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シールドガスMAGTIG溶接

シールドガス流量(MAG/TIG)

電流・ノズル径・溶接法からシールドガス流量・月間消費量・ガス代目安を即算出。ブローホール防止と経済運用の両立。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

シールドガス流量(MAG/TIG)ツール

シールドガス流量目安

MAG: 15 + I/25 (L/min)

MIG: 12 + I/28

TIG: 8 + I/40

ノズル径×0.9 L/min 以上は最低確保。流量過少はブローホール発生、過多は乱流でシールド乱れ・経済性悪化。風速1m/s以上の環境では風防設置or流量20-30%増。

電流別 推奨シールドガス流量

電流AMAGMIGTIG
100191610
150211712
200231913
250252114
300272315
400312618

シールドガス流量(MAG/TIG)の詳しい解説

シールドガスは溶融金属を大気(酸素・窒素)から保護する役割。流量不足だとブローホール・気孔欠陥発生、過多だと乱流でむしろ大気巻き込み。MAGでは電流200Aで20-25L/min、TIGでは13-15L/minが標準です。

コスト面ではMAG炭酸ガスが安く(400円/7m³ボンベ)、Ar100%は高い(1400円/7m³)。1日8時間・月20日稼働で20L/min運用ならMAGで年12万円、Arで年80万円。使用量削減の余地は流量最適化と待機時オフの徹底で、経費削減効果大の分野です。

業界・現場での使い方

鉄工所・鉄骨製作

MAG溶接大量使用。炭酸ガス消費量管理と原価計算。

SUS配管製作

TIGアルゴン100%の高品質溶接。ガス代がコスト大部分。

自動車ボディ

ロボット溶接での安定シールドガス供給。

よくある間違い・注意点

  • 流量過多で経済性悪化 — 25L/minで十分な条件で40L/min流している例多い。
  • 屋外強風でも標準流量 — 風速1m/s超えで乱流→気孔多発。風防or 30%増流量。
  • ノズル径細くて流速大 — 細ノズル+大流量で乱流。ノズル径15-16mmが標準。

関連する規格・法規

  • JIS Z 3253 溶接用及び熱切断用ガス
  • ISO 14175 溶接用ガス

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

MAG 200Aのガス流量は?

20-25 L/min。ノズル径16mm前提。

MAGとMIGのガスの違いは?

MAG=CO2 100%またはAr80%+CO2 20%、MIG=Ar100%(アルミ・銅用)。

TIGでArをケチると?

タングステン電極が酸化して黒色化・寿命1/5。

ガス代削減は?

待機時カット・流量最適化・自動ガスセーバー(先行/遅れガス制御)。