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時刻加算 計算ツール|基準時刻+時間・分でシフト終了・会議終了・料理時間を即算出

基準時刻に時間・分を加算して終了時刻を即計算。シフト作業終了時刻、オンライン会議終了時刻、料理タイマー、勤怠打刻時刻の予測、番組・イベント終了時刻の計算に対応。24時制・跨日(翌日)処理・15分単位の丸め処理など、勤怠実務ルールと時刻表記のJIS X 0301/ISO 8601国際規格を踏まえて解説します。

最終更新:2026-08-02/監修:計算ツールズ編集部

時刻加算 計算機

計算式と時刻計算の基本

合計分 = 基準時×60 + 基準分 + 加算時×60 + 加算分

終了時刻 = floor(合計分÷60) mod 24 : (合計分 mod 60)

時刻の加算は「時」と「分」を独立に足すと60分繰り上がりが正しく処理されないため、まず全体を分単位に統一してから加算し、最後に「時:分」に再変換します。24時を超える場合は24で割った余り(mod 24)で翌日の時刻に丸め込み、翌日を意味する日付情報は別途保持します。

基本演算の例

基準時刻加算合計分結果時刻
09:003時間30分540+210=75012:30
13:452時間45分825+165=99016:30
22:004時間1320+240=156002:00(翌日)
23:301時間45分1410+105=151501:15(翌日)
08:0016時間480+960=144000:00(翌日)
10:150.75時間+15分615+60=67511:15

小数時間の扱い

「3.5時間」のような小数入力は、3.5×60 = 210分と一度分に変換して処理。0.5時間 = 30分、0.25時間 = 15分、0.75時間 = 45分と換算されます。労務給与計算では15分単位・30分単位に丸めるケースが多いため、丸め処理を別途行う必要があります。

24時制と12時制

時刻表記には24時制(0:00〜23:59)と12時制(AM/PM 12時間表示)があり、業務要件に応じた使い分けが必要です。

時刻24時制12時制ISO 8601
深夜0時00:0012:00 AMT00:00:00
午前6時06:006:00 AMT06:00:00
正午12:0012:00 PMT12:00:00
午後1時13:001:00 PMT13:00:00
夕方6時18:006:00 PMT18:00:00
夜11時30分23:3011:30 PMT23:30:00

日本の公文書・JIS規格・鉄道時刻表は24時制が標準。米国日常生活では12時制が主流のため、海外取引・国際会議では表記混乱に注意が必要です。ISO 8601国際規格は24時制を採用しています。

25時制・30時制(放送・鉄道)

テレビ・ラジオ番組表や飲食業では「深夜25時(=翌日1時)」「30時(=翌日6時)」という表記も使われます。同一営業日の連続性を表現する慣習で、公式時刻表記ではありません。

跨日(翌日)処理の考え方

基準時刻+加算時間が24時を超えると翌日にまたがります。処理方法は用途により異なります。

翌日表示方式

「22:00+4時間 = 02:00(翌日)」のように、時刻部分は mod 24 で正規化し、日付情報を別途保持する方式。カレンダーアプリ・予定表・鉄道時刻表で採用されます。

累積時刻方式

「22:00+4時間 = 26:00」のように24を超えても連続表示する方式。放送業界、深夜営業の飲食店、勤務シフト表で「同一営業日」の連続性を強調する場合に使われます。

タイムゾーン跨ぎ

国際会議・海外拠点との連携では、時差計算も必要。UTC/GMT基準で加算し、参加者のローカル時間に変換する二段階処理が確実です。ISO 8601形式で「2026-08-02T09:00+09:00」のように標準表記すれば時差を明確に伝えられます。

勤怠実務の丸め処理

労働時間の給与計算では丸め処理を行う場合がありますが、労働基準法上のルールに注意が必要です。

労基法上の原則

労働時間は実労働時間を1分単位で正確に計上することが原則(厚労省通達・労働基準法第32条運用)。労働者に不利益な切り捨て(例:15分単位で15分未満を切り捨て)は違法です。ただし1ヶ月単位の合計時間で30分未満切り捨て・30分以上切り上げの端数処理は例外的に認められています(昭和63年3月14日基発第150号)。

実務でよく使われる丸め

丸め単位用途労基法上の可否
1分単位(正確)労働時間の原則◎ 正しい運用
1ヶ月合計を30分単位賃金計算の端数処理○ 昭和63年通達により可
日次で15分単位切り捨てタイムカード運用× 労働者に不利で違法
日次で15分単位四捨五入会議終了時刻の予定△ 予定管理はOK、賃金NG

こんな場面で使う

シフト終了時刻の計算

店舗・工場・医療現場の8時間・9時間・12時間シフトで、開始時刻から終了時刻を即算出。休憩60分込みなら「9時間後」、休憩90分込み12時間シフトなら「13.5時間後」を加算します。

オンライン会議の終了予定

「10:00開始・90分の会議は何時終了?」を即計算。ZoomやTeamsのカレンダー登録時に、次の予定との重複防止に活用できます。

料理・お菓子作りのタイマー

「今18:30、90分煮込むと何時?」を即算出。オーブン予約・煮込み料理・パン発酵などで終了時刻を先に確定すると段取りが組みやすくなります。

勤怠打刻・退勤時刻の予想

「9:15出勤、8時間労働+休憩1時間なら退勤は何時?」=18:15と即算出。フレックス・時差出勤のコアタイム管理にも便利です。

番組・イベントの終了時刻

「20:00開始・上映時間142分の映画は何時終了?」を計算。子どもの就寝時刻管理、送迎時刻の予定調整に役立ちます。

子育て・育児タイマー

授乳3時間毎のスケジュール、離乳食の間隔管理、睡眠時間の予定計算など、育児記録アプリの代替として即時計算に活用できます。

労基法上の休憩時間ルール

労働時間の計算では、法定休憩時間の控除が必要です。労働基準法第34条により、以下の休憩付与が義務化されています。

労働時間法定休憩実労働時間拘束時間
6時間以下不要(0分)6時間6時間
6時間超〜8時間以下45分以上8時間8時間45分〜
8時間超60分以上8時間+残業実労働+1時間〜

例:9:00始業・8時間労働なら拘束時間は9時間で18:00終業(休憩1時間)。9:00始業・10時間労働(残業2時間)なら11時間拘束で20:00終業が目安。深夜勤務(22:00〜翌5:00)の割増賃金25%以上、法定時間外の25%以上(月60時間超は50%以上)にも注意が必要です。

よくある間違い・注意点

  • 60進法の繰り上がりミス — 「1時間45分+30分」を「1時間75分」と表示するミス。分は60で割った商を時に繰り上げる処理を忘れないでください。本ツールでは自動処理されます。
  • 0.5時間=50分と誤解 — 時間の小数は10進、分は60進です。0.5時間 = 30分、0.75時間 = 45分。10進で30分を書くなら0.5、50分なら0.833…になります。
  • 跨日処理を忘れる — 22:00+4時間を「26:00」のまま提出するとカレンダー登録エラーの原因に。日付を1日進めて「翌日02:00」と明示するか、25時制の許容ルールを事前に共有しましょう。
  • 休憩時間を差し引かず提示 — シフト表で「9:00-18:00 = 9時間労働」と誤記するミス。実労働は8時間、拘束時間が9時間です。給与計算では実労働時間で処理します。
  • 労働時間の日次切り捨てで違法運用 — 「毎日15分単位で切り捨て」は労基法違反。実労働時間は1分単位で計上が原則、端数処理は月次合計で30分単位までが上限です。
  • タイムゾーン無視の国際会議設定 — 「10:00開始」と伝えても、参加者の所在国でJST/EST/GMTがバラバラ。ISO 8601形式(例:2026-08-02T10:00+09:00)で明示するのが確実です。
  • AM/PM混同 — 米国12時制の「12:00 AM」は深夜0時、「12:00 PM」は正午。海外取引先とのメールで「明日の12時」だけでは12時間ずれる事故が発生します。

関連する規格・法令

  • JIS X 0301 ― 情報交換のためのデータ要素及び交換形式(日付及び時刻の表記)。ISO 8601の日本版で、YYYY-MM-DDThh:mm:ss形式を規定。
  • ISO 8601 ― Data elements and interchange formats — Information interchange — Representation of dates and times。国際標準の日付・時刻表記。
  • 労働基準法第32条 ― 労働時間の上限規定(1日8時間・週40時間)。時刻計算の実務基準。
  • 労働基準法第34条 ― 休憩時間の付与義務。6時間超で45分、8時間超で60分以上。
  • 労働基準法第37条 ― 時間外・深夜労働の割増賃金。25%以上(深夜も25%以上、月60時間超は50%以上)。
  • 昭和63年基発第150号 ― 賃金計算の端数処理を規定した厚労省通達。1ヶ月合計30分未満切り捨て・30分以上切り上げが例外的に許容。
  • 時報の技術基準(NICT日本標準時) ― 情報通信研究機構が保有・配信する日本標準時(JST = UTC+9)。

参考文献・公的資料

時刻・時間計算の公式基準は以下の公的機関を参照してください。

※本ツールは時刻計算の目安を提供するもので、法定労働時間・給与計算の公式判定を保証するものではありません。給与計算・労務管理・法定書類作成の際は、社会保険労務士・弁護士など有資格者に相談してください。国際時差計算・タイムゾーン処理は、JETRO・NICT等の一次資料を優先し、夏時間(サマータイム)実施国では特に注意が必要です。

よくある質問(FAQ)

0.5時間は何分?

0.5時間 = 30分です。時間は10進、分は60進のため、0.25時間 = 15分、0.5時間 = 30分、0.75時間 = 45分。1.5時間 = 90分になります。

22:00+5時間の結果は?

22:00+5時間 = 27:00 = 翌日03:00です。本ツールは24を超えると自動的に mod 24 で翌日時刻に丸めます。日付が翌日に変わることに注意してください。

労働時間の1分単位計算は義務?

労基法第32条運用で実労働時間は1分単位計上が原則です。労働者に不利な日次切り捨ては違法。ただし賃金計算の端数処理として、1ヶ月合計を30分単位で処理することは昭和63年通達で例外的に認められています。

休憩時間は労働時間に含める?

含めません。労基法上「休憩」は労働から完全に離れた時間で、給与支給対象外です。9:00〜18:00勤務で1時間休憩なら実労働8時間、拘束9時間となります。

深夜割増賃金の時間帯は?

労基法第37条により22:00〜翌5:00が深夜時間帯。この時間帯の労働には25%以上の割増賃金(深夜手当)が必要です。時間外労働と深夜労働が重なる場合、25%+25%=50%以上の割増になります。

24時制と12時制、業務ではどちらを使うべき?

日本の公文書・JIS規格・鉄道時刻表・医療現場は24時制が標準。国際取引・米国系企業は12時制が多いです。混同事故を防ぐには24時制+ISO 8601形式(YYYY-MM-DDThh:mm:ss+09:00)が最も確実です。

「深夜25時」表記は正式?

正式な国際規格ではありませんが、テレビ・ラジオ番組表、深夜営業の飲食店、シフト表で「同一営業日の連続性」を表現する慣習として広く使われます。カレンダーアプリでは翌日01:00に変換して登録するのが確実です。

フレックスタイム制のコアタイムとは?

フレックス勤務でも必ず勤務する時間帯(例:10:00〜15:00)を指します。労使協定で定め、コアタイム外はフレキシブルタイムとして自由に出退勤可能。総労働時間は精算期間(1〜3ヶ月)の合計で管理します。

1日の労働時間の上限は?

労基法上、法定労働時間は1日8時間・週40時間。36協定を締結すれば時間外労働が可能ですが、原則月45時間・年360時間、特別条項でも年720時間・月100時間未満・複数月平均80時間以内の上限があります。

国際会議の時刻はどう表記する?

ISO 8601形式で「2026-08-02T14:00+09:00」のように日付・時刻・タイムゾーンをまとめて表記するのが国際標準。カレンダーアプリはこの形式で参加者ローカル時間へ自動変換します。

タイムカードの打刻切り上げ・切り捨ては違法?

日次単位で労働者に不利な切り捨て(例:15分未満切り捨て)は労基法違反。実労働時間は1分単位で計上が原則です。月次合計30分単位の端数処理のみ例外的に許容されます。

サマータイムがある国との時差計算は?

欧米・オセアニアの多くは夏時間を実施し、期間により時差が1時間変動します。ISO 8601表記の+09:00等の情報とUTC変換で処理するのが確実。カレンダーアプリの自動処理を活用しましょう。

代表的なシフトパターンの終了時刻早見

店舗・工場・医療・介護現場でよく使われるシフトパターンの終了時刻を早見表にまとめました。休憩時間は労基法に準拠しています。

シフト種別開始労働時間休憩終了時刻
早番(8時間)06:008時間1時間15:00
日勤(8時間)09:008時間1時間18:00
遅番(8時間)13:008時間1時間22:00
夜勤(8時間)22:008時間1時間翌07:00
16時間長時間夜勤16:3016時間2時間翌10:30
変則3交替(早)07:007時間45分14:45
変則3交替(準夜)15:007時間45分22:45
変則3交替(深夜)23:007時間45分翌06:45
4勤2休(12時間シフト)08:0012時間1時間30分21:30

深夜労働(22時〜翌5時)を含むシフトは、労働時間に25%以上の深夜割増賃金が発生します。医療・介護・製造業では変則勤務・変形労働時間制の適切な運用が労務管理の重要ポイントです。

会議・イベントの終了時刻早見

オンライン会議・研修・イベントの終了時刻早見表です。次の予定との重複防止に活用してください。

開始時刻30分60分90分120分
09:0009:3010:0010:3011:00
10:0010:3011:0011:3012:00
13:0013:3014:0014:3015:00
14:0014:3015:0015:3016:00
15:0015:3016:0016:3017:00
16:0016:3017:0017:3018:00

料理・調理タイマー活用例

基準時刻+調理時間の計算は、キッチンでの段取り管理に活用できます。代表的な調理時間の目安をまとめました。

料理調理時間18:00開始時の完成時刻
目玉焼き3〜5分18:05
パスタ茹で8〜10分18:10
お米(炊飯)50〜60分19:00
カレー(煮込み)60〜90分19:30
おでん90〜120分20:00
ローストビーフ150〜180分21:00
豚の角煮180〜240分22:00
パン発酵(一次)60〜90分19:30
パン発酵(二次)30〜45分18:45
ケーキ(オーブン焼成)30〜60分19:00
スペアリブ(下茹で+焼き)120〜150分20:30
味噌汁10〜15分18:15

複数料理を並行して作る場合、逆算して開始時刻を決めます。「20:00に全て食卓に並べたい」ならカレーは18:30開始、パスタは19:50開始、というように工程表を作ると段取り良く進みます。

主要都市とのタイムゾーン早見表

国際会議・海外出張・グローバル業務で頻用する主要都市との時差早見表。日本標準時(JST = UTC+9)を基準にした表示です。夏時間実施国は期間により1時間変動します。

都市時差(JST基準)JST 09:00 の現地時刻
ホノルル−19時間前日 14:00
ロサンゼルス−17時間(夏−16)前日 16:00(夏17:00)
ニューヨーク−14時間(夏−13)前日 19:00(夏20:00)
ロンドン−9時間(夏−8)00:00(夏01:00)
パリ・ベルリン・ローマ−8時間(夏−7)01:00(夏02:00)
ドバイ−5時間04:00
ムンバイ・デリー−3.5時間05:30
バンコク・ジャカルタ−2時間07:00
シンガポール・香港・北京−1時間08:00
ソウル±0時間09:00
シドニー+1時間(冬±0)10:00(冬09:00)
ウェリントン+3時間(冬+2)12:00(冬11:00)

夏時間(サマータイム)は米国3〜11月、欧州3〜10月、豪州10〜4月と国により期間が異なります。Google Calendar・Outlookのタイムゾーン自動処理を活用すると計算ミスを避けられます。