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タップ下穴径ねじ加工

タップ下穴径(M/UNC対応)

M3〜M24のタップ下穴径を切削/転造別で即参照。ねじ深さ目安も表示。設計・加工現場の必読値。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

タップ下穴径(M/UNC対応)ツール

下穴径の計算式

切削タップ: 下穴径 ≒ 呼び径 − ピッチ

転造タップ: 下穴径 ≒ 呼び径 − ピッチ×0.65

切削タップは切りくずが出る一般タップ、転造タップは塑性変形でねじ山を作る(切りくずなし)方式。転造は切削より下穴径が大きく、ねじ山強度も高い。JIS B 0209準拠。

メートル並目 下穴径(JIS B 0209)

呼びピッチ切削下穴転造下穴
M30.52.52.75
M40.73.33.7
M50.84.24.5
M61.05.05.4
M81.256.87.4
M101.58.59.2
M121.7510.311.0
M162.014.014.9
M202.517.518.5

タップ下穴径(M/UNC対応)の詳しい解説

タップ切削の下穴径は「呼び径 − ピッチ」が切削タップの標準式。M6(ピッチ1.0)なら下穴5.0mm、M10(ピッチ1.5)なら8.5mm。転造タップは塑性変形で山を作るため下穴が大きく、M6で5.4mm・M10で9.2mmが標準です。

転造タップは切りくずが出ない・ねじ強度が高い(繊維流線切断せず)・工具寿命長いという利点があり、自動車・家電の量産現場で普及。ただし材質が硬い(SS400なら可、SUS316は難)場合や薄板では使えない制約もあります。切削タップは万能ですが切りくず処理が必須。

業界・現場での使い方

機械加工現場

日常のタップ加工での下穴選定。CNCマクロプログラム定数に組み込み。

設計図面作成

下穴径・タップ深さ・面取りの指示書き込み。JIS B 0209準拠。

金型・治具製作

量産部品への複数M6/M8タップ加工。転造タップで生産性向上。

よくある間違い・注意点

  • 切削と転造の下穴径混同 — 転造下穴で切削タップ→タップ折損。切削下穴で転造タップ→ねじ山不完全。
  • ピッチを標準/細目で混同 — M8並目P1.25 vs 細目P1.0で下穴6.8 vs 7.0mm。
  • ねじ深さを径の3倍未満 — ねじ強度不足。並目で径の1.5-2倍、細目で2-3倍が最低目安。

関連する規格・法規

  • JIS B 0209 メートルねじ
  • JIS B 4432 ハンドタップ
  • JIS B 4429 転造タップ

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

M6タップの下穴径は?

切削5.0mm、転造5.4mm。

切削と転造タップの使い分けは?

材質・強度要求・生産量で。量産・高強度は転造、単発・難削は切削。

タップ深さの目安は?

貫通穴なら制限なし、止まり穴は径の1.5-3倍。深すぎるとタップ折損リスク。

タップ加工の潤滑は?

切削油(タッピングペースト)必須。ドライだと寿命1/10。