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水撃ジューコフスキー配管設備設計保安

ウォーターハンマー(水撃圧)算定|ジューコフスキー式・管材別音速・防止器選定

弁急閉による水撃圧(ウォーターハンマー)をジューコフスキー式で即算出。給水配管の圧力設計・水撃防止器(サージアブソーバー)選定・破裂事故防止に必須の計算を、鋼管・銅管・塩ビ管・ポリエチレン管など管材別の圧力波速度から算定。マンション給水設備、工場プロセス配管、消火栓・スプリンクラー、都市ガス供給などの現場で、空気調和・衛生工学会規格 SHASE-S 206給水工事技術審査基準など公的基準に照らした実務判断が可能です。

最終更新:2026-07-28/監修:計算ツールズ編集部

ウォーターハンマー(水撃圧)算定ツール

ジューコフスキー式と原理

基本式

急閉 (t_c ≤ 2L/a): ΔP = ρ × a × Δv

緩閉 (t_c > 2L/a): ΔP = ρ × a × Δv × (2L / (a·t_c))

ここで ρ は水の密度(1000 kg/m³)、a は圧力波速度(管内の音速)、Δv は流速変化量(m/s)、t_c は弁閉鎖時間(秒)、L は配管長(m)。Joukowsky (Zhukovsky) 1898年にロシアの流体力学者N.E.ジューコフスキーが導出した式で、水撃現象の理論的最大圧力上昇を算定する国際標準の式です。

物理的な原理

配管内を流れる水は、質量×速度分の運動量を持ちます。弁を急閉すると流れが強制停止され、運動エネルギー(1/2·ρ·v²)が瞬時に圧力エネルギーに変換されて圧力波として上流に伝播。波は管内音速(a)で伝わり、上流の貯槽で反射して下流に戻り、弁で再反射…と繰り返します。この圧力波の振幅がジューコフスキー式で算出できるΔPです。

直感的な数値感覚

鋼管(a=1,400 m/s)・水(ρ=1,000 kg/m³)を流速1 m/sで急閉すると、ΔP = 1000 × 1400 × 1 = 1,400,000 Pa = 1.4 MPa = 14気圧。給水本管の常時圧力(0.3〜0.5 MPa)の3〜5倍もの瞬時圧力上昇。これが管路破裂・継手漏水・給水金具破壊の原因になります。

Δvの実務

単純な急閉ではΔv=v(流速そのもの)ですが、部分閉止・電磁弁のON/OFF・ポンプトリップでは流速変化分Δvのみが対象。ポンプが停止してもチェック弁の閉鎖遅れによる逆流で正逆双方向の水撃が発生することもあり、より複雑な解析(Method of Characteristics法)が必要になるケースもあります。

管材別 圧力波速度

圧力波速度aは、水の圧縮性と管壁の弾性変形で決まり、管材質・肉厚・口径で変化します。剛性が高い管材(鋼管・鋳鉄管)では水本来の音速(約1,480 m/s)に近く、柔軟な管材(塩ビ管・ポリエチレン管)では大きく低下。

管材質音速 a (m/s)ΔP係数(v=1m/s時)備考
鋼管 (SGP・STPG)1,300〜1,4001.3〜1.4 MPa給水本管の標準
鋳鉄管 (ダクタイル鋳鉄管 DIP)1,300〜1,3501.3〜1.35 MPa水道配水本管
ステンレス管 (SUS304)1,350〜1,4001.35〜1.4 MPa屋内給湯・薬品配管
銅管 (M/L/K タイプ)1,200〜1,3001.2〜1.3 MPa給湯・冷媒配管
塩ビ管 VP・HIVP500〜6000.5〜0.6 MPa屋外埋設給水管
耐衝撃塩ビ管 HTVP550〜6500.55〜0.65 MPa耐震・給水本管
ポリブテン管 (PB)350〜4500.35〜0.45 MPa屋内給湯・床暖房
架橋ポリエチレン管 (PEX)350〜4500.35〜0.45 MPaマンション給水給湯
ポリエチレン管 (PE100)300〜4000.3〜0.4 MPa水道配水・埋設ガス管
可撓ホース (布巻ゴム)150〜3000.15〜0.3 MPaフレキ・洗濯機給水

非金属管の水撃圧は鋼管の1/2〜1/5と小さく、可撓性による波の吸収効果があります。マンション給水引込では耐震・耐水撃対策としてポリエチレン管(PE100)PEX管が主流となっています。

急閉と緩閉の判別

判別基準

波の往復時間 T = 2L / a

弁閉鎖時間 t_c と往復時間 T を比較して判別します:

  • 急閉 (t_c ≤ T) — 弁閉鎖前に圧力波が戻ってこない → 最大の水撃圧が発生(ジューコフスキー式そのまま)
  • 緩閉 (t_c > T) — 弁閉鎖中に圧力波が反射戻し → 水撃圧が緩和(係数 T/t_c 倍に低減)

具体例

鋼管(a=1,400)・配管長L=50mなら、往復時間T=2×50/1400=0.071秒。弁閉鎖時間が0.1秒(t_c > T)なら緩閉扱いでΔPは71%に緩和。0.05秒(t_c ≤ T)なら急閉で最大圧力。電磁弁・ソレノイド弁は数十msで閉じるため多くが急閉扱い、ボール弁・ゲート弁の手動操作は数秒〜数十秒で緩閉扱いになります。

ポンプトリップでの水撃

ポンプ停止(電源喪失・遮断機動作)ではポンプ吐出側の圧力急落 → 慣性で下流に流れが続く → チェック弁閉鎖時に逆流水撃という複雑な現象。ポンプの慣性小(小容量ポンプ)ほど早く止まり、水撃も大きくなります。上下水道の主ポンプ設備では、慣性重錘(はずみ車)を追加してポンプ停止を緩やかにする対策も。

水撃防止器の種類と選定

空気式サージアブソーバー(エアチャンバー)

密閉容器内に空気層を封入し、水撃波を空気の圧縮で吸収。安価だが空気溶解による経年劣化で効果減衰、定期的な空気充填必要。給水配管の家庭用として広く普及、単価数千円〜。

ベローズ式(金属ベローズ+空気)

金属製の蛇腹(ベローズ)で水と空気を分離し、空気溶解を防いだメンテフリー型。マンション各戸のカラン直近に設置する標準型、単価5千円〜1万円。

ピストン式サージアブソーバー

ピストンとバネで水撃を吸収。金属分離型で長寿命、大流量・高圧配管に対応可能。工業用途で数万円〜。

ブラダー式アキュムレーター

ゴム袋(ブラダー)内の窒素ガスで水撃・脈動を吸収。大容量(数L〜数百L)対応、油圧・工業プラント用。数万〜数十万円。

サージタンク(開放式・密閉式)

配管系に貯槽を接続し、水撃時に一時的に水を退避させる大規模設備。ダム・大型ポンプ設備で採用。設計・施工コスト大。

緩閉型逆止弁(スイングチェック弁改良版)

逆流時の弁閉鎖を機械的に緩やかにするタイプ。ポンプ停止時の逆流水撃を大幅に低減。上下水道ポンプ場で標準採用。

設置位置の原則

水撃防止器は水撃発生源(弁・電磁弁・洗濯機給水口・食洗機)の直近に設置するのが鉄則。上流にまとめて設置すると、水撃波が発生源から防止器に到達する間に既に管路にダメージを与えます。マンション各戸の洗濯機水栓・キッチン水栓に個別設置する構成が理想です。

業界別 現場での応用

マンション給水設備設計

受水槽ポンプ・増圧ポンプの急停止、電磁弁閉鎖、住戸内カラン・洗濯機給水口の水撃を総合的に評価。SHASE-S 206 給排水衛生設備規準に基づき、各住戸に水撃防止器を配置。共用給水本管の水撃圧が管の許容耐圧(1.75 MPa等)を超えないよう配管口径・材質を選定。

工場プロセス配管

緊急遮断弁(ESD/ESV)作動時の水撃で、化学プラントの高圧配管や熱交換器の破損リスクを評価。ボイラー給水系、冷却水循環系、脱塩水系で常時計算実施。JIS B 8265 圧力容器の許容応力範囲内に収める設計。

スプリンクラー・消火栓設計

ヘッド開放・遮断時の水撃で消火配管や制御弁が損傷しないよう耐圧設計。消防法施行規則第14条・NFPA-13等の海外基準では、ポンプ全揚程の1.35倍を耐圧下限とする規定あり。

上下水道 送配水設備

浄水場・配水池ポンプの停止・起動時の水撃を系統全体で解析。日本水道協会「水道施設設計指針」に基づき、サージタンク・スローシャットバルブ・空気弁を組み合わせて対策。過去には配水本管破裂で断水事故の事例多数。

ガス供給・LNG配管

ガスの水撃現象(Gas Hammer)はガス圧縮率の高さから水より小さいものの、都市ガス供給の緊急遮断時に圧力サージ発生。ガス事業法の技術基準で圧力変動限界を規定。

水力発電・ダム

水車の停止・急速調速による導水管の水撃は大容量のため、開放式サージタンク・調圧井を設置。水力発電技術指針(電気事業法関連告示)で対策要件が規定。

典型的な水撃事故シナリオ

マンション給水本管の破裂

受水槽→加圧ポンプ→給水本管の系統で、加圧ポンプの緊急停止(電源喪失・シーケンス誤動作)により逆流水撃が発生。配管継手の緩みから漏水し、共用部分の浸水事故に。対策:緩閉型逆止弁+アキュムレーター設置、UPS電源によるポンプ緩停止シーケンス。

洗濯機給水ホースの破裂

電磁弁付き洗濯機(現行モデルすべて)の給水終了時の急閉が原因。給水ホースが古い・接続部が劣化していると、繰り返しの水撃で破裂し床下浸水。マンション階下への漏水賠償に発展するケース多数。対策:洗濯機用水撃防止器を給水栓に取付、5年ごとのホース交換。

ボイラー給水ラインの管路損傷

ボイラーの給水電磁弁作動時の水撃で、配管のエルボ・チーズ部が緩み、水漏れ・断熱材腐食。対策:緩閉型電磁弁への変更、水撃防止器の電磁弁直前設置。

消火配管の圧力試験時の破裂

スプリンクラー配管の圧力試験時、加圧ポンプの停止操作で水撃が発生し試験圧力を上回る破裂事故に。対策:ゆっくりとした減圧手順、試験用逃し弁の設置。

設計・施工のベストプラクティス

1. 弁閉鎖時間の確保

電磁弁・ソレノイド弁は緩閉型(1〜3秒閉鎖)への変更が基本対策。電磁弁のコイルへの通電を段階的にオフにする「ソフトクローズ制御」もあり。

2. 流速の抑制

給水本管の設計流速は1.5〜2.0 m/s以下が推奨。SHASE-S 206では2.0 m/s以下を標準とし、水撃圧を鋼管2.8 MPa以下に抑制。流速が半分になれば水撃圧も半分。

3. 非金属管の採用

マンション給水引込・住戸内配管ではPEX管・PB管・PE100管を採用することで水撃圧を鋼管の1/3〜1/4に低減。耐震性も向上。

4. 空気弁・空気溜まりの回避

配管高所の空気溜まりは水撃圧を数倍に増幅する要因。自動空気弁を高所に設置して空気排出、または配管勾配で気泡を末端に誘導。

5. 減圧弁の設置

給水本管の圧力が高い場合(0.5 MPa超)、減圧弁で建物入口の圧力を0.3 MPa前後に抑えると、水撃圧の絶対値も比例して減少。マンション各階への減圧弁配置が標準。

6. 水撃防止器の適正選定

防止器の容量はV防 ≒ 0.02 × Q × t_c(Q=流量L/s, t_c=弁閉鎖時間s)を目安。過小容量では効果薄、過大容量では初期費用増。カタログスペック値と実流量を照合。

よくある間違い・事故例

  • 急閉と緩閉の判別を無視 — 弁閉鎖時間が2L/a以下なら急閉、それ以上なら緩閉で式が違う。判別を誤ると圧力上昇を過小/過大評価し、防止器の選定ミスにつながる。
  • 管材質の圧力波速度を鋼管一律で計算 — 塩ビ管・PE管の音速は鋼管の1/3程度。水撃圧も比例して小さいため過大評価になり、不要な高スペック防止器導入で施工費増。
  • 水撃防止器を末端でなく上流に設置 — 水撃発生源(弁)の直近に設置しないと効果半減。器具や電磁弁の直近設置が正解。集合配管の上流1箇所では各戸への波を止められない。
  • 設計流速を過大に設定 — SHASE-S基準の2 m/sを超える設計は水撃圧を倍増。配管口径を上げて流速を下げるのが根本策。
  • 空気溜まり放置 — 高所の空気溜まりが水撃時に急圧縮され、局所圧力を数倍に増幅。自動空気弁の未設置による配管破裂事故例あり。
  • チェック弁の閉鎖遅れ — ポンプ停止時に逆流を許すと、チェック弁閉鎖時の逆水撃が正水撃より大きくなる。緩閉型チェック弁への変更が必要。
  • マンション階段室での「ドン」音を放置 — 給水本管の水撃音は騒音クレームだけでなく、継手ゆるみ・パッキン劣化・漏水事故の前兆。減圧弁・防止器増設で対応。

関連規格・法令

  • SHASE-S 206 ― 空気調和・衛生工学会規格「給排水衛生設備規準」。給水配管の設計流速・水撃防止・配管材質選定の日本国内標準。建築設備設計の基準。
  • 給水装置構造・材質基準(水道法) ― 給水装置の耐圧試験圧力1.75 MPa、逆流防止・水撃防止の要件。厚生労働省告示。
  • SHASE-S 003 ― 空気式・水圧式サージアブソーバー規格。水撃防止器の性能基準。
  • JIS B 8265 ― 圧力容器の構造 — 一般事項。配管系の許容応力設計の基準。
  • JIS B 8210 ― 逆止め弁・安全弁の規格。緩閉型チェック弁の性能要件。
  • 消防法施行規則 第14条 ― 消火設備配管の耐圧試験・水撃対策要件。
  • 水道施設設計指針(日本水道協会) ― 上水道 送配水設備の水撃解析・サージタンク設計基準。
  • NFPA-13 ― 米国防火協会 スプリンクラー配管基準。海外プロジェクト参照。
  • 電気事業法 発電用水力設備の技術基準 ― 水力発電の導水管・調圧井の水撃対策要件。

参考文献・公的資料

※本ツールの計算はジューコフスキー式に基づく理論値の概算です。実際の設計・施工・保安管理では、SHASE-S 206、給水装置構造材質基準(水道法)、消防法施行規則、電気事業法など該当法令・規格の最新版を確認し、必要に応じて設備設計事務所・専門技術者(建築設備士・水道技術管理者・電気主任技術者等)による詳細解析・現場検証を実施してください。特に大型ポンプ設備・化学プラントでは、Method of Characteristics法による過渡解析ソフト(Bentley HAMMER、KYPIPE等)での精密解析が推奨されます。

よくある質問(FAQ)

水撃圧はどれくらい大きい?

鋼管で流速1 m/s急閉時に約1.4 MPa(14気圧)。給水本管の常時圧力(0.3 MPa)の3〜5倍もの瞬時圧力上昇が発生します。流速2 m/sなら2.8 MPa、給湯配管の許容耐圧を超えるレベル。

急閉と緩閉の境界は?

弁閉鎖時間 t_c と波の往復時間 2L/a の比較。t_c ≤ 2L/a なら急閉(最大水撃)、それ以上なら緩閉。配管長50m・鋼管なら往復時間0.071秒、電磁弁の閉鎖時間(数十ms)は急閉扱い、手動ボール弁(数秒)は緩閉扱い。

水撃防止器はどこに設置?

水撃発生源(弁・電磁弁・洗濯機給水口・食洗機・ウォシュレット)の直近。上流にまとめて設置すると効果薄い。マンションでは各住戸のカラン・水栓ごとに個別設置が理想。

塩ビ管なら水撃は起きない?

起きるが小さい(鋼管の1/2〜1/3以下)。塩ビ管の音速は500〜600 m/sで鋼管1400 m/sより低く、可撓性による波の吸収でΔPが減る。ただし完全になくなるわけではなく、対策不要ではない。

マンションで発生する「ドン」音の対策は?

①各住戸給水栓・洗濯機直前に水撃防止器設置、②電磁弁を緩閉タイプに変更、③給水本管圧力を減圧弁で下げる、④配管を非金属管(PEX・PE)に置換、⑤空気溜まりに自動空気弁設置、の複合対策が有効。

洗濯機のガタン音はどう対策?

洗濯機給水口の電磁弁が急閉することによる典型的な水撃現象。洗濯機用水撃防止器(アングル型、5,000〜1万円)を給水栓と洗濯機の間に設置すると即解決。DIY可能な最も一般的な対策。

ポンプ停止時の水撃対策は?

①緩閉型チェック弁の採用、②ポンプ吐出側にアキュムレーター設置、③慣性重錘(フライホイール)でポンプ停止を緩やかに、④サージタンク・空気弁・調圧井の設置、が主要対策。上下水道の主ポンプ設備では複数対策併用が標準。

配管の耐圧はどう決める?

常時圧力+水撃圧+安全率が耐圧限界を超えないよう設計。給水装置構造材質基準では耐圧試験圧力1.75 MPa、常用圧力の1.5倍以上を確保。JIS B 8265圧力容器の設計基準も参照。

電磁弁を緩閉型にすると別問題はない?

閉鎖時間が長くなる分、遮断が必要な緊急事態(漏水・火災)での遮断遅延が課題。防災用途では急閉のまま水撃防止器で吸収する構成が推奨。用途に応じた選定が必要。

水撃防止器の寿命は?

空気式サージアブソーバー(エアチャンバー)は空気溶解で5〜10年程度、ベローズ式・ピストン式で15〜20年、ブラダー式アキュムレーターで10〜15年が一般的。定期点検(年1回)で圧力・空気容量チェック。マンション大規模修繕時に交換するケースが多い。

DIYで水撃防止器を取り付けられる?

洗濯機用アングル型・カラン直付け型はDIY可能(モンキーレンチとシールテープで15分)。ただし壁内配管への取付は水道局指定給水装置工事事業者による工事が必要。

過去の水撃事故例は?

1980年代の大型ポンプ場での配水本管破裂(送水停止→広域断水)、2000年代のマンション給水配管漏水事故、消火配管の圧力試験時の破裂事故など多数。設計時の解析不足が主因のため、大規模設備では過渡解析ソフトでの検証が不可欠。

Method of Characteristics法とは?

特性曲線法とも呼ばれる、水撃過渡現象の数値解析手法。時間・空間の格子上で偏微分方程式を解くことで、配管系全体の圧力・流速の時間変化を精密に予測できます。Bentley HAMMER・KYPIPE・AFT Impulse等の商用ソフトが実装。ジューコフスキー式は理論上限、Method of Characteristics法は実配管系の詳細解析用途で使い分けます。

可撓管接手(フレキシブルジョイント)は水撃対策になる?

効果あり。金属配管の間に可撓管接手を挟むと、水撃波の一部を吸収して振幅を低減。地震対策と兼用で採用されることが多く、建物給水引込・機器周辺で標準的に使用されます。ただし単独では水撃防止器の代替にはならず、併用が推奨されます。