畳⇔㎡⇔坪 換算計算ツール|部屋の広さを即算、京間/中京間/江戸間の違い解説
部屋の広さを畳・㎡・坪で相互換算。京間・中京間・江戸間・団地間・琉球畳の畳の種類ごとの実寸違い、不動産公正取引協議会の「1畳=1.62㎡以上」広告基準、宅建業法・不動産登記法・建築基準法の面積表示ルール、内寸/壁芯/登記面積の差、間取り別の畳数目安、住宅ローン控除の面積要件まで、住まい選び・引っ越し・戸建て建築の実務に必要な情報を体系的に整理しました。
畳・㎡・坪 換算計算機
換算式と基準値
基本換算式(不動産公正取引協議会基準)
1畳 = 1.62 ㎡ (=1.62/3.30578 ≒ 0.49 坪) 1坪 = 3.30578 ㎡ (=約2.04畳)
本ツールでは、不動産公正取引協議会連合会が「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」で規定する1畳あたり1.62㎡以上の広告表示基準を採用しています。この値は関東の江戸間より広く、中京間相当のサイズです。実際の畳のサイズは地域で異なるため、内見時は必ず㎡で確認しましょう。
坪の由来
1坪 = 6尺 × 6尺 = 1間×1間 = 400/121 ㎡ ≒ 3.305785㎡
1坪は1間(6尺=1818mm)四方の面積。明治24年の度量衡法で「1尺=10/33m」と定められたことから、1坪=(60/33)²=400/121㎡が正確な数値となります。1958年の計量法改正で公式取引からは廃止されましたが、不動産・建築業界では今も日常表記として使われています。
畳の種類(京間/中京間/江戸間/団地間/琉球畳)
畳のサイズは地域により5種類に大別され、同じ「6畳の部屋」でも実面積で1〜2畳分の差が生じることがあります。
| 畳の種類 | 寸法(mm) | 1畳の面積 | 主な地域・用途 |
|---|---|---|---|
| 京間(本間・関西間) | 955×1910 | 1.824 ㎡ | 関西・中国・四国・九州の伝統建築 |
| 中京間(三六間) | 910×1820 | 1.656 ㎡ | 愛知・岐阜・三重・福島・山形 |
| 江戸間(五八間・関東間) | 880×1760 | 1.549 ㎡ | 関東・東北・北海道 |
| 団地間(五六間・公団間) | 850×1700 | 1.445 ㎡ | 公団住宅・アパート・マンション |
| 琉球畳(半畳・正方形) | 880×880 | 0.774 ㎡(半畳) | 沖縄・モダン和室 |
| 不動産広告基準 | — | 1.62 ㎡以上/畳 | 全国共通(公正取引協議会規定) |
京間と団地間の差は1畳あたり0.38㎡(約23%)にもなります。6畳の部屋なら、京間なら約10.9㎡、団地間なら約8.7㎡と2.2㎡(約1.4畳分)もの差。マンションや公団住宅の「6畳」は実際には京間の家に住み慣れた人には狭く感じる原因です。
畳数⇔㎡⇔坪 早見表(1畳=1.62㎡基準)
| 畳数 | ㎡ | 坪 | 用途目安 |
|---|---|---|---|
| 3畳 | 4.86 | 1.47 | 納戸・小型ワンルームの一部 |
| 4.5畳 | 7.29 | 2.21 | 茶室・書斎 |
| 6畳 | 9.72 | 2.94 | ワンルーム・和室・寝室 |
| 7.5畳 | 12.15 | 3.68 | 小型リビング |
| 8畳 | 12.96 | 3.92 | 広めの和室・寝室 |
| 10畳 | 16.20 | 4.90 | 広めリビング |
| 12畳 | 19.44 | 5.88 | LDK 12畳 |
| 15畳 | 24.30 | 7.35 | 広めLDK |
| 18畳 | 29.16 | 8.82 | 大型LDK |
| 20畳 | 32.40 | 9.80 | 大型戸建てLDK |
| 25畳 | 40.50 | 12.25 | ミニマル戸建て全体 |
| 30畳 | 48.60 | 14.70 | ワンルーム型住宅 |
| 50畳 | 81.00 | 24.50 | 中規模戸建て床面積 |
間取り別の畳数・㎡目安
ワンルーム・1K・1DK
| 間取り | 専有面積目安 | 畳数換算 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ワンルーム(小) | 15-20 ㎡ | 9-12畳 | 単身学生・新社会人 |
| ワンルーム(中) | 20-25 ㎡ | 12-15畳 | 単身社会人 |
| 1K | 20-30 ㎡ | 12-19畳 | キッチン独立の単身用 |
| 1DK | 25-35 ㎡ | 15-22畳 | DKあり単身〜二人 |
| 1LDK | 35-45 ㎡ | 22-28畳 | 単身〜二人・在宅ワーク可 |
2LDK・3LDK
| 間取り | 専有面積目安 | 畳数換算 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 2DK | 40-55 ㎡ | 25-34畳 | 二人〜三人 |
| 2LDK | 50-70 ㎡ | 31-43畳 | DINKS・子供1人家族 |
| 3DK | 55-70 ㎡ | 34-43畳 | ファミリー |
| 3LDK | 65-85 ㎡ | 40-52畳 | ファミリー標準 |
| 4LDK | 85-110 ㎡ | 52-68畳 | ゆとりファミリー |
戸建て住宅
| 延床面積 | 畳数換算 | 特徴 |
|---|---|---|
| 90 ㎡(27坪) | 約56畳 | コンパクト戸建て |
| 100 ㎡(30坪) | 約62畳 | 標準的な3LDK戸建て |
| 120 ㎡(36坪) | 約74畳 | ゆとり4LDK戸建て |
| 150 ㎡(45坪) | 約93畳 | 大型戸建て |
| 200 ㎡(60坪) | 約123畳 | 大邸宅 |
不動産の内寸・壁芯・登記面積の違い
同じ物件でも「表示面積」が違って見えるのは、面積の測り方が複数あるためです。契約前に必ず確認しましょう。
| 面積の種類 | 測り方 | 採用場面 |
|---|---|---|
| 壁芯面積(かべしん) | 壁の中心線で囲まれた面積 | マンション分譲パンフレット・不動産広告 |
| 内法面積(うちのり) | 壁の内側で囲まれた実使用面積 | 不動産登記簿(マンション)・住宅ローン控除 |
| 登記床面積 | マンションは内法・戸建ては壁芯 | 登記簿・固定資産税・住宅ローン控除 |
| 建築確認面積 | 壁芯で計測 | 建築基準法の容積率・建ぺい率計算 |
| 公簿面積 | 登記簿記載の土地面積 | 登記簿・固定資産評価 |
| 実測面積 | 境界確定測量による実測値 | 売買契約・境界紛争解決 |
マンションの場合、パンフレット記載の壁芯70㎡が登記簿では内法65㎡になるケースが典型です。住宅ローン控除の適用要件(50㎡以上/緩和40㎡以上)は登記簿の内法面積で判定されるため、境界的な物件では控除可否に影響します。
住宅ローン控除の面積要件
住宅ローン控除は、登記簿記載の床面積(マンションは内法・戸建ては壁芯)で判定されます。誤解によりパンフレット壁芯で50㎡ぴったりでも、登記内法で48㎡になり要件を満たさないケースが実際にあります。
2026年時点の住宅ローン控除 面積要件
| 種類 | 面積要件 | 備考 |
|---|---|---|
| 新築住宅(通常) | 50 ㎡以上 | 登記簿床面積 |
| 新築住宅(所得1,000万円以下) | 40 ㎡以上(緩和) | 2024年入居から時限措置あり |
| 中古住宅 | 50 ㎡以上 | 登記簿床面積 |
| 増改築 | 50 ㎡以上 | 工事後の床面積 |
面積計算のポイント
- マンションの壁芯70㎡は登記内法で約63-66㎡になる場合が多い(壁の厚さ次第)
- ワンルーム・1K投資物件は面積要件を満たさず控除対象外のケース多い
- 登記事項証明書(法務局オンライン取得)で正確な面積を確認できる
- 共用部分(バルコニー・玄関ポーチ・パイプスペース)は算入されない
シーン別の応用
🏠 賃貸物件の内見・比較
不動産広告の畳数は1畳=1.62㎡基準の広告表示ルール。実際の畳サイズは物件によって違うため、内見時は自分の物差しで壁から壁まで実測し、㎡ベースで判断するのが確実です。同じ8畳でも実面積で1畳分違うこともあります。
🏢 マンション購入
パンフレットは壁芯、登記簿は内法。両方の面積を確認し、住宅ローン控除の要件(登記内法50㎡以上/緩和40㎡以上)を必ず満たすかチェック。共用部分(バルコニー・パイプスペース)は算入されません。
🏗️ 戸建て建築・注文住宅
建築確認申請は壁芯計算、登記も戸建ては壁芯。ハウスメーカーとの契約では「坪単価×延床坪数」が主流ですが、含まれる項目(付帯工事・外構等)が各社で違うため㎡総額でも比較検討を。
🚚 引っ越しの見積もり
引越し業者は「1DK・2LDK等の間取り」または「単身/家族/ファミリー」で料金を概算。荷物量の目安は間取り+畳数で見積もられます。3LDKなら3人家族相当、4LDK以上は大型トラック必須。
🛋️ 家具・カーペット選び
カーペット・ラグ・カーテンは畳数表記が多いため、部屋の畳数を正確に把握する必要あり。ラグ「〜3畳用」は約200×250cm、「〜6畳用」は約280×340cm相当が目安です。
💰 固定資産税・都市計画税
固定資産税は登記床面積+土地の路線価をベースに算定。土地の面積は公簿(登記簿)基準で、実測面積とは違う場合あり。古い土地は市町村役場の名寄帳で確認可能。
よくある間違い・注意点
- 畳数だけで部屋の広さを判断 — 京間・中京間・江戸間・団地間・琉球畳で同じ「6畳」でも実面積が変わります。特に関西→関東の引っ越し、公団住宅の場合は要注意。
- 壁芯面積と内法面積の混同 — マンションのパンフレット壁芯70㎡が登記内法で65㎡になることも。住宅ローン控除の要件は登記内法で判定されるため境界物件は要注意。
- 1坪=3.3㎡と丸めて計算 — 正確には1坪=3.30578㎡。100坪計算で0.58㎡(約0.35畳分)のズレが生じます。契約書・登記書類は必ず正確値を使用。
- 畳数表記のないマンションでも実際は狭い — 洋室主体で畳数表記されない物件も、㎡で見ると意外と狭いことも。専有面積+間取り(LDK)の組み合わせで判断。
- バルコニー・玄関ポーチを専有面積に含める — マンションのバルコニー・玄関ポーチ・パイプスペースは共用部分で専有面積に含まれません。実使用面積は表示以下と考えて。
- 賃貸「10畳のロフト付き」に注意 — ロフトは高さ1.4m未満なら床面積に算入されないため、10畳表記の実面積は6-8畳のみ+ロフト2-4畳分ということも。
- 琉球畳(半畳)を通常畳と同じと勘違い — 琉球畳は正方形880×880mm=0.774㎡で、通常畳の約半分。「6畳の琉球畳の部屋」は通常畳の3畳=4.86㎡相当です(通常は「琉球畳を12枚敷いて6畳分」と表示)。
関連する規格・法令
- 不動産の表示に関する公正競争規約 ― 不動産公正取引協議会連合会が定める広告表示ルール。畳数表示は1畳=1.62㎡以上を義務化。
- 宅地建物取引業法 ― 不動産取引で用いる面積単位・表示方法を規定。広告・重要事項説明書は㎡表記が原則。
- 不動産登記法・不動産登記規則 ― 登記簿の建物床面積の測定法。マンションは内法、戸建ては壁芯で計測。
- 建築基準法・建築基準法施行令 ― 容積率・建ぺい率の算定は壁芯面積。ロフトは高さ1.4m未満なら床面積に不算入。
- 住宅品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律) ― 新築住宅の床面積表示は内法基準。
- 住宅ローン控除(租税特別措置法) ― 面積要件は登記簿床面積(マンションは内法・戸建ては壁芯)で判定。
- 計量法 ― 尺貫法(坪・畳・反)は公式取引で原則使用不可、参考表示のみ可。
- 地方税法(固定資産税) ― 固定資産税・都市計画税の算定は登記床面積+路線価ベース。
参考文献・公的資料
正確な面積表示・不動産取引・住宅ローン控除については、以下の公的機関資料を参照してください。
- 不動産公正取引協議会連合会 ― 不動産広告の公正競争規約。畳数表示1.62㎡/畳基準を規定。
- 国土交通省 宅地建物取引業法 ― 不動産取引の面積表示・重要事項説明の公式ルール。
- 法務省 不動産登記制度 ― 登記簿の面積表示(内法/壁芯)の公式解説。
- 法務局 登記情報オンライン取得サービス ― 登記事項証明書(床面積の確認)のオンライン取得窓口。
- 国税庁 住宅ローン控除の面積要件 ― 登記簿の内法面積50㎡(緩和40㎡)基準の公式解説。
- 国土交通省 住宅政策 ― 住宅品確法・住宅ローン控除・すまい給付金の公式情報。
- 総務省 固定資産税制度 ― 固定資産税・都市計画税の算定基準の公式情報。
- 不動産流通機構(REINS) ― 不動産流通の物件情報プラットフォーム。面積表示標準。
- 日本畳産業協会 ― 畳の伝統寸法・現代の規格・畳の種類の公式解説。
- JAF 引っ越し関連情報 ― 引越しの実務・荷物量目安の参考情報。
よくある質問(FAQ)
1畳は何㎡ですか?
不動産広告基準では1畳=1.62㎡以上と定められています(不動産公正取引協議会連合会規定)。実際の畳のサイズは地域で異なり、京間1.824㎡、中京間1.656㎡、江戸間1.549㎡、団地間1.445㎡です。マンションや公団住宅は団地間相当のため、京間で「6畳」の家に慣れた人には狭く感じることがあります。
1坪は何㎡ですか?
1坪 = 400/121㎡ = 約3.30578㎡です。1間(6尺=1818mm)四方の面積で、明治24年の度量衡法で「1尺=10/33m」と定義されたことに由来します。約2.04畳(1.62㎡/畳基準)、または約1.81畳(京間1.82㎡/畳基準)に相当します。
6畳は何㎡?何坪?
不動産広告基準(1.62㎡/畳)なら、6畳 = 9.72㎡ = 約2.94坪です。実測では京間なら約10.9㎡、中京間なら約9.9㎡、江戸間なら約9.3㎡、団地間なら約8.7㎡と幅があります。関東の物件で「6畳」表記でも、実際に測ると異なる場合が多いため、㎡ベースで確認するのが確実です。
京間と江戸間で6畳の広さはどれくらい違う?
京間(1.82㎡/畳)の6畳 = 10.9㎡、江戸間(1.55㎡/畳)の6畳 = 9.3㎡で、その差は1.6㎡(約1畳分)にもなります。関西→関東への引っ越しでは、同じ畳数でも実感の広さが違うため、家具配置の再検討が必要です。
壁芯と内法、どちらの面積が正しい?
用途で使い分けます。マンションの分譲パンフレットは壁芯、登記簿はマンションが内法・戸建てが壁芯。住宅ローン控除の面積要件(50㎡以上/緩和40㎡以上)は登記簿の内法面積で判定されるため、壁芯50㎡ぴったりの物件は控除不可となる場合があるので事前確認が重要です。
マンションの「専有面積」は畳何畳分?
専有面積㎡ ÷ 1.62 = 畳数(1畳=1.62㎡基準)で計算します。例えば専有面積70㎡なら約43畳。ただしこの畳数はマンション全体(廊下・トイレ・浴室含む)で、リビングや居室のみの広さではありません。
ワンルーム20㎡と30㎡ではどれくらい違う?
20㎡ ≒ 12畳、30㎡ ≒ 19畳の差(1.62㎡基準)。専有面積で10㎡違うと、生活のゆとりが大きく変わります。20㎡はベッド+デスクで手一杯、30㎡はソファも置けるレイアウトが可能。単身用は25㎡以上、DINKS用は40㎡以上を目安に選ぶユーザーが多いです。
不動産の坪単価とは何ですか?
1坪あたりの土地価格または建築費のこと。土地は「1坪=◯万円」、建築費は「坪単価=◯万円」で表記されます。2026年時点の目安は、住宅の建築費坪単価で木造55-85万円、鉄骨70-100万円、RC90-130万円。ハウスメーカー選定時は含まれる項目(付帯工事・外構)を各社比較しましょう。
登記簿の面積はどこで確認できる?
法務局の「登記情報提供サービス」でオンライン取得(手数料332円/物件)、または法務局窓口で登記事項証明書(手数料600円/物件)を取得可能。マンション購入時は不動産会社経由でも入手できますが、正確な内法面積を確認するには自身での取得が確実です。
2LDK と 3DK はどちらが広い?
専有面積で見ると2LDK(50-70㎡)と3DK(55-70㎡)は近いレンジ。ただし居室数は3DKが多く(3部屋+DK)、リビングは狭め。ライフスタイルで選択が変わり、DINKS・単身は2LDK、子供部屋が必要なファミリーは3DK/3LDKが標準です。
賃貸のロフト付き物件は何畳分計算する?
ロフトは建築基準法上、高さ1.4m未満なら床面積に算入されないため、居室畳数には含まれません。「10畳ロフト付き」表記の実際の居室は7-8畳程度、ロフトが2-3畳分と考えてください。荷物置き・簡易寝床としては使えますが、通常の生活スペースにはなりません。
琉球畳と通常の畳、面積換算はどう違う?
琉球畳は正方形(880×880mm)で1枚=0.774㎡、通常の長方形畳の約半分。「琉球畳12枚 = 通常畳6畳分 = 9.28㎡」となります。モダン和室のインテリアでよく使われ、部屋割りが正方形基準になるため家具レイアウトの自由度が高くなります。