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投資MDDリスク

最大ドローダウン計算機|資産推移ピーク→谷の最大下落

最大ドローダウン(MDD)を計算する無料電卓。四半期12期分の資産推移を入力すると、最大下落幅・回復期間を瞬時算出。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

最大ドローダウンツール

最大ドローダウンとは

最大ドローダウン(Maximum Drawdown, MDD)は、資産推移における過去ピーク値から次のピーク到達までの最大下落幅を表す指標。「最悪のタイミングで買い、最悪のタイミングで売った場合の損失率」と理解できます。テールリスク評価の代表的指標で、ヘッジファンド・年金・個人退職資金管理で重視。

計算式と考え方

MDD = MIN[(資産t − 過去ピーク) ÷ 過去ピーク]
ピーク=その時点まで最大値

例:100→120→90 の場合、ピーク120から谷90への下落=-25%がMDD。絶対値の最大値を取る。連続データでも離散データでも算出可能。

計算例

  1. 100→105→110→95→85→92 → ピーク110→谷85: -22.7%
  2. 100→90→80→100→120 → ピーク100→谷80: -20%
  3. 単調上昇 → MDD=0% (現実にはほぼ存在しない)

早見表・基準値

MDD分類例(過去)
<10%低リスク短期国債ファンド
10〜20%保守的バランス型・固定収益型
20〜35%標準株式インデックス通常
35〜50%リーマン級危機含む期間
50%超危機級個別株・新興・暗号通貨

注意点・落とし穴

  • MDD単独では将来予測不可。過去最悪値であり、未来はそれ以上もありうる。
  • 計算期間で値が大きく変わる。3年・10年・全期間で別物。
  • 回復期間も併せて確認重要。MDD-30%でも回復2年なら許容、5年だと厳しい。
  • 連続データの粒度(日次/月次/四半期)で値変動。日次の方が大きく出る傾向。

関連用語

回復期間
MDD谷から元のピーク回復までの期間
Underwater期間
常時ピーク未満で過ごした期間総和
カルマー比
年率リターン÷MDD
Pain Index
MDDの平均深度・期間を合わせた評価

よくある質問(FAQ)

MDDが大きいファンドは買うな?

必ずしも。リターン年率が高ければカルマー比で評価。重要なのは「投資家自身の許容度」。

S&P500の歴史的MDDは?

2008年-55%、2020年-34%、2022年-25%。長期では-50%超を覚悟する必要。

MDDが浅いファンドの特徴は?

分散投資・現金比率高・ヘッジ戦略。但しリターンも低い傾向。

MDD計算の頻度は?

日次が最も保守的(深く出る)。月次は中央値、四半期は浅い。比較は同条件で。

リバランスでMDDは小さくなる?

下落資産買増しでMDD緩和。但し市場急落時は実行困難。

MDDから許容額を逆算できる?

許容損失額 ÷ MDD = 投資可能額。例:100万損失許容、MDD-30%想定なら投資額333万。

MDDと標準偏差の違いは?

MDD=最悪・SD=平均的振れ幅。投資判断では両方確認。