鉄筋定着長・重ね継手
鉄筋径×Fcから定着長・重ね継手長を即算出。RC構造設計・配筋検査に必読の基本値。
鉄筋定着長・重ね継手ツール
定着長・継手長
L1(定着) = 系数(35-45) × 鉄筋径D
重ね継手 = L1 × 1.2
系数はFcで決まる: Fc21以下45D、Fc24-27で40D、Fc30-33で35D、Fc36-60で30D。JASS 5・RC規準準拠。
D13鉄筋 定着長早見(Fc別)
| Fc | L1(D13) | 重ね継手 |
|---|---|---|
| Fc21 | 600mm | 750 |
| Fc24 | 550 | 650 |
| Fc30 | 450 | 550 |
| Fc36 | 400 | 500 |
鉄筋定着長・重ね継手の詳しい解説
鉄筋定着長は「コンクリートとの付着力で引抜き抵抗を確保する必要長さ」。D13・Fc24で550mm、D25なら1000mm前後。不足すると引張破壊時に鉄筋が抜けて構造耐力が発現しません。JASS 5・鉄筋コンクリート構造計算規準で厳密に規定されています。
実務では「継手位置・重ね長さ」のチェックが配筋検査の要。応力集中位置(梁端部・柱脚等)での継手は原則NG、応力の小さい中央付近に配置します。重ね継手長は定着長の1.2倍、突合せ継手・機械式継手・ガス圧接継手も選択肢です。
業界・現場での使い方
RC構造設計
梁筋・柱筋・スラブ筋の配筋計画。
配筋検査
施工完了後の定着長・継手長の確認。
鉄筋加工場
切断・曲げ加工計画。
よくある間違い・注意点
- 小Fcで大定着長無視 — Fc21では45D必要、D25で1125mmもの長さ。
- 継手位置ミス — 応力集中箇所に継手→耐力低下。中央付近に。
- L2/L3を全部L1で計算 — 小梁・スラブなど部位でL2/L3緩和適用可能。
関連する規格・法規
- JASS 5 コンクリート工事
- 日本建築学会 RC規準
※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。
よくある質問(FAQ)
D13・Fc24の定着長は?
約550mm(40×13)。
継手長は定着長×1.2の意味は?
1.2倍とれば重ね付着で定着相当の力を伝達可能。
ガス圧接継手の利点は?
鉄筋量削減、狭隘部での施工可能。
L1/L2/L3の違いは?
L1標準、L2小梁定着、L3応力小箇所定着。