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地震層せん断力耐震建築基準法

地震層せん断力Ci

建物重量・地域係数・振動特性から層せん断力Q(kN)を即算出。耐震設計の基礎計算。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

地震層せん断力Ciツール

層せん断力(令88条)

Ci = Z × Rt × Ai × C₀

Q = Ci × W

Z:地域係数(0.7-1.0)、Rt:振動特性(0.4-1.0)、Ai:高さ分布係数(1F=1.0)、C₀:標準せん断力係数(一次0.2、二次1.0)。

地震地域係数Z

地域Z
関東以西の大部分1.0
北海道・沖縄一部0.9
沖縄本島0.7

地震層せん断力Ciの詳しい解説

層せん断力は地震時の水平力を各階に配分した値。1次設計(Co=0.2)で稀に発生する中地震(震度5弱程度)に無被害、2次設計(Co=1.0)で稀に発生する大地震(震度6強程度)に倒壊しない耐力を検証します。建築基準法施行令88条準拠。

実務では「Ai分布」で上層階ほど層せん断力係数が大きく分布。10階建てで最上階Ai≒1.5-2.0倍。RC造では耐力壁配置・S造ではブレース配置で層せん断力を伝達し、免震・制振構造では応答低減で層せん断力を下げる設計も普及しています。

業界・現場での使い方

耐震設計

許容応力度計算・保有水平耐力計算の基礎値。

耐震診断

既存建物の必要耐力算定。

免震・制振設計

応答低減効果の定量評価。

よくある間違い・注意点

  • Z値を全国一律で1.0 — 地域別に0.7-1.0で異なる。
  • Ai=1で全層計算 — 上層階Aiは大きくなる。
  • 一次・二次設計混同 — Co=0.2は一次、Co=1.0は二次の別基準。

関連する規格・法規

  • 建築基準法施行令 第88条
  • 建築物の構造関係技術基準解説書

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

Ci=0.2の意味は?

建物重量の20%相当の水平力に耐える一次設計基準。

保有水平耐力とは?

建物が実際に負担できる最大水平力。二次設計値Co=1.0を超える耐力必要。

免震で層せん断力は?

応答低減で1/2-1/3に減少。上部構造の設計負担軽減。

制振ダンパーの効果は?

地震エネルギー吸収で層せん断力10-30%低減。