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容積重量 計算ツール|航空/宅配/EMS/海上の課金重量を寸法・実重量から即算出

貨物の長さ・幅・高さ・実重量から容積重量(Volumetric/Dimensional Weight)を即算出し、実重量と比較して課金重量を自動判定。航空(IATA 6000cm³/kg)・宅配国際(FedEx/DHL 5000)・EMS(6000)・海上(1t=1m³)の代表係数に対応します。段ボール梱包のアパレル・紙製品・軽量電子機器など低比重貨物では容積重量が支配、金属部品・機械・食品缶詰など高比重貨物では実重量が支配。EC海外発送・国際引越し・BtoB航空貨物・海上LCL混載の運賃見積り、内示・BL・AWB作成前の重量確認に。IATA-TACT Rules、FIATA、万国郵便条約(UPU)、日本の宅配便標準約款など関連規程も解説。

最終更新:2026-07-30/初回公開:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

容積重量(航空/宅配)ツール

計算式と各係数の由来

基本式

容積重量(kg) = 長さ L × 幅 W × 高さ H (cm) ÷ 除数(Divisor)

課金重量(Chargeable Weight) = max(容積重量, 実重量)

容積重量制度は「軽くて嵩張る貨物」を実重量だけで運ぶと運送会社が輸送スペースを埋められず採算が合わないために、体積に基づく最低課金を組み合わせた仕組みです。IATA(国際航空運送協会)の航空貨物では歴史的に「1kg = 6000cm³」つまり 166.67 kg/m³ の比重を境界に、これを下回る低比重貨物は容積重量で課金する運用が世界標準となっています。

係数(除数)6000と5000の違い

航空業界の IATA-TACT Rules は 6000cm³/kg、宅配国際大手 FedEx/UPS/DHL は 5000cm³/kg を採用しています。5000のほうが荷主にとって厳しく、同じ寸法でも課金重量が2割増になります。宅配国際は小口・多頻度で仕分けコストが高いため、係数を絞ることで採算を確保しています。

海上輸送の「レベニュートン(R/T)」

海上 LCL: 1 R/T = max(1t, 1m³) で課金

海上混載(LCL)ではレベニュートン(Revenue Ton, R/T)方式が主流。「1トンまたは1立方メートルのいずれか大きい方」で運賃を計算します。木製品・家具・段ボール梱包家電のような容積勝ちの貨物は m³ ベース、鉄鋼スクラップ・機械部品のような重量勝ちの貨物は ton ベースとなります。

実運賃 = 課金重量 × タリフ(kg単価)

最終運賃はここで求めた課金重量に、輸送距離・重量帯別のタリフ(kg単価)を乗じて算出されます。航空貨物の場合、45kg/100kg/300kg/500kg などの重量帯で単価が下がる Break Point 制度があるため、あえて課金重量を上のブレイクに上げて総額を下げる「Weight Break」テクニックが物流実務で使われます。

輸送会社別 係数一覧

主要な国際輸送会社・郵便事業者の容積重量係数(divisor)を整理しました。契約タリフや区間により例外があるため、実運用では必ず約款・レートシートを確認してください。

輸送会社・区分係数(cm³/kg)備考
IATA 航空貨物(標準)6000TACT Rules 準拠、全世界の航空フォワーダー標準
EMS(日本郵便・国際スピード郵便)6000万国郵便条約(UPU)ベース、30kgまで
FedEx International5000Express/Economy 共通、2017年以降
UPS Worldwide5000Express/Standard 共通、166kg/m³超は実重量
DHL Express(国際)5000Express Worldwide 標準
DHL eCommerce5000低単価EC小口向け
国際小包(SAL・船便含む)非適用UPU規程で実重量制
ヤマト運輸(国内宅急便)非適用60/80/100/120/140/160/180/200サイズ区分制
佐川急便(飛脚宅配便)非適用3辺合計サイズ区分制
日本郵便 ゆうパック非適用60〜170サイズ区分
海上輸送 LCL(混載)1t=1m³Revenue Ton (R/T)、CFS チャージ別途
米国内 UPS Ground139in³/lb(≒5000)大型貨物追加料金あり

宅配大手のヤマト・佐川・日本郵便(国内)は3辺合計cmでサイズ区分する方式で、容積重量ではありません。60サイズ(3辺合計60cm以内)から始まり、160/200サイズと段階的に運賃が上がります。

貨物比重(kg/m³)と課金傾向

「容積重量が勝つか実重量が勝つか」は貨物のかさ比重(kg/m³)で決まります。航空基準 6000cm³/kg は 166.67kg/m³、宅配 5000cm³/kg は 200kg/m³ が境界値です。

貨物例かさ比重(kg/m³)航空(166)宅配(200)
段ボール梱包アパレル・タオル60-100容積勝ち容積勝ち
枕・クッション・ぬいぐるみ40-80容積勝ち容積勝ち
書籍・雑誌(平積み)500-700実重量勝ち実重量勝ち
紙製品・トイレットペーパー80-150容積勝ち容積勝ち
スニーカー・靴類100-180容積勝ち容積勝ち
ノートPC・スマホ(梱包込み)200-400実重量勝ちほぼ実重量
食品缶詰・レトルト600-900実重量勝ち実重量勝ち
金属部品・工具1000-3000実重量勝ち実重量勝ち
化粧品・液体入りボトル800-1000実重量勝ち実重量勝ち
家具(組立済み木製)150-300容積勝ち境界域

境界値のかさ比重を計算するには かさ比重(kg/m³) = 実重量(kg) ÷ 体積(m³) を使います。段ボール1個の重量÷(L×W×H÷10⁶)で自社製品のかさ比重を測定し、166/200の境界を意識した梱包設計が可能です。

寸法別 容積重量早見表

航空基準(6000cm³/kg)

寸法(L×W×H cm)体積(cm³)容積重量(kg)
30×20×159,0001.5
40×30×2024,0004.0
50×40×3060,00010.0
60×40×3072,00012.0
60×50×40120,00020.0
80×60×50240,00040.0
100×80×60480,00080.0
120×100×80960,000160.0

宅配国際基準(5000cm³/kg・FedEx/DHL)

寸法(L×W×H cm)体積(cm³)容積重量(kg)
30×20×159,0001.8
40×30×2024,0004.8
50×40×3060,00012.0
60×40×3072,00014.4
60×50×40120,00024.0
80×60×50240,00048.0

業界・現場での使い方

国際航空貨物・フォワーダー実務

マスターAWB / ハウスAWB作成前に、パレタイズ後の実測寸法から容積重量を算出。IATA-TACT Rules準拠で6000cm³/kg。パレット(1200×1000×高さ)単位の混載計算では、貨物ごとに個別容積重量を求めた後、パレット全体のR/W(Rated Weight)を計算します。Break Point 45/100/300/500kg帯の単価差を活用した Weight Break 判定もこの段階で行います。

EC越境販売・海外個別配送

Shopify・楽天・Amazon Global Selling で商品を海外発送する際、FedEx/DHL/UPSタリフから実運賃を予測。梱包段ボールのかさ比重が200kg/m³を下回るとほぼ容積課金になるため、商品設計段階から梱包効率を意識。アパレル・雑貨は特に注意が必要です。

国際引越し・貨物海上輸送(LCL/FCL)

家財の梱包カートン数×寸法から総体積を算出し、LCL(混載)の場合は R/T(1t=1m³) で運賃見積り。FCL(コンテナ貸切)では20ft/40ft/40HQのCBM(体積)と実重量の両制約に収まる積み付けを設計。国際引越では容積勝ちが大半で、荷造り効率が費用の8割を決めます。

製造業のスペアパーツ・保守部品発送

海外工場・現地サービスセンター向けにDHL Expressで送るスペアパーツは、金属部品なら実重量勝ち・電子部品・ケーブルなら容積勝ちと混在。事前計算で顧客への運賃見積書(DDP/DAP)の精度を上げ、想定外のマージン悪化を防ぎます。

クラウドファンディング返礼品の海外発送

Kickstarter/Indiegogo/Makuake等のグローバルCF案件では、支援者への発送費見積が損益を大きく左右。プロダクトの梱包箱(retail package)+外装(shipping carton)の両段階で寸法を測定し、EMS/DHL/FedExの3社比較を発送前に実施するのが定石です。

ドロップシッピング・OEM委託生産

中国・ベトナム・タイのOEM工場から日本・欧米への直送(cross-border DTC)モデルでは、工場FOBに加えて航空/海上運賃・容積重量ベースの見積が必須。1個ずつの単品発送(小口宅配国際)と月次まとめ発送(航空混載)で係数と単価が変わる点に留意してください。

よくある間違い・注意点

  • 実重量だけで運賃見積り — 段ボール梱包のアパレル・紙製品・雑貨など低比重貨物では、想定運賃の2〜3倍が請求されるケースが多発。事前に容積重量を計算し、両者の大きい方で見積もる習慣が必須です。
  • 国内宅配便で容積重量計算 — ヤマト・佐川・日本郵便(国内)はサイズ区分制(3辺合計)であり容積重量は使いません。「60/80/100/120サイズ」の運賃表を参照します。国際便との混同に注意。
  • 係数を輸送会社別に確認しない — 航空は6000、宅配大手は5000、UPS Groundは5000相当(139in³/lb)と微妙に異なります。契約タリフや区間で例外もあるため、必ずレートシートで確認しましょう。
  • 寸法をcmではなくmmで計算 — 現場図面はmm、物流見積はcmが基本。単位ミスで容積重量が1000倍にも1/1000にもなります。60×40×30cm を 600×400×300mm と入力して 6000で割ると 12000kg になる誤りが典型例。
  • パレット寸法を含めない — 航空・海上輸送ではパレタイズ後の外形が課金対象。1.1m×1.1mパレットに商品を積んだ場合、はみ出し・突起・ラップ厚みを含めた実測が必要で、商品体積だけでは足りません。
  • 四捨五入ルールを無視 — IATA-TACT Rules では 0.5kg単位切り上げ(Round up to next 0.5kg)が基本。宅配国際は0.5kg単位切り上げやポンド換算切り上げなど各社で異なります。
  • 複数個口の合計を単純加算 — 実重量は加算できても、体積は箱ごとの外形合計となり、内部空隙も課金対象。CBM(m³)ベースの合算計算に注意してください。

運賃最適化のテクニック

1. 梱包最小化(タイトフィッティング)

商品外形にジャストフィットする段ボールを選定し、内部空隙を最小化。ダンボール1個の内寸を商品サイズ+5-10mm程度に抑え、内緩衝材を必要最低限にすることで、体積を10-30%削減できます。梱包資材代は上がるが運賃削減効果の方が大きくなる場合が多い。

2. 分割 vs 集約の判断

10個口 × 実重量1kg(合計10kg) と 1個口 × 実重量10kg(集約) では、後者の方が割安になる傾向。ただし1個口あたりの容積が増えて容積勝ちに転じる境界域では、逆に分割の方が有利になるケースも。事前計算で最適解を決定します。

3. Weight Break の活用

航空タリフの重量帯(45/100/300/500kg)の直前で「あえて上の帯の重量で申告」することで、単価×重量の総額が下がる境界を狙う。実務では 90kg 実重量なら 100kg 申告で単価が下がり総額も安くなるケースが典型。

4. 契約タリフの交渉

年間出荷量・平均パッケージサイズ・配送先偏り(地域・国別)を根拠に、キャリア(FedEx/DHL/UPS)と個別契約タリフを結ぶ。標準タリフ比 20-50% 割引が一般的で、月次数十kg以上の出荷なら十分交渉価値あり。

5. 3PL(サードパーティー物流)活用

ラクスル・オープンロジ・シップ&コー等の3PLは複数キャリアと大量契約を持ち、単独契約より安い単価で発送可能。EC事業者・スタートアップの中規模出荷で有効です。

関連する規格・法令

  • IATA TACT Rules ― The Air Cargo Tariff and Rules。国際航空貨物運賃の標準約款で、容積重量係数6000cm³/kgの根拠。年2回改訂。
  • IATA Cargo Handling Manual (CHM) ― パレタイズ・ULD積付・危険物取扱等の実務手順書。
  • 万国郵便条約(UPU Convention) ― EMS・国際小包の共通ルール。国際郵便の重量上限30kg、寸法制限、EMS容積重量の根拠。
  • ISO 668 ― Series 1 freight containers。20ft/40ft/45ftコンテナの外形・許容重量の国際規格。CBM計算の基準。
  • 宅配便標準約款(国土交通省告示) ― 日本国内宅配便のサイズ区分制の根拠。3辺合計cm&重量による運賃決定方式を規定。
  • 貨物利用運送事業法 ― 日本のフォワーダー業(貨物利用運送事業者)の許認可・約款届出制。
  • Incoterms 2020(ICC) ― 貿易条件(EXW/FOB/CIF/DDP等)。運賃負担者・危険負担の境界を規定し、容積重量見積の責任範囲を決定。
  • 関税定率法・関税法 ― 日本の輸入通関で申告価格・原産地・課税価格の決定。運賃(容積重量分含む)はCIF価格の一部として申告対象。

参考文献・公的資料

正確な運賃・約款・規格を確認したい場合、以下の一次資料を参照してください。

※本ページの計算結果および運賃・係数の目安は概算値です。取引・見積・BL/AWB作成に用いる場合は、必ず利用する輸送会社の最新約款・タリフ・レートシート、輸出入通関書類、有資格者(通関士・国際物流管理士・貨物利用運送事業者)の助言に従ってください。危険物・生鮮・特殊貨物には別途IATA DGR、生鮮輸送規則、Incotermsに基づく個別対応が必要です。

実践シナリオ別 計算例

ケース1: アパレルEC 米国発送(FedEx International Priority)

T シャツ50枚を段ボール梱包(50×40×30cm、実重量8kg)で米国へ発送する場合。体積 = 50×40×30 = 60,000cm³、宅配国際基準5000で割ると容積重量12kg。実重量8kg < 容積重量12kg なので課金重量12kg。US ゾーンD の kg 単価が仮に $25 なら運賃 $300 + 燃油サーチャージ等。実重量ベースで見積もると $200 前後になるはずが、実は $300 超で1.5倍の差が生じます。

ケース2: 医療機器スペアパーツ(DHL Express Worldwide)

金属製部品10個を 30×20×15cm・実重量6kg で発送。体積 = 9,000cm³、DHL宅配基準5000で1.8kg、実重量6kg > 容積重量1.8kg なので課金重量6kg。金属貨物は実重量勝ちが基本で、体積が小さくても運賃は実重量ベースに収まります。

ケース3: 国際航空混載でパレタイズ(IATA 6000)

110×110×150cm パレットに複数貨物を積んで実重量200kg のとき、体積 = 1.815m³ = 1,815,000cm³、航空基準6000で302.5kg。実重量200kg < 容積重量302.5kg なので課金重量302.5kg。100kg帯単価 vs 300kg帯単価の差を利用した Weight Break で「あえて500kg申告」による総額最適化を検討可能な範囲です。

ケース4: 家具の海上LCL 混載(Revenue Ton)

木製ダイニングテーブル 200×100×80cm・実重量50kg。体積 = 1.6m³、実重量0.05t。R/T = max(1.6, 0.05) = 1.6 R/T。CFS単価 $50/R/T なら $80。木製・大型家具は容積勝ちが典型例で、木材密度が水より小さいため常に体積課金になります。

よくある質問(FAQ)

60×40×30cm・実重量5kg・航空便の課金重量は?

体積は 60×40×30 = 72,000 cm³、航空基準 6000cm³/kg で割ると容積重量 12kg。実重量5kgより大きいので、課金重量は容積重量12kgが適用されます。実運賃はこの12kgに航空タリフ(kg単価)を乗じて決定します。

容積重量が実重量より小さい場合はどうなる?

実重量で課金されます。金属部品・機械・食品缶詰・液体入りボトルなど比重が高い貨物(200kg/m³以上)は多くの場合実重量勝ちです。かさ比重 = 実重量÷体積 が航空166kg/m³・宅配200kg/m³ を上回る貨物では実重量が支配します。

ヤマト・佐川・日本郵便(国内)で容積重量計算は必要?

不要です。国内宅配便は3辺合計cm(60/80/100/120/140/160/180/200サイズ)による区分制で、容積重量の概念はありません。ただし重量の上限(60サイズは25kgまで等)は各社で規定されているため、寸法と重量の両制約に注意してください。

海上LCLの「レベニュートン(R/T)」とは?

Revenue Ton の略で、1t または 1m³ の大きい方で運賃を算出する海上混載の慣習です。木製品・家具・段ボール梱包家電など容積勝ちの貨物はm³、鉄鋼・機械部品など重量勝ちの貨物はtonが適用されます。CFSチャージ・BAF・CAF等の付帯費用は別途加算されます。

FedExとDHLで係数が違う?

どちらも標準は 5000cm³/kg(1kg=5000cm³)で同じです。ただし契約タリフ・区間・製品(Express/Economy/eCommerce)により例外があるため、必ずレートシートで最終確認してください。UPSも同様に5000相当(米国内は139in³/lb)を採用しています。

EMSの容積重量係数は?

EMS(国際スピード郵便)は6000cm³/kgで航空と同じです。UPU(万国郵便連合)の枠組みに基づき運用され、重量上限は原則30kg、寸法制限は3辺合計300cm(かつ最長辺150cm)以下です。

Weight Break(重量ブレイク)とは?

航空貨物のタリフは重量帯ごとに単価が下がる階段状(Break Point: 45/100/300/500kg等)になっており、実際の課金重量がブレイク直前のとき、あえて上のブレイクの重量で申告して総額を下げるテクニックです。「500kgタリフ×450kg > 500kgタリフ×500kg」の逆転が起きる境界で有効です。

パレタイズ後の寸法はどう測る?

荷崩れ防止のストレッチフィルム・PPバンド・角当てを含めた「外形(overall dimension)」で実測します。突起・はみ出しがあればその外接直方体寸法を採用。1.1m×1.1mパレットに1.2m物を載せた場合は1.2m×1.1m×高さで計算します。

Incotermsが容積重量計算に影響する?

Incotermsは運賃負担者・危険負担の境界を決めるルールで、容積重量そのものは変わりません。ただしEXW/FOBは荷主(輸出者)が運賃を負担しない一方、CIF/DDPでは輸出者が容積重量ベースの運賃を見積書に組み込む必要があるため、事前計算の重要性が異なります。

丸みを帯びた円柱・不定形貨物の寸法は?

外接直方体(L×W×H)で計算するのが国際慣習です。円柱ならL=直径・W=直径・H=長さ、球体なら直径×直径×直径。実運用では梱包後の外形カートン寸法が使われるため、球体・円柱を段ボール梱包した時点で通常の直方体計算となります。

複数個口の合計課金重量はどう出す?

各カートンごとに容積重量と実重量の大きい方(=個別課金重量)を算出し、それを合算するのが正しい計算です。全カートンの実重量合計と全カートンの体積合計を別々に比較する方法は誤りで、荷主に不利になる場合があります。ただし契約タリフによっては個別方式ではなく合算方式が採用されるケースもあるため、事前確認を。

容積重量を下げる梱包設計のコツは?

(1) 段ボールサイズを商品にジャストフィットさせ内部空隙を減らす、(2) 折り畳み・分割可能な設計に変える、(3) 硬質商品と柔軟商品を組み合わせてかさ比重を上げる、(4) パレタイズ時にダブルスタック(2段積み)可能な梱包強度を確保する、(5) IATA/宅配の係数境界(166/200kg/m³)を意識した密度設計、が主要な打ち手です。