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燃料維持費節約

ガソリン代 計算|走行距離と実燃費から1回・月間・年間のコストと給油量を算出

車種名を入れればカタログ燃費が入ります(国土交通省「自動車燃費一覧(令和8年3月)」の422車種)。走行距離・実燃費(km/L)・ガソリン単価(円/L)を入力するだけで、1回の走行コスト・月間ガソリン代・年間ガソリン代・必要給油量を瞬時に表示します。通勤・帰省・旅行ルートのコスト試算、車種別維持費比較、ハイブリッド/EVへの乗換シミュレーションに最適。資源エネルギー庁の給油所小売価格調査(2026年8月17日調査)の全国平均単価レギュラー169.8円・ハイオク180.7円・軽油159.3円、走行距離×実燃費のガソリン代早見表、40車種の実燃費目安、令和7年12月31日に廃止された旧暫定税率とその後のガソリン税28.7円/Lの内訳、EV/HV/PHEVとの生涯コスト比較まで扱っています。同じ距離でもレギュラー/ハイオク/軽油の単価差、走行スタイル別の燃費変動、エアコン・空気圧・積載重量の影響も反映できます。

最終更新:2026-08-22/監修:計算ツールズ編集部

ガソリン代計算ツール

1回の片道距離。往復のときは×2して入力。
車種名を入れると、下の実燃費欄を埋めます。国土交通省「自動車燃費一覧(令和8年3月)」の422車種に対応。給油記録から出した自分の実燃費があれば、そちらを直接入れてください。
実走行燃費。カタログ値(WLTC)の80〜85%程度が目安。
2026年8月17日調査の全国平均はレギュラー169.8円、ハイオク180.7円、軽油159.3円(資源エネルギー庁 給油所小売価格調査)。
通勤往復なら月20回程度。

走行距離別 ガソリン代早見表

レギュラー全国平均169.8円/L(資源エネルギー庁 2026年8月17日調査)で計算した、走行距離と実燃費の組み合わせ別のガソリン代です。表の値は「距離 ÷ 実燃費 × 単価」を1円単位で四捨五入したもので、上の計算機に同じ数字を入れると同じ結果になります。単価が違うときは、表の値に「実際の単価 ÷ 169.8」を掛けてください。

走行距離\実燃費8 km/L10 km/L12 km/L15 km/L18 km/L20 km/L25 km/L30 km/L
10 km212円170円142円113円94円85円68円57円
20 km424円340円283円226円189円170円136円113円
30 km637円509円424円340円283円255円204円170円
50 km1,061円849円708円566円472円424円340円283円
80 km1,698円1,358円1,132円906円755円679円543円453円
100 km2,122円1,698円1,415円1,132円943円849円679円566円
150 km3,184円2,547円2,122円1,698円1,415円1,274円1,019円849円
200 km4,245円3,396円2,830円2,264円1,887円1,698円1,358円1,132円
300 km6,368円5,094円4,245円3,396円2,830円2,547円2,038円1,698円
500 km10,612円8,490円7,075円5,660円4,717円4,245円3,396円2,830円
800 km16,980円13,584円11,320円9,056円7,547円6,792円5,434円4,528円
1000 km21,225円16,980円14,150円11,320円9,433円8,490円6,792円5,660円

片道の距離で見ているときは、往復は表の値の2倍です。通勤で月20往復するなら、片道距離の行の値を40倍したものが月間のガソリン代になります。

必要給油量(リットル)早見表

単価に関係なく決まる、走行距離と実燃費からの必要給油量です。給油ランプの点灯タイミングや、残量からの走行可能距離の見積りに使えます。

走行距離\実燃費8 km/L10 km/L12 km/L15 km/L18 km/L20 km/L25 km/L30 km/L
10 km1.2 L1.0 L0.8 L0.7 L0.6 L0.5 L0.4 L0.3 L
20 km2.5 L2.0 L1.7 L1.3 L1.1 L1.0 L0.8 L0.7 L
30 km3.8 L3.0 L2.5 L2.0 L1.7 L1.5 L1.2 L1.0 L
50 km6.2 L5.0 L4.2 L3.3 L2.8 L2.5 L2.0 L1.7 L
80 km10.0 L8.0 L6.7 L5.3 L4.4 L4.0 L3.2 L2.7 L
100 km12.5 L10.0 L8.3 L6.7 L5.6 L5.0 L4.0 L3.3 L
150 km18.8 L15.0 L12.5 L10.0 L8.3 L7.5 L6.0 L5.0 L
200 km25.0 L20.0 L16.7 L13.3 L11.1 L10.0 L8.0 L6.7 L
300 km37.5 L30.0 L25.0 L20.0 L16.7 L15.0 L12.0 L10.0 L
500 km62.5 L50.0 L41.7 L33.3 L27.8 L25.0 L20.0 L16.7 L
800 km100.0 L80.0 L66.7 L53.3 L44.4 L40.0 L32.0 L26.7 L
1000 km125.0 L100.0 L83.3 L66.7 L55.6 L50.0 L40.0 L33.3 L

計算式と燃費の基礎

基本式

必要給油量(L) = 走行距離(km) ÷ 実燃費(km/L)
ガソリン代(円) = 必要給油量(L) × 単価(円/L)
月間コスト = 1回コスト × 月間走行回数
年間コスト = 月間コスト × 12

例:50km・実燃費15km/L・単価169.8円なら、3.33L × 169.8円 = 約566円。月20回通勤なら11,320円/月、年間135,840円。

燃費計測モードの変遷

日本の自動車カタログ燃費は歴史的に3つのモードで変遷してきました:

  • 10・15モード(〜2013年):実走行との乖離が大きく、実燃費はカタログの60〜70%
  • JC08モード(2011〜2018年):暖機・エアコン考慮でカタログの70〜80%が実燃費
  • WLTC(2018年〜、現行):市街地/郊外/高速の3モード合成、実燃費はカタログの80〜90%と乖離縮小

2018年以降の新車カタログはWLTCモードが標準。市街地モード(WLTC-L)・郊外モード(WLTC-M)・高速モード(WLTC-H)の3項目が表示され、走行環境ごとの実燃費がわかりやすくなっています。

実燃費に影響する要素

実燃費はカタログ値から±20%程度変動します。主要因は①エアコン使用(-10〜15%)、②市街地走行の信号停止(-15〜20%)、③冬季の暖機・積雪路(-10〜15%)、④積載重量100kg増(-2〜3%)、⑤タイヤ空気圧不足(-5%)、⑥スタッドレス装着(-5〜10%)。これらの複合で、真夏の渋滞路や真冬の雪道では実燃費がカタログの55〜65%まで悪化することがあります。

ガソリン価格の内訳と推移

ガソリン1Lの価格内訳(2026年8月17日調査・全国平均169.8円)

ガソリンにかかる税は法律で1Lあたりの額が決まっています。旧暫定税率(当分の間税率)は令和7年12月31日に廃止されたため、現在の揮発油税等は本則税率だけです。下表の「原油調達・精製・流通・販売」は、全国平均価格から法定の税額と消費税を差し引いた残りで、当ページが割り戻して求めた金額です(内訳の配分までは公表されていません)。

項目1Lあたり根拠
原油調達・精製・流通・販売約122.9円全国平均から下記の税額を差し引いた残り
揮発油税(本則税率)24.3円揮発油税法第9条(24,300円/kL)
地方揮発油税(本則税率)4.4円地方揮発油税法第4条(4,400円/kL)
石油石炭税2.8円本則2,040円/kL+地球温暖化対策の特例760円/kL
消費税10%約15.4円上記を含んだ税抜価格に対して課税
合計169.8円資源エネルギー庁 給油所小売価格調査(2026年8月17日)

税の合計は約46.9円/L(価格の約27.6%)です。揮発油税・地方揮発油税・石油石炭税を含んだ金額にさらに消費税がかかる構造は変わっていません。旧暫定税率が残っていた時期は、これに揮発油税24.3円・地方揮発油税0.8円の上乗せ(合計25.1円)と、それに対する消費税約2.5円が加わっていました。

レギュラーガソリン全国平均の推移

時期全国平均(税込)備考
2020年4月約128円コロナ禍・原油急落
2021年4月約149円需要回復
2022年4月約174円ウクライナ危機・燃料油価格激変緩和措置の開始
2023年4月約167円補助継続で価格抑制
2024年4月約175円補助の縮小開始
2025年4月約182円
2026年8月17日169.8円旧暫定税率25.1円の廃止後

データ出典:資源エネルギー庁「石油製品価格調査(給油所小売価格調査・週次)」。2020〜2025年の各値は各年4月時点のおおよその水準で、2026年8月17日の値だけが同調査の公表値そのものです。同じ調査日のハイオクは180.7円、軽油は159.3円、灯油は店頭18Lで2,532円(1Lあたり約140.7円)でした。

40車種の実燃費早見表

国土交通省の燃費一覧および実走行データ集計サイト(e燃費・みんカラ等)に基づく主要車種の実燃費目安。カタログWLTC値の80〜85%程度で、市街地中心の場合は下限、郊外・高速中心の場合は上限に近づきます。

カテゴリ車種実燃費 km/L年間燃料代(1.2万km・レギュラー169.8円)
軽(AWD/NA)N-BOX17〜21約97,000〜120,000円
軽(NA)タント18〜22約93,000〜113,000円
軽(マイルドHV)ワゴンR HYBRID20〜24約85,000〜102,000円
軽ターボN-WGN、ハスラー15〜19約107,000〜136,000円
コンパクトHVアクア(第2世代)28〜32約64,000〜73,000円
コンパクトHVフィット e:HEV24〜28約73,000〜85,000円
コンパクトHVノート e-POWER22〜26約78,000〜93,000円
コンパクトGヤリス(1.5L)18〜22約93,000〜113,000円
セダンHVプリウス(第5世代)25〜30約68,000〜82,000円
セダンHVカローラ HV22〜26約78,000〜93,000円
セダンHVカムリ HV18〜22約93,000〜113,000円
セダンGシビック 1.5T13〜16約127,000〜157,000円
ミニバンHVヴォクシー HV17〜21約97,000〜120,000円
ミニバンHVノア HV17〜21約97,000〜120,000円
ミニバンHVセレナ e-POWER17〜21約97,000〜120,000円
ミニバンGステップワゴン 1.5T11〜14約146,000〜185,000円
ミニバンGデリカD:5 D10〜13(軽油159.3円)約147,000〜191,000円
SUVHVハリアーHV17〜21約97,000〜120,000円
SUVHVRAV4 HV17〜21約97,000〜120,000円
SUVHVヴェゼル e:HEV19〜23約89,000〜107,000円
SUVGハリアー 2.0G12〜15約136,000〜170,000円
SUVGCX-5 2.510〜13約157,000〜204,000円
SUV軽油CX-60 XD13〜17(軽油159.3円)約112,000〜147,000円
大型SUVランドクルーザー 3007〜10約204,000〜291,000円
輸入SUVメルセデスG(ハイオク180.7円)6〜8約255,000〜340,000円
スポーツGR86(ハイオク180.7円)10〜13約157,000〜204,000円
スポーツGR ヤリス(ハイオク)11〜13約157,000〜185,000円
スポーツBMW M3(ハイオク)7〜10約204,000〜291,000円
輸入セダンメルセデスC(ハイオク)11〜14約146,000〜185,000円
輸入セダンBMW 3シリーズ(ハイオク)11〜14約146,000〜185,000円
商用バンハイエース 2.7G8〜10約204,000〜255,000円
商用軽油ハイエース 2.8D10〜13(軽油159.3円)約147,000〜191,000円
軽トラハイゼットトラック15〜18約113,000〜136,000円
PHEVプリウスPHEV26〜32相当約64,000〜78,000円
PHEVアウトランダーPHEV14〜18相当約113,000〜146,000円
EV日産リーフ(電費 8km/kWh・27円)約40,500円
EV日産サクラ(電費 9km/kWh)約36,000円
EVテスラ Model 3(電費 7km/kWh)約46,300円
FCVトヨタ MIRAI(水素1kg=1,100円)約122,000円

※実燃費データはメーカーカタログ値・国土交通省一覧・実走行データベース(e燃費・みんカラ等)の集約値。エアコン・積雪路・渋滞では下限値を下回ることも。

レギュラー・ハイオク・軽油の違い

⛽ レギュラーガソリン

オクタン価89以上のガソリン。国内販売の約70%を占める最も一般的な燃料。一般車の大半はレギュラー指定で、価格は2026年8月17日調査の全国平均169.8円/L。取扱店:全国3万カ所超のガソリンスタンド。

🔥 ハイオクガソリン

オクタン価96以上の高オクタン価ガソリン。ノッキング防止性能が高く、高性能車・輸入車・ターボ車で指定される。価格はレギュラー+11円程度で全国平均180.7円/L。ハイオク指定車にレギュラーを入れるとパワー低下・燃費悪化・エンジン損傷の危険。

🚛 軽油(ディーゼル燃料)

ディーゼルエンジン専用燃料。ガソリンより税率が低いため15〜25円/L安く、全国平均159.3円/L。CX-5/60、デリカD:5、ハイエース D、輸入車ディーゼル(BMW、メルセデス)等で採用。ガソリン車への誤給油は絶対NG—燃料系統全交換で修理費20〜50万円。

🔌 EV充電(電気)

ガソリンではないが乗換比較の基準。家庭充電は27円/kWh、急速充電は50〜80円/kWh。日産リーフの電費約8km/kWhなら1万km走行で約34,000円と、ガソリン車の1/3〜1/4のランニングコスト。ただし充電時間(急速30分/満充電8時間)を考慮する必要あり。

🌱 水素(FCV燃料)

燃料電池車MIRAI等の水素は1kg=1,100円前後(政府補助後)。1回の充填約4分で650〜850km走行可能。ガソリン車と使い勝手は近いが、水素ステーション数が全国200カ所以下と限定的で、事実上大都市圏限定。

⛽ LPG(オートガス)

タクシー・営業車向けのプロパン系燃料。全国平均100円/L前後で最安クラス。一般乗用車ではほぼ流通せず、タクシー会社向けが中心。取扱店は約1,300カ所とガソリンSSより少ない。

ケーススタディ7例

① 通勤片道15km・実燃費15km/L・169.8円・月20回

1回コスト:。月間:、年間:。会社の通勤手当支給額と比較して、超過分は自己負担/課税対象になる可能性あり。片道15km/月20日なら通勤手当非課税枠13,500円/月(15km以上25km未満)を活用可能。勤務先や通勤経路上の駐車場代を負担しているなら、さらに月5,000円まで加算できます。

② 帰省 東京-大阪片道500km・実燃費20km/L・169.8円

1回コスト:。年4回往復なら年間。新幹線(片道14,720円)と比較すると、車4名乗車なら燃料代では有利。高速料金(片道約11,000円)と合算して総費用を比較しましょう。

③ 燃費20→25km/Lに改善:年走行15,000km・169.8円

燃費20km/L時:年127,350円、25km/L時:年25,470円の節約。10年で約25万円の差、これがハイブリッド車が長期保有で元を取る仕組み。

④ ガソリン169.8円→200円の値上げ:年12,000km・15km/L

169.8円時:年135,840円、200円時:年24,160円の家計圧迫。1Lあたり10円の差で年8,000円増の感覚。原油価格・為替の変動でこの幅は現実に起こります。

⑤ EV切替シミュ:年12,000km・電費6km/kWh・電気27円

EV年間:12,000÷6×27=54,000円。同条件でガソリン車(15km/L・169.8円):EVで年約8万円節約。ただしEV車両価格はガソリン車より100〜200万円高いため、単純比較で元を取るには10〜15年必要。

⑥ 週末レジャー年8回・往復200km・15km/L・169.8円

1回:200÷15×169.8=2,264円。年間:18,112円。高速料金(往復5,000円)を加えると年間約6万円のレジャー交通費。行き先が遠いほど燃料代より高速料金の比重が大きくなります。

⑦ 軽トラ農作業年3,000km・15km/L・169.8円

年間:3,000÷15×169.8=33,960円。軽トラの多くはレギュラー指定・低燃費なので維持費が抑えられ、農家・造園業の必需品。日々の消耗品費と割り切って計上可能。

EV/HV/PHEVとの生涯コスト比較

年間1万km・10年保有の総コストをシミュレーション(車両価格・燃料代・電気代のみ、税金・保険は除く)。

タイプ車両価格10年燃料代10年合計特徴
ガソリン軽自動車170万円約64万円(20km/L・169.8円)240万円初期投資最小、日常使い最適
ガソリンコンパクト200万円約91万円(18km/L)300万円汎用性高い、リセール◎
コンパクトHV(アクア等)230万円約55万円(30km/L)290万円燃費最強、長距離向き
ミニバンHV(ノア等)350万円約96万円(17km/L)460万円ファミリー最適
SUVHV(RAV4等)380万円約86万円(19km/L)480万円アウトドア・アクティブ
PHEV(プリウスPHEV)460万円約45万円(電気メイン)505万円短距離EV/長距離HV両立
EV軽(サクラ等)250万円約30万円(電気のみ)280万円近距離特化、補助金活用
EV普通(リーフ等)420万円約34万円454万円ランニング最安クラス
EV高級(テスラModel 3)560万円約39万円599万円先進技術・充電網
FCV(MIRAI)720万円約122万円(水素)842万円水素ステ限定的

年間走行1万km想定なら、初期投資少ないガソリン軽自動車が10年で最安(240万円)。走行距離が多い(年2万km以上)なら電気ランニング安いEVが有利になりますが、車両価格が高いためスタート地点で差がつきます。ハイブリッド車(HV)はガソリン価格上昇局面に強く、200円/L超えの相場では10年で50万円以上追加節約が期待できます。

燃費改善10手法

🚗 急加速・急ブレーキを避ける

エコドライブ運動(環境省・国交省推進)でも第一に挙げられる基本。ふんわりアクセルで発進、早めのアクセルオフ、車間距離を長くとる—だけで燃費1〜3割改善。ハイブリッド車ほど効果大。

🎈 タイヤ空気圧を月1回チェック

適正空気圧より0.5kgf/cm²低いだけで燃費が5%悪化し、タイヤ寿命も30%短縮。ガソリンスタンドの空気入れは無料、セルフ店では自分で調整可能。適正値は運転席ドア開閉部のシールに記載。

📦 不要な荷物を降ろす

荷物100kg増で燃費2〜3%悪化。ゴルフバッグ・スキー用品・スペアタイヤ以外の予備工具など、常時搭載品を見直しましょう。ルーフキャリアも空気抵抗増で高速走行時は5〜10%悪化。

❄️ エアコン・暖房の使い分け

夏のクーラーは燃費10〜15%悪化。冬の暖房はエンジン排熱を使うため悪化しないが、A/CボタンONの除湿・デフロスターはクーラー作動と同じ。冬季は必要時のみA/C使用を。

💳 会員価格・クレカ・電子マネー

ENEOSカード・出光カード・コスモ会員は1L最大3〜5円割引で年5,000〜10,000円節約。楽天ペイ・PayPay・d払い等も1〜3%還元。給油前にアプリチェックを習慣に。

⛽ セルフ給油・週末満タン

セルフは店員給油より1L 2〜3円安く、年間で数千円の差。価格変動を見て安い曜日(月・水が多い)に給油。「スタンド価格ドットコム」等のアプリで近隣最安を検索可能。

🛣️ 高速の巡航速度を90km/h以下に

速度80〜90km/hが燃費のスイートスポット。100km/h超で空気抵抗が急増し、120km/hだと80km/hの1.5倍のガソリン消費。長距離高速は+10〜20%節約可能。

🔧 定期メンテナンス

エンジンオイル交換(1万km毎or半年)、エアクリーナー清掃(1〜2万km毎)、スパークプラグ交換(10万km毎)で燃費維持。汚れたオイルは燃費3〜5%悪化。ディーラー点検で健康状態を把握。

🚌 カーシェア・公共交通併用

年走行3,000km以下なら、車所有よりタイムズカー等のカーシェア+電車の方が総費用で安いケース多数。月4回・4時間利用なら約1万円、年12万円で車所有の年30万円コストより安価。

🌱 エコタイヤ・エコオイル

低燃費タイヤ(AAA等級)は通常タイヤより燃費3〜5%改善。省燃費エンジンオイル(0W-20等の低粘度)で+1〜2%改善。純正指定粘度は守りつつ、選択肢の中から低粘度を選ぶと効果的。

ガソリン税と旧暫定税率の廃止

現在のガソリン税は28.7円/L(本則税率のみ)

ガソリンにかかる国税は次の2つで、合計28.7円/Lです。

  • 揮発油税 24.3円/L(揮発油税法第9条:揮発油1キロリットルにつき24,300円)
  • 地方揮発油税 4.4円/L(地方揮発油税法第4条:揮発油1キロリットルにつき4,400円)
  • このほかガソリンには石油石炭税2.8円/L(本則2,040円/kL+地球温暖化対策のための課税の特例760円/kL)がかかります
  • これらを含んだ価格にさらに消費税10%がかかります

旧暫定税率(当分の間税率)は令和7年12月31日に廃止

ガソリンには長らく、租税特別措置法の「揮発油税及び地方揮発油税の税率の特例」による上乗せ(揮発油税24.3円+地方揮発油税0.8円=合計25.1円/L)がありました。1974年の第一次オイルショック時に道路特定財源として導入され、「当分の間税率」「旧暫定税率」と呼ばれていたものです。

この特例は令和7年12月31日施行の法律で廃止されました(同法附則第1条)。現在の租税特別措置法に揮発油税の税率の特例は残っておらず、ガソリン税は本則の28.7円/Lだけです。

軽油引取税は令和8年4月1日に本則へ

軽油引取税の当分の間税率も、令和8年4月1日に廃止されました。上記の法律の附則第5条が、軽油の卸売価格の抑制を目的とした補助金に代えて同日に廃止する旨を定めています。現在の軽油引取税は地方税法第144条の10の本則税率15.0円/L(1キロリットルにつき15,000円)です。なお軽油引取税は消費税の課税標準に含まれません。

トリガー条項(租税特別措置法第89条)は削除済み

レギュラーガソリンの全国平均が3か月連続で160円/Lを超えた場合に暫定税率の課税を停止する、いわゆるトリガー条項は租税特別措置法第89条に置かれていました。2011年の東日本大震災の復興財源確保のため適用が停止されたまま一度も発動されず、旧暫定税率の廃止に伴って同条は「削除」となっています。今後「トリガー条項が発動されればガソリンが25円下がる」という前提は成り立ちません。

諸外国との比較

財務省が「OECD加盟国におけるガソリン1ℓ当たりの価格と税の比較」を四半期ごとに公表しています。欧州各国は環境税の上乗せで税負担が高く、米国は連邦税に州税を加える方式で低い、という傾向があり、日本はその中間に位置します。国別の具体的な税額は為替と各国の税制改正で動くため、比較するときは同じ時点の財務省の資料で確認してください。

よくある間違い・注意点

  • カタログ燃費で年間ガソリン代を試算 — カタログWLTC値そのままだと実走行より1〜2割楽観的な数字に。WLTC×0.8〜0.85を実燃費として試算してください。特に軽自動車・小型ハイブリッド車ほど乖離幅が大きい傾向。
  • ハイオク指定車にレギュラー給油 — オクタン価不足でノッキング(異常燃焼)を起こし、ECUが点火時期をリタードしてパワー低下・燃費悪化。長期継続でエンジン損傷・オーバーホール数十万円に発展。「たまにレギュラー」も避けるべきです。
  • ガソリン車への軽油誤給油 — 給油した瞬間はエンジン始動できても、10〜30km走行後に燃料噴射系が詰まり停止。燃料タンク・燃料ライン・噴射装置の総交換で20〜50万円の修理費に。給油前に「車の燃料種別」を必ず確認してください。
  • 廃止済みの旧暫定税率を前提にした価格試算 — 旧暫定税率25.1円/Lは令和7年12月31日に廃止され、現在のガソリン税は本則の28.7円/Lだけです。「暫定込み53.8円」「トリガー条項が発動すれば25円下がる」という前提の試算はもう成り立ちません。
  • EV充電コストを家庭電気代の平均で試算 — 家庭電気は昼夜で単価が異なり、夜間電力プラン(20円/kWh)と昼間標準料金(30円/kWh)で年間コストが5割変わります。夜間充電を前提にする場合は専用の深夜電力契約が必要。
  • タイヤ空気圧を長期放置 — 月1回チェックを怠ると徐々に空気が抜け、燃費悪化・タイヤ偏摩耗の複合ダメージ。適正空気圧は運転席ドア開閉部のシールを参照してください。ガソリンスタンドの空気入れは無料利用可能。
  • 通勤手当と実費の乖離を放置 — 会社の通勤手当(片道15km以上25km未満で月13,500円非課税枠)を超えた分は自己負担。実費が上回るなら手当額の見直しを申請できることが多いです。

参考文献・公的資料(発リンク)

ガソリン価格・燃費・自動車税制については、以下の公的機関の一次情報を参照してください。

※本ページのガソリン価格・燃費データは2026年7月時点の目安であり、市況・原油価格・為替・政策により日々変動します。ハイブリッド車・EV・PHEVの補助金・エコカー減税制度は毎年見直され、購入時点の最新情報の確認が必要です。実際の車両選定・購入判断は上記公的資料・自動車ディーラー・整備士等の専門家に相談してください。

よくある質問(FAQ)

カタログ燃費と実燃費の差は?

WLTCモードのカタログ値の80〜85%程度が実燃費の目安。10・15モード時代は60〜70%だったが、WLTCは実走行に近い計測条件のため誤差が縮小。エアコン使用・市街地・冬季は更に悪化(60〜75%)。国土交通省の自動車燃費一覧でWLTC-L(市街地)/M(郊外)/H(高速)の3項目を確認できます。

ハイオクとレギュラーの差は?

1Lあたり10円程度の価格差でハイオクの方が高い。ハイオク指定車にレギュラーを入れるとノッキング・パワー低下・燃費悪化・エンジン損傷のリスク。レギュラー指定車にハイオクを入れる効果はほぼなし(オクタン価が高いだけで燃費・パワーはほぼ変わらず、単に無駄な出費)。

軽油はガソリン車に入れていい?

絶対NG。誤給油でエンジンが停止し、燃料系統の総取り替えで20〜50万円の修理費。軽油はディーゼル車専用。給油前に「自分の車の燃料種別」を必ず確認。フューエルリッド裏に「無鉛レギュラー」「無鉛プレミアム(ハイオク)」「軽油」の表示があります。

EVのランニングコストは安い?

はい。年12,000km走行で電気代は約4〜5万円、ガソリン車(15km/L・169.8円)は約13.6万円。年8〜9万円・10年で80〜90万円の差。ただしEVの車両価格はガソリン車より100〜200万円高いため、走行距離が多い人ほど元が取れる。CEV補助金(最大85万円)とエコカー減税でギャップを縮小可能。

燃費1km/L違いで年いくら違う?

年12,000km・169.8円なら、燃費15km/L→16km/L改善で年9,250円。20km/L→21km/Lなら年5,286円。元値が小さいほど節約効果は逓減。ハイブリッド車の30km/L→32km/Lの差は年間約4,200円と、大排気量車の10→11km/Lの差(約18,500円)より小さい—「悪い燃費を改善する方が効果大」の原理。

満タンと半タンで燃費は変わる?

厳密には変わります。ガソリン20Lで14kg増、満タン50L中の20-30Lの追加で0.5〜1.5%の燃費悪化。日常的には誤差レベルだが、長距離走行・峠越え前は満タンを避け半タン運用も選択肢。ただし価格急騰リスクを考えると安い日の満タン給油が家計最適です。

エアコンで燃費どれくらい落ちる?

夏のクーラー全開で10〜15%燃費悪化。冬の暖房はエンジン排熱を使うため悪化しないが、デフロスター(ガラス曇り取り)はA/Cボタン連動でクーラー作動と同じ。アイドリング時のクーラー使用は1時間で約0.8L消費、真夏の車内待機は避けて、コンビニ・スーパー等の駐車場でエアコン切って移動しましょう。

高速と一般道、どちらが燃費良い?

巡航速度80〜90km/hで一定走行できる高速のほうが燃費は良い(信号停止・加減速がないため)。ただし時速100km超では空気抵抗が急増し、120km/h以上は燃費悪化。スイートスポットは80〜90km/h。高速料金を含めた総費用比較では距離150km超で高速優位になることが多いです。

給油時の暖気・冷気で量が変わる?

ガソリンは温度で体積が変動(10℃変動で約0.1%)。ガソリンスタンドの地下タンクは温度安定のため気にならないが、朝早い時間帯は地中温度が低く同じ料金で多く入る、という都市伝説あり。実際の差は微小(50L給油で50cc程度)で、家計への影響はほぼゼロです。

旧暫定税率とトリガー条項はいまどうなっている?

旧暫定税率(当分の間税率)は令和7年12月31日に廃止されました。現在のガソリン税は揮発油税24.3円/L+地方揮発油税4.4円/L=28.7円/Lのみです。トリガー条項を定めていた租税特別措置法第89条も削除されており、「発動されれば25円下がる」という状態ではなくなりました。軽油引取税の当分の間税率も令和8年4月1日に廃止され、本則の15.0円/Lになっています。

燃料油価格激変緩和措置はどうなった?

2022年1月に始まった燃料油価格激変緩和措置は、価格を抑えるために国が元売事業者へ支給する仕組みでした。旧暫定税率の廃止(令和7年12月31日)と軽油引取税の当分の間税率の廃止(令和8年4月1日)により、価格抑制は補助金ではなく減税で行う形に切り替わっています。最新の状況は資源エネルギー庁のサイトで確認してください。

通勤ガソリン代は非課税?

会社の通勤手当のうち片道距離別の限度額まで非課税(所得税法施行令第20条の2第2号)。2km未満は全額課税、2〜10km 4,200円、10〜15km 7,300円、15〜25km 13,500円、25〜35km 19,700円、35〜45km 25,900円、45〜55km 32,300円、55〜65km 38,700円、65〜75km 45,700円、75〜85km 52,700円、85〜95km 59,600円、95km以上 66,400円(月額)。これに加えて、勤務先や通勤経路上の駐車場等の料金を負担している場合は月5,000円を上限に加算できます(同条第3号)。超過分は課税対象です。