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すみ肉のど厚溶接強度設計

すみ肉のど厚(a=脚長×0.707)

すみ肉溶接ののど厚と必要脚長を荷重・許容応力から即算出。溶接接合部の強度計算に。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

すみ肉のど厚(a=脚長×0.707)ツール

すみ肉溶接ののど厚

のど厚 a = 脚長 × cos(45°) = 脚長 × 0.707

せん断応力 τ = 荷重 / (のど厚 × 溶接長)

すみ肉のど厚は脚長の√2分の1(45°斜辺)。溶接強度計算はこの「のど厚×溶接長=有効断面」に対する応力で判定。JIS B 8265圧力容器・鉄骨AIJ規定など各種基準の基本式。

脚長→のど厚 早見

脚長mmのど厚mm断面積(100mm溶接時)mm²
32.12212
42.83283
53.54354
64.24424
85.66566
107.07707
128.49849

すみ肉のど厚(a=脚長×0.707)の詳しい解説

すみ肉溶接では「のど厚=脚長×0.707」が強度計算の基準寸法。脚長6mmなら実質有効厚さ4.24mm、これに溶接長を掛けた「のど厚×L」が有効断面積です。荷重50kN・脚長6mm・溶接長200mmなら発生応力59N/mm²。SS400の許容せん断応力90N/mm²以内なら安全という判定になります。

鉄骨造の建築構造では脚長=薄い方の母材板厚の0.7倍以上が原則(継手強度確保)、0.5倍以下NG(溶接量不足)、板厚超えNG(母材HAZ拡大)というルールが実務で厳格に守られます。過小・過大どちらも構造欠陥の原因になります。

業界・現場での使い方

鉄骨設計

梁柱ブラケット・ダイアフラム接合の脚長決定。

圧力容器

タンク・配管フランジのすみ肉溶接強度確認。

機械組立

ブラケット・ステー・カバーの溶接強度確認。

よくある間違い・注意点

  • 脚長=のど厚と誤解 — のど厚=脚長×0.707。強度計算で過大評価。
  • 溶接長を100%有効と計算 — 始終端は不完全部分あり。80-90%有効長で安全設計。
  • 鋼種の許容応力を統一値で — SS400=90N/mm²、SM490=135N/mm²、SN490=135N/mm²。母材で違う。

関連する規格・法規

  • 建築工事標準仕様書JASS 6 (鉄骨工事)
  • JIS B 8265 圧力容器の構造

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

脚長6のすみ肉のど厚は?

6×0.707 = 4.24mm

必要脚長の下限は?

薄板厚の0.7倍以上が構造用の原則。

板厚超えの脚長はNG?

母材HAZが拡大し脆化リスク。板厚×1.0以下が推奨。

溶接長の有効率は?

始終端5-10mmを除外し80-90%が実用。