計算ツール
旅行ベトナム東南アジアハロン湾

ベトナム旅行 予算計算|ホーチミン・ハノイ・ハロン湾まで日数別に完全試算

ベトナム旅行の総予算を、日数・訪問都市(ホーチミン/ハノイ/ダナン/フエ/ホイアン)・宿泊ランク・ハロン湾クルーズ・食費・国内移動(飛行機/寝台バス/夜行列車)・両替・海外旅行保険まで反映して即時算出。6万円台のバックパッカー旅から30万円の贅沢周遊まで、全レンジを1画面でシミュレーション。外務省海外安全ホームページ・在ベトナム日本国大使館・JETROの一次情報に基づき、e-VISA・両替・チップ・偽札対策まで解説します。

最終更新:2026-08-05/監修:計算ツールズ編集部

ベトナム旅行 予算計算ツール

計算式と費目構成

基本式

総額 = (航空券 + 宿泊×(日数-1) + ハロン湾・メコン + 食費×日数 + 交通×日数 + 保険×日数) × 人数

ベトナム旅行の総額は「固定費(航空券・オプショナルツアー)+ 変動費(宿泊・食費・交通)× 日数」で構成されます。航空券と宿泊が総額の55〜70%を占めますが、シンガポール・ハワイに比べて宿泊・食費・交通が圧倒的に安く、東南アジア屈指の低予算旅行が可能です。5日間のホーチミン旅で最安7万円台、5つ星+ハロン湾豪華クルーズで30万円超のスペクトラム。

1VND=0.006円の為替感覚

ベトナムドン(VND)は「ゼロが多い」で有名。1USD=約25,000VND、1円=約165VND、10,000VND ≒ 60円が目安。フォー1杯=40,000〜60,000VND(約240〜360円)、水500ml=8,000VND(約50円)、Grabバイク近距離=20,000VND(約120円)。本ツールは1VND=0.006円で内部換算しています。

ハイシーズンとオフの価格差

旧正月(テト・1〜2月)は現地の店舗休業が多く旅行に不向き。年末年始・GW・盆は航空券・ホテルとも1.3〜1.8倍。乾季(11〜4月)は快適、雨季(5〜10月)は宿泊が2〜3割安い代わりにスコール多め。ダナン・ホイアンは9〜11月に台風リスクあり。

航空券相場と時期

成田・羽田・関空・福岡発の直行および乗継便を、観光庁・IATA公示・各航空会社の運賃から整理しました。

クラス/路線往復目安フライト時間特徴
LCC(ベトジェット・エアアジア)30,000〜50,000円6〜10時間(乗継含む)受託・機内食別。深夜発多め
直行 ホーチミン(VN/ANA/JAL)55,000〜90,000円約6時間安定運行、マイル対応
直行 ハノイ(VN/ANA/JAL)65,000〜100,000円約6時間ハノイ・ハロン湾拠点
直行 ダナン60,000〜95,000円約6時間ホイアン・フエへのゲートウェイ
プレミアムエコノミー85,000〜130,000円約6時間座席広めで長距離向き
ビジネスクラス(VN/JAL)230,000〜340,000円約6時間フルフラット・ラウンジ
乗継便(タイ・香港・シンガポール経由)32,000〜60,000円10〜16時間時間はかかるが安価

年末年始・GW・盆・テト前後は通常の1.5〜2倍。逆に3月・6〜7月・11月は最安期。早期購入(90日前)・LCCセールで往復2万円台の破格も。

都市別・宿泊料金早見表(1泊/1室)

都市/エリアゲストハウス3つ星4つ星5つ星
ホーチミン1区(ドンコイ)2,5006,50013,00028,000
ホーチミン デタム(バックパッカー街)1,8004,5009,000
ハノイ 旧市街2,0005,50011,00025,000
ハノイ ホアンキエム3,0007,50015,00032,000
ダナン ビーチ沿い3,5007,00013,00028,000
ダナン InterContinental65,000〜
ホイアン 旧市街2,5006,00012,00025,000
フエ 旧市街2,2005,50010,00022,000
ニャチャン(ビーチ)2,8006,50012,00026,000
フーコック島(リゾート)4,00010,00018,00045,000

ベトナム主要都市の宿泊は日本国内の1/3〜1/5。3つ星でも清潔でスタッフが英語対応可能。「JW Marriott Hanoi」「Metropole Hanoi」「Reverie Saigon」などラグジュアリー勢も充実しコスパは世界屈指です。

ハロン湾・メコン・観光ツアー

ツアー/入場料大人料金所要備考
ハロン湾 日帰りクルーズ1,700,000VND(約9,000円)1日ハノイ発着往復送迎込み
ハロン湾 1泊2日クルーズ(中級)4,500,000VND(約25,000円)1泊2日3つ星船・食事付
ハロン湾 1泊2日クルーズ(高級)9,000,000VND(約50,000円)1泊2日Paradise・Bhaya等
メコンデルタ 日帰り800,000VND(約4,500円)1日ホーチミン発ミトー・ベンチェ
メコン 1泊2日(カントー)2,200,000VND(約12,000円)1泊2日水上市場体験
クチトンネル 半日550,000VND(約3,000円)半日戦争博物館とセット多い
戦争証跡博物館40,000VND(約240円)2時間ベトナム戦争資料
ホイアン旧市街入場120,000VND(約720円)半日ランタン夜景
ホーチミン廟(ハノイ)無料1時間服装規定あり
フエ王宮200,000VND(約1,200円)3時間世界遺産

食費とローカルグルメ実勢

ベトナムは屋台文化・カフェ文化が根強く、1日の食費が1,500円で満腹まで楽しめる驚異のコスパ。逆にホーチミン・ハノイの外国人向け高級店は日本並みの価格。

料理/店舗タイプ1食目安備考
フォー(路面店)40,000〜60,000VND(240〜360円)朝食の定番
バインミー(サンド)25,000〜40,000VND(150〜240円)屋台テイクアウト
コムタム(路面店)50,000〜80,000VND(300〜480円)南部の定番ライス
ブンチャー(ハノイ)60,000〜80,000VNDハノイ名物
カジュアルレストラン150,000〜300,000VND(900〜1,800円)観光地/エアコン付
ミシュラン系(ハノイ)800,000〜1,500,000VND(4,800〜9,000円)高級ベトナム料理
ホテル朝食(4つ星)朝食込みビュッフェ品数豊富
ベトナムコーヒー(路面)25,000〜40,000VNDエッグコーヒー名物
ビール(ローカル・生)15,000〜30,000VND(90〜180円)Bia Hoiは世界最安級
ヨガ・スパ 90分400,000〜700,000VND(2,400〜4,200円)日本の1/3価格

WHO・厚生労働省ともに東南アジア渡航では「加熱調理食品・ミネラルウォーター・皮を剥いた果物」を推奨。氷は大手カフェ・ホテルは工業製造の氷を使うため比較的安全ですが、屋台では避けるのが無難。

Grab・タクシー・移動費用

手段料金目安備考
Grabバイク(近距離)15,000〜30,000VND(90〜180円)渋滞の多い市街で最速
Grab車(市内)50,000〜150,000VND(300〜900円)言語不要・アプリ完結
タクシー Vinasun/Mailinh初乗り12,000VND〜大手2社が安全・信頼
市内バス7,000〜10,000VND(40〜60円)路線把握に慣れが必要
Grab Xanh(EV)Grab車と同等ベトナムEVブランド普及中
寝台バス(都市間)200,000〜500,000VND(1,200〜3,000円)ハノイ-フエ13時間等
統一鉄道(SE系)350,000〜1,500,000VNDハノイ-ホーチミン30時間超
国内線(VN/VJ)500,000〜2,500,000VND(3,000〜15,000円)ハノイ-ダナン90分

ホーチミン・ハノイともにメトロが順次開業中。渋滞回避と観光地アクセスにGrabアプリが必須です(現地SIMまたはeSIM必要)。

シーン別の予算プラン

バックパッカー5日(1人)

LCC航空券40,000円+ゲストハウス4泊10,000円+屋台食費1,500円×5日+Grab500円×5日+保険=約7〜8万円。デタム街拠点+メコン日帰り+戦争博物館の定番ベトナム体験。

標準観光5日(1人)

直行65,000円+3つ星4泊24,000円+ハロン湾1泊2日25,000円+食費3,500円×5日+保険=約13〜15万円/人。ハノイ+ハロン湾のゴールデンコンボ。

南北縦断1週間(1人)

直行75,000円+4つ星6泊66,000円+ハロン湾+ホイアン+国内線移動15,000円+食費5,000円×7日=約22〜25万円。ハノイ→ダナン→ホイアン→ホーチミンのゴールデンルート。

ダナン/ホイアンビーチ5日(2人)

直行130,000円+ビーチリゾート45,000円×4泊+ホイアン旧市街入場+スパ×3=約36〜40万円/2人。世界遺産と極上リゾートを両立。

ハネムーン ハロン湾豪華クルーズ5日(2人)

ビジネスクラス260,000円×2名+5つ星3泊75,000円+ハロン湾高級クルーズ50,000円×2名+ミシュラン夕食=約85〜90万円/2人。世界遺産の中で贅沢時間。

ゴルフ+観光4日(1人)

直行80,000円+4つ星3泊33,000円+ゴルフラウンド2回(35,000円/回)+食費5,000円×4=約22〜25万円。ダラット・ダナン・BRGゴルフリゾートが人気。

よくある予算オーバーの原因

  • タクシー価格交渉のトラブル — 空港での白タク、メーター改造車、遠回りは常態化。VinasunとMailinhの2社大手、またはGrabアプリのみ使うのが安全策。
  • 両替でVND桁数を勘違い — 「1USD=25,000VND」と3桁ゼロが多く、100USD分の両替で250万VNDが手元に。同じデザインの200,000VNDと20,000VND札の見誤りで10倍払う事故が多発。
  • 偽札・ATM手数料 — 100,000VND以上の高額紙幣に偽札あり。銀行ATMは1回200,000〜300,000VND程度の手数料。日本のクレカATMは3〜5USD/回の手数料も。
  • e-VISA・アライバルVISAの手数料 — 15日以内でも短期滞在ビザ免除対象外の国も。日本人は45日以内観光は無料ですが、超過分はe-VISA申請25USD+手数料。
  • ハロン湾の格安船で船酔い・衛生問題 — 100USD以下のクルーズは船が古く衛生面リスクあり。JETROの現地渡航情報でも中級以上を推奨。1泊2日で25,000円クラスが安全ライン。
  • 屋台の氷・生野菜で下痢 — WHO推奨に反し、屋台の氷・生野菜は原則避けるべき。医療費+日程変更で数万円の損失に。
  • チップ習慣を過大解釈 — 基本チップ不要ですが、ハロン湾クルーズガイド・ホテルポーターには1〜2USD相当が慣習。ラグジュアリーホテルは10%サービス料込みが多い。

e-VISA・両替・偽札対策の実務

  • ビザ・入国要件 ― 日本人は45日以内の観光目的でビザ免除(2023年8月〜)。それ以上または就労目的はe-VISA(25USD)・アライバルビザが必要。パスポート残存6ヶ月以上。
  • 入国審査 ― 電子入国カード導入。空港到着後の指紋登録あり。所要時間は繁忙期30〜60分。
  • 免税範囲(酒・タバコ) ― 酒22度以上1.5L、22度以下2L、タバコ200本まで。それ以上は課税対象、無申告は罰金。
  • 為替管理 ― 現金持出しは5,000USD相当以上で申告義務。1回両替は300USD程度に分けるのがトラブル防止に有効。
  • 電圧・プラグ ― 220V/50Hz・A/C/Fタイプ併用。日本の家電はプラグ形状問題は少ないが変圧確認を。
  • 治安と安全対策 ― 外務省海外安全ホームページで「レベル1(十分注意)」地域あり。スリ・ひったくり多発地(ホーチミン1区・ハノイ旧市街)は貴重品分散を。
  • 海外旅行保険と医療費 ― 現地の私立病院(FVホスピタル等)は日本並みの料金。ローカル公立は安いが日本語不対応。保険付き病院リスト事前確認を。

参考文献・公的資料

より最新の入国要件・為替・現地物価を確認したい場合は、以下の公的機関・団体の資料を参照してください。

※本ページの計算結果は概算値です。実勢価格は為替・シーズン・購入時期で大きく変動します。渡航前には外務省海外安全ホームページ、ベトナム外務省e-VISA公式、加入保険の補償範囲、厚労省FORTHの感染症情報を必ずご確認ください。医療費・法令に関する具体的な相談は在ベトナム日本大使館領事班にお問い合わせください。

よくある質問(FAQ)

ベトナム5日間の予算目安は?

1人あたり12〜18万円が標準ラインです。直行便(6.5万円)+3つ星4泊(2.4万円)+ハロン湾1泊クルーズ(2.5万円)+食費+交通+保険で約15万円。LCC+ゲストハウスなら8万円台、5つ星+高級クルーズで30万円超。宿泊とハロン湾クルーズのグレードが主要因です。

ベトナムの物価は日本と比べてどう?

宿泊・食費・交通は日本の1/3〜1/5と圧倒的に安い。フォー1杯250円、ビール100円、3つ星ホテル6,000円。一方、輸入品(ワイン・欧州ブランド)・高級ホテルは日本並みかそれ以上。ローカル体験を中心にすると驚異的なコスパで楽しめます。

ハロン湾クルーズはどのランクが良い?

中級以上(25,000円/1泊2日)が安全ライン。100USD以下の格安船は船が古く衛生面リスクあり(JETROも警告)。Bhaya・Paradise・Indochina Sailsなど日本人利用率が高いブランドが安心。高級船なら50,000円クラスでプールバー・スパ完備。

ホーチミンとハノイどちらが観光向き?

初訪はホーチミン、リピートはハノイ+ハロン湾がおすすめ。ホーチミンは南部でモダン・活気ある繁華街、ハノイは北部で伝統・世界遺産の起点。中部のダナン+ホイアンはビーチ+古都で3度目訪問先として人気。時間があれば南北縦断が最も濃厚です。

ビザは必要?

45日以内の観光はビザ免除(2023年8月〜)。それ以上はe-VISA(25USD)で90日まで滞在可能、ベトナム外務省の公式サイトで申請。就労・研修は別種ビザが必要。パスポート残存6ヶ月+空白ページ2ページ以上を必ず確認。

両替はどこがお得?

ベンタイン市場周辺の金行(Vang)・宝石店のレートが最良。銀行より1〜2%良く、空港両替より3〜5%良い。ドル現金持参→現地両替が最効率。ATMも使えますが1回あたり200,000〜300,000VND手数料+日本側3〜5USDのケースが多い。

Grabアプリは必須?

必須級です。言語不要、事前料金確定、支払いアプリ完結でぼったくり回避。バイクタクシー(GrabBike)は近距離最速で100円台。空港⇔市街もGrabで指定できます。現地SIMまたはeSIMを空港で入手してすぐ使えるように準備を。

屋台料理は安全?

加熱調理品は概ね安全ですが、氷・生野菜・皮を剥かない果物は避けるのが無難。WHO・厚労省FORTHもこの見解。人気店(行列のある店・観光客も多い店)は回転が良く比較的安全。朝食フォー・バインミー・コムタム等の煮込み料理は日常的に楽しめます。

チップは必要?

基本不要。レストラン・カフェは料金にサービス料込みが多い。例外としてハロン湾クルーズガイド(1〜2USD/日)、ホテルポーター(1USD/回)、スパ(施術料の10%)は慣習として支払うと喜ばれます。ローカル屋台では必要なし。

予防接種は必要?

短期観光では推奨(必須ではない)。厚労省FORTHはA型肝炎・破傷風・場合により狂犬病を推奨。都市部滞在中心なら大きなリスクは少ないですが、農村部・少数民族地域を訪ねる場合は要相談。渡航前に予防接種相談外来のある病院で判断を。

ベストシーズンは?

乾季の11〜3月が全国的にベスト。ホーチミン・メコンは12〜4月、ハノイ・ハロン湾は10〜11月、ダナン・ホイアンは2〜7月が快適。テト(旧正月)期間は現地店舗休業が多く旅行に不向きです。台風は9〜11月に中部で注意。

海外旅行保険は必要?

必須と考えてください。ベトナム私立病院(FVホスピタル・ホーチミン、Vinmec・ハノイ)は日本並みの料金で盲腸手術50万円超。ローカル公立は安いが日本語不対応で診断書取得が困難。JETRO・大使館もホームページで加入を推奨しています。