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交通違反 点数・反則金 計算ツール|免停/免取りまでの距離を18違反で即判定

交通違反の点数・反則金・免停/免取りまでの残点を、過去3年の累積と処分歴を加味して瞬時に判定。スピード超過(一般道/高速)、信号無視、一時不停止、駐停車禁止場所違反、シートベルト、運転中携帯電話、酒気帯び(0.15/0.25)、酒酔い、ひき逃げ、無免許、過積載、整備不良など18種の主要違反を網羅。道路交通法・警察庁交通局・国家公安委員会規則に基づき、行政処分(青切符)と刑事処分(赤切符)の区分、前歴による短縮免停基準、1年無事故無違反による点数消滅ルールまで、免許運用に不可欠な仕組みを一気に整理します。

最終更新:2026-07-26/監修:計算ツールズ編集部

交通違反 計算機

点数制度の基本と累積ルール

日本の運転免許制度では、違反や事故ごとに基礎点数付加点数を積み上げ、過去3年間の累積点数と前歴(過去3年以内の免停・免取り回数)に応じて行政処分を科す点数制を採用しています。根拠は道路交通法第103条・第104条、国家公安委員会規則である「運転免許の効力の停止等の処分に関する規則」です。

合計点数 = 過去3年の累積点数 + 今回の違反点数
免停/免取りの基準 = 前歴回数に応じた基準表の値

累積のカウント方法

点数は違反の日から3年間加算されます。ただし、直近1年間無事故無違反であれば、それ以前の3点以下の違反点数は消滅する優遇規定があります(後述)。前歴は免停・免取りの処分を受けた日から3年間カウントし、前歴回数が増えるほど少ない点数で処分が下る仕組みです。

点数と行政処分の関係

前歴なしの場合、6点で30日免停、9点で60日、12点で90日、15点で免許取消し(欠格1年)が原則。悪質違反(酒気帯び・無免許・ひき逃げ等)は1回で13〜35点となり、単独で免取りとなります。行政処分は都道府県公安委員会が下し、意見聴取・弁明の機会付与を経て通知されます。

青切符(反則金)と赤切符(罰金)の違い

切符の色は違反の重さと処分の性質を示す重要な区分です。青と赤で法的帰結が大きく異なります。

項目青切符(交通反則告知書)赤切符(告知書兼送致書)
対象軽微な違反(15km/h未満速度超過等)重大な違反(30km/h以上超過・酒気帯び等)
金銭処分反則金(行政処分)罰金(刑事処分)
前科つかないつく(罰金刑)
手続反則金納付で完了簡易裁判所での略式命令
点数1〜3点程度6点以上(一発免停・免取りも)
異議申立て反則金を納付せず正式裁判請求略式命令に不服なら正式裁判請求

青切符の反則金は行政制裁金であり刑事罰ではないため、納付すれば刑事手続きに進みません。ただし違反点数は加算されるため累積管理は必要です。赤切符は原則として刑事事件として立件され、罰金刑(前科)となる点に注意が必要です。

スピード超過の点数・反則金早見

速度超過は違反件数が最も多く、超過幅と道路種別(一般道/高速)で点数と反則金が段階的に上がります。警察庁「令和6年中の交通事故の発生状況」および反則金令別表に基づく値です。

超過速度点数反則金(普通車)切符区分
15km/h未満1点9,000円
15〜20km/h未満1点12,000円
20〜25km/h未満2点15,000円
25〜30km/h未満(一般道)3点18,000円
25〜35km/h未満(高速)3点18,000円
30〜40km/h未満(一般道)6点反則金なし・罰金6万円以下
35〜40km/h未満(高速)3点25,000円
40〜50km/h未満(一般道)6点罰金6万円以下
40〜50km/h未満(高速)6点罰金6万円以下
50km/h以上12点罰金6〜10万円赤(一発免停)

主要違反の点数・反則金早見(普通車)

速度超過以外で頻出する違反の点数・反則金です。反則金額は普通車の場合で、二輪・軽自動車・大型で異なります(大型は+2,000〜5,000円、二輪は−2,000円程度)。

違反点数反則金備考
信号無視(赤色等)2点9,000円点滅信号は1点
一時不停止2点7,000円止まれ標識
踏切不停止2点9,000円
通行区分違反(右側通行等)2点9,000円
追越違反2点9,000円
駐車違反(時間制限違反)1点10,000円
駐停車禁止場所違反2点12,000円〜18,000円交差点付近等
放置駐車違反(車両管理者責任)15,000〜25,000円反則金は運転者、放置違反金は使用者
シートベルト未着用(運転席)1点反則金なし
チャイルドシート未使用1点反則金なし6歳未満
運転中携帯電話(保持)3点18,000円2019年改正で厳罰化
運転中携帯電話(交通危険)6点罰金・赤切符事故発生時等
あおり運転(妨害運転)25点免許取消・懲役3年以下2020年改正
酒気帯び運転 0.15〜0.2513点罰金50万円以下・懲役3年90日免停以上
酒気帯び運転 0.25以上25点罰金50万円以下・懲役3年免許取消・欠格2年
酒酔い運転35点罰金100万円以下・懲役5年免許取消・欠格3年
無免許運転25点罰金50万円以下・懲役3年免許取消・欠格2年
ひき逃げ(救護義務違反)35点罰金100万円以下・懲役10年免許取消・欠格3年
過積載(大型 10割以上)6点罰金6万円以下
整備不良1〜2点7,000〜9,000円灯火・制動装置等

前歴別・免停/免取りの基準点数

過去3年以内の免停・免取り経験(前歴)が多いほど、少ない点数で処分が下ります。前歴なしから3回以上まで、道路交通法施行令別表第三に定められた基準です。

前歴30日免停60日免停90日免停免取り 180日(欠格1年)免取り 1年(欠格2年)
0回6点9点12点15点25点
1回4点6点9点10点20点
2回2点4点6点8点15点
3回以上2点3点4点6点10点

免停講習による短縮

30日免停は停止処分者講習を受けることで、成績優良なら29日短縮(実質1日)まで可能です。60日免停は最大30日、90日は最大45日短縮できます。講習料金は8,150円〜27,300円で、短縮日数に応じて設定されています。

飲酒運転の厳罰化と同乗者責任

2007年道交法改正で飲酒運転は大幅に厳罰化されました。酒気帯び運転0.25mg/L以上は13点から25点に引き上げ、酒酔い運転は35点となり、いずれも1回で免許取消・欠格2〜3年です。刑事罰も酒気帯びは3年以下の懲役または50万円以下の罰金、酒酔いは5年以下の懲役または100万円以下の罰金と重罰化されました。

周辺者責任(3類型)

飲酒運転は運転者本人だけでなく、以下の周辺者にも刑事責任が及びます。

  • 車両提供者 ― 運転者と同じ刑(酒気帯び:3年以下懲役・50万円以下、酒酔い:5年以下・100万円以下)
  • 酒類提供者 ― 運転者が酒気帯び:2年以下懲役・30万円以下、酒酔い:3年以下・50万円以下
  • 同乗者 ― 酒気帯び:2年以下懲役・30万円以下、酒酔い:3年以下・50万円以下

飲食店で運転が判明しているのに酒を提供した場合、店側も処罰対象となります。運送業許可の取消、公務員の懲戒免職、車両保険の免責など、社会的制裁も極めて重い状況です。

こんな時に使う(活用シーン)

速度違反で捕まった直後の処分予測

青切符を切られた直後に、累積点数と前歴を入力して免停ラインまでの残り点数を把握。1年以内に前歴があるドライバーは、次の軽微違反1回で30日免停となるケースがあるため、通勤・営業運転の代替手段確保を早期に検討できます。

営業車両ドライバーの点数管理

ルート配送・タクシー・営業職の運転者は、点数超過による免停で職務不能になると事業影響が大きいです。会社の運行管理者が個別に累積状況を把握し、危険水域に達したメンバーに教育・配車調整を行うためのチェックツールとして活用。

就業規則の懲戒判断

就業規則で「業務時間外でも酒気帯び運転は懲戒解雇」と定める企業が増えています。従業員の違反通報を受けた際、行政処分の重さ(免停/免取り)と刑事処分の有無(青/赤)を客観的に整理し、懲戒委員会の資料として使えます。

ゴールド免許維持シミュレーション

ゴールド免許は5年間無事故無違反が条件。軽微違反1回でブルーに戻り、次回更新5年間の保険割引(優良割引13%)を失います。「ここで違反すると保険料がいくら上がるか」を含めて累積点数を意識できます。

免停短縮講習を受けるかの判断

30日免停の場合、停止処分者講習で最大29日短縮可能(講習料13,600円)。通勤や営業で29日運転できないダメージと講習コストを比較し、講習受講の可否を判断。免許不要な期間なら講習を受けず処分期間を消化する選択もあります。

自動車保険の等級ダウン試算

違反歴・事故歴は自動車保険の等級と事故有係数期間に影響。3等級ダウン事故で年間保険料が2〜4万円上がり、3年間続きます。違反の重大性と保険への影響を合わせて把握することで、任意保険の告知漏れを防げます。

よくある勘違い・注意点

  • 「1年経てば全部消える」は誤解 ― 消えるのは直近1年間無事故無違反を維持した場合に限り、かつ3点以下の軽微違反のみです。免停・免取りの前歴は3年間残り、その間は基準点数が下がったままです。
  • 反則金を払えば前科がつかないと思い込む ― 青切符ならその通りですが、赤切符(30km/h以上超過・酒気帯び等)は反則金の対象外で、罰金刑となり前科がつきます。海外ビザ申請等で影響することがあります。
  • 「点数がなければセーフ」ではない ― 一発免停となる違反(30km/h以上超過・酒気帯び等)は、累積0点でも1回で免停・免取り確定です。累積残点はあくまで軽微違反の管理指標に過ぎません。
  • 放置駐車違反の使用者責任を知らない ― 運転者が出頭しない場合、車両の使用者(所有者・法人)に放置違反金が課され、滞納すると車検を受けられません。反則金と放置違反金は別制度です。
  • 「携帯を触っただけ」の油断 ― 2019年改正で携帯電話使用(保持)は3点・18,000円に引き上げられました。信号待ちでも「運転中」に含まれ、事故発生時は6点で一発免停となる可能性があります。
  • あおり運転(妨害運転罪)の存在を軽視 ― 2020年新設。1回で25点・免許取消し、懲役3年以下となります。ドラレコ普及で摘発が急増しており、車間距離・進路変更でトラブルにならないよう注意が必要です。
  • 「免停中に運転して見つからなければセーフ」は最悪の選択 ― 無免許運転で25点・免許取消・欠格2年に加え、悪質性が高いため実刑判決の可能性があります。仕事上の必要性は法的に免責事由になりません。

前歴と点数消滅・優遇制度

点数の消滅(1年間無事故無違反ルール)

直近1年間無事故無違反であれば、それ以前の3点以下の違反点数は累積から消滅します。ただし、免停・免取り処分の対象となった違反点数は消えません。「軽い違反は1年頑張れば帳消し」というシンプルな設計ですが、途中で1点でも取ると消滅ルールがリセットされます。

前歴の消滅

免停・免取り処分の日から1年間、無事故無違反かつ処分を受けない状態を維持すれば、前歴が1回減ります。前歴が減ると基準点数が上がり、次回処分までの余裕ができます。前歴3回のドライバーは特に慎重な運転が求められます。

ゴールド免許(優良運転者)

免許更新前5年間無事故無違反であれば、更新時にゴールド免許が交付されます。更新手数料が安く、更新講習30分(一般は1時間)、有効期間5年(71歳以上は4年、70歳4年)、任意保険料10〜15%割引などの優遇が受けられます。

参考文献・公的資料

実際の処分内容や最新の反則金額は、以下の公的機関の資料を参照してください。制度は改正頻度が高いため、最新版の確認が重要です。

※本ページの計算結果は道路交通法・国家公安委員会規則および警察庁公表資料に基づく概算です。実際の処分は違反状況・過去の経歴・意見聴取結果等により変動し、都道府県公安委員会が個別に決定します。反則金額は改正で変わることがあり、赤切符事案の罰金は簡易裁判所の略式命令で決まります。行政処分・刑事処分に不服がある場合は、免許センター・都道府県公安委員会または弁護士(交通事件に詳しい者)にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

累積点数はいつリセットされる?

直近1年間無事故無違反であれば、それ以前の3点以下の違反点数が消えます。ただし免停・免取り処分を受けた場合の点数は消えず、前歴として3年間残ります。前歴自体も1年間無事故無違反で1回減ります。ゴールド免許は5年間の無事故無違反が条件です。

青切符と赤切符の違いは?

青切符は反則金(行政処分)で、前科がつきません。納付すれば手続き完了。赤切符は罰金(刑事処分)で、簡易裁判所での略式命令となり前科がつきます。30km/h以上のスピード超過・酒気帯び・無免許・ひき逃げ等は赤切符です。

免停は必ず講習を受けるべき?

受講は任意ですが、30日免停は停止処分者講習で最大29日短縮(実質1日)できます。講習料13,600円で、通勤・営業運転が必要な人には大きなメリット。ただし成績によって短縮日数が変わり、講習を受けても短縮ゼロのケースもあります。

酒気帯び運転の同乗者も処罰される?

されます。同乗者は2〜3年以下の懲役または30〜50万円以下の罰金。運転者が酒気帯び運転をすると知りながら同乗した場合が対象で、飲食店同席後にタクシー等を勧めなかったケースも含みます。車両提供者・酒類提供者も同様に処罰対象です。

あおり運転で免許取消になる?

2020年6月施行の妨害運転罪により、あおり運転は25点で一発免許取消・欠格2年となります。刑事罰も3年以下の懲役または50万円以下の罰金。ドラレコ・スマホでの動画通報が急増しており、車間距離・進路変更でのトラブルは避けるべきです。

放置駐車違反の反則金と放置違反金の違い?

反則金は運転者本人が納付する行政制裁金、放置違反金は車両の使用者(所有者・法人)に課される金銭です。運転者が出頭しない場合、使用者に放置違反金の納付命令が出ます。放置違反金を滞納すると車検を受けられません。

ゴールド免許を失うと保険料はどう変わる?

大手損保のゴールド免許割引は10〜15%が標準。年間保険料10万円なら1〜1.5万円の値上がりです。加えて、事故を起こすと3等級ダウン+事故有係数期間3年で年間2〜4万円の増額。5年間で30〜50万円の追加コストとなり、違反1回の重みは大きいです。

免許停止中に運転したらどうなる?

無免許運転(25点・免許取消・欠格2年)となり、刑事罰も3年以下の懲役または50万円以下の罰金。悪質性が高いため実刑判決の可能性もあります。「仕事だから」「近所だから」は情状酌量になりません。免停中はタクシー・公共交通・家族送迎で凌ぐ以外の選択肢はありません。

スピード違反はどのくらいから赤切符?

一般道は30km/h以上超過、高速道路は40km/h以上超過から赤切符(刑事処分)です。それ未満は青切符で反則金納付。50km/h以上超過は12点・一発免停となります。オービス(自動速度取締装置)は多くが赤切符レベル(30km/h以上)で作動する設定です。

信号のない交差点の一時停止違反も減点?

「止まれ」標識のある交差点で一時停止をしなかった場合は一時不停止2点・7,000円です。信号のない交差点全般で徐行義務違反となる場合も2点。近年は取締強化が進み、標識に気づかず取締を受けるケースが増えているため、住宅街での運転にも注意が必要です。

違反した場所と免許登録地が違う場合はどうなる?

違反地の警察が青切符を発行し、反則金は全国どこの銀行・郵便局・コンビニでも納付できます。行政処分の通知は登録住所の公安委員会から届き、意見聴取も原則登録地の公安委員会で行います。転居時は住所変更を怠らないことが重要です。

反則金を払わないとどうなる?

反則金納付は任意で、納付しない場合は刑事手続きに移行し、通常の刑事事件として立件されます。略式命令で罰金となれば前科がつくため、青切符事案では反則金納付が実務的な帰結です。異議申立てをしたい場合は正式裁判請求できますが、労力と時間のコストは大きくなります。