鉄筋重量 D10-D51(JIS G 3112)
異形鉄筋D10-D51の呼び名別単位重量と、本数×長さから総重量を即算出。RC構造・基礎工事・鉄筋積算に。JIS G 3112準拠。
鉄筋重量 D10-D51(JIS G 3112)ツール
鉄筋の単位重量
JIS G 3112「鉄筋コンクリート用棒鋼」に規定
総重量(kg) = 単位重量(kg/m) × 長さ(m) × 本数
異形鉄筋(SD295A/SD345)は呼び名(D+数字)で公称直径・単位重量が規定されています。D10=0.560kg/m、D13=0.995kg/m、D22=3.04kg/m。搬入計画・積算・鉄筋工の労務手配、すべてに使う日常計算。
異形鉄筋 呼び名別データ(JIS G 3112)
| 呼び名 | 公称直径 | 公称断面積 | 単位重量 |
|---|---|---|---|
| D10 | 9.53mm | 71.33mm² | 0.560 kg/m |
| D13 | 12.7mm | 126.7mm² | 0.995 kg/m |
| D16 | 15.9mm | 198.6mm² | 1.56 kg/m |
| D19 | 19.1mm | 286.5mm² | 2.25 kg/m |
| D22 | 22.2mm | 387.1mm² | 3.04 kg/m |
| D25 | 25.4mm | 506.7mm² | 3.98 kg/m |
| D29 | 28.6mm | 642.4mm² | 5.04 kg/m |
| D32 | 31.8mm | 794.2mm² | 6.23 kg/m |
| D35 | 34.9mm | 956.6mm² | 7.51 kg/m |
| D38 | 38.1mm | 1140mm² | 8.95 kg/m |
| D41 | 41.3mm | 1340mm² | 10.5 kg/m |
| D51 | 50.8mm | 2027mm² | 15.9 kg/m |
鉄筋重量 D10-D51(JIS G 3112)の詳しい解説
異形鉄筋(SD295A/SD345/SD390/SD490)はJIS G 3112「鉄筋コンクリート用棒鋼」で規定されており、呼び名(D+数字)で公称直径・公称断面積・単位重量が定められています。D10=直径9.53mm(0.560kg/m)、D22=22.2mm(3.04kg/m)、D51=50.8mm(15.9kg/m)。呼び名が実直径と2-3mm違うのは、リブ(節)を含む外径基準ではなく、内部鋼芯の公称直径で規格化されているためです。
実務では鉄筋工事の見積りは重量(トン)ベースが慣行。市中単価は生鉄筋130-160円/kg、加工組立費が同額程度で、施工完了ベースで250-350円/kg=25-35万円/トンが目安。基礎工事の鉄筋重量は建物延床の30-80kg/㎡、RC造上棟までで100-150kg/㎡が住宅・小規模ビルの実績値です。
搬入計画では10トントラック1台に約8-9トンの鉄筋(4-5m材で1500-2000本、あるいは10-12m材で300-500本)。加工場での曲げ加工・スターラップ組立・現場搬入の段取り、クレーン揚重の吊り重量(150-300kg/束)まで含めた全体計画が現場管理の要となります。
業界・現場での使い方
RC構造設計・積算
構造計算書に基づく鉄筋数量拾い→重量集計→見積り。設計事務所・ゼネコン積算部門。
鉄筋加工場・現場搬入
定尺(3.5/4/5/6/8/10/12m)からの切断・曲げ加工計画、束重量計算、クレーン揚重段取り。
工務店・住宅基礎工事
布基礎・ベタ基礎の主筋・スターラップの重量計算。地盤改良・べた基礎で30-50kg/m²目安。
よくある間違い・注意点
- 呼び名の直径をそのまま使う — D22=22mmではなく22.2mm。外径ではなく公称直径。JIS G 3112表から正確値を使う。
- 単位重量を丸めすぎる — D13=1.0kg/mと丸めると2%誤差=1トン材料で20kg差。積算では小数点3位まで使う。
- 継手・定着長を含めず計算 — 継手長(40D)・定着長(35-40D)分を含めた実長で計算。設計図面上の中心線長より10-30%長い。
関連する規格・法規
- 鉄筋コンクリート用棒鋼 — 呼び名・公称断面積・単位重量規定。
- 鉄筋コンクリート用再生棒鋼 — リサイクル鋼材規格。
- 日本建築学会 コンクリート工事標準仕様書 — 鉄筋工事基準。
※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。
よくある質問(FAQ)
D13の鉄筋4mを100本発注すると何kg?
398kg (0.995 × 4 × 100)。市中価格で6-10万円。
鉄筋の単価は?
2026年市中: 生鉄筋130-160円/kg、加工組立込250-350円/kg。市況変動大。
SD295とSD345の違いは?
降伏強度295N/mm² vs 345N/mm²。SD295は小径(D10-D19)、SD345は主筋(D22以上)に多用。
継手・定着長を含めた実長は?
継手長40D、定着長35-40D(標準)。設計図面の中心線長×1.1-1.3が実長目安。
鉄筋の定尺(定価長)は?
3.5/4/4.5/5/5.5/6/7/8/10/12m。加工場で必要長にカット・曲げ。