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単位宝石貴金属相場

カラット(ct)↔g 宝石・金の重さ単位変換ツール|ダイヤ相場・K純度早見表つき

宝石(ダイヤモンド・ルビー・エメラルド)の重さ「カラット(ct)」を、g・mg・grain・oz・トロイオンス・匁と相互変換。同時に金の純度(K表示・fineness千分率)換算、婚約指輪の相場感、GIA・CIBJO・IGIの国際鑑定基準まで対応した無料電卓です。宝石購入・貴金属売買・海外購入時の重量表記の読み替えに幅広く対応します。

最終更新:2026-08-08/監修:計算ツールズ編集部

カラット 変換計算機

カラットの定義と換算式

基本の換算

1 ct(メトリックカラット) = 0.2 g = 200 mg = 100 point

1 grain(宝石グレーン) = 0.0648 g = 0.324 ct

宝石用の「カラット(ct)」は1907年の国際度量衡総会(CGPM)で「1メトリックカラット = 200mg(0.2g)」と国際的に標準化された重量単位です。ダイヤモンド・ルビー・サファイア・エメラルド等の色石評価に世界共通で使用されます。1カラット = 100ポイントで、0.5ctは「50ポイント」と呼ばれることも多い。

金の純度(K表示・キャラット)

金純度 = K数値 ÷ 24 × 100%

宝石カラットとは別に、金製品にはK18・K24等の純度表記(キャラット、英語ではkarat)があります。K24が純金(99.9%)、K18は75%(残り25%は銀・銅等の割金)、K14は58.3%。ヨーロッパではfineness(千分率)表記もあり、K24 = 999、K18 = 750、K14 = 585と表記。

その他の重量単位換算

ヨーロッパ・北米では宝石にオンス(avdp / troy oz)も使われ、貴金属には主にトロイオンス(1 ozt = 31.1035g)を使用。中国・香港では両(1両 = 37.5g)、インドではトラ(1 tola = 11.664g)、日本では和真珠等で匁(1匁 = 3.75g)が併用されています。

カラットの歴史と語源

「カラット」の語源はキャロブ(イナゴマメ)の種。古代地中海世界では、イナゴマメの種の重量が個体差が小さく安定していたため、宝石・貴金属の秤量基準として利用されました。1個の平均が約0.2gに近く、これが現代のメトリックカラット定義に受け継がれています。

19世紀まで各国・各都市で1カラットの定義がバラバラ(0.188〜0.213g)でしたが、1907年の第4回国際度量衡総会で1メトリックカラット = 200mgに統一され、国際貿易・鑑定書での混乱を解消しました。金の「キャラット(karat)」も同語源で、24分率の由来はビザンチン金貨の重量24キャロブ種であったこととされています。

身近なカラット例(ダイヤモンド中心)

用途カラットg換算直径目安
ペアリング・ネックレスの小粒0.05〜0.10 ct0.01〜0.02 g2.5〜3.0 mm
婚約指輪(エントリー)0.20〜0.30 ct0.04〜0.06 g3.8〜4.3 mm
婚約指輪(標準)0.30〜0.50 ct0.06〜0.10 g4.3〜5.1 mm
婚約指輪(豪華)1.00 ct0.20 g6.4 mm
婚約指輪(超豪華)2.00 ct0.40 g8.1 mm
投資向けの大粒ダイヤ3.00〜5.00 ct0.60〜1.00 g9.3〜11.0 mm
有名オークション品10 ct以上2 g以上14 mm以上
カリナンダイヤ(史上最大原石)3,106.75 ct621.35 g
ホープダイヤ(有名青ダイヤ)45.52 ct9.10 g

ラウンドブリリアントカット標準では、直径は「1ct = 6.4mm、2ct = 8.1mm、3ct = 9.3mm」と、カラット数の立方根に比例して増加します。カラット数が2倍でも直径は約1.26倍にしか増えません。

金の純度(K表示)と換算

K表示純度(%)Fineness(千分率)特徴
K24(24金)99.9%999純金・インゴット・金貨
K2291.7%917アジア・中東の装飾品主流
K2083.3%833珍しい・カスタムジュエリー
K1875.0%750日本・欧州のジュエリー標準
K1458.3%585アメリカ標準・耐久性重視
K1041.7%417コスパ・カジュアル向け
K937.5%375英国標準・エントリー

K18の指輪 5g なら純金分は 5 × 0.75 = 3.75g。買取査定時は「K18・5g・金相場○円/g」で概算可能。ホワイトゴールドはK18に銀・パラジウム・ニッケルを配合しロジウム鍍金したもの、ピンクゴールドは銅の配合で色調を出したものです。

ダイヤ・金の相場感(2026年目安)

ダイヤモンドの1ctあたり相場(4C標準品換算)

カラットD-F/VVS/EX(最高品質)G-H/VS/EX(実用推奨)I-J/SI(お手頃)
0.3 ct15〜25万円10〜15万円5〜10万円
0.5 ct35〜55万円20〜30万円12〜20万円
1.0 ct150〜300万円80〜150万円50〜80万円
2.0 ct600〜1,200万円300〜600万円200〜300万円
3.0 ct1,500〜3,000万円700〜1,500万円400〜700万円

1ct超では価格が急上昇(マグナンボの原則)。0.99ctと1.00ctで20〜30%価格差が生じるため、コスパ狙いなら0.9ct前後で選ぶ手法も。

金(K24)相場の目安

2026年時点で金1g(K24)は10,000〜13,000円台(田中貴金属・三菱マテリアル小売価格)。K18製品は金相場の75%で査定、加工費(工賃)差引で買取率60〜70%が相場。地金ゴールド・貴金属ETF・純金積立は日々の相場変動に連動します。

ダイヤの4Cとカラット

ダイヤモンドの評価は4C(Carat・Color・Clarity・Cut)で決まります。カラットは重量、他3つは品質を評価する国際基準で、GIA(米国宝石学会)が1953年に体系化しました。

Carat(カラット・重量)

1ct = 0.2g。同じ4C品質なら重いほど希少で高額。ただしCut品質が悪いと重くても輝かないため、重量だけでなくカット品質を必ず併記チェック。

Color(カラー・色)

D(無色最高)→ Z(黄色味)の23段階。D〜F=無色(コレクター)、G〜J=ほぼ無色(実用推奨)、K以下=淡黄色。婚約指輪はH以上が視認的に美しい。

Clarity(クラリティ・透明度)

FL(無傷)→ I3(明瞭内包物)の11段階。VVS1〜2は10倍拡大でも識別困難、VS1〜2は肉眼で識別困難、SI以下は肉眼判別可。実用的にはVS〜SIで十分。

Cut(カット・研磨品質)

Excellent → Poor の5段階。3EX(EX cut・EX polish・EX symmetry)がラウンドブリリアントの最高品質。輝きに最も影響するため妥協NG。

用途別のカラット選び

婚約指輪(一般)

0.3〜0.5ct・G-H/VS/3EXが最もバランス良い実用推奨。予算20〜40万円台。1ct超は「相手が指輪派・格式ある職業・国際感覚あり」等の条件で。

結婚指輪(マリッジリング)

婚約指輪と重ね付けする文化のため、ダイヤは小粒(0.05〜0.10ct)または無しで、K18・Pt950の素材にこだわるのが主流。毎日着けても引っかからないデザインを。

投資目的

ダイヤは加工品のため「投資」対象としては流動性が低く、金・プラチナのインゴット・貴金属ETF・純金積立の方が確実。3ct超・カラー特上・GIA鑑定書付きのみが例外的に流通します。

コスチューム・ファッション

キュービックジルコニア(CZ)・モアッサナイト・ラボグロウンダイヤ(人工ダイヤ)が近年高品質化。ラボダイヤは天然ダイヤの70〜80%オフで同等の4C品質。

相続・生前贈与

ジュエリー・貴金属も相続税課税対象。GIA鑑定書または信頼できる査定書で市場価値を明確化しておくと、遺産分割・贈与税計算がスムーズ。5万円以上のジュエリーは記録推奨。

海外購入・持ち込み

海外で購入した宝石・貴金属は合計20万円超で申告必要(関税・消費税)。海外の重量表記(ct・grain・troy oz・tola等)を本ツールで日本の単位(g・匁)へ即換算できます。

宝石・貴金属の用語集

用語意味
ct(carat)宝石の重量単位。1ct = 0.2g
K(karat)金の純度単位。24Kが100%純金
Fineness千分率による純度表示(K18 = 750)
Pointカラットの1/100。0.5ct = 50 point
Grain宝石・真珠の古い重量単位。1 grain = 0.0648g
Troy oz(トロイオンス)貴金属の国際計量単位。1 ozt = 31.1035g
4Cダイヤ評価基準(Carat・Color・Clarity・Cut)
3EXラウンドブリリアントのカット最高評価(EX-EX-EX)
GIAGemological Institute of America。米国宝石学会
Fluorescence(蛍光性)UV光下での発光度合い。Noneが最高評価
Table・Depth・Girdleダイヤカットのプロポーション各部名称
ホールマーク造幣局が発行する金・プラチナ純度証明の刻印
ラボグロウンダイヤ合成ダイヤ。物理的に天然と同一

よくある誤解・注意点

  • 宝石カラット(ct)と金カラット(K)を混同 — ctは重量(1ct = 0.2g)、Kは金純度(24Kが100%)。「1カラットの18金指輪」は宝石重量ではなく金の純度75%を指すケース多発。
  • ct数だけで価値を判断 — 4C全体で価値が決まります。同じ1ctでもD/FL/EXは1,000万円級、J/I2/Poorは30万円程度と数十倍の差が出ます。
  • 直径がカラットに比例すると誤解 — 直径はカラット数の立方根に比例。1ct→2ctで直径は約1.26倍にしか増えません。
  • 0.99ct選び — 1ctを目指すと20〜30%の価格ジャンプ(マグナンボ効果)。0.9〜0.95ctで見た目を確保しつつコスパ良く選ぶのがプロの技。
  • 鑑定書なしで購入 — GIA・CGL・IGI等の国際鑑定書がないと、後日売却・査定で価値証明が困難。10万円超の宝石は鑑定書必須
  • K表示のない金製品 — K18・585等の刻印がない金は純度証明ができず買取査定で大幅減額。造幣局・宝石業組合認定の刻印を必ず確認。
  • ホワイトゴールドは変色する — 表面のロジウム鍍金が数年で摩耗し黄色みが出ます。再鍍金メンテナンス(5,000〜10,000円)を数年ごとに実施推奨。

関連する国際基準・法令

  • CGPM(国際度量衡総会) ― 1907年、1メトリックカラット = 200mgと国際標準化。
  • CIBJO(世界宝飾連盟) ― 国際的な宝石評価基準の統括団体。「Blue Book」で天然・処理・合成の定義を統一。
  • GIA(Gemological Institute of America/米国宝石学会) ― 4C評価基準の創始者。国際的な鑑定書「GIA Report」の発行元。
  • IGI(International Gemological Institute) ― ダイヤ・宝石の国際鑑定機関。ラボグロウンダイヤの鑑定にも対応。
  • CGL(中央宝石研究所) ― 日本国内の宝石鑑定機関大手。日本語鑑定書発行。
  • 造幣局(日本) ― 貴金属の純度証明「ホールマーク」の発行機関。国産金製品の品質保証。
  • ISO 18323 ― 天然・合成ダイヤモンドの命名基準の国際規格。
  • 関税法・消費税法 ― 海外購入宝石・貴金属の20万円超申告義務、輸入時消費税10%・関税0〜3.9%。

参考資料・公的機関

宝石・貴金属の一次資料や国際基準は、以下の機関を参照してください。

※本ページの重量換算は物理定義に基づく厳密値です。宝石・貴金属の取引価格・買取査定額は品質(4C)・市場動向・加工費で大きく変動します。取引・鑑定・相続財産評価等では、必ずGIA・CGL・IGI等の公的鑑定機関の発行する鑑定書と、専門店の査定を参照してください。海外購入品の申告漏れは関税法違反となるため、税関公式ガイドに従い正しく申告してください。

よくある質問(FAQ)

1カラット(ct)は何グラム?

1ct = 0.2g = 200mg。1907年の国際度量衡総会で標準化されたメトリックカラット。1ctは100ポイントで、0.5ctは「50ポイント」とも呼ばれます。

宝石のカラットと金のカラットは同じ?

まったく別物。宝石のct(carat)は重量単位(1ct=0.2g)、金のK(karat)は純度単位(24Kが100%純金)。「1カラットの18金指輪」は宝石重量ではなく金純度75%を指すため混同注意。

婚約指輪は何カラットが標準?

日本の平均は0.3〜0.5ct・予算20〜40万円台。1ct(約60〜150万円)は「豪華」の目安。予算・相手の指の細さ・普段使いのシーンで選ぶ。0.9〜0.95ctは1ct直前で価格が20〜30%安くなるコスパゾーン。

4Cとは?

Carat(重量)・Color(色)・Clarity(透明度)・Cut(研磨)のダイヤ評価基準4項目。1953年GIA提唱の国際標準。同じ1ctでも4C次第で価格が10倍以上変動。

K18とは?

金純度75%(残り25%は銀・銅等の割金)。日本・欧州のジュエリー標準。K24(99.9%)は柔らかすぎるためジュエリー不向き、K18は硬度と純度のバランス良好。

ラボグロウンダイヤって本物?

物理的・化学的に天然ダイヤと同一。人工的に育成した「合成」ではあるが、模造品(CZ・モアッサナイト)とは異なる本物のダイヤ。天然の70〜80%オフの価格で同等の4C品質。ISO 18323で命名基準あり。

グレーン(grain)とは?

真珠・宝石で使う古い単位で1grain = 0.0648g(0.324ct)。パールネックレスの重量表記に今も使用。1momme(匁)= 3.75g = 18.75ct = 57.87 grain。

K18とプラチナPt950どちらが良い?

好みと用途で選ぶ。プラチナ(Pt950)は変色せず耐久性高いが金より重い。K18ホワイトゴールドは軽く安価だがロジウム鍍金の再メンテが必要。ピンクゴールドは色調重視。

鑑定書は必要?

10万円超のダイヤ・宝石は鑑定書必須。GIA・CGL・IGI等の国際・国内鑑定機関の発行するもの。鑑定書がないと後日売却・査定・保険加入で価値証明が困難。

海外で買った宝石は課税される?

合計20万円超で申告必要(関税・消費税10%・関税0〜3.9%)。ドバイ・香港・アメリカで免税購入しても、日本入国時に申告義務あり。無申告は関税法違反で追徴課税・罰金。

相続時のジュエリー評価は?

相続税評価は時価(買取査定額の相場)で計算。GIA鑑定書または信頼できる査定書で市場価値を明確化。5万円以上のジュエリーは記録推奨。相続時精算課税・生前贈与も併用可能。

金相場は今どのくらい?

2026年時点でK24 1gあたり10,000〜13,000円台(田中貴金属・三菱マテリアル小売価格)。K18買取は金相場の75%×加工費差引で60〜70%が目安。日次の相場変動が大きいため売買時は最新価格を確認。