インフォメーションレシオ計算機|α÷TEで運用効率を測定
インフォメーションレシオ(IR)を計算する無料電卓。超過リターン・トラッキングエラーから、ベンチマークに対する運用効率を瞬時算出。
インフォメーションレシオツール
インフォメーションレシオとは
インフォメーションレシオ(IR)はアクティブファンドの「ベンチマーク超過運用効率」を測る指標。シャープレシオの「無リスク金利」を「ベンチマーク(インデックス)」に置き換え、リスクを「トラッキングエラー(ベンチマークからの乖離度)」で測ります。アクティブ運用の実力評価に最も使われる指標で、機関投資家・年金基金がアクティブマネージャー選定で重視。
計算式と考え方
IR = (ファンドリターン − ベンチマークリターン) ÷ トラッキングエラー
分子は超過リターン(α)、分母はTE(超過リターンの標準偏差)。「ベンチマークから外れるリスクを取った見返り」を測る。0.5以上ならアクティブ運用の意義あり。
計算例
- α=2%・TE=4% → 2÷4=0.50 → 優秀
- α=3%・TE=2% → 3÷2=1.50 → 非常に優秀(高効率)
- α=1%・TE=5% → 1÷5=0.20 → 平均以下
早見表・基準値
| IR | 評価 | 解釈 |
|---|---|---|
| 1.0以上 | 非常に優秀 | TOP1%レベル。希少 |
| 0.5〜1.0 | 優秀 | 機関投資家採用基準 |
| 0.25〜0.5 | 良好 | アクティブ運用の意義あり |
| 0〜0.25 | 平均 | コスト次第でインデックスが優位 |
| マイナス | 不適 | 解約検討 |
注意点・落とし穴
- 過去5年以上の長期データでないと信頼性低い。
- 市場下落時の防御力はIRに反映されにくい。
- ベンチマークが商品にマッチしているか確認必須。
- TEが極端に小さいと分母0付近で発散しやすい。
関連用語
- TE
- Tracking Error。ベンチマーク超過リターンの標準偏差
- α
- ベンチマークに対する超過リターン
- アクティブシェア
- インデックスとの乖離度。IR×αの解釈に補助
- IRR
- 内部収益率。本指標とは無関係
よくある質問(FAQ)
IRと α の違いは?
α は超過量、IR は効率。α=3%でもTEが大きければIR低い。
機関投資家の採用基準は?
IR≥0.5が一般的。年金基金で0.4-0.5以上要求。
インデックス運用のIRは?
0付近。経費率分ほぼ0近傍にとどまる。
TEはどう計算?
超過リターン(ファンド−ベンチ)の年率標準偏差。月次データから算出。
IRが負の場合は?
ベンチマークに継続的に負けている。インデックスファンドへの切替検討。
シャープレシオと両方見るべき?
用途次第。アクティブ評価ならIR、リスク全体評価ならシャープ。