デマンド値(30分デマンド)
30分電力量からデマンド値・契約電力・月基本料金を即算出。高圧電力契約の最適化に。
デマンド値(30分デマンド)ツール
デマンド値
デマンド値kW = 30分間のkWh × 2
電力会社が30分ごとに測定する平均電力。過去1年の最大値が契約電力になる(実績値契約制)。デマンドを抑えると基本料金削減。
デマンド管理の効果
| デマンド抑制 | 月基本料金差 |
|---|---|
| -10kW | -16,500円 |
| -30kW | -49,500 |
| -50kW | -82,500 |
| -100kW | -165,000 |
デマンド値(30分デマンド)の詳しい解説
高圧電力の契約電力は「過去1年の30分デマンド最大値」で決まる実績値契約制。1回のピーク超過で1年間の基本料金が跳ね上がる仕組み。100kW契約で年間基本料金約200万円、これを150kWに超過すると年300万円と、50%以上の増加になります。
実務では「デマンドコントローラー」で自動監視。設定デマンド値超過前にアラーム・自動負荷制御(空調・照明・生産機械の一時停止)で契約超過を防止。省エネESCO事業の主要施策で、投資回収3-5年で電気代15-25%削減効果があります。
業界・現場での使い方
工場エネルギー管理
製造機器のピーク電力抑制。
ビルメンテナンス
空調・照明の負荷制御。
エネマネコンサル
ESCO事業での省エネ提案。
よくある間違い・注意点
- 瞬時値と混同 — デマンドは30分平均。瞬時ピークとは別。
- 契約電力ぎりぎり運用 — 1度の超過で1年間高料金。5-10%余裕。
- 休日運転無視 — 稼働開始時のピーク管理必要。
関連する規格・法規
- 電気事業法
- 契約電力算定要領(電気事業者共通)
※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。
よくある質問(FAQ)
デマンド値と契約電力の違いは?
デマンドは瞬時実測、契約電力は過去最大デマンド値。
デマンドを下げると得?
はい。基本料金約1650円/kW/月の削減効果。
デマンドコントローラーの費用は?
100-300万円。年電気代削減100-500万円で3-5年回収。
過去何年遡る?
原則1年間。過去最大値が翌年契約電力になる。