計算ツール
単位印刷

紙の重さ計算ツール|A4・B5・はがき・封筒1枚の重量と郵便料金区分を即時算出

A4は坪量64g/m²(四六判55kg)で約4.0g、81.4g/m²(四六判70kg)で約5.1g。500枚ならそれぞれ約2.0kg・約2.5kgです。紙の重さは「サイズ(面積)×坪量」だけで決まるので、袋やパッケージに書かれた坪量(g/m²)か連量(kg)さえ分かれば1枚の重さは一意に定まります。市販のコピー用紙は坪量64〜81.4g/m²に幅があるため、「A4は◯g」と一つの数字で覚えず、使っている紙の坪量から引くのが確実です。紙の重さは坪量(g/m²、GSM=Grams per Square Meter)で表現するのが世界標準ですが、日本の印刷業界では連量(kg/1,000枚)という古い商慣習が根強く残っています。「上質紙 四六判70kg」「コート紙 菊判62.5kg」といった呼び方は、原紙1,000枚(1連)の総重量が該当kg数になることを示しており、原紙のサイズ規格(四六判788×1091mm・菊判636×939mm・A判625×880mm・B判765×1085mm)によって同じ坪量でも連量数値が変わります。JIS P 0138(紙の寸法)とJIS P 8124(紙の坪量測定方法)に基づく計算式を採用し、印刷会社・デザイナー・DTP作業者・郵便DM設計者に必須の重量早見表を掲載。日本郵便の2024年10月改定後の郵便料金にも対応しています。

最終更新:2026年8月20日/監修:計算ツールズ編集部

紙の重さ 計算機

計算式と原紙規格

1枚重量 (g) = 面積 (m²) × 坪量 (g/m²)
面積 (m²) = 幅 (mm) × 高さ (mm) ÷ 1,000,000
連量 (kg) = 原紙面積 (m²) × 坪量 (g/m²) × 1,000枚 ÷ 1,000

日本の原紙規格(1連=1,000枚)

原紙規格寸法面積用途
四六判788×1091mm0.860m²書籍・チラシの主流
菊判636×939mm0.597m²書籍・雑誌
A判625×880mm0.550m²A4/A3印刷向け
B判765×1085mm0.830m²B4/B5印刷向け
ハトロン判900×1200mm1.080m²包装紙

出典:日本製紙連合会、JIS P 0138

坪量⇔連量換算表

同じ坪量でも原紙規格が違うと連量(kg)が変わるため、印刷会社への発注時は「四六判70kg」「菊判62.5kg」のように原紙判別と数値をセットで伝える必要があります。

坪量(g/m²)四六判(kg)菊判(kg)A判(kg)B判(kg)用途例
52.3453128.7543.5新聞用紙
64.055383553コピー薄め
81.47048.544.567.5コピー標準・書籍本文
104.79062.557.587チラシ・カラーコピー
127.911076.570106チラシ・パンフ
157.013593.586.5130ポスター・冊子表紙
186.1160111102.5154.5はがき・名刺裏
209.3180125115174高級チラシ・カタログ表紙
232.6200139128193名刺・厚めカード
262.4225156144218高級名刺・ハードカバー

出典:日本製紙連合会 坪量・連量換算表

紙種別の坪量・用途

紙種坪量目安特徴用途
上質紙55-135g/m²白色度高・非塗工コピー・書籍本文・便箋
中質紙55-90g/m²やや黄色・安価教科書・週刊誌本文
コート紙70-210g/m²光沢あり・両面塗工チラシ・カタログ・雑誌表紙
マットコート紙80-210g/m²光沢抑制・上品高級パンフ・写真集
アート紙70-180g/m²最高級光沢写真・美術印刷
再生紙55-105g/m²環境配慮・エコマーク官公庁・環境重視企業
色上質紙55-186g/m²着色済み・表紙用小冊子表紙・装丁
クラフト紙50-260g/m²強度大・褐色包装紙・封筒・段ボール
ケント紙150-200g/m²製図・強度大製図・イラスト・トレース
OKミューズガリバー80-256g/m²ふんわりした風合い高級案内状・名刺

A4・B5・はがき・名刺の重量早見表(坪量別)

そのまま持ち帰れる早見表です。数字はすべて面積(m²)×坪量(g/m²)で計算した理論値で、実際の紙は湿度・製造ロットにより±3%程度の幅があります。

サイズ寸法(mm)面積(m²)64
四六判55kg
81.4
四六判70kg
104.7
四六判90kg
127.9
四六判110kg
209.3
四六判180kg
232.6
四六判200kg
A3297×4200.12478.0g10.2g13.1g16.0g26.1g29.0g
A4210×2970.06244.0g5.1g6.5g8.0g13.1g14.5g
A5148×2100.03112.0g2.5g3.3g4.0g6.5g7.2g
A6105×1480.01551.0g1.3g1.6g2.0g3.3g3.6g
B4257×3640.09356.0g7.6g9.8g12.0g19.6g21.8g
B5182×2570.04683.0g3.8g4.9g6.0g9.8g10.9g
B6128×1820.02331.5g1.9g2.4g3.0g4.9g5.4g
はがき100×1480.01480.9g1.2g1.5g1.9g3.1g3.4g
名刺55×910.00500.3g0.4g0.5g0.6g1.0g1.2g

列見出しの数字は坪量(g/m²)。市販のコピー用紙は64〜81.4g/m²に分かれるため、包装の「◯g/m²」または「四六判◯kg」の表示を見て列を選んでください。官製はがきは坪量209g/m²前後で1枚約3.1gです。

A4の枚数別 総重量

「A4を◯枚送る/運ぶと何gか」を1行で引ける表です。ダンボールやロッカーの重量制限、郵便の重量区分の目安に。

坪量1枚10枚50枚100枚200枚500枚1000枚2500枚
64 g/m²
四六判55kg
4.0g39.9g199.6g399.2g798.3g2.00kg3.99kg9.98kg
81.4 g/m²
四六判70kg
5.1g50.8g253.8g507.7g1.02kg2.54kg5.08kg12.69kg
104.7 g/m²
四六判90kg
6.5g65.3g326.5g653.0g1.31kg3.27kg6.53kg16.33kg
127.9 g/m²
四六判110kg
8.0g79.8g398.9g797.7g1.60kg3.99kg7.98kg19.94kg

紙のみの重量です。包装紙・ダンボール箱の重さは含みません。

郵便料金の重量判定(2024年10月改定後)

2024年10月1日の改定で、定形郵便物の「25g以内/50g以内」という2段階の区分は廃止され、50g以内110円の1区分になりました。25gを境に料金が上がるという古い前提で枚数を決めていると、実際より厳しく見積もることになります。

区分重量料金A4 64g/m²なら
封筒5g込み
A4 81.4g/m²なら
封筒5g込み
定形郵便物50g以内110円11枚まで(+長形3号封筒5g)8枚まで(+封筒5g)
定形外 規格内50g以内140円11枚まで8枚まで
定形外 規格内100g以内180円23枚まで18枚まで
定形外 規格内150g以内270円36枚まで28枚まで
定形外 規格内250g以内320円61枚まで48枚まで
定形外 規格内500g以内510円124枚まで97枚まで
定形外 規格内1kg以内750円249枚まで195枚まで
定形外 規格外50g以内260円
定形外 規格外100g以内290円
定形外 規格外150g以内390円
定形外 規格外250g以内450円
定形外 規格外500g以内660円
定形外 規格外1kg以内920円
定形外 規格外2kg以内1,350円
定形外 規格外4kg以内1,750円
通常はがきはがきの規格内85円往復はがきは170円
スマートレター1kg以内210円A5サイズ・厚さ2cm以内
レターパックライト4kg以内430円厚さ3cm以内
レターパックプラス4kg以内600円厚さ制限なし・対面受取

日本郵便の規格は、定形郵便物が「長さ14〜23.5cm・幅9〜12cmの長方形/厚さ1cmまで/重さ50gまで」、定形外の規格内が「長辺34cm以内・短辺25cm以内・厚さ3cm以内・重さ1kg以内」、規格外が「長辺60cm以内・長辺+短辺+厚さ90cm以内・重さ4kg以内」。ひとつでも超えると上の区分に上がります。A4を折らずに入れる角形2号封筒は定形外の規格内、A4を三つ折りにする長形3号封筒は定形です。出典:日本郵便「国内の料金表(手紙・はがき)」(2024年10月1日改定)

シーン別の使い方

印刷会社への発注

「四六判70kg」=坪量81.4g/m²=コピー用紙標準厚。発注時は原紙規格+連量数値をセットで指定。GSMだけで指定するとトラブルの元。

DM・チラシの郵送費計算

A4チラシ1枚(127.9g/m²)は約8g、長形3号封筒5gで合計13g。三つ折りにすれば定形50g以内110円で送れ、この坪量なら5枚まで入ります。折込枚数と郵送費を事前計算。

名刺・カードの厚み選び

標準名刺:坪量230g/m²前後で1.2g/枚。100枚で120g、500枚で600gが目安。厚めの高級名刺は256g/m²以上。

書籍・冊子の総重量計算

本文64ページ×A5サイズ×上質紙81.4g/m²=約162gの本文。表紙(157g/m²)+約20gで総重量約182g。書店送料計算に活用。

コピー用紙500枚(1冊)の重量

A4×500枚は坪量64g/m²で約2.0kg、81.4g/m²で約2.5kg。5冊入り1箱ならそれぞれ約10kg・約12.7kg。持ち運びや配送時の重量把握、ロッカー保管の重量制限確認に。

環境負荷計算(CO2)

コピー用紙1kg製造で約1.6kg-CO2排出。年間使用量から企業の環境負荷を試算、SDGs報告書・環境レポートに活用。

よくある勘違い

1. 連量数値だけで紙厚を判断

「70kg」と言われても、四六判70kgと菊判70kgでは坪量が違い、実際の紙厚も異なる。四六判70kg(81.4g/m²)と菊判70kg(117.3g/m²)は約4割も厚みが違う。

2. 坪量と厚みを同一視

坪量(g/m²)は重量、厚み(μm)は物理的な厚さで別物。同じ坪量でも密度が違えば厚みが変わる。上質紙とかさ高書籍紙は同坪量でも厚みが1.5倍違うことも。

3. 「コピー用紙は◯g」と一つの数字で覚える

コピー用紙の坪量は製品によって64g/m²(四六判55kg)から81.4g/m²(四六判70kg)まで幅があるため、A4 1枚は約4.0g〜約5.1g、500枚では約2.0kg〜約2.5kgと2割以上ずれる。手元の紙のパッケージに書かれた「g/m²」または「四六判◯kg」を確認してから表を引くこと。カラー印刷向けには90kg(104.7g/m²)以上が使われる。

4. 廃止された「定形25g以内」の区分で計算する

2024年10月1日の改定で定形郵便物は50g以内110円の1区分になり、25g/50gの2段階は廃止された。古い25g基準で「A4は4枚まで」と見積もると実際より少なく積むことになる(64g/m²なら封筒5g込みで11枚まで110円)。逆に封筒(角形2号約12g・長形3号約5g)の重さを忘れると区分を1つ読み違えるので、封筒込みで計算する。

5. GSMと連量の換算ミス

坪量→連量は原紙面積(四六判0.86m²)×坪量×1,000枚÷1,000で計算。原紙判別を間違えると数値が大きくズレる。特に個人発注ではA判・B判との混同注意。

6. ハガキの規格重量を軽く見積もる

官製はがき(100×148mm)は坪量約209g/m²で1枚約3.1g。市販の私製はがきも同等重量。定形2gと誤解しないよう注意。

7. 名刺のサイズ規格を無視

日本標準名刺は55×91mm。欧米は51×89mm、中国は54×90mm、韓国は50×90mmと国により微妙に異なる。国際名刺印刷では規格違いに注意。

参考リンク・公的資料

本ツールは坪量(g/m²)に基づく紙の重量計算です。実際の紙製品は密度・湿度・製造ロットにより±3%程度の誤差が生じます。郵便料金は日本郵便の公式料金体系(2024年10月改定)に基づき記載していますが、料金改定の可能性があるため日本郵便公式サイトで最新料金をご確認ください。印刷会社への発注時は原紙規格(四六判・菊判・A判・B判)と連量数値をセットで指定し、紙質サンプルを取り寄せて実物確認することを推奨します。

よくある質問(FAQ)

A4コピー用紙1枚の重さは?

坪量によって変わります。64g/m²(四六判55kg)なら約4.0g、81.4g/m²(四六判70kg)なら約5.1g。500枚(1冊)ではそれぞれ約2.0kg・約2.5kgです。A4の面積は0.210×0.297=0.06237m²なので、坪量(g/m²)に0.06237を掛ければ1枚の重さが出ます。カラー印刷向けの厚め(90kg=104.7g/m²)なら約6.5g。

A4を10枚・100枚・200枚だと何gですか?

坪量64g/m²なら10枚で約40g、100枚で約399g、200枚で約798g。坪量81.4g/m²なら10枚で約51g、100枚で約508g、200枚で約1.02kg。A4の枚数別 総重量の表に1〜2,500枚まで載せています。

連量と坪量の違いは?

坪量(g/m²、GSM)は1m²あたりの重量、連量(kg)は原紙1,000枚の総重量。同じ坪量でも原紙規格(四六判・菊判・A判・B判)が違うと連量数値が変わる。印刷業界は連量、国際標準は坪量で表記。

四六判70kgと菊判70kgの違い

四六判70kg=坪量81.4g/m²=コピー用紙標準、菊判70kg=坪量117.3g/m²=厚めのチラシ用紙相当。数値は同じでも紙厚は約1.4倍差があるため、発注時は原紙規格必須。

チラシA4片面の重量は?

標準チラシ用紙(コート紙127.9g/m²、四六判110kg)のA4サイズは約8.0g。三つ折りにすれば定形郵便50g以内110円に5枚まで入る(+長形3号封筒5g)。厚めのカタログ用紙(157g/m²)なら約9.8g。

はがき1枚の重さは?

官製はがき・私製はがき共に坪量約209g/m²で1枚約3.1g。年賀状500枚で約1.5kg、1,000枚で約3kgが目安。DM大量発送時の重量把握に。

名刺100枚の重量は?

標準名刺(230g/m²)は1枚約1.2g、100枚で約120g、500枚で約600g。厚めの高級名刺(256g/m²)は1枚1.3g、100枚で130g。名刺入れに100枚入れると約150g。

コピー用紙とプリンター用紙の違い

基本的に同じ。コピー用紙=非塗工の白色印刷用紙、プリンター用紙=インクジェット/レーザー対応の高白色度紙。坪量64-105g/m²が主流で、写真印刷用は170-260g/m²の光沢紙。

環境配慮紙の選び方

1. 再生紙(古紙配合率50%以上)、2. FSC認証紙(責任ある森林管理)、3. PEFC認証紙、4. エコマーク認定品、5. 低炭素CO2削減紙。企業のSDGs・環境レポートに反映。

厚めの紙の坪量目安

チラシ:127-157g/m²、パンフレット表紙:157-209g/m²、名刺:232-256g/m²、ポストカード:209g/m²、賞状用紙:128-186g/m²が一般的な目安。

紙の厚み(μm)と坪量の関係

坪量が同じでも密度により厚みが変わる。上質紙は密度0.75g/cm³で坪量81.4g/m²=約110μm(0.11mm)。かさ高書籍用紙は密度0.5g/cm³で同坪量でも厚み165μmと大きく異なる。

110円の定形郵便に、A4は何枚まで入りますか?

定形郵便物は2024年10月1日改定で50g以内110円の1区分になりました。長形3号封筒(約5g)に三つ折りで入れる前提なら、A4コピー用紙は坪量64g/m²で11枚、81.4g/m²で8枚、チラシ用紙127.9g/m²で5枚まで。ただし定形は厚さ1cm以内という制限もあるため、枚数が多いときは厚さも確認してください。

大量印刷時の紙重量計算

坪量×面積×枚数で総重量計算。A4チラシ10,000枚(コート紙127.9)は約80kg、荷造重量+梱包で90-100kg。運搬や倉庫保管の重量計画に活用。