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断熱R値U値省エネ

断熱R値・U値計算(壁・屋根・床)

断熱材の熱抵抗(R値)・熱貫流率(U値)を素材・厚みから即算出。省エネ基準H28適合・ZEH基準の判定つき。住宅設計・断熱リフォーム診断に。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

断熱R値・U値計算(壁・屋根・床)ツール

R値とU値

R値(熱抵抗) = 厚さ (m) ÷ 熱伝導率 (W/m·K)

U値(熱貫流率) = 1 / (R合計 + 表面熱伝達抵抗)

R値が大きいほど断熱性能が高い。省エネ基準(H28)では地域区分別・部位別のU値上限が規定されており、6地域(首都圏)の外壁U値≤0.46(R≒2.2)、屋根U値≤0.24(R≒4.6)が目安。

主要断熱材の熱伝導率

材料λ (W/m·K)100mmのR値
グラスウール 10K0.0502.00
グラスウール 16K0.0452.22
グラスウール 24K0.0362.78
ロックウール0.0382.63
押出発泡ポリスチレン 1種0.0402.50
押出発泡ポリスチレン 3種0.0283.57
硬質ウレタンフォーム0.0244.17
フェノールフォーム0.0205.00
セルロースファイバー0.0402.50

断熱R値・U値計算(壁・屋根・床)の詳しい解説

断熱性能の基本指標はR値(熱抵抗、m²·K/W)U値(熱貫流率、W/m²·K)です。R値=厚さ÷熱伝導率でシンプルに計算でき、U値≒1/Rで熱の逃げやすさを示します。R値が大きい・U値が小さいほど断熱性能が高くなります。

省エネ基準H28では地域区分(1-8)別・部位別のU値上限が定められ、東京・大阪・福岡等の6地域では外壁U値≤0.46(R≒2.2m²·K/W)、屋根U値≤0.24(R≒4.6)が目安。グラスウール16K を100mm入れると外壁R値=2.22で基準ぎりぎり。ZEH基準(★★★)を狙うなら150mm以上が推奨されます。

2025年からは省エネ基準適合が全新築で義務化されており、既存不適格の住宅リフォームでも断熱改修の需要が急増しています。壁充填断熱→外張り断熱の切替、屋根天井の付加断熱、床下断熱の吹込工事など、実効R値の計算がリフォームプランの根拠に。ZEH補助金・こどもエコすまい支援事業等の申請にも必須の数値です。

業界・現場での使い方

新築住宅設計

省エネ基準適合の確認、ZEH仕様選定。工務店・設計事務所の必須計算。

断熱リフォーム

既存住宅の壁・天井・床の断熱補強前後で温熱環境改善効果を試算。

外皮性能計算(UA値)

住宅全体の外皮平均熱貫流率算定の一部として、部位別U値を集計。

よくある間違い・注意点

  • 熱伝導率を材料区分で誤採用 — グラスウール10K/16K/24Kで熱伝導率が0.050/0.045/0.036と大きく違う。カタログ値を必ず確認。
  • 表面熱伝達抵抗を無視 — 室内側+屋外側で0.16m²·K/W加算。無視するとU値が過大評価。
  • R値だけ見て工法(充填/外張り)を無視 — 外張り断熱は熱橋(ヒートブリッジ)少ないが充填より薄くしにくい。工法込みで最適化。

関連する規格・法規

  • 断熱等性能等級4 — U値上限規定。
  • 外皮平均熱貫流率UA値0.6以下(6地域)。
  • 各断熱材の性能規格。

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

R値とU値、どちらを見ればいい?

個別部位はR値、住宅全体の外皮性能はU値(UA値)で見る。両方セットで使う。

グラスウールの10K/16K/24Kの違いは?

密度違い(kg/m³)。10K=薄軽で断熱率0.050、24K=高密度で0.036。同厚みで24Kの方が高断熱。

省エネ基準に適合するR値は?

6地域(東京等) 外壁R≒2.2、屋根R≒4.6、床R≒2.2が目安。地域区分で±30%変動。

ZEHとHEAT20 G2の違いは?

ZEH: UA値≤0.6(6地域)、HEAT20 G2: UA値≤0.46。G2の方が高断熱。

断熱材の耐久性は?

グラスウール50年以上、押出発泡ポリスチレン40年以上、ウレタン30-40年。適切施工前提。