主軸回転数(RPM)計算
Vc→主軸RPMを即算出。フライス・ドリル・旋盤の加工条件表作成に。
主軸回転数(RPM)計算ツール
主軸回転数
N(rpm) = 1000 × Vc(m/min) / (π × D(mm))
切削速度Vcから逆算する基本式。フライス・ドリルではカッター径、旋盤では被削材外径を使う。刃先周速m/sは工具の遠心力・摩擦発熱の目安にもなる。
Vc→RPM早見(D=φ20mm)
| Vc | RPM |
|---|---|
| 50 | 796 |
| 100 | 1592 |
| 150 | 2387 |
| 200 | 3183 |
| 300 | 4775 |
| 500 | 7958 |
主軸回転数(RPM)計算の詳しい解説
主軸回転数は切削速度Vc÷工具外周長×1000で計算。切削速度Vcの単位(m/min)と直径(mm)を合わせるため係数1000/πを使います。φ20mmのエンドミルでVc=100なら1592rpm、Vc=200なら3183rpmとリニアに変化します。
実務では工作機械の最大RPMとの整合性チェックが必要。汎用マシニングセンター15000rpm、高速機30000-60000rpm、超高速電動主軸100000rpm超と幅広く、必要RPMがマシン能力を超える場合は工具径・Vcを見直します。
業界・現場での使い方
CNC加工プログラム
G97(RPM一定)指令の値を計算。マクロプログラムでの動的変更にも。
加工現場の日常
段取り時の暗算・電卓計算で頻繁に使用。
工具寿命管理
高RPM=高発熱=短寿命の関係。RPM調整で寿命延長。
よくある間違い・注意点
- 工具径と被削材径を混同 — フライス・ドリルは工具径、旋盤は被削材径。
- マシン最大RPMを超える設定 — マシン能力確認忘れると異音・軸受破損。
- 切削油なしでの高RPM運用 — ドライ加工では熱発生大。RPM70%程度に低減。
関連する規格・法規
- ISO 8688 フライス工具寿命試験
- JIS B 4053 超硬材料
※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。
よくある質問(FAQ)
φ20mmエンドミル・Vc150のRPMは?
2387rpm。
マシン最大12000rpmで対応可能なVc・φは?
φ10mmならVc377まで、φ5mmならVc188まで。
高RPMのメリットは?
送り速度も比例して上げられ、加工時間短縮。
φ小径ほどRPM高くなる理由は?
Vcを維持するにはπD×Nを一定に保つため、径小さいほどN大。