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ローン返済住宅ローン自動車ローン教育ローン元利均等元金均等繰上返済

ローン返済シミュレーション

ローンの種類・借入額・金利・期間を入力すると、月々返済(元利均等/元金均等)・ボーナス払い・総返済額・総利息・繰上返済効果・金利上昇ストレステストまで10項目を一括算出。住宅/自動車/教育/カードローンの実質負担を可視化できます。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

ローン返済シミュレーションツール

元利均等返済の月々返済額

月々返済 = 借入額 × 月利 × (1+月利)^n ÷ ((1+月利)^n − 1)

月利 = 年利 ÷ 12 / n = 返済月数

月々の返済額が一定(元金+利息の合計が固定)なので家計計画しやすい。日本の住宅ローンで最も一般的な方式です。

元金均等返済の初回・最終回

月々元金 = 借入額 ÷ 返済月数(固定)

月々利息 = 残債 × 月利 (毎月減少)

元金均等は初回が最高額、後半になるほど減少。総利息は元利均等より少ないが、初期の返済負担が大きい方式です。

総利息

総利息 = 総返済額 − 借入額

金利1%+期間35年+3,000万円借入で総利息約559万円(元利均等)。「利息÷元本」の比率で借金の重さを可視化できます。

ボーナス払いの追加

ボーナス払い分は年2回・半年利率で計算。ボーナスカット時のリスクを考慮し、ボーナス比率20%以下推奨。

ローン種類別 金利水準(2024年)

ローン金利水準返済期間
住宅ローン(変動)0.3-0.7%10-35年
住宅ローン(フラット35)1.5-2.2%15-35年
教育ローン(政府系)2.4%固定18年以内
自動車ローン(銀行)1.5-3.5%1-10年
自動車ローン(ディーラー)4-8%3-7年
フリーローン(銀行)5-15%1-10年
カードローン(銀行系)3-14%随時
カードローン(消費者金融)4-18%随時
クレジットカード分割12-15%1-24回
キャッシング(リボ)15-18%随時

住宅ローン 借入額別 月々返済(元利均等・35年・金利1.5%)

借入額月々返済総返済額総利息
1,000万円30,613円1,285万円285万円
2,000万円61,226円2,571万円571万円
3,000万円91,839円3,857万円857万円
4,000万円122,451円5,143万円1,143万円
5,000万円153,064円6,429万円1,429万円
6,000万円183,677円7,714万円1,714万円
8,000万円244,903円10,286万円2,286万円
1億円306,128円12,858万円2,858万円

返済比率の目安(年収比・住宅ローン)

返済比率診断
20%以下◎ 余裕十分
20-25%○ 標準的
25-30%△ 上限近い
30-35%⚠ 金融機関上限・要注意
35%超⚠ 家計圧迫リスク大

※金利は2024年時点の主要銀行・貸金業者の公表水準。個別条件で異なります。

ローン返済シミュレーションの詳しい解説

ローンは「借入額 × 金利 × 期間」の三要素で総支払額が大きく変わります。数百万〜数千万円の判断を感覚ではなく数値で行うことが失敗回避の第一歩です。

元利均等 vs 元金均等

元利均等は月々返済額が一定で家計計画しやすい反面、初期は利息比率が高く元金がなかなか減りません。元金均等は初回返済が最高額で徐々に減少し、総利息は元利均等より少なく済みます。3,000万・金利1.5%・35年で比較すると、総利息が元利均等857万→元金均等789万と約70万円の差があります。

住宅ローンの選び方

  • 変動金利型: 現在0.3-0.7%で最安。ただし将来金利上昇リスクあり
  • 固定期間選択型: 3・5・10年間は固定・以降変動。折衷案
  • フラット35(全期間固定): 1.5-2.2%で高めだが安心感◎。長期資金計画向き

金利差2%以上を許容できるならフラット35、金利上昇に耐えられるなら変動が現実解。ストレステスト(金利+2%上昇時に返済可能か)で判断を。

返済比率の適正水準

金融機関の審査上限は年収400万未満で30%、400万以上で35%ですが、これは「借入可能」ラインで「家計が回る」保証ではありません。実質的な健全ラインは25%以下で、教育費・老後貯蓄・生活費・突発支出の余裕を残せます。

繰上返済の判断

繰上返済は「金利 > 運用利回り期待」なら有利。住宅ローン控除期間中(13年間・年末残高×0.7%)は繰上せず控除を受ける戦略も。金利1%以下なら繰上より新NISA(平均5-7%期待)で運用が数学的には有利ですが、精神的安心度は繰上優位です。

ボーナス払いの罠

ボーナス払いは月々負担を軽くしますが、ボーナスカット時のリスク+ボーナス月の家計圧迫の複合影響。ボーナス比率20%以下推奨、できればゼロが安全。

自動車ローンの金利差

ディーラーローン(4-8%)vs 銀行マイカーローン(1.5-3.5%)vs 現金で金額差が大きい。300万円5年で総利息はディーラー約42万・銀行約12万・現金0円と桁違い。銀行審査は面倒だが金利差は無視できません。

カードローンの危険性

カードローンの金利は3-18%と幅広く、消費者金融は上限18%が主流。100万借りて元金均等・3年で完済しても総利息が約28万円。「借りて解決」ではなく「支出削減」が家計改善の王道。金利15%超は緊急時以外は極力避けるべきです。

変動金利のストレステスト

2024年の日銀政策転換で変動金利上昇リスクが現実化。金利+2%上昇時に返済可能かを必ずチェック。3,000万・35年で0.5%→2.5%になると月々返済77,876円→107,251円と+29,375円/月の負担増。年+35万の家計インパクトです。

業界・現場での使い方

住宅購入検討者

ローン計画の総額把握+繰上効果+金利上昇リスク検証。

FP・銀行員

クライアント提案時の返済シミュレーション+ローン選定アドバイス。

不動産営業

購入検討客への物件+ローン一体提案の見積書作成。

教育ローン検討

大学進学費用の借入計画+奨学金との組合せ検討。

自動車ディーラー

ローン提案時の月々返済額試算+顧客説明資料。

よくある間違い・注意点

  • 借りられる=買えると誤解 — 審査通っても家計が回らないケース多い。返済比率25%以下を目安に。
  • 金利差軽視 — 住宅ローン0.5%差で総利息数百万差。徹底的な金利比較が重要。
  • ボーナス払い依存 — ボーナスカット時のリスク。比率20%以下推奨。
  • カードローンで穴埋め — 金利15-18%は家計破綻の入口。支出削減優先。
  • 変動金利の過信 — 2024年から上昇局面。ストレステスト+固定への借換余地を確保。

関連する規格・公的資料

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。医療・法務・税務の判断は最新の告示・規格および専門家の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

元利均等と元金均等どちらが得?

総利息は元金均等が少ないが、初期返済額は元利均等より20-30%高い。家計の余裕度で選択。

変動と固定どちらが得?

低金利継続なら変動有利、金利上昇局面では固定有利。金利差2-3%を許容できるか、ストレステストで判断。

繰上返済すべき?

金利>運用利回りなら繰上有利。住宅ローン控除期間中は繰上せず控除受ける戦略も。

ペアローンとは?

夫婦それぞれがローン契約する方式。借入額+住宅ローン控除枠を2倍化できるが、片方が退職・死亡時のリスクあり。

団信は必要?

住宅ローンでは団体信用生命保険加入必須(フラット35は任意)。返済中の死亡・高度障害時に残債ゼロに。生命保険と重複しない見直しを。

返済比率30%は危険?

金融機関上限35%は「借入可能」水準、実質健全は25%以下。教育費+老後貯蓄の余力を残せる借入額に。

借換の効果は?

金利差1%以上+残債1,000万+残期間10年+で借換メリットあり。諸経費50-100万を回収できるかで判断。

自動車ローンは現金の方が良い?

金利>投資利回りなら現金有利。年利5%の銀行ローンなら投資期待6%+以上でローン活用可。