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相続税基礎控除配偶者軽減小規模宅地二次相続生前贈与

相続税シミュレーション

遺産総額と相続人構成から相続税を計算。配偶者軽減(1.6億)+小規模宅地(80%減)+法定相続分計算+二次相続対応。人生100年時代の相続対策シミュレーターです。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

相続税シミュレーションツール

相続税の基礎控除

基礎控除 = 3,000万円 + 600万円 × 法定相続人数

相続人1人=3600万、2人=4200万、3人=4800万、4人=5400万。この範囲内なら相続税ゼロ

相続税率(2015年以降・累進)

1000万以下:10% / 3000万:15% / 5000万:20% / 1億:30% / 2億:40% / 3億:45% / 6億:50% / 6億超:55%

配偶者の税額軽減

配偶者の相続額が「法定相続分 or 1.6億円のいずれか大きい方」まで非課税

配偶者を優先させるほど一次相続の税負担は激減するが、二次相続で子への課税が増加する構造。

小規模宅地等の特例

自宅・事業用宅地の評価額を最大80%減額可能。土地相続の主要節税策。

相続税率表(2015年以降)

取得金額税率控除額
1,000万円以下10%-
1,000-3,000万円15%50万
3,000-5,000万円20%200万
5,000万-1億円30%700万
1-2億円40%1,700万
2-3億円45%2,700万
3-6億円50%4,200万
6億円超55%7,200万

法定相続人+基礎控除

相続人構成人数基礎控除
配偶者のみ1人3,600万円
配偶者+子1人2人4,200万円
配偶者+子2人3人4,800万円
配偶者+子3人4人5,400万円
子2人(配偶者なし)2人4,200万円

遺産1億円+配偶者+子2人 モデルケース

分配ケース一次相続税二次相続税合計
配偶者100%取得0円約770万約770万
配偶者50%+子25%×2約315万約80万約395万
子100%(配偶者0%)約630万0約630万

※国税庁「相続税の計算」に基づく試算。実際は特例や個別事情で変動。税理士相談推奨。

相続税シミュレーションの詳しい解説

2015年の相続税改正で基礎控除が「5000万+1000万×人数」から「3000万+600万×人数」に縮小され、課税対象者は約2倍に。一般家庭でも相続税対策が身近な問題になっています。

相続税がかかる人の割合

2015年改正前は約4%、改正後は約9%(全国平均・国税庁2022)。首都圏では約15-20%が課税対象で、都市部の一戸建て+預貯金があれば十分該当する水準。

配偶者の税額軽減の威力

「法定相続分 or 1.6億円のどちらか大きい方」まで配偶者は相続税ゼロ。ただし配偶者に集中させると二次相続(配偶者→子)で子の税負担が跳ね上がるため、一次と二次の合計最適化が重要です。

小規模宅地等の特例

自宅の土地(330㎡まで)は評価額80%減、事業用宅地(400㎡まで)も80%減、貸付事業用(200㎡まで)は50%減。「同居していた配偶者・子」が要件で、遠方の子は適用不可。相続対策の最重要施策です。

生前贈与の活用

年間110万円までの贈与非課税枠+教育資金一括贈与(1500万まで非課税)+住宅取得資金贈与(1000万非課税)+暦年贈与+相続時精算課税制度(2500万まで)の複合活用で相続財産を計画的に減らせます。ただし2024年から生前贈与加算が7年に拡大されたため、早めの対策が有効。

生命保険の非課税枠

相続人1人当り500万円の非課税枠あり(法定相続人数×500万)。相続人3人なら1500万円まで生命保険金が非課税。現金より生命保険で残すのが節税+遺留分対策としても有効。

二次相続の落とし穴

配偶者に100%相続させて一次相続を非課税にしても、その配偶者が亡くなる二次相続では基礎控除+相続人が減るため税負担が急増。夫婦間の資産分散+子への生前贈与+保険活用の総合戦略が必要です。

相続税の申告期限

被相続人死亡から10ヶ月以内に申告+納税。延納・物納の制度もあり。相続開始後3ヶ月以内の相続放棄・限定承認の選択も忘れずに。

業界・現場での使い方

相続予定・被相続人

生前の相続税試算+対策立案。

税理士

クライアント相続税申告+節税提案。

FP・生命保険

非課税枠活用+生命保険提案の説明資料。

不動産会社

小規模宅地特例活用+相続対策物件の提案。

よくある間違い・注意点

  • 配偶者集中で一次相続ゼロ — 二次相続で子の税負担倍増。合計最適化を。
  • 小規模宅地特例の要件不確認 — 同居・生計一等の細かい要件で適用不可も。事前確認必須。
  • 生前贈与7年加算の見落とし — 2024年から3年→7年に拡大。早期対策を。
  • 生命保険の非課税枠未活用 — 相続人×500万の枠がある。現金より生命保険で残す。

関連する規格・公的資料

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。医療・法務・税務の判断は最新の告示・規格および専門家の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

遺産1億で相続税いくら?

配偶者+子2人なら約315万円(配偶者法定相続分50%+子25%×2の場合・配偶者軽減後)。相続税の総額は630万円ですが、配偶者の税額軽減で配偶者分がゼロになります。

相続税ゼロにできる?

基礎控除+配偶者軽減+小規模宅地+生命保険非課税枠+生前贈与の複合活用で大幅圧縮可能。

生前贈与の非課税枠は?

年間110万円+住宅取得資金1000万+教育資金1500万等の複合。ただし2024年から相続前7年加算に拡大。

相続放棄の期限は?

相続開始知ってから3ヶ月以内に家庭裁判所に申立。過ぎると単純承認となる。

遺言書は必要?

遺留分あり(法定相続分の1/2)だが、遺言で分配方法を指定可能。争族防止には必須。

小規模宅地の要件は?

被相続人と同居していた配偶者・子が原則。事業継承する子も可。要件複雑。

二次相続対策は?

一次で子にも相応の相続+生前贈与+保険活用で二次負担軽減。

土地評価はどうする?

路線価(国税庁公表)or 倍率方式。時価より2-3割低い評価が一般的。