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家族旅行予算

家族旅行の総額を、人数・日数・国内か海外かの3つだけで試算する無料電卓です。内訳の考え方と、子ども料金や繁忙期でどれだけ振れるかまで整理しました。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

家族旅行予算ツール

計算式と前提

総額 = 人数 × ( 日数 × 1人1日あたりの費用 + 1人あたりの往復交通費 )

国内:1日15,000円+往復5,000円/海外:1日30,000円+往復100,000円

既定値の「4人・3日・国内」では、3×15,000+5,000=50,000円が1人分、これに4人を掛けて200,000円となります。1日あたりの15,000円には宿泊・食事・現地での移動と入場料を、往復交通費には自宅と目的地を往復する運賃を見込んでいます。全員を大人1人として数える設計のため、子ども料金の割引は反映されません。

人数・日数別の総額早見表

本ツールに人数と日数を入れたときの出力です。まず国内から。

人数2日3日4日5日
2人70,000円100,000円130,000円160,000円
3人105,000円150,000円195,000円240,000円
4人140,000円200,000円260,000円320,000円
5人175,000円250,000円325,000円400,000円

海外の場合

1人あたりの往復交通費を100,000円と置いているため、日数が短いほど交通費の比重が大きくなります。

人数3日4日5日7日
2人380,000円440,000円500,000円620,000円
3人570,000円660,000円750,000円930,000円
4人760,000円880,000円1,000,000円1,240,000円
5人950,000円1,100,000円1,250,000円1,550,000円

1人1日15,000円の内訳

項目1人1日の目安調整の幅
宿泊7,000〜10,000円宿の等級と時期で2倍以上動く
食事(3食)3,000〜4,000円朝食付き・1泊2食のプランでは重複に注意
現地の移動1,000〜2,000円レンタカーなら燃料・駐車場・高速代に置き換え
入場料・体験1,000〜3,000円テーマパークが入ると1日で1万円を超える

家族旅行の予算が振れる要因

1人1日15,000円という水準は、宿泊7,000〜10,000円、3食で3,000〜4,000円、現地の移動と入場料で3,000〜5,000円という積み上げから出ています。国内の往復交通費を1人5,000円と置いているのは、車か在来線で行ける距離を想定しているためです。新幹線や航空機を使う行程では片道でこの額を超えるので、遠方へ出かける場合は交通費を実額に置き換えて考える必要があります。本ツールは移動距離を入力に取らない設計なので、距離が伸びるほど下振れした見積りになります。

実務で最も判断が分かれるのが、子どもをどう数えるかです。宿泊施設の子ども料金は、大人と同額、大人の70%、食事と寝具の有無で数千円、未就学児は無料と、施設ごとに考え方が違います。鉄道は6歳から11歳が小児運賃で大人の半額、6歳未満は同伴者1人につき2人まで無賃、航空機の国内線も3歳から11歳に小児運賃が設定されています。このため、大人2人と子ども2人の4人家族の実額は、本ツールの結果より1割から2割低く収まることが多くなります。ところがテーマパークや体験型の施設では子どもの料金が大人に近く設定されており、行程の中身によっては差が消えます。宿と交通は子ども料金で下がるが、遊びの費用は下がらないと考えると見立てを誤りにくくなります。

見落とされやすいのが、時期と付随費用です。宿泊単価は連休、夏休み、年末年始で通常期の1.5倍から2倍になり、同じ行程でも総額が数万円単位で変わります。学校の休みに合わせざるを得ない家庭では、この繁忙期の単価こそが基準になります。海外ではさらに、出国時の税、宿泊にかかる地方税、カード決済の海外事務手数料、両替の為替差、渡航認証や旅券の取得費用、旅行保険が積み上がります。国内でも、高速道路の通行料、駐車場代、土産代は本ツールの日額に十分収まらないことがあります。子ども連れでは、総額の1割程度を予備費として持っておくと安心です。

条件による違いも意識してください。乳幼児連れでは移動時間を短くせざるを得ず、部屋の広さやベビー用品の有無で宿の選択肢が狭まり、結果として単価が上がります。小学生以上になれば行程を詰められる一方、入場料が大人料金に近づきます。宿の形態でも見え方が変わり、旅館の1泊2食付きプランでは食費が宿泊費に含まれているため、日額に食事を別途足すと二重に数えることになります。予算を組むときは、総額を人数で割るより、交通と宿という動かしにくい費用と、食事・土産・体験という調整できる費用に分け、前者を先に確定させて残りを割り振る順番で考えてください。

よくある間違い・注意点

  • 子どもを大人と同じ金額で数える — 宿泊と交通は子ども料金で下がります。本ツールは全員を大人として計算するため、小さな子どもがいる家庭では実額より高めに出ます。逆に無料と決めつけるのも危険で、施設ごとに条件が違います。
  • 交通費を距離に関係なく一定と考える — 国内の往復5,000円は近距離の想定です。新幹線や航空機を使うなら実際の運賃に置き換えてください。
  • 1泊2食付きプランに食費を上乗せする — 食事が宿泊費に含まれている場合、日額の食費と二重に計上することになります。
  • 通常期の単価で繁忙期の旅行を見積もる — 連休や長期休暇の宿泊単価は1.5〜2倍になります。日程が固定される家庭ほど、この前提を先に置くべきです。
  • 海外の付随費用を忘れる — 出国時の税、宿泊にかかる地方税、カードの海外事務手数料、渡航認証や旅券の取得費用、旅行保険は日額に含まれていません。
  • 予備費を持たない — 子どもの体調不良や天候による行程変更は起こります。総額の1割程度を余裕として見込んでおくと、現地での判断が楽になります。

参考資料・出典

旅行費用の統計、契約と解約のルール、海外渡航の手続きは以下の資料が一次情報です。

※本ページの金額は一般的な目安です。実際の費用は行き先、時期、宿の等級、交通手段によって大きく変わります。契約前に旅行業者の書面と取消料の規定をご確認ください。渡航に伴う健康上の相談は医療機関、契約上の紛争は国民生活センターや弁護士等の専門家にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

閑散期はどのくらい安くなりますか?

宿泊単価で見ると、繁忙期に比べて3割から5割ほど下がることがあります。逆に言えば、連休や長期休暇は通常期の1.5〜2倍が前提です。日程を動かせるかどうかが総額を最も大きく左右します。

テーマパークに行くと予算はどう変わりますか?

入場券と園内の飲食・土産を合わせると、家族4人で1日あたり5万円前後の上乗せになります。本ツールの日額15,000円には収まらないため、別枠で足してください。

子どもの分も大人と同じ金額で計算されますか?

はい。本ツールは全員を大人1人として数えます。実際には宿泊と交通に子ども料金があるため、未就学児や小学生がいる家庭では実額が1〜2割低くなることが多くなります。

国内の往復交通費5,000円は妥当ですか?

車や在来線で行ける距離を想定した金額です。新幹線や航空機を使う場合は片道でこれを超えるため、実際の運賃に置き換えて考えてください。

海外の往復10万円という前提はどう見ればよいですか?

近距離のアジア方面と欧米方面では大きく開きます。近距離なら下振れ、長距離や繁忙期なら上振れします。日数が短いほど交通費の比重が大きくなる点にも注意してください。

旅行積立は使うべきですか?

旅行業者の積立や金融機関の目的別預金など、いくつかの方法があります。利率よりも使途が限定される点と中途解約の条件を先に確認してください。取扱いは事業者ごとに異なります。

予備費はどのくらい見ておくべきですか?

総額の1割程度が目安です。子どもの体調不良による受診、天候による行程変更、想定外の交通費に充てられます。

海外で日額に含まれない費用は何ですか?

出国時の税、宿泊にかかる地方税、カード決済の海外事務手数料、両替の為替差、渡航認証や旅券の取得費用、旅行保険などです。人数分がまとまった額になるため、別に見積もってください。