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コンクリートFc水セメント比設計

設計基準強度Fc・水セメント比

設計基準強度Fc・スランプから水セメント比・単位セメント量・単位水量を即算出。生コン発注・配合設計に。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

設計基準強度Fc・水セメント比ツール

Fcと水セメント比

W/C ≒ 90 − 1.4×Fc (%)

設計基準強度Fc(呼び強度)が高いほど水セメント比を下げる必要あり。Fc21=60%、Fc30=48%、Fc60=32%が目安。単位水量は140+スランプ×1.5で概算(mm)。JASS 5「建築工事標準仕様書 コンクリート工事」準拠。

Fc別 標準配合(スランプ18cm)

FcW/Cセメント用途
Fc1865%260kg/m³基礎・土間
Fc2160%282一般構造
Fc2456%303住宅・低層
Fc2752%325中層マンション
Fc3048%352高層マンション
Fc3642%402免震・高強度
Fc6032%528超高強度

設計基準強度Fc・水セメント比の詳しい解説

コンクリート強度は水セメント比(W/C)で決まるのが基本原理。W/C を下げるほど強度上昇するが、施工性(スランプ)悪化・コスト増のトレードオフ。Fc24で W/C=56%が住宅の標準、Fc60超では W/C=32%以下の超高強度コンクリートで、混和剤(高性能AE減水剤)必須。

実務では「呼び強度-スランプ-粗骨材最大寸法」の3要素で発注。例:「24-18-20N」は Fc24・スランプ18cm・粗骨材20mm。生コン工場のプラント能力・季節(夏冬)・運搬時間・施工性を総合判断して配合を確定します。

業界・現場での使い方

建築構造設計

構造計算からFc決定、生コン発注仕様。

土木・道路工事

舗装・橋梁・トンネル用高耐久コン設計。

プレキャストコン工場

工場製品の高強度・早強配合設計。

よくある間違い・注意点

  • スランプ増で強度低下無視 — 水を増やすと強度激減。混和剤で流動性確保。
  • 外気温を無視した配合 — 夏場は硬化早く、冬場は遅く、季節配合が必須。
  • 粗骨材最大寸法の混同 — 20mmと25mmで施工性・強度異なる。図面指定を確認。

関連する規格・法規

  • JASS 5 建築工事標準仕様書 コンクリート工事
  • JIS A 5308 レディーミクストコンクリート

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

Fc24の水セメント比は?

56%。W/C=90-1.4×24。

スランプの意味は?

コンクリートの流動性指標。cm単位。低いほど硬く、高いほど流動的。

高強度コンとは?

Fc36以上。混和剤で施工性確保、超高層建築に使用。

季節配合の違いは?

夏配合(遅延剤)・冬配合(促進剤)。工事期間で使い分け。