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面積エーカーヘクタール

面積単位変換|㎡・坪・畳・エーカー・ヘクタール相互変換と早見表

㎡・坪・畳・平方尺・エーカー・ヘクタール・平方マイルを相互変換し、東京ドーム・野球場・皇居との比較を同時表示。不動産取引・農地登記・都市計画・スポーツ施設設計で頻用する国際単位系(SI)と尺貫法の相互変換を、計量法・不動産公正競争規約・JIS Z 8000など公的基準に基づき解説します。

最終更新:2026-07-30/監修:計算ツールズ編集部

面積単位変換ツール

換算式と単位系

基本換算式

1坪 = 400/121 ㎡ = 3.305785 ㎡(≒ 1.818m × 1.818m)

1畳(江戸間) = 1.548 ㎡ / 1畳(京間) = 1.824 ㎡ / 1畳(団地間) = 1.445 ㎡

1エーカー(ac) = 4046.856 ㎡ / 1ヘクタール(ha) = 10,000 ㎡

1平方マイル = 2,589,988 ㎡ / 1平方フィート = 0.09290 ㎡

面積単位変換の核心は「単位系の系統」を理解することです。SI単位系(m²ベース)、尺貫法(坪・畝・反・町)、ヤード・ポンド法(ft²・ac・sqmi)、そしてヘクタール系(a・ha・km²)の4系統が併存し、それぞれの換算係数を正確に把握する必要があります。日本では計量法により1959年以降、取引・証明に用いる面積は㎡表記が原則ですが、不動産・農地登記では慣習的に坪・反が今も使われています。

坪の定義と精度

1坪は正確には「6尺×6尺 = 36平方尺」で、1尺 = 10/33 m と定義されるため、1坪 = (60/33)² = 3600/1089 ≒ 3.30578512… ㎡ となります。実務では四捨五入して3.30579㎡または簡略化して3.3㎡と扱いますが、大面積の不動産取引では0.02%の誤差でも数十万円単位で金額差が出るため、正確な係数(400/121)で計算するのが原則です。

ヘクタール系の派生

ヘクタール(ha)は「hect(100倍)」+「are(アール)」で、1a = 100㎡、1ha = 100a = 10,000㎡ = 0.01km²。農地・森林・都市計画で最も頻用される単位で、農林水産省の耕地統計・林野庁の森林簿は全てha基準です。国際的には食糧農業機関(FAO)もha表記が標準となっています。

尺貫法とメートル法の歴史

日本の面積単位は大宝律令(701年)で「1歩=1坪」が定義されて以来、1300年以上使われてきた歴史があります。1坪の定義は、当時の田1歩(たんぶ)の面積で「大人が両手を広げて立った時に必要な最小空間」を由来とし、住居や田畑の計量単位として定着しました。

明治初期の1875年、日本はメートル条約に加入。1891年に「度量衡法」でメートル法と尺貫法の併用を認めましたが、1959年の計量法全面改正により、取引・証明用途での尺貫法は原則廃止となりました。ただし、不動産の坪表記や畳のサイズなど、慣習的な使用は現在も広く残っています。

2018年の宅地建物取引業法改正でも、不動産広告における面積表示は「㎡」を主とし、坪表記を併記することは認められていますが、坪を単位として売買契約を締結することは計量法違反となります。

基本単位早見表

㎡を基準とした主要面積単位の換算値です。JIS Z 8000-3「量及び単位」および経済産業省 計量法関係告示に基づきます。

単位㎡換算系統主要用途
1 平方センチメートル(cm²)0.0001SI電子部品・チップ面積
1 平方尺0.0918尺貫法畳・建具寸法
1 平方フィート(ft²)0.0929英米米国住宅・オフィス
1 平方ヤード(yd²)0.8361英米米国庭・カーペット
1 平方メートル(㎡)1.0000SI基準国際標準
1 畳(団地間)1.445尺貫法集合住宅
1 畳(江戸間)1.548尺貫法関東の一般住宅
1 畳(京間)1.824尺貫法関西の伝統住宅
1 坪3.30579尺貫法不動産・建築
1 アール(a)100ヘクタール系小規模農地
1 畝(せ)99.174尺貫法農地(30歩)
1 反(たん)991.74尺貫法農地(300歩)
1 ヘクタール(ha)10,000ヘクタール系大規模農地・森林
1 町(ちょう)9917.4尺貫法農地(3000歩)
1 エーカー(ac)4046.856英米米国土地取引
1 平方キロメートル(km²)1,000,000SI行政区域
1 平方マイル(sqmi)2,589,988英米米国広域

畳サイズ地域差(江戸間・京間・団地間・中京間)

畳のサイズは地域や建物タイプで異なり、同じ「6畳」でも実面積は最大25%変わります。不動産広告の「6畳の部屋」を鵜呑みにせず、㎡表記で比較することが重要です。

畳種類1枚の寸法1畳の㎡6畳の㎡普及地域・用途
京間(本間)955×1910mm1.82410.94関西・中国・四国・九州
中京間(三六間)910×1820mm1.6569.94愛知・岐阜・三重
江戸間(五八間)880×1760mm1.5489.29関東・東北・北海道
団地間(五六間)850×1700mm1.4458.67集合住宅・アパート

不動産公正競争規約(不動産の表示に関する公正競争規約)第15条では、住宅の広告における畳数表示について、1畳あたり1.62㎡以上の広さがあることを要件としています。これは中京間相当のサイズで、団地間(1.445㎡)では畳数広告不可となります。

ランドマーク面積早見表

面積の直感的理解のためのランドマーク比較です。「東京ドーム○個分」は日本のメディアで最頻の面積比喩ですが、実際の建築面積と敷地面積で数値が異なる点に注意してください。

ランドマーク面積換算
ワンルーム15-25 ㎡4.5-7.5坪
1DK25-35 ㎡7.5-10.6坪
2LDK50-70 ㎡15-21坪
3LDK70-90 ㎡21-27坪
戸建て(30坪)99.2 ㎡約60畳
戸建て(40坪)132.2 ㎡約80畳
テニスコート(1面)261 ㎡79坪
バスケットコート420 ㎡127坪
25mプール(6コース)525 ㎡159坪
50mプール(8コース)1,250 ㎡378坪
サッカーコート7,140 ㎡0.71ha
甲子園球場(グラウンド)13,000 ㎡1.3ha
甲子園球場(敷地全体)38,500 ㎡3.85ha
東京ドーム(建築面積)46,755 ㎡4.68ha
ディズニーランド510,000 ㎡51ha
皇居1,150,000 ㎡115ha
成田空港10,900,000 ㎡1,090ha
山手線内側63,000,000 ㎡6,300ha

農地・林地の面積区分

農林水産省・林野庁の統計や、農地法上の許認可基準で使われる面積単位です。

単位㎡換算実用例
1歩(ぶ)3.30581坪と同じ
1畝(せ)99.174家庭菜園規模
1反(たん)991.74(≒10a)小規模稲作の基本単位
1町(ちょう)9917.4(≒1ha)中規模農家
1町歩9917.4林業の面積単位(町と同じ)

農地法第3条に基づく農地の権利移動許可では、地方農業委員会が定める「下限面積」(通常30a=3,000㎡以上)が必要となります。都道府県によって10a~50aと幅があるため、農地取引時は各自治体の農業委員会に確認してください。

業界での応用

不動産・住宅取引

マンション・戸建てのチラシは㎡と坪の併記が慣例。公正競争規約では畳数広告に1畳=1.62㎡以上の制約あり。契約書は㎡単位が法的根拠となり、坪単価は「1坪あたりの取引価格」の目安に使われます。

建築設計・確認申請

建築基準法第53条の建ぺい率・第52条の容積率の計算は敷地面積(㎡)・建築面積(㎡)・延床面積(㎡)で行い、設計図書もすべて㎡ベース。図面には坪換算を注記する程度で、法的な計算はSI単位系のみを使用します。

農業・農地取引

耕地面積の統計はha(ヘクタール)、取引・登記は反(≒10a)や畝(≒1a)を慣習的に使用。農地法第3条の下限面積要件、農業経営基盤強化促進法の担い手認定要件などで面積換算が必要になります。

都市計画・区画整理

用途地域・地区計画の指定面積は㎡またはha単位。国土交通省の都市計画基礎調査もSI単位系で、市街化区域・市街化調整区域の面積管理に使用。土地区画整理事業の減歩率計算も面積比で行います。

スポーツ施設・イベント運営

スタジアム収容面積、フェス・展示会の会場面積の広報で「東京ドーム○個分」が頻用。プロ野球・Jリーグの規約でグラウンド寸法が定められ、テニスコートはITF、サッカーはIFAB規則で㎡基準の面積が指定されています。

森林・環境管理

林野庁の森林簿はha単位、伐採届出・保安林指定もha基準。地球温暖化対策の森林吸収量計算(J-クレジット制度)も面積×成長量で行うため、ha換算の正確性が重要です。

よくある間違い・注意点

  • 畳数で部屋の広さを比較する — 京間(1.824㎡)と団地間(1.445㎡)では6畳あたり2.27㎡=約1.5畳の差。同じ「6畳」表記でも実面積は10.94㎡と8.67㎡で、賃料換算すると数千円/月の価値差が出ます。必ず㎡で比較しましょう。
  • 1坪=3.3㎡と丸めて計算する — 正確には3.30579㎡。100坪で0.579㎡(約17%畳)の誤差になり、坪単価100万円の土地で57万円の差額に。大型物件では正確な係数(400/121)を使ってください。
  • アール(a)とヘクタール(ha)を混同 — 1a=100㎡、1ha=10,000㎡と100倍の差。「1a=1ha」と誤読すると土地面積の判断を大きく誤ります。文字が似ているので特に注意。
  • 坪表記で契約書を作成 — 計量法違反となります。1959年以降、取引・証明用途は㎡単位が原則で、坪表記のみの契約書は法的効力に疑義が生じるリスクがあります。
  • 建築面積・延床面積・敷地面積の混同 — 建築基準法上、これらは別概念。建ぺい率は建築面積÷敷地面積、容積率は延床面積÷敷地面積で計算します。同じ「面積」でも用途で使い分けが必要。
  • エーカー(ac)と平方フィート(ft²)の変換ミス — 1エーカー=43,560ft²=4046.856㎡。海外不動産・農地の資料では両単位が混在するため、換算間違いに要注意。

関連する規格・法令

  • 計量法(1992年新法) ― 取引・証明に用いる計量単位を規定。面積は㎡が法定単位で、坪・畝・反等の尺貫法は非法定単位(第16条)。
  • JIS Z 8000-3 ― 量及び単位―第3部:空間及び時間。SI単位系の面積単位の定義。
  • 不動産の表示に関する公正競争規約 ― 不動産広告の面積表示ルール。畳数広告は1畳=1.62㎡以上の実面積要件(第15条)。
  • 宅地建物取引業法 ― 重要事項説明での面積表示は㎡単位を原則(第35条)。
  • 建築基準法 ― 建ぺい率(第53条)・容積率(第52条)の計算は㎡ベース。
  • 農地法 ― 農地の権利移動許可における下限面積要件(第3条)。
  • 都市計画法 ― 用途地域指定・地区計画は㎡またはha単位で運用。
  • 森林法 ― 森林計画・保安林指定はha単位。
  • 不動産登記法 ― 土地登記の地積は㎡表示(小数点以下2桁まで)。

参考文献・公的資料

より正確な面積計算・法的要件を確認したい場合は、以下の公的機関の資料を参照してください。

※本ページの計算結果は概算値です。不動産取引・登記・農地許認可・建築確認申請など法令対応が必要な用途では、上記公的機関の最新の一次資料および有資格者(宅地建物取引士・土地家屋調査士・行政書士・農業委員会等)の判断を優先してください。

よくある質問(FAQ)

1坪は正確に何㎡ですか?

正確には400/121 ≒ 3.30578512… ㎡です。1坪=6尺×6尺で、1尺=10/33mと定義されるため、この分数式になります。実務では四捨五入して3.30579㎡または簡略化して3.3㎡と扱いますが、大面積の不動産取引では正確な係数で計算するのが原則です。

畳のサイズが地域で違うのはなぜ?

京間(1.824㎡)・中京間(1.656㎡)・江戸間(1.548㎡)・団地間(1.445㎡)の4種類あり、歴史的に関西と関東で建築モジュールが異なったためです。京間は柱心から柱心を6尺3寸で割った内法基準、江戸間は柱の外側を6尺で割った外法基準が起源で、建物設計思想の違いが畳サイズに反映されました。

不動産広告の畳数は信頼できますか?

不動産公正競争規約により1畳=1.62㎡以上の実面積が必要と定められており、これを満たさない場合は畳数広告できません。ただし1.62㎡は中京間相当で、江戸間や団地間の実物件だと畳数表示より狭く感じることがあります。契約前は必ず㎡単位で確認しましょう。

1エーカーは何坪?何㎡?

1エーカー=4046.856㎡=約1224坪です。ヤード・ポンド法で「鋤で1日耕せる面積」を由来とし、米国・英国・オーストラリアの土地取引で標準単位。ゴルフ場(18ホール)の敷地は平均60-80エーカー(24-32ha)が目安です。

1ヘクタールと1アールは違うのですか?

1a(アール)=100㎡、1ha(ヘクタール)=10,000㎡と100倍の差があります。「hect(100倍)」+「are(アール)」の造語がヘクタール。文字が似ているので混同しやすく、農地の広告や土地取引書類では要注意です。

坪単価と㎡単価はどちらが妥当?

法的根拠は㎡単価ですが、慣習的には両方使われます。坪単価×3.30579=㎡単価となり、両者は等価です。都心のマンションは㎡単価、郊外・地方の戸建て土地は坪単価が使われる傾向。契約書には必ず㎡単価と総額を明記します。

東京ドームは実際に何㎡ですか?

東京ドームの建築面積は46,755㎡で、面積比喩の慣用表現に使われます。ただしメディアで「東京ドーム○個分」という時、建築面積の指す場合と、収容体積(内部空間)を指す場合があり、比較の意図で使い分けが必要です。

「30坪の家」と「延床100㎡の家」は同じ?

ほぼ同じで、30坪×3.30579=99.17㎡になります。建築業界では「30坪の家」「延床100㎡の家」は同義として使われる慣習表現です。ただし、建築面積と延床面積は別概念(2階建てなら延床は建築面積の約2倍)なので、契約書では「延床面積○㎡」の表記が正確です。

1反の田で何俵の米がとれる?

1反=991.74㎡(≒10a)で、平均収量約8~9俵(1俵=60kg)、収穫量約500~540kgが目安です。反(たん)は日本の稲作の基本単位で、農地面積・収量・単収(kg/10a)の全てが反基準で統計化されています。

平方フィート(ft²)はどんな時に使う?

米国・カナダの住宅・オフィス面積表示で標準単位。1ft²=0.0929㎡なので、「1000 sqft のアパート」は約93㎡です。米国不動産投資、輸入建材、輸入家具の寸法確認で頻用。海外不動産サイトを閲覧する際に必要な換算です。

建ぺい率・容積率と面積の関係は?

建ぺい率=建築面積÷敷地面積、容積率=延床面積÷敷地面積で、いずれも用途地域ごとに上限が定められます(建築基準法第52条・53条)。100㎡の土地で建ぺい率60%なら建築面積60㎡まで、容積率200%なら延床200㎡までの家が建てられます。

坪数の計算は自分でしても大丈夫?

参考程度なら自分で計算OKですが、不動産登記・建築確認・農地取引など法的手続きでは土地家屋調査士・測量士による測量図・登記地積が根拠となります。境界確定測量には30~50万円かかりますが、大型取引や境界紛争防止には必須の手続きです。