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風荷重建築基準法構造設計

風荷重(建築基準法)

基準風速・地表面粗度・建物高さから風荷重(設計用速度圧・風圧力)を即算出。建築構造計算の主要荷重。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

風荷重(建築基準法)ツール

風荷重(建築基準法施行令87条)

設計用速度圧 q = 0.6 × Vh² (N/m²)

Vh = E × V₀ (高さ補正後風速)

V₀:基準風速(地域別30-46m/s)、E:高さ・地表面粗度係数、Cf:風力係数。100km/h暴風で速度圧約450N/m²=45kg/m²の圧力が建物にかかる。

地域別 基準風速V₀(m/s)

地域V₀
沖縄・小笠原46
宮崎・鹿児島南部42-44
高知・和歌山38-40
東京・大阪(平野)34-36
内陸・北海道30-32

風荷重(建築基準法)の詳しい解説

風荷重は建築基準法施行令87条で規定される主要荷重。基準風速V₀は地域別(30-46m/s)で、これに高さ・粗度補正を加えて設計用速度圧qを算定。高層建築ほど、開けた土地ほど風圧力大。台風・強風被害の設計耐力を決める重要要素です。

実務では「開口部・突出物・屋根形状」で風圧係数Cfが変動。看板・パラボラ・屋根裏がめくれるとフラッシュオーバーで一気に構造破壊。特に沖縄・鹿児島の台風常襲地域では基準風速46m/sで、住宅設計でも通常地域の2倍以上の風荷重を想定します。

業界・現場での使い方

建築構造設計

外壁・屋根・全体架構の設計荷重。

看板・工作物

広告塔・防音壁の耐風設計。

太陽光発電

パネル取付架台の耐風設計。

よくある間違い・注意点

  • 沿岸・台風地域を通常地域と同視 — 沖縄V₀=46 vs 内陸V₀=30で速度圧2倍以上。
  • 風力係数を過小評価 — 屋根勾配・開口・突出物で±30-50%変動。
  • 地表面粗度誤判定 — 高層建築周辺は郊外区分でなく市街地区分の可能性。

関連する規格・法規

  • 建築基準法施行令 第87条
  • 日本建築学会 建築物荷重指針

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

V₀=34m/sの意味は?

平均風速34m/sの再現期間50年の基準風速(気象庁データ)。

風速と風圧の関係は?

q=0.6×V²。風速2倍で風圧4倍。

高層ビルの風荷重は?

高さ40mでE≒1.4倍、100mでE≒1.7倍と増加。

太陽光パネルの耐風設計は?

JIS C 8955準拠。地域V₀に応じたパネル・架台選定。