地耐力(N値・許容支持力度)
N値・土質・基礎深さから許容支持力度・地盤改良要否を即判定。戸建て・低層建築の基礎設計に。
地耐力(N値・許容支持力度)ツール
N値と支持力(概算)
砂質: qa = N × 10 + 根入れ深×20 (kN/m²)
粘性: qa = N × 30 + 根入れ深×15
N値=標準貫入試験の打撃回数。10未満で軟弱、10-30で普通、30以上で良好が目安。地盤調査結果に基づく判定が原則。
N値と地盤区分
| N値 | 砂質土 | 粘性土 |
|---|---|---|
| 0-4 | 非常に緩い | 非常に軟らかい |
| 4-10 | 緩い | 軟らかい |
| 10-30 | 中程度 | 中程度 |
| 30-50 | 密 | 硬い |
| 50+ | 非常に密 | 非常に硬い |
地耐力(N値・許容支持力度)の詳しい解説
地耐力は「N値と土質の関数」で概算判定。戸建てなら支持力度100kN/m²以上必要で、N値10未満なら地盤改良検討。液状化リスク・不同沈下・盛土地盤の場合は特に厳格な判定が必要です。
実務では「スウェーデン式サウンディング(SS)+標準貫入試験(SPT)」で地盤調査。戸建てはSSで簡易判定、大型建物・地下ある物件はSPTで詳細調査。地耐力不足なら表層改良・柱状改良・杭基礎の3択で対応します。
業界・現場での使い方
戸建て基礎設計
地盤調査結果からべた基礎/布基礎/杭選定。
マンション設計
杭工事の支持層深さ判定。
土木工事
擁壁・護岸の基礎地盤評価。
よくある間違い・注意点
- N値のみで判断 — 液状化・不同沈下・盛土等の総合評価必要。
- 根入れ深さ無視 — 根入れ深いほど支持力向上。
- 土質判別ミス — 砂と粘土で係数3倍差。土質試験結果を確認。
関連する規格・法規
- JIS A 1219 標準貫入試験
- 建築基礎構造設計指針
※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。
よくある質問(FAQ)
戸建てに必要な地耐力は?
100kN/m²(10t/m²)以上。
地盤改良の相場は?
表層改良30-50万、柱状改良80-150万、杭基礎150万-。
液状化リスクは?
緩い砂質土(N値10未満)+地下水位高で発生。
スウェーデン式サウンディングとは?
戸建て向け簡易地盤調査。5-10万円/物件。