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宅配便料金 早見ツール|サイズ×発着地から即算出、EC・フリマ・法人契約対応

宅配便の料金を、3辺合計サイズ(60/80/100/120/140/160/180/200)と発地・着地の全国5ゾーンから即算出します。料金は取扱個数が最も多い宅配大手Aの水準を採用(同社の水準がおおむね業界の上限側で、他社はここから0〜15%安い位置にあります)。EC発送・個人フリマ・法人契約割引の相場、冷凍冷蔵便・時間指定・離島加算などの追加料金、宅配大手3社の比較まで網羅します。貨物自動車運送事業法・標準運送約款に基づく参考計算です。

最終更新:2026-07-30/監修:計算ツールズ編集部

宅配便料金 早見ツール

計算式と料金体系

宅配便料金の決定方式

料金 = サイズ区分料金 × 発着地ゾーン係数 + 追加サービス料金

宅配便の料金は、3辺合計サイズと発着地ゾーンのマトリクスで決まります。3辺合計(縦+横+高さ)とサイズ区分ごとの重量制限のどちらか大きい方が適用されるため、軽くて大きい荷物(布団・ぬいぐるみ等)はサイズ基準で、小さく重い荷物(金属部品・書籍等)は重量基準で判定されます。

サイズと重量の関係

60サイズは2kgまで、80サイズは5kg、100サイズは10kg、120サイズは15kg、140サイズは20kg、160サイズは25kg、180・200サイズは30kgまで。重量超過はサイズを1段階上げるか、160サイズを超える場合は大型貨物向けの別サービスを検討します。

ゾーン区分の考え方

日本全国は関東・北陸信越・関西・中国・四国・九州・北海道・沖縄など約20ゾーンに区分され、発着地の組合せで料金が決まります。同一都道府県内は最安、隣接圏は中間、離れた地域(東京-沖縄等)は最高値。冷凍・冷蔵便は+220〜880円、時間指定は無料、集荷依頼は無料です。

宅配便のサイズ区分表

区分3辺合計重量上限主な対象
60サイズ60cm以内2kg書籍、CD、DVD、小型雑貨
80サイズ80cm以内5kg衣類、化粧品セット、小型家電
100サイズ100cm以内10kgノートPC、中型家電、食品ギフト
120サイズ120cm以内15kgコート、スーツケース小、扇風機
140サイズ140cm以内20kg布団、スーツケース大、テレビ24型
160サイズ160cm以内25kgタイヤ2本、スキー板、電子ピアノ小
180サイズ180cm以内30kgタイヤ4本、大型モニター32型、スノーボード
200サイズ200cm以内30kg大型家電、家具、テレビ40型

200サイズ超は通常の宅配便の対象外です。運送会社グループの家財専用サービスや、単発チャーター便(引越便)を検討します。

全国ゾーン別料金早見(80サイズ・2026年参考価格)

発着関東内関東⇔関西関東⇔九州関東⇔北海道関東⇔沖縄
60サイズ940円1,060円1,400円1,700円2,200円
80サイズ1,230円1,350円1,700円2,000円2,500円
100サイズ1,530円1,650円2,000円2,300円2,800円
120サイズ1,830円1,950円2,300円2,600円3,100円
140サイズ2,130円2,250円2,600円2,900円3,400円
160サイズ2,430円2,550円2,900円3,200円3,700円
180サイズ3,030円3,150円3,500円3,800円4,400円
200サイズ3,630円3,750円4,100円4,400円5,100円

※実際の料金は正確な発着都道府県・営業所ゾーンで異なります。各社公式サイトの料金検索または送り状発行システムで最新料金を確認してください。

追加料金・割引一覧

追加料金

サービス追加料金
クール便(冷蔵・冷凍)+220〜880円
離島加算(沖縄離島等)+330〜1,100円
時間指定(午前・夜間等)無料
集荷依頼無料
代金引換サービス+330〜1,320円
ゴルフ・スキー用具の配送サービス基本料金+特殊取扱料

個人向け割引

  • 持込割引:営業所・コンビニ持込で1個あたり100〜160円割引
  • 会員向け電子マネー割引:専用電子マネーへのチャージ・決済で最大15%割引
  • デジタル送り状割引:会員登録して送り状をデジタル発行すると60円割引

法人契約割引

  • 月100個以上:20〜30%割引
  • 月500個以上:25〜35%割引
  • 月1000個以上:30〜40%割引
  • 専用送り状発行システム提供・集荷曜日固定・請求書一括払い対応

宅配大手3社の比較

項目宅配大手A(本ツールの基準)宅配大手C(郵便系)宅配大手B(法人物流に強い)
サイズ区分60〜200サイズ60〜170サイズ60〜160サイズ
重量上限30kg25kg30kg
関東内80サイズ1,230円1,000円1,210円
関東⇔関西80サイズ1,350円1,220円1,320円
時間指定無料無料無料
クール便あり(+220〜880円)あり(+220〜660円)あり
持込割引100〜160円120円個人向け店頭割引
コンビニ持込提携コンビニ2チェーン提携コンビニ・郵便窓口営業所持込
小型便(A4・厚3cm級)ポスト投函便(250円〜)小型便(250円〜)メール便

大型(140サイズ超)は郵便系の大手Cがやや安い傾向、60〜120サイズは大手Aと大手Cがほぼ同等、大手BはBtoB(法人)で強みがあります。個人の単発発送は持込割引の大きい会社、法人の定期発送は契約割引率の高い会社と、使う場面で選び分けるのが基本です。

宅配便料金の詳しい解説

宅配便は、3辺合計サイズと発着地ゾーンで料金が決まる個人宅向けの配送サービスです。1976年のサービス開始以来、日本の物流を支え続けており、最大手1社だけで年間取扱個数は約22億個(2024年度)。80サイズ・関東→関西で約1,350円が2026年の相場で、大手3社が競合しています。

EC事業者向けには法人契約で20〜40%の割引が一般的で、月100個以上から契約できます。各社が提供する送り状発行システムと連携でき、大手ECモールの物流代行サービスや主要なECカートシステムとも直接つながります。

実務では60/80/100サイズが最頻用で、EC発送の8割はこの範囲に収まります。個人発送でも会員向け電子マネー割引・持込割引・デジタル送り状割引を組み合わせれば50〜200円/個の割引が可能。冷凍・冷蔵便は追加220〜880円、時間指定は無料、離島は+330〜1,100円が標準的な加算です。

いわゆる物流の2024年問題(トラック運転手の時間外労働規制)以降、宅配便業界全体で料金値上げが続いており、2023年〜2025年の3年間で平均10〜15%の値上げが実施されました。今後も労働人口減少・燃料高騰の影響で緩やかな値上げトレンドが続くと予想されます。

場面別の使い方

EC店舗運営

大手ECモール・自社EC・ECカートでの商品発送料金の試算、送料表の作成。法人契約で20〜40%の割引を活用し、送料込み価格の設計や送料無料しきい値の設定に反映します。各社の送り状発行システムやそのAPIとの連携も可能です。

個人フリマ・オークション

フリマアプリ・オークションでの発送料計算。各アプリのフリマ連携便を使えば匿名配送・全国一律料金が利用でき、通常の宅配便より安く発送できます。売価から手数料・送料を差し引いた手取りの試算にも便利です。

引越し・不用品発送

単身引越しで小型家財を分割発送する場合の料金試算。大型家電・家具は運送会社グループの家財専用サービスへの切替えを検討します。引越し業者の一括見積りより安くなるケースがあります。

企業間BtoB発送

取引先へのサンプル送付・部品輸送。法人契約割引で相場の70〜80%で発送可能。定期便契約なら請求書後払い、集荷スケジュール固定で業務効率化。

クール便による生鮮発送

お取り寄せグルメ・産直野菜・鮮魚配送では冷蔵・冷凍便(220〜880円追加)を活用。時間指定と組合せて到着時間を保証する。ふるさと納税返礼品の発送でも頻用。

越境EC・海外発送

運送会社の国際宅配サービスは国内宅配便の3〜10倍かかります。海外発送は国際スピード郵便や国際宅配大手(クーリエ)のほうが安いケースが多く、国内→海外のEC発送では両者の併用が実務的です。

よくある間違い・注意点

  • 公式定価で計算して法人契約割引を無視 — 事業規模で月20〜40%割引が交渉可能。個人料金で送料原価を計算していると、大幅なコスト過大評価となる。事業開始1年目から契約可。
  • サイズ区分の境界を確認しない — 60cm→61cmで80サイズ料金にジャンプする。境界近くの荷物は寸法を1cm単位で計測し、必要ならパッケージを工夫して1段階下げると1個200〜300円節約可能。
  • 冷凍・時間指定の追加料金を忘れる — クール便は+220〜880円が加算。時間指定は無料だがコレクト(代金引換)は+330〜1,320円。EC店舗の送料設定で反映漏れは月数万円の損失。
  • 離島加算を見落とす — 沖縄離島・小笠原諸島・伊豆諸島の一部は+330〜1,100円加算。送料無料設定にしていると、これらの地域宛の発送で利益がマイナスになるケースあり。
  • 荷物総容積で「重量オーバー」の判定を怠る — 3辺合計サイズだけで判断すると、重い金属・書籍・食品で重量超過に。60サイズは2kg、80サイズは5kgが上限。超過は自動的にサイズアップされる。
  • 個人契約の月間送料の税務処理 — 副業で年間の送料が多額になる場合、青色申告で必要経費に計上できます。送り状の控えを保管し、月次で送料明細を集計しておきましょう。
  • ポスト投函便・専用箱の小型便を検討しない — 60サイズ以下の薄物はポスト投函便(250円〜)・専用箱の小型宅配便(400円〜)が大幅に安くなります。EC事業者は必ずこれらの選択肢を用意しましょう。

関連する規格・法規

  • 各社の宅配便運送約款(標準宅配便運送約款) ― 契約条件・免責範囲・損害賠償額(原則30万円まで)・引受禁制品を規定。
  • 貨物自動車運送事業法 ― トラック輸送業の運送責任、労働時間規制、標準運送約款のベースとなる法律。
  • 物流総合効率化法(物効法) ― 物流効率化の国交省認定制度。共同配送・モーダルシフトの推進根拠。
  • 特定商取引法 ― EC事業者の返品・送料負担の表示義務。「送料無料」表示のトラブル防止。
  • 個人情報保護法 ― 送り状に記載する氏名・住所・電話番号の取扱い。宅配各社も個人情報取扱事業者として規制対象です。
  • 関税法・郵便法 ― 国際宅配サービスの輸出入手続、禁制品規定。国際宅配大手・国際スピード郵便に共通します。
  • 2024年問題(改正労働基準法) ― トラック運転手の時間外労働年960時間規制。2024年4月施行、宅配料金上昇の直接要因。

参考文献・公的資料

宅配便料金・物流規制の一次資料は、以下の公的機関・業界団体でご確認ください。

  • 各運送会社の運賃・お届け予定日検索 ― 公式サイトの料金検索ツールで、発着の都道府県とサイズを入れれば正確な料金が確認できます。ゾーンは都道府県単位ではなく営業所単位で区切られることがあるため、実額はここで確認するのが確実です。
  • 各社のサイズ・重量規格ページ ― 3辺合計の刻みは各社ほぼ共通ですが、サイズごとの上限重量と最大サイズ(160/170/200)は会社ごとに違います。
  • 各社の追加料金・割引ページ ― クール便、離島加算、代金引換、持込割引、会員割引、デジタル送り状割引の適用条件。
  • 国土交通省 物流政策 ― 貨物自動車運送事業法・物流効率化法の所管官庁情報。
  • 国土交通省 標準的な運賃 ― トラック運送業の標準運賃告示。宅配料金の値上げ根拠。
  • 公益社団法人 全日本トラック協会 ― トラック運送業界団体。輸送統計・業界動向。
  • e-Gov 貨物自動車運送事業法 ― 法令原文。運送責任・約款規定。
  • 消費者庁 特定商取引法 ― EC事業者の表示義務、送料表示のルール。
  • 総務省統計局 家計調査 ― 家計の運送料支出データ。
  • JETRO 輸出入手続 ― 国際宅配サービス・国際スピード郵便の輸出入通関手続。
※本ページの料金は2026年時点の一般個人向け参考価格です。実際の料金は、正確な発着都道府県・営業所ゾーン・法人契約割引率・追加サービスにより異なります。各社公式サイトの料金検索または送り状発行システムで最新料金をご確認ください。事業として大量発送を行う場合は、営業所または法人契約窓口へお問い合わせを推奨します。

よくある質問(FAQ)

関東→関西の80サイズはいくら?

2026年時点で約1,350円(現金・個人・持込割引なし)です。持込割引100円で1,250円、会員向け電子マネー割引(15%オフ)で約1,150円まで下げられます。法人契約(月100個以上)なら1,050円前後、大口契約なら900円前後まで下がります。

宅配大手Aと郵便系の大手C、どちらが安い?

60〜100サイズはほぼ同等の料金設定です。大型(140サイズ超)は郵便系の大手Cがやや安い傾向で、時間指定・追跡機能も同等。ただし大手Aのほうがコンビニ持込の対応チェーンが多く持込割引額も大きいうえ、EC事業者向けの法人契約割引率が高い場合が多いです。用途とボリュームで使い分けてください。

法人契約の割引率は?

月100個以上で20〜30%割引、月500個で25〜35%、月1,000個以上で30〜40%割引が一般的な相場。契約条件は営業所ごとに異なるため、複数営業所で見積り比較を推奨。専用送り状発行システム提供、集荷曜日固定、請求書後払いなどの特典も含まれます。

送料無料化のトリックは?

ECでの「送料無料」は商品代に含める(価格転嫁)か、販促原価として負担するかの2択です。大手モールの「送料無料しきい値」設定は購入単価アップを狙った心理施策。原価計算では必ず送料コストを見える化することが重要です。

クール便の追加料金は?

冷蔵便で+220〜660円、冷凍便で+330〜880円が発着地とサイズにより加算。ふるさと納税返礼品・お取り寄せグルメ・産直野菜で頻用。時間指定・日時指定と組合せ可能で、生鮮品の品質保持に必須。

離島発送の追加料金は?

沖縄離島・小笠原諸島・伊豆諸島の一部で+330〜1,100円加算。EC事業者は「離島は別途送料」と明示するか、送料無料設定にしている場合は離島宛の利益を確認する必要があります。

持込割引はいくら?

運送会社の営業所・取扱センター・提携コンビニへの持込で1個あたり100〜160円の割引になります。会員登録してデジタル送り状を使えば、さらに60円の割引も併用可能。個人発送のコスト削減に有効です。

集荷依頼は有料?

宅配便の集荷依頼は無料です。電話・メッセージアプリ・ネットからの申込みで、指定した時間帯に集荷してもらえます。ただし荷物が1個〜数個なら持込割引のほうが実質安くなるケースが多いので、コスト最適化なら持込を選びましょう。

ポスト投函便と専用箱の小型便の違いは?

ポスト投函便(A4サイズ以内・厚み数cm・1kg)は約250〜400円で、法人契約かフリマ連携での利用が中心。専用箱の小型宅配便(薄型BOX・厚型BOX)は約400〜600円で個人・法人の両方が使えます。小物の発送は通常の宅配便より大幅に安くなるため、EC事業者は必ずこれらの選択肢を用意します。

宅配便の損害賠償上限は?

宅配便の運送約款により1個あたり30万円までが原則です。30万円を超える高額品を送る場合は事前申告と別途保険が必要。美術品・宝飾品・時計等は、美術品・骨董品向けの専用配送サービスも検討してください。

2024年物流問題で料金はどう変わった?

2024年4月施行のトラック運転手時間外労働規制(年960時間上限)により、宅配料金は2023〜2025年で平均10〜15%値上げされました。宅配大手はいずれも値上げしており、今後も労働人口の減少・燃料高騰の影響で緩やかな上昇が続くと予測されます。

フリマ連携便との違いは?

フリマアプリと運送会社が提携した配送サービスは匿名配送・全国一律料金で、通常の宅配便より安い設定です。宅配系・郵便系のどちらが運ぶタイプかを選べます。フリマでの発送ならこれが最安かつ最も安全な選択肢。ただし荷物の損害賠償は最大1万円までとやや低めです。