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複利計算機|元本一括/毎月積立、年複利・月複利を切替で比較できる無料シミュレーター

元本・年利・期間を入力するだけで、複利で増えた将来価値・利息総額・実質利回りを即時計算します。「元本を一括で運用」と「毎月一定額を積立」の2モードに対応し、NISA・iDeCo・つみたて投資のシミュレーションが一気通貫で完了。年複利/月複利の差も見える化します。

最終更新:2026年4月29日/監修:計算ツールズ編集部

複利計算ツール

現実的な目安:銀行預金0.001〜0.5%、米国S&P500長期平均7〜8%、世界株式インデックス5〜7%。

複利の仕組み

複利とは、利息にも利息がつく運用方法。1年目に得た利息を翌年の元本に加えて運用するため、年数が経つほど雪だるま式に資産が増えます。同じ100万円を年5%で運用しても、単利なら30年後に250万円、複利なら約432万円と1.7倍以上の差。これが「時間と複利は最強の味方」と言われる理由です。

複利の効果を端的に表すのが72の法則:「72 ÷ 年利」で、元本が2倍になる年数を概算できます。年利6%なら12年、年利8%なら9年で2倍。逆にインフレで物価が2倍になる年数も同じ式で計算できます(年2%なら36年)。

計算式

元本一括の複利

将来価値 FV = P × (1 + r/n)n×t

  • P:元本
  • r:年利(小数。5%なら0.05)
  • n:年間の複利回数(年複利1、月複利12、日次365)
  • t:運用年数

毎月積立の複利(年金終価係数)

将来価値 FV = M × ((1 + r/12)12×t − 1) ÷ (r/12)

  • M:毎月の積立額
  • r:年利
  • t:積立年数

毎月積立は元本一括と違い、後から入れた資金は運用期間が短くなるため、同じ平均的な投入額でも将来価値は元本一括に比べて約半分〜2/3になります。逆に元本がない若い時期から積立を始める意義が大きいのは、時間を味方につけて単位時間あたりの複利効果を最大化できるため。

利回り別 30年後の将来価値(元本100万円)

年利10年後20年後30年後40年後

ケーススタディ

① つみたてNISA:毎月3.3万円 × 年5% × 20年

将来価値:万円。投資元本792万円に対し運用益は約560万円。NISA口座なら運用益はすべて非課税で、特定口座(税率20.315%)に比べて約114万円の手取り差。

② iDeCo:毎月2.3万円 × 年5% × 30年

将来価値:万円。投資元本828万円。さらに拠出時の所得控除で年収500万円なら年8万円の節税が30年で累計240万円のリターン上乗せ。

③ 退職金一括運用:1500万円 × 年4% × 20年

将来価値:万円。元本1500万円が約3,287万円に。老後資金の取り崩し前に複利を効かせる「つなぎ運用」の典型例。

④ S&P500長期:100万円 × 年8% × 40年

将来価値:万円。元本100万円が約2,172万円に。米国株の歴史的平均(約7〜10%)で40年運用した場合の理論値。20代から始めれば60代までで20倍超のレバレッジが時間で生まれる。

⑤ 銀行預金:100万円 × 年0.001% × 30年

将来価値:万円。30年で約30円のリターン。インフレ年2%を加味すると実質的に45万円分の購買力が目減り。「複利の魔法」も金利がほぼ0だと働かない。

よくある質問(FAQ)

72の法則とは何ですか?

「72 ÷ 年利(%)」で、元本が2倍になる年数を概算できる経験則。年利6%なら72÷6=12年で2倍、年利4%なら18年。複利を直感的に把握する万能ツールで、投資判断やインフレ予測の暗算にも使えます。

年複利と月複利でどれくらい差が出ますか?

年利5%・期間30年・元本100万円で、年複利は432万円、月複利は約447万円と15万円の差。利率と期間が大きくなるほど差は広がりますが、現実の投資信託は基準価額が日々変動する「実質的な日次複利」のため、月複利が標準的な仮定です。

NISAとiDeCoはどちらが得?

NISAは運用益が非課税でいつでも引き出せる柔軟性、iDeCoは拠出時の所得控除+運用益非課税+受取時の退職所得控除/公的年金等控除の三段重ねメリットだが60歳まで引き出せない。会社員・所得が高い人はiDeCo優先、流動性が必要な若年層はつみたてNISA優先が定石。両方併用が最強。

毎月積立と一括投資、どちらがリターン大?

長期トレンドが上昇相場なら、運用期間が長い一括投資のほうが期待リターンは高い。ただし高値掴みリスクが大きい。毎月積立(ドルコスト平均法)は購入単価を平準化してリスクを下げる代わりに、リターンも期待値ベースで一括より低くなる。「資金が手元にある場合」「収入から積立する場合」で使い分けるのが現実的。

インフレを考慮した実質リターンは?

年利5%で運用してもインフレ年2%なら実質リターンは約3%。長期投資ではインフレ率を引いた「実質利回り」で考えるのが正しく、日本の歴代CPI平均(年0〜2%)を差し引いた値が最終的に手元に残る購買力になります。

毎月積立額の目安はいくら?

家計の手取り月収の10〜20%が目安。手取り30万円なら3〜6万円。新NISAの非課税枠(年360万=月30万)はかなり大きいため、無理に上限まで埋める必要はなく、生活防衛資金(生活費6か月分)を確保した上で余剰を積立に回すのが鉄則。

元本割れリスクはどう考える?

長期分散積立で20年以上保有すれば、過去データ上は世界株式インデックスの元本割れ確率はほぼゼロ。短期では3割下落も普通に起こるため、暴落時に積立を止めない・むしろ追加投入できる手元キャッシュを残すことが、複利を切らさない最大のコツ。

年利は何%を想定するのが現実的?

世界株式インデックス(オルカン・S&P500など)の長期平均は年5〜8%。保守的にシミュレーションするなら4〜5%、強気なら7%。当ツールは年利5%を初期値にしていますが、ご自身のリスク許容度に応じて変えてください。

毎年の利益確定(リバランス)は複利を阻害しますか?

NISA・iDeCoでは利益確定しても税金がかからないため複利は途切れません。特定口座では譲渡益税20.315%が引かれるため、複利を最大化するなら売らずに放置(バイ&ホールド)が原則。リバランスはアセットアロケーション維持のため必要に応じて。

複利計算と単利計算はどう違いますか?

単利は元本に対してのみ利息がつく方式。100万円・年5%・30年なら単利は250万円、複利は432万円と182万円の差。普通預金や個人向け国債は単利が多く、投資信託・株式・不動産は複利的(再投資すれば)。複利を享受するには「分配金は再投資」「売却益は再投資」が必須条件です。

出典・参考資料

※当ツールは概算用。実際の投資成果は市場変動により上下します。NISA/iDeCoの最新制度は金融庁・iDeCo公式の情報をご確認ください。