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単位料理計量レシピ

大さじ小さじml変換 計算ツール|料理計量スプーン・カップの正確な換算

日本の家庭料理・レシピで頻用する大さじ(15ml)・小さじ(5ml)・カップ(200ml)の相互換算を瞬時に。海外レシピで使う米国 tablespoon(14.79ml)・cup(240ml)、英国 tablespoon(17.76ml)・cup(250ml)との差、砂糖・塩・味噌・小麦粉・油など食材別のg換算表まで、農林水産省・独立行政法人食品総合研究所の公的データに基づき解説します。

最終更新:2026-08-05/監修:計算ツールズ編集部

大さじ・小さじ・ml 計算機

計算式と単位の定義

日本の家庭料理での基本

1大さじ = 15 ml = 3小さじ
1小さじ = 5 ml
1カップ = 200 ml(日本)
1合 = 180 ml(米・日本酒などの尺貫法)

この定義は農林水産省・独立行政法人食品総合研究所(現・農研機構食品研究部門)が長年推奨してきた日本標準で、家庭用計量スプーン・計量カップに準じています。JIS S 2033「調理用計量器」でも大さじ15ml・小さじ5ml・カップ200mlが規定されています。

海外レシピを日本の器具で計量する場合

米国 tablespoon = 14.79 ml(≒15ml、実質同じ)
米国 teaspoon = 4.93 ml(≒5ml)
米国 cup = 240 ml(日本のカップより1.2倍)
英国 tablespoon = 17.76 ml(日本より約2ml多い)
英国 cup = 250 ml(日本の1.25倍)

米国のtablespoon・teaspoonは日本とほぼ同じで、日本の器具でそのまま代用可能です。ただしcup(カップ)は40〜50ml違うため要注意。英国はtablespoon・cupともに大きい方向にズレます。オーストラリアはtablespoonが20ml(4tsp)で世界最大。

ccとmlの関係

1 cc = 1 ml = 1 立方センチメートル(cm³)

ccとmlは完全に等しい単位です。医療現場・調理器具では今もccが使われますが、SI単位系ではmlが正式表記。レシピ本での「大さじ1杯(15cc)」は「15ml」と同じ意味。

国別の計量スプーン・カップ差

国・地域tsp(小さじ)tbsp(大さじ)cup(カップ)
日本(JIS S 2033)5 ml15 ml(=3tsp)200 ml
米国4.93 ml14.79 ml(=3tsp)240 ml
英国(Imperial)5.92 ml17.76 ml(=3tsp)250 ml
オーストラリア5 ml20 ml(=4tsp)250 ml
ニュージーランド5 ml15 ml250 ml
カナダ5 ml15 ml250 ml
欧州(メトリック)5 ml15 ml250 ml

日本人が海外の英語レシピを見るとき最も間違えやすいのがカップとオーストラリアtbsp。米国レシピの「1 cup」を日本のカップ(200ml)で作ると2割少なくなります。オーストラリアレシピの「tablespoon」を15mlで作ると量が3分の2程度になります。

食材別ml→g換算表

計量スプーン1杯の食材重量は、密度と粒度(パラつき)により変わります。以下は農林水産省・独立行政法人食品総合研究所公表値に近い代表的な換算値です。

食材小さじ1(5ml)大さじ1(15ml)カップ1(200ml)
5 g15 g200 g
牛乳5 g15 g210 g
上白糖3 g9 g130 g
グラニュー糖4 g12 g180 g
粉砂糖3 g9 g100 g
塩(食塩)6 g18 g240 g
塩(あら塩)5 g15 g180 g
味噌6 g18 g230 g
醤油6 g18 g230 g
みりん6 g18 g230 g
料理酒5 g15 g200 g
油(サラダ油)4 g12 g180 g
バター4 g12 g180 g
マヨネーズ4 g12 g190 g
ケチャップ5 g15 g230 g
ソース(中濃)6 g17 g230 g
薄力粉3 g9 g110 g
強力粉3 g9 g110 g
片栗粉3 g9 g130 g
コーンスターチ2 g6 g100 g
ベーキングパウダー4 g12 g150 g
パン粉(生)1 g3 g40 g
パン粉(乾燥)1 g4 g45 g
すりごま2 g6 g80 g
いりごま2 g6 g80 g
粉チーズ2 g6 g90 g
ココアパウダー2 g6 g90 g
抹茶2 g6 g90 g
米(白米・炊く前)170 g(=約1合)
米(炊いた後)200 g
粉ゼラチン3 g9 g140 g
はちみつ7 g21 g280 g
ジャム7 g21 g250 g
ヨーグルト5 g15 g210 g

レシピ換算の実践

米国レシピの「1 cup 小麦粉」を日本の器具で作る

米国cup=240ml、日本カップ=200mlなので、米国1 cup ≒ 日本の1.2カップ。1カップと大さじ2.7杯(40ml分)を追加すれば同量。または単純に日本のカップで1.2杯すくえばOK。薄力粉100gなら日本のカップ約0.9杯分。

「塩ひとつまみ」「少々」の目安

調理用語では「ひとつまみ = 親指・人差し指・中指の3本でつまむ量 ≒ 小さじ1/8 ≒ 0.5〜1g」「少々 = 親指・人差し指の2本でつまむ量 ≒ 小さじ1/16 ≒ 0.3g」。厳密さが必要な塩は計量スプーンで測るのが確実。

減塩と大さじ換算

塩1g減 ≒ 醤油 小さじ1弱(6g中1g塩分)。醤油大さじ1(18g)には約2.6gの塩分、味噌大さじ1(18g)には約2.2gの塩分。日本の食塩摂取目標(成人男性7.5g/日・女性6.5g/日、厚労省2025年版食事摂取基準)から逆算すると、味噌汁1杯で1g塩分程度が目安。

正確に計量するコツ

粉モノは「すりきり」が原則

山盛りではなく、大さじの背でスプーンを平らにならして計量。同じ小麦粉小さじ1でも山盛り/すりきりで1.5倍以上変わることが多い。パン・お菓子は特に重要。

液体は水平で目線をあてる

大さじで液体を測るときは器を水平に、目線をスプーン縁と同じ高さに。斜めから見ると1〜2mlズレやすい。

味噌・マヨネーズは「山盛り」で測る

粘度の高い調味料はすりきりでは空気が入りやすい。少し山盛りで、後で押さえて空気を抜くと正確。

電子スケール併用がベスト

1g刻みのデジタルスケールを併用すると、粉モノ・調味料の量が確実。特に製菓・パン作り・減塩調理では、mlよりgで測る方が再現性が高い。

塩は「精製塩」と「あら塩」で1.3倍差

精製塩(食塩)は密度1.2g/ml、あら塩は0.9g/ml前後で30%差。同じ大さじ1でも塩分量が違うため、レシピの塩の種類は確認する。

小分けカップに移し替えて計量

大袋・ボトルから直接スプーンですくうと、液体は縁からこぼれ、粉は密になりやすい。小分けのカップに移してから計量すると誤差減。

シーン別の使い方

海外レシピの分量再現

米国「1 cup 砂糖」なら240ml×0.85(砂糖の密度)=約200g。日本カップ1杯(130g上白糖)ではなく、200gの上白糖を投入。海外レシピの成功率が大きく上がります。

減塩調理での塩分計算

味噌汁の味噌大さじ1(2.2g塩分)、醤油大さじ1(2.6g塩分)を認識し、1日6.5〜7.5gの塩分目標から逆算。加工食品の塩分と合わせた総量管理が高血圧予防の基本。

製菓・パン作りの再現性向上

粉モノは体積(ml)より重量(g)。カップ計量が主流の米国レシピを日本で作る場合、g換算した方が失敗が減る。特にパンは水分率±5%で仕上がりが劇的に変わる。

離乳食・介護食の栄養管理

離乳食初期のペースト量、介護食のとろみ剤(片栗粉)の分量は小さじ・大さじで指導されるが、体重当たりg換算で栄養管理する方が精密。管理栄養士の食事計画にも活用。

フレーバー水・ドリンクの調合

プロテインシェイクや自家製スポドリはml→g換算で栄養素を正確に把握。粉プロテイン付属スプーンとgスケール併用で、飲むたびに同じ品質を維持できます。

ふるさと納税の返礼品調味料

ふるさと納税でよく届く高級調味料(特級醤油・味噌等)を日常レシピで使う際、小さじ・大さじ・カップの換算で消費計画を立てる。ふるさと納税シミュと併用。

よくある間違い・注意点

  • 米国「1 cup」を日本カップ1杯で作る — 米国cup 240ml、日本カップ 200ml。20%少なくなり、パン・お菓子は膨らみ不足、料理は水分不足で失敗しやすい。米国レシピは1.2倍して。
  • オーストラリア tablespoon を15mlと勘違い — 豪州のtablespoonは20ml(=4tsp)で日本より33%多い。豪州レシピの大さじ1を15mlで作ると量が3/4になり、味と質感が変わります。
  • 粉モノを山盛りで測る — 塩・砂糖・小麦粉は山盛りとすりきりで1.3〜1.5倍差。「大さじ1」はすりきりが原則。バターも同様、山にせず表面を平らに。
  • ccとmlを別単位と考える — cc=ml=cm³で完全に等しい。医療現場・古い調理器具でccが使われるが、換算不要でそのままml扱いにできる。
  • 塩の種類による差を無視 — 精製塩(食塩)1.2g/mlとあら塩0.9g/mlで30%差。減塩調理・血圧管理では塩の種類の統一が必須。
  • 米カップの「1合」を200mlと混同 — 米の「1合」は180mlで、日本カップ(200ml)とは違う。炊飯器付属の米カップは180ml仕様が標準。
  • 粘度の高い調味料をすりきりで測る — マヨネーズ・味噌・ジャムはすりきりだと空気を巻き込み過小計量になりやすい。少し山盛りで空気を押し出してから測る。

関連する規格・指針

  • JIS S 2033「調理用計量器」 ― 日本の家庭用計量スプーン・計量カップの寸法・容量規格。大さじ15ml・小さじ5ml・カップ200mlの根拠。
  • 日本食品標準成分表(八訂) ― 文部科学省。食材のg当たり栄養素データを掲載。レシピ栄養計算の基礎値。
  • 日本人の食事摂取基準(2025年版) ― 厚生労働省。塩分・炭水化物・脂質等のエネルギー・栄養素の目安摂取量。
  • 食品表示法・食品表示基準 ― 消費者庁。加工食品のグラム表示・栄養成分表示の統一ルール。
  • 米国 FDA 21 CFR §101.9 ― 米国の食品栄養表示規則。tablespoon=15mlと定義(パッケージ表示上、実測4.93mlと近似)。
  • Codex Alimentarius(食品規格) ― FAO/WHO合同食品規格委員会。国際基準として体積単位ml・容量Lを推奨。

参考文献・公的資料

※本ページの食材別g換算値は代表値で、産地・銘柄・粒度・水分率で±10〜20%程度の差があります。特にお菓子・パン等の再現性を重視する調理では、体積(ml)より重量(g)で計量することを推奨します。特定疾病(高血圧・糖尿病・腎疾患等)の食事療法では、医師・管理栄養士の指導に従って個別の目標値をご確認ください。

よくある質問(FAQ)

大さじ・小さじは何ml?

日本標準は大さじ15ml・小さじ5ml(=大さじ1=小さじ3)。JIS S 2033「調理用計量器」で規定されており、家庭用計量スプーンの表記もこれに準じます。米国tbsp=14.79ml、米国tsp=4.93mlでほぼ同じ、英国はやや大きい。

1カップは何ml?

日本は200ml、米国240ml、英国・欧州250ml、オーストラリア250ml。米国レシピの「1 cup」を日本カップで作ると2割少なくなるため、1.2杯すくうか、40ml追加してください。

ccとmlは同じ?

完全に同じです。1 cc = 1 ml = 1 cm³。医療現場や古いレシピ本ではccが使われることがありますが、換算不要でそのままml扱いにできます。

米国と英国のtablespoonの違いは?

米国tablespoon=14.79ml、英国tablespoon=17.76mlで英国の方が20%大きい。英国レシピを日本の器具で作るときは、大さじ1を大さじ1と小さじ0.5(=17.5ml)に置き換えると近似できます。

オーストラリアの大さじは20ml?

はい、豪州のtablespoon=20ml(=4tsp)で世界最大。豪州レシピの大さじ1を日本の15mlで作ると3/4になり、味・食感が変わります。

米1合は何ml?

米・日本酒などの「1合」は180ml(尺貫法)。日本カップ(200ml)とは違います。炊飯器付属の米カップは180ml仕様。白米1合=約150g、炊きあがり約330g。

塩大さじ1は何g?

食塩(精製塩)なら約18g、あら塩なら約15g。塩の種類で密度が違うため、減塩調理では塩の種類の統一と、gスケールでの計量が確実です。

味噌・醤油大さじ1の塩分は?

味噌大さじ1(18g)≈塩分2.2g、醤油大さじ1(18g)≈塩分2.6g(濃口)。減塩醤油なら塩分半分程度。厚労省の1日塩分目標(男性7.5g/女性6.5g)から逆算すると、味噌汁1杯で1g程度が目安。

小麦粉大さじ1は何g?

薄力粉・強力粉ともに約9g(すりきり)。山盛りなら12〜13gまで増えます。パン・お菓子は特に体積より重量(g)で計量する方が失敗しにくい。

「ひとつまみ」「少々」は何g?

「ひとつまみ」=親指・人差し指・中指でつまむ量≒小さじ1/8≒0.5〜1g、「少々」=親指・人差し指の2本≒小さじ1/16≒0.3g。個人差が大きく厳密さが必要な塩は計量スプーンで測るのが確実。

電子スケール vs 計量スプーンどちらが正確?

再現性重視ならgのデジタルスケール(1g刻み)が確実。特にパン・お菓子は水分率で仕上がりが劇的に変わるため、体積(ml)より重量(g)で管理。日常の料理はスプーン・カップで十分。

粘度の高い調味料の計量のコツは?

マヨネーズ・味噌・ジャムはすりきりだと空気を巻き込み過小計量になりやすい。少し山盛りにしてから、スプーンの背で押さえて空気を抜くと正確です。または電子スケールでg計量が確実。