは?

標準コピー用紙(坪量81.4g/m²・四六判70kg)のA4サイズは約5.1g。500枚(1冊)で約2.5kg、5,000枚(1箱)で約25kg。カラー印刷向けの厚め(90kg=104.7g/m²)なら約6.5g。

連量と坪量の違いは?

坪量(g/m²、GSM)は1m²あたりの重量、連量(kg)は原紙1,000枚の総重量。同じ坪量でも原紙規格(四六判・菊判・A判・B判)が違うと連量数値が変わる。印刷業界は連量、国際標準は坪量で表記。

四六判70kgと菊判70kgの違い

四六判70kg=坪量81.4g/m²=コピー用紙標準、菊判70kg=坪量117.3g/m²=厚めのチラシ用紙相当。数値は同じでも紙厚は約1.4倍差があるため、発注時は原紙規格必須。

チラシA4片面の重量は?

標準チラシ用紙(コート紙127.9g/m²、四六判110kg)のA4サイズは約8.0g。定形郵便25g以内に3枚まで入る(+封筒5g)。厚めのカタログ用紙(157g/m²)なら約9.8g。

はがき1枚の重さは?

官製はがき・私製はがき共に坪量約209g/m²で1枚約3.1g。年賀状500枚で約1.5kg、1,000枚で約3kgが目安。DM大量発送時の重量把握に。

名刺100枚の重量は?

標準名刺(230g/m²)は1枚約1.2g、100枚で約120g、500枚で約600g。厚めの高級名刺(256g/m²)は1枚1.3g、100枚で130g。名刺入れに100枚入れると約150g。

コピー用紙とプリンター用紙の違い

基本的に同じ。コピー用紙=非塗工の白色印刷用紙、プリンター用紙=インクジェット/レーザー対応の高白色度紙。坪量64-105g/m²が主流で、写真印刷用は170-260g/m²の光沢紙。

環境配慮紙の選び方

1. 再生紙(古紙配合率50%以上)、2. FSC認証紙(責任ある森林管理)、3. PEFC認証紙、4. エコマーク認定品、5. 低炭素CO2削減紙。企業のSDGs・環境レポートに反映。

厚めの紙の坪量目安

チラシ:127-157g/m²、パンフレット表紙:157-209g/m²、名刺:232-256g/m²、ポストカード:209g/m²、賞状用紙:128-186g/m²が一般的な目安。

紙の厚み(μm)と坪量の関係

坪量が同じでも密度により厚みが変わる。上質紙は密度0.75g/cm³で坪量81.4g/m²=約110μm(0.11mm)。かさ高書籍用紙は密度0.5g/cm³で同坪量でも厚み165μmと大きく異なる。

郵便料金の折込枚数

定形郵便25g以内なら封筒(5g)+A4コピー用紙4枚まで、50g以内なら8枚まで。厚めの紙(127.9g/m²)なら25g以内で2-3枚、50g以内で5枚が上限。

大量印刷時の紙重量計算

坪量×面積×枚数で総重量計算。A4チラシ10,000枚(コート紙127.9)は約80kg、荷造重量+梱包で90-100kg。運搬や倉庫保管の重量計画に活用。