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ネジ切り旋盤パス数切削

ネジ切りパス数(旋盤)

ねじ山高さとパス数を計算、等量/等面積切込対応。旋盤ネジ切り(G32/G76)工程設計に。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

ネジ切りパス数(旋盤)ツール

ネジ切りパス数

ねじ山高さ h = ピッチP × 0.6134 (ISO並目)

等量切込: 各パス h/n

等面積切込: 1パス目 h×√(1/n)、2パス目 h×√(2/n)、... 各パス面積一定

材料が硬いほどパス数を多くして刃先負荷を分散。SUSは12-18、鋼10-12、アルミ・真鍮6-8が目安。

材料別 ネジ切りパス数目安

材料推奨パス数
アルミ6-8
真鍮6-8
炭素鋼S45C10-12
合金鋼SCM12-15
SUS304/31612-18
チタン15-20

ネジ切りパス数(旋盤)の詳しい解説

旋盤のネジ切りは1回で全ねじ山を切ることは不可能(工具負荷過大で欠損)、複数パスに分けて徐々に深く切り込みます。ピッチ1.5mmねじならISO並目でねじ山高さ0.92mm。SUS316なら15パス、1パス目切込0.24mm(等面積)からスタート、最終パスで0.05mm程度まで細かくして仕上げます。

切込方式は等量切込(全パス同じ切込)と等面積切込(切りくず断面積一定)の2種。等面積は最新CNCの標準で、工具寿命が2-3倍改善します。G76サイクル指令で自動的にこの計算が行われ、CNCオペレータは実質パス数選定だけでOK。

業界・現場での使い方

CNC旋盤ネジ切り

G32/G76指令でのパス数指定。加工プログラム作成に必須。

汎用旋盤

手動送り前の切込計画。ハンドル操作での切込量指示。

多品種少量生産

様々なピッチ・材料への対応。パス表を工程書に添付。

よくある間違い・注意点

  • 材料関係なくパス数一定 — アルミなら6パスで済むところをSUS並で15パス→加工時間3倍。
  • 等量切込のみで難削材 — SUS・チタンで工具欠損リスク大。等面積切込採用。
  • 最終パスで大切込 — 仕上げは0.05mm以下の微切込に。ねじ山面粗度確保。

関連する規格・法規

  • JIS B 0205 メートルねじ寸法
  • ISO 68 メートルねじ基本山形

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

ピッチ1.5mmのねじ山高さは?

1.5×0.6134 = 0.92mm(ISO並目理論)。

SUSでパス数少ないとどうなる?

工具刃先欠損・面粗度悪化。パス数増加が結局早い。

等面積切込のメリットは?

各パスの工具負荷を均一化。寿命2-3倍改善。

G76サイクル指令の使い方は?

X最終外径・Z終端座標・パス数・切込形式を指定するだけ。パス計算は自動。