冷媒充填量(配管長×径別)
冷媒配管長と径から冷媒追加充填量を即算出。業務用エアコン・ヒートポンプ据付・冷媒漏洩後の補充作業に。
冷媒充填量(配管長×径別)ツール
追加冷媒充填量
追加g = (配管総長 − 無充填長さ) × 単位追加量(g/m)
据付時の標準充填量(工場出荷済)+ 現地追加分の計算。冷媒配管が指定無充填長さを超えると追加充填が必要。液管径×冷媒種別で単位追加量(g/m)が決まる。
冷媒別 単位追加量(g/m 液管径別)
| 液管径 | R410A | R32 | R407C | R134a |
|---|---|---|---|---|
| φ6.35 | 20 | 15 | 20 | 25 |
| φ9.52 | 55 | 40 | 55 | 60 |
| φ12.7 | 105 | 75 | 105 | 110 |
| φ15.88 | 160 | 120 | 160 | 170 |
| φ19.05 | 250 | 190 | 250 | 260 |
冷媒充填量(配管長×径別)の詳しい解説
冷媒追加充填量は「配管総延長 − 無充填長さ(工場設定) × 単位追加量(g/m)」で計算。液管径と冷媒種別で単位追加量が決まり、R410A φ9.52で55g/m、R32 φ9.52で40g/mが標準値です。据付時の適正充填量は機器性能・耐久性・省エネ性能に直結します。
冷媒充填不足は冷房能力低下・霜付き・圧縮機焼損の原因、過充填は液戻り・圧力異常・エネルギー効率低下の原因。第二種冷凍機械責任者・冷媒フロン類充塡回収業登録が必要な作業で、素人施工はフロン排出抑制法違反(30万円以下罰金)にもなります。
業界・現場での使い方
業務用エアコン据付
マルチエアコン・GHP・ビル用マルチの現地追加冷媒充填量計算。
冷媒漏洩後の補充
法定点検で漏洩発見時の再充填量算定。フロン排出抑制法対応。
冷凍冷蔵設備
冷凍倉庫・スーパー冷凍冷蔵ケースの冷媒メンテナンス。
よくある間違い・注意点
- 冷媒種別を混同 — R410AとR32は充填量が違う。旧機器のR410AにR32を入れると重大事故。
- 無充填長さを確認せず全長で計算 — 機種で無充填長さ(3-10m)が違う。取扱説明書要確認。
- 回収せず大気放出 — フロン排出抑制法違反。専用回収機で回収→適正処理。
関連する規格・法規
- フロン排出抑制法
- JIS B 8615 パッケージエアコン試験方法
- 第二種冷凍機械責任者資格
※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。
よくある質問(FAQ)
R410AとR32、どちらが環境優しい?
R32のGWP675 < R410A GWP2090。R32が新機種主流。
無充填長さとは?
工場出荷時の標準冷媒でカバーできる配管長。3-10mが多い。
冷媒漏洩の点検義務は?
算定漏洩量50t-CO2以上/年の事業所は3ヶ月or1年ごとの点検義務。
冷媒充填作業に資格は必要?
充填回収業登録+第二種冷凍機械責任者以上が必要。素人施工NG。