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ペット供養 費用計算ツール|火葬・個別葬・永代供養・霊園墓地の相場を即算出

ペット(犬・猫・小動物・鳥類)の火葬・葬儀・霊園納骨・永代供養にかかる費用を、体重・葬儀プラン(合同/個別/立会い)・霊園タイプ(公営・民営・寺院)・仏具・墓石など項目別に自動計算。廃棄物処理法や自治体条例、日本ペットセレモニー協会の相場に基づき、供養の流れ・自宅安置・宗派別作法・ペットロスケアまでまとめました。

最終更新:2026-08-05/監修:計算ツールズ編集部

ペット供養 費用計算機

供養費用の計算式

総費用 ≒ 火葬・葬儀費 + 遺骨返却料 + 骨壺・骨袋 + 納骨/永代供養料 + 位牌・仏具 + 法要お布施

ペット葬儀は人間の葬儀のような法令上の必須手続きはなく、家族の希望と予算で自由に組み合わせられます。合同火葬のみなら1万円台、個別火葬で3〜5万円、霊園納骨・永代供養まで含めると10〜30万円、個別墓地建立では50万円超の総額になることも。

費用に影響する主な要因

  • 体重 ― 3kg以下と25kg超では火葬料が2〜3倍差
  • 個別 vs 合同 ― 遺骨返却の有無・個別対応で1.5〜3倍
  • 立会いの有無 ― 家族が火葬に参列するかで加算
  • 訪問火葬車 ― 自宅前で火葬する移動火葬サービス、便利だが料金は施設火葬並
  • 霊園タイプ ― 公営・民営・寺院で年間管理料が異なる
  • 永代供養・年忌法要 ― お寺での定期供養は月/年単位で費用発生

プラン別の全国相場

日本ペットセレモニー協会・全国のペット霊園データを集約(2025-2026年時点)。

プラン3kg以下3〜10kg10〜25kg25kg超
合同火葬(遺骨返却なし)8,000〜15,00015,000〜25,00025,000〜40,00040,000〜60,000
個別火葬(遺骨お渡し)18,000〜30,00025,000〜40,00040,000〜60,00060,000〜90,000
立会い個別火葬25,000〜45,00035,000〜55,00055,000〜80,00080,000〜120,000
訪問火葬車20,000〜35,00030,000〜45,00045,000〜65,00065,000〜100,000
納骨堂(合祀)10,000〜30,000(1回)
納骨堂(個別・7回忌まで)30,000〜80,000
永代供養(合祀・寺院)30,000〜100,000
樹木葬30,000〜80,000
個別墓石建立200,000〜500,000+年間管理料
骨壺(陶器・木製)1,500〜10,000
骨壺(高級・オーダー)10,000〜50,000
ペット仏壇(家庭用ミニ)5,000〜50,000
ペット位牌3,000〜20,000

看取り〜供養の流れ

タイミング行うこと
臨終直後目・口を閉じる、体を整える。安置場所を整える(直射日光NG・涼しい場所)
0〜2時間硬直が始まる前に、抱っこの姿勢に体勢を整える。バスタオル・毛布に包む
2〜24時間ペット葬儀社へ連絡・見積依頼。夏場は保冷剤を体の下・首・脇に。目・口・肛門から体液が出るためタオルを重ねる
1〜3日火葬実施。個別なら家族で立会いも可
火葬後〜四十九日自宅安置または納骨堂・霊園へ。四十九日を目安に納骨の家庭多数
1年後(一周忌)年忌法要または追善供養。お寺で読経する家庭も
3・7年後三回忌・七回忌の節目。人間仏事と同じ流れで営む家庭も増加

火葬までの安置は季節と気温で日数が変わります。夏場は24時間以内、冬場は2〜3日が目安。ドライアイスは業者依頼で1日3,000〜5,000円。

火葬プランの選び方

合同火葬(遺骨返却なし)

複数のペットを同時に火葬。遺骨は業者・霊園が合同納骨。費用最安(8,000〜60,000円)で、遺骨を残したくない家庭に選ばれます。「亡くなった子を早く自然に還したい」派向き。

個別火葬(遺骨お渡し)

1体ずつ火葬し、遺骨を家族に返却。2〜9万円が相場。自宅安置・分骨・後日納骨と柔軟に選べる主流プラン。近年最も選ばれる形式。

立会い個別火葬

家族が火葬場に赴き、火葬前後の告別式・お骨拾いに参列。3〜12万円で人間の葬儀に近い形式。区切りを大切にしたい家庭に選ばれます。

訪問火葬車

火葬設備を積んだ車両が自宅前まで来て、その場で火葬。2〜10万円。移動困難な老齢者・多頭飼い家庭で便利ですが、近隣配慮(煙・音)が必要。悪質業者の報告もあるので事業許可確認を。

霊園・納骨堂の種類

タイプ費用目安特徴
公営ペット霊園1〜3万円/回自治体運営(数少ない)。安価だが数が限定的
民営ペット霊園3〜10万円/回民間業者運営、多様なプラン
寺院ペット霊園3〜10万円/回お寺敷地内の永代供養。年忌法要込
合祀墓(共同納骨)1〜3万円他のペットと合同納骨、経済的
個別納骨堂(棚型)3〜30万円個別スペースに骨壺安置、参拝可
樹木葬3〜8万円樹木の下に納骨、自然志向
個別墓石建立20〜50万円専用墓石、年間管理料5,000〜15,000円
人間と一緒の墓に納骨0〜数万円近年増加。ただし霊園の許可が必要

自宅安置と分骨

火葬後、遺骨を自宅で保管する「手元供養」が近年主流。骨壺・ペット仏壇・写真・思い出品を安置スペースにまとめます。

骨壺の材質

陶器(1,500〜10,000円)、木製(5,000〜20,000円)、金属(10,000〜30,000円)、ガラス・大理石(20,000〜50,000円)などが主流。密閉性の高いものを選び、湿度管理に注意。

ペット仏壇

家庭用ミニサイズ(5,000〜50,000円)が人気。写真立て・骨壺・線香・供物のスペースを一体化。人間の仏壇と同居させる家庭も。

分骨(遺骨を分ける)

一部を自宅、一部を霊園などの分割保管。ペンダント型ミニ骨壺(3,000〜30,000円)に少量入れて携行する飼い主も増加。

散骨

ペットの散骨は法的規制なし(人間は自治体条例で制限)。海洋散骨・山中散骨サービスあり。ただし他人の私有地・国立公園は禁止。粉骨処理(1〜3万円)が推奨。

宗派別の作法

仏教では本来「畜生道」の教義があり、ペットの供養に関する明確な規定は宗派で異なります。

宗派ペット供養の扱い
浄土宗・浄土真宗ペット霊園・寺院で供養対応。ただし人間の位牌とは別扱いが原則
曹洞宗・臨済宗(禅宗)「一切衆生悉有仏性」の教義から供養対応。ペット位牌を認める寺院多い
日蓮宗「南無妙法蓮華経」の唱題で供養。近年ペット法要増加
真言宗密教的な回向で対応する寺院あり
キリスト教教会敷地内のペット霊園を持つ教会もあり(カトリック・プロテスタント共)
神道ペット供養神社も存在(氏神様に感謝・見送り)
無宗教「自然に還す」思想で樹木葬・散骨を選ぶ家庭も増加

菩提寺があってもペット供養に消極的な場合、ペット専門寺院やペット霊園に併設の宗教施設を利用するのが一般的です。

法令上の遺体扱い

ペットの遺体は法律上、「一般廃棄物」扱いとなります(廃棄物処理法)。人間のような火葬・埋葬法の規制は適用されません。

合法的な処理方法

  • 自治体の廃棄物処理 ― 焼却場での合同処理(数千円〜)。ペット霊園ほど丁重ではないが法的問題なし
  • 民間ペット霊園・火葬業者 ― 一般廃棄物処理業許可を持つ業者利用
  • 自宅敷地内の埋葬 ― 自分の土地なら合法。深さ50cm以上、水源から離した場所が推奨

違法となる行為

  • 他人の土地・私有地・河川敷・公園への埋葬(不法投棄で50万円以下罰金)
  • 大型犬などを可燃ゴミとして家庭ゴミ収集に出す(自治体条例違反)
  • 山林・海岸への遺棄

ペットロスケア

ペットとの別れは「愛着の喪失」による正常な悲嘆反応で、うつ状態・不眠・食欲不振・涙が止まらない等が数週間〜数か月続くのが典型。以下のケアが有効です。

  • 感情を抑えない ― 泣いてよい、悲しんでよい。感情の抑圧はかえって長引く
  • 供養の儀式に参加 ― 立会い火葬・骨拾い・法要が心の区切りに
  • 思い出を残す ― 写真集・アルバム・メモリアルグッズ作成
  • 同じ経験の人と話す ― ペットロス自助グループ(オンライン含む)
  • 専門家への相談 ― 症状が2か月以上続く、日常生活に支障が出るならメンタルクリニックへ
  • 厚生労働省こころの健康窓口 ― 深刻なうつ症状時は公的相談窓口も利用可

「新しいペットを迎える」タイミングは家族で相談。急ぐ必要はなく、悲しみが落ち着いてからでも遅くありません。

よくある間違い・注意点

  • 他人の土地・河川敷・公園への埋葬 ― 私有地以外への埋葬は不法投棄で法令違反。自分の敷地でも、深さ50cm以上・水源から離した場所を選ぶこと。
  • 訪問火葬車の悪質業者被害 ― 一部業者で「遺骨を返さない」「追加料金請求」「集団火葬なのに個別と偽装」等のトラブル報告あり。事業許可・口コミを事前確認。
  • 大型犬を家庭ゴミに出す ― 自治体条例違反。一般廃棄物処理業者(ペット霊園・自治体窓口)へ相談を。
  • 夏場の遺体保存不足 ― 気温28℃超では急速に腐敗が進行。保冷剤・ドライアイスを首・脇・腹に配置し、24時間以内の火葬手配を。
  • 「火葬のみで供養は不要」との思い込み ― 家族の心の整理には四十九日・一周忌などの節目儀式が有効。ペットロスの回復支援にもなります。
  • 個別火葬なのに合同処理された疑い ― 悪質業者による偽装事例あり。日本ペットセレモニー協会加盟・自治体許可業者を優先。事前見積・遺骨返却時の説明を確認。
  • 骨壺の湿度管理不足でカビ ― 湿気の多い場所での保管はカビ発生の原因。密閉性の高い骨壺を選び、防湿剤の併用がおすすめです。

関連する法令

  • 廃棄物処理法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律) ― 環境省所管。ペット遺体は「一般廃棄物」に分類。処理業者の許可制度あり。
  • 動物愛護管理法 ― 環境省所管。終生飼養義務と看取りまでの責任を規定。
  • 墓地埋葬法 ― 厚生労働省所管。人間の墓地・埋葬を規制するが、ペットには原則適用されない。
  • 民法(所有権) ― ペット遺体は所有者(飼い主)の管理下。他人の敷地への埋葬は所有権侵害。
  • 不法投棄罪 ― 廃棄物処理法第16条違反、5年以下の懲役または1,000万円以下罰金。
  • 宗教法人法 ― 寺院・霊園運営の基盤法令。永代供養契約は宗教法人と結ぶ。
  • 景観法・都市計画法 ― ペット霊園設置の地域規制(民間業者の設置制限)。

参考資料・公的情報

ペット供養に関する法令・業界情報は、以下の公的機関・専門団体をご参照ください。

※本ページの費用相場・供養方法は一般的な目安です。地域・業者・宗教施設で大きく異なる場合があります。訪問火葬・霊園契約の際は、日本ペットセレモニー協会加盟業者や自治体許可業者を選び、事前見積書と契約内容を必ず書面で確認してください。ペットロスによる深刻な心身不調が続く場合は、専門医療機関にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

ペットのお墓はどうすればいい?

民営ペット霊園の個別区画で5〜30万円、公営霊園は数少なく1〜3万円、寺院霊園は3〜10万円が相場。個別墓石を建てる場合は20〜50万円+年間管理料5,000〜15,000円。近年は自宅安置(骨壺+ペット仏壇)や樹木葬・散骨など墓を持たない供養も一般的です。

永代供養墓の相場は?

3〜10万円(1回)が主流。合祀墓(他のペットと共同納骨)は最も安価で1〜3万円、個別納骨堂は3〜30万円。寺院の永代供養は年忌法要込のパッケージが多く、家族の代替わり後もお寺で供養が続く安心感があります。

自宅安置はいつまでできる?

骨壺での自宅安置は期限なし、生涯保管も可能。四十九日・一周忌・三回忌などの節目で納骨する家庭もあれば、飼い主自身が亡くなるまで自宅に置く家庭も。密閉性の高い骨壺を選び、湿気・カビ対策で防湿剤の併用がおすすめです。

火葬プランはどう選ぶ?

①遺骨を残したいか(合同 vs 個別) ②火葬に立会いたいか(委託 vs 立会い) ③自宅か施設か(訪問火葬車 vs 施設火葬)の3つの判断軸で選びます。近年最も選ばれるのは「個別火葬・遺骨返却あり」プラン(2〜9万円)。家族の悲嘆感情に応じて選択してください。

訪問火葬車は安全?

大手・協会加盟業者は問題ありませんが、一部悪質業者による「遺骨未返却」「集団火葬なのに個別偽装」「追加料金請求」等のトラブル報告あり。日本ペットセレモニー協会加盟業者・自治体許可業者を優先し、事前に見積書・契約書を確認してください。近隣への煙・音の配慮も必要です。

自宅の庭に埋葬してもよい?

自分の敷地内なら合法です。ただし①深さ50cm以上 ②水源(井戸・沢)から10m以上離す ③マンション共用部・借家は不可。他人の土地・河川敷・公園への埋葬は不法投棄で5年以下懲役または1,000万円以下罰金。大型犬は分解に時間がかかるため火葬が推奨されます。

散骨はできる?

法的規制はなく可能(人間は自治体条例で制限あり)。海洋散骨・山中散骨サービス(2〜10万円)を利用するのが一般的。ただし他人の私有地・国立公園・水源地は禁止。粉骨処理(1〜3万円)が推奨で、専門業者に依頼します。

四十九日法要は必要?

必須ではありませんが、家族の心の区切り・ペットロスケアとして有効とされます。ペット霊園やお寺で読経してもらう場合、お布施1〜3万円が相場。自宅で家族だけで手を合わせるだけでも十分。年忌法要(一周忌・三回忌)を営む家庭も増えています。

ペット位牌は作れる?

作れます。ペット専門仏具店で3,000〜20,000円が相場。名前・戒名(ペット用に授けてもらう場合)・写真をレーザー刻印するタイプが人気。菩提寺のペット供養方針に応じ、位牌を仏壇内に置ける寺院もあります。

マイクロチップの登録抹消は必要?

必要です。2022年6月からの登録制度上、死亡時は環境省の登録データを抹消する手続きが飼い主の義務。オンライン申請または書面提出で対応。抹消しないと後日、譲渡・迷子情報のシステムで混乱が生じます。

ペットロスで日常生活に支障が出ている

症状が2か月以上続く、涙が止まらない、不眠、食欲不振、仕事や家事に支障が出る場合はメンタルクリニックの受診を推奨。厚生労働省こころの健康窓口や自治体の相談窓口も利用できます。ペットロスは異常ではなく、愛情の深さの証と受け止めて、焦らず時間をかけて回復してください。

人間の墓に一緒に納骨できる?

霊園の規約次第です。従来は禁止でしたが、近年ペット共葬可の霊園が増加。事前に霊園管理者に相談し、書面で許可を得ることが不可欠。菩提寺の墓地の場合は住職の判断次第で、宗教的な扱いも異なります。無許可で埋葬すると規約違反となる場合があります。