計算ツール
旅行予算荷造り保安検査

旅行必需品費 計算ツール|日数×行先×季節から荷造り予算を即算出、忘れ物防止50品目チェック

旅行の必需品費を、日数・行先タイプ(国内/海外/長期)・季節・同行者数から瞬時に計算。歯ブラシ・シャンプー・日焼け止め・虫よけ・洗剤・変換プラグなど50品目の相場、機内持込100mL規制、免税範囲、電圧・プラグ規格、感染症予防、旅行保険を、国土交通省航空局・厚生労働省検疫所・外務省・観光庁など公的資料に基づいて解説します。

最終更新:2026-08-05/監修:計算ツールズ編集部

旅行必需品費 計算機

計算式と算定ロジック

1人あたり必需品費 = ( 基本セット費 + 日数連動費 × 日数 ) × 行先係数 × 季節係数

総額 = 1人あたり必需品費 × 同行者数

基本セット費は初日にまとめて購入する消耗品と旅行道具(歯ブラシ、シャンプー・リンス小分けボトル、洗顔料、スキンケア、日焼け止め、リップ、常備薬、絆創膏、ウェットティッシュ、モバイルバッテリー予備、S字フック、圧縮袋など)を指し、初期投資として1人5,000円前後が目安です。日数連動費は使い切り消耗品(コンタクトケア、生理用品、洗濯洗剤、汗ふきシートなど)で、1人あたり1日500円前後を積み上げます。

行先係数は、国内=1.0、海外=1.4(変換プラグ・海外SIMやeSIM・虫よけスプレー・下痢止め等が追加)、長期・秘境=1.7(救急用品、防寒着レイヤリング、浄水タブレット、蚊帳などが追加)を目安に設定しています。季節係数は真夏・真冬に約1.15を掛けて日焼け止め・保湿剤・カイロ等の増分を反映します。

推奨キャリー容量の算出

目安として、3泊まで=機内持込40Lクラス、4-7泊=65-75L中型、8泊以上=90L以上大型を選択します。国土交通省航空局は機内持込サイズ(3辺合計115cm・10kg以内が国内線100席以上機の目安)を規定しており、超過は預入荷物へ回されます。

旅行必需品50品目の相場早見表

ドラッグストア・100円ショップ・量販店の実勢価格(2026年時点、税込目安)を集約。トラベルコーナー品の詰替容器は薬機法上のOTC区分ではなく雑品扱いです。

品目単価目安備考
歯ブラシ・歯磨き粉トラベルセット150-400円機内持込液体扱い
シャンプー・リンス詰替ボトル(80mL)200-500円100mL以下で機内OK
洗顔フォーム(トラベル)300-600円ジェルは液体扱い
基礎化粧品セット500-2,000円詰替容器で機内対応
日焼け止めSPF50+(30mL)800-1,500円夏・南国必須
虫よけスプレー(30mL)500-900円DEET/イカリジン
リップクリーム200-500円固形は液体規制外
常備薬(総合感冒・胃腸・鎮痛)800-2,000円説明書同梱
絆創膏・救急セット300-800円登山・海外必携
ウェットティッシュ(携帯)150-400円アルコール型と非アルコール型
マスク5-10枚200-500円感染対策
耳栓・アイマスク200-800円長距離便必須
ネックピロー500-3,000円エコノミー移動対策
圧縮袋・パッキングキューブ500-1,500円荷物1.5倍化
S字フック・洗濯ロープ200-500円ホテル室内活用
洗濯洗剤(携帯用)200-500円長期旅行必須
変換プラグ(海外)500-1,500円C・BF・A等
変圧器2,000-6,000円ヘアアイロン等大電力用
モバイルバッテリー10000mAh2,500-5,000円機内持込のみ
USB充電器・ケーブル800-2,500円PD対応推奨
海外SIM/eSIM1,500-8,000円7日プラン等
ポケットWi-Fi(レンタル)800-1,500円/日複数人シェア可
パスポートカバー・首下げ袋500-2,000円スキミング対策
両替・海外プリペイドカード手数料500-2,000円Wise/Revolut等
クレジットカード予備1枚紛失時保険
雨具(折畳傘・レインコート)500-2,500円季節・地域考慮
サングラス1,000-5,000円UV400以上
帽子(つば広)1,000-3,000円南国・登山
水筒・折畳ボトル800-2,500円ペットボトル削減
使い捨てカイロ100-300円/枚冬季
汗ふきシート・制汗剤200-500円夏季
コンタクト用品・ケア液800-2,000円予備1組必携
生理用品300-800円現地は好みが合わない事も
下着・靴下予備1,500-3,000円3日分推奨
洗える速乾タオル500-2,000円マイクロファイバー
スリッパ・室内履き300-1,000円ホテル未設置対策
エコバッグ2-3枚200-800円海外レジ袋有料化対応
ビニール袋(大小各5枚)100-300円濡れ物・分別
南京錠・ワイヤーロック500-2,000円ドミトリー・電車
ボールペン(税関書類用)100-300円機内配布は不安定
ジップロック各サイズ200-500円保安検査液体袋兼用
常温保存の非常食500-1,500円遅延・LCC欠航対策
浄水タブレット500-1,500円長期・秘境
蚊帳(超軽量)3,000-6,000円マラリア圏
虫刺され軟膏500-1,000円ステロイド系
下痢止め・整腸剤800-1,500円水質・食習慣対策
酔い止め300-800円船・バス
ノートPC・タブレット持込機内OK・預入NG推奨
Kindle・イヤホン持込移動時間の暇つぶし
スマホホルダー・自撮り棒500-2,000円観光地により持込制限

機内持込液体・ジェル100mL規制

国際航空運送協会(IATA)勧告および国土交通省告示に基づき、国際線出発の保安検査では液体物1容器あたり100mL以下、合計1L以下、20cm×20cm程度の透明再封可能袋1枚に収める必要があります。乗継便では最終目的地まで規制が続くケースがあります。

液体扱いになりやすいもの

水・お茶・ジュース類はもちろん、シャンプー、化粧水、乳液、日焼け止め、リップグロス(固形は除外)、練り歯磨き、ヨーグルト、ゼリー、プリン、瓶詰め食品、みそ、しょうゆ、味噌汁、缶詰、スプレー缶なども液体扱いになります。国内線でも1容器0.5kgまた0.5L以下、合計2kgまたは2Lまでの制限があります(国土交通省航空局告示)。

免除される液体

医薬品(要処方箋提示)、赤ちゃんのミルク・離乳食、特別食(宗教・アレルギー対応)は保安検査官の確認後に持込可能。医薬品は英文の処方箋または「携帯医薬品証明書」があると通関がスムーズです。

電圧・プラグ・SIM対応

海外旅行で最重要なのが電源対応。日本は100V/50-60Hz Aタイプですが、海外は多様です。

地域電圧周波数プラグ形状
日本100V50/60HzA
米国・カナダ・メキシコ120V60HzA/B
欧州大陸(独仏伊西)230V50HzC/E/F
英国230V50HzBF/G
豪州・ニュージーランド230V50HzO
中国220V50HzA/C/O
韓国220V60HzC/SE
台湾110V60HzA
タイ・ベトナム220V50HzA/C
インド230V50HzBF/C/D

スマホ・PC・カメラのUSB充電器は多くが「INPUT 100-240V」対応で変換プラグのみでOK。ヘアアイロン・ドライヤーは変圧器またはワールド仕様品を選択します。モバイルバッテリーはIATA規定により100Wh以下は機内持込のみ許可、預入荷物には入れられません

季節別の追加必需品

夏の追加品

日焼け止めSPF50+、虫よけ(DEET30%またはイカリジン15%)、汗ふきシート、経口補水液粉末、冷感タオル、UVカット長袖、サンダル、水着。熱中症対策で塩分タブレットも1袋。

冬の追加品

使い捨てカイロ10枚、保湿クリーム、リップ、ハンドクリーム、マスク、耳当て・手袋、防寒インナー、厚手靴下、滑り止めシューズ。ヨーロッパ・北米北部は氷点下対応の重装備。

雨季・熱帯の追加品

速乾レインジャケット、防水スタッフサック、防カビ剤、下痢止め、マラリア予防内服薬(要処方)、蚊帳、抗ヒスタミン軟膏、浄水タブレット。

長期・秘境の追加品

洗濯洗剤、物干しロープ、詰替可能な多用途容器、ダクトテープ、ソーラー充電器、緊急連絡先カード、多機能ナイフ(預入必須)、寝袋インナーシーツ、耳栓予備。

免税範囲と申告ルール

財務省・税関の規定に基づき、日本入国時の免税範囲は酒類3本(760mL/本)、たばこ紙巻400本(居住者は200本)、香水2オンス、その他20万円まで。土産物購入前に必ず確認します。

持込禁止・制限品

肉製品(ハム・ソーセージ・ジャーキー含む)、生果実・野菜、牛肉加工品、特定野生動植物(CITES条約対象)は原則持込禁止。動植物検疫所・税関の申告が必要です。医薬品も1か月分(外用薬は24個以内)まで、麻薬・向精神薬は別途手続き。

出国側の税還付

欧州はTax Free Shoppingで付加価値税(VAT・IVA)15-25%が空港で還付されます。購入時に免税書類を発行してもらい、出国空港の税関スタンプ→還付カウンター(Global Blue・Planet等)で受取。海外滞在90日以内かつEU居住者以外の条件あり。

感染症予防と医薬品持込

厚生労働省検疫所(FORTH)は渡航先別の推奨予防接種と感染症情報を公開しています。狂犬病・A型肝炎・破傷風・黄熱(西アフリカ・南米は入国条件)を出発2か月前から検討します。

常備薬パッキング

解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン)、総合感冒薬、胃腸薬、下痢止め、整腸剤、絆創膏、抗ヒスタミン薬、目薬、経口補水液を最低ラインとします。処方薬は3-6か月分を目安に、英文の処方箋または「携帯医薬品証明書」を医師に発行してもらいます。

旅行者下痢症対策

アジア・アフリカ・中南米では水道水・氷・生野菜を避け、ペットボトル水(キャップ音のするもの)を使用。「Boil it, cook it, peel it, or forget it」が世界的な標語です。

旅行保険の必要補償額

外務省海外安全ホームページは、海外での医療費が日本の10-20倍になるケースを繰り返し警告しています。目安として治療救援費用は無制限または3,000万円以上を推奨します。

補償項目推奨額備考
治療・救援費用無制限〜3,000万円米国は特に高額
傷害死亡・後遺障害1,000-3,000万円遺族保障
疾病死亡500-1,000万円
賠償責任1億円物損・人身
携行品損害30-50万円1品限度10万円等
航空機遅延・欠航2-3万円宿泊食事

クレジットカード付帯保険は「自動付帯」と「利用付帯」で条件が異なるため、渡航前に必ず約款を確認。長期旅行はカード付帯の90日制限に注意し、単体の海外旅行保険で不足分を補います。

シチュエーション別 活用ガイド

週末国内2泊3日

基本セット5,000円+日数連動1,500円で合計6,500円が目安。液体類はホテルアメニティ活用で最小限に。飛行機利用時のみ機内持込ルール確認。

ハネムーン海外1週間

2人×基本5,000円×1.4+1週間分連動=約2.5-3万円。免税範囲の把握、両替、電源プラグ、旅行保険加入必須。写真データバックアップ用SD予備も。

家族4人夏休み沖縄1週間

季節係数1.15、家族4人分=約4-5万円。日焼け止めは大人子ども別、シュノーケルレンタル前提で減額可能。マリンシューズは現地1,000円で調達可。

長期バックパック3か月

基本1万円+日数連動大幅増=1人5-7万円。洗濯道具、防犯対策、複数国のSIM対応、常備薬多め、追加補償の長期海外保険加入。

出張ビジネス短期

基本セット3,000円+日数連動1,000円/日で圧縮可能。ホテルのクリーニング活用で衣類軽量化。プレゼン用予備メガネ・スマホホルダー・変換プラグ・SIMは必須。

登山・トレッキング

行先係数1.7で救急セット・浄水タブレット・熱中症/低体温症対策・虫よけ強化。3日以上はテントマット・寝袋も加算。山岳保険の別途加入を検討。

よくある間違い・注意点

  • 100mLルールを「容器の残量」で判断 — 容器の容量表示で判定されます。80mLの残った150mL容器は没収対象。詰替ボトル80-100mLに移し替えて持参してください。
  • モバイルバッテリーを預入荷物へ — IATA規定違反で発火リスク。100Wh以下は機内持込のみ、100-160Whは航空会社の事前承認が必要、160Wh超は原則不可です。
  • 変換プラグと変圧器を混同 — 変換プラグは形状変換のみ、電圧は変わりません。100V専用機器を230V国で使うと故障・発火します。海外仕様の「INPUT 100-240V」表示を確認してください。
  • 肉製品を土産に — ハム・ジャーキー・肉まん・肉入り即席麺も検疫対象。無申告持込は6か月以下の懲役または100万円以下の罰金(家畜伝染病予防法)。
  • クレカ保険で長期旅行に対応 — 多くは3か月以内。90日を超える旅行では別途海外旅行保険加入が必須。渡航後の加入不可な保険も多く、出発前手続きが原則です。
  • 常備薬を機内持込せず預入 — ロストバゲージ発生時に薬を数日入手できないリスクあり。処方薬・救急薬は必ず機内持込へ入れます。
  • 電子機器を全て預入 — リチウム電池内蔵機器は預入禁止または要許可。ノートPC・タブレット・スマホ・カメラは機内持込が原則です。

関連法令・公的ルール

  • 航空法・航空機内への持込禁止物件告示 ― 国土交通省告示による危険物・液体制限の基準。国際線100mL規制、国内線制限、リチウム電池ルールを規定。
  • 関税法・関税定率法 ― 財務省管轄。免税範囲、輸入禁止品、輸入制限品を規定。違反時の罰則あり。
  • 家畜伝染病予防法・植物防疫法 ― 農林水産省管轄。肉製品・果実・野菜等の検疫。動物検疫所・植物防疫所で申告。
  • 医薬品医療機器等法(薬機法) ― 厚生労働省。個人使用の医薬品持込制限(内用薬2か月分、外用薬24個等)。
  • 麻薬及び向精神薬取締法 ― 医療用麻薬・向精神薬の持込は所轄地方厚生局への事前届出が必要。
  • ワシントン条約(CITES) ― 象牙・べっ甲・毛皮・特定植物の輸出入規制。土産物購入前に確認。
  • IATA Dangerous Goods Regulations ― 国際航空運送協会の危険物規則。モバイルバッテリー・スプレー缶等の航空輸送基準。

参考文献・公的資料

渡航前チェックは以下の公的機関の最新情報を必ず確認してください。国別ルールは頻繁に更新されます。

※本ページの相場・数値は市場調査に基づく概算です。実際の物品価格、通関ルール、航空会社の持込制限、旅行保険約款、感染症情報は変更されることがあります。渡航前には必ず上記公的機関の最新情報および利用する航空会社・保険会社の公式ページを確認してください。医薬品・アレルギー対応・持病がある場合は医師にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

機内持込の液体規制は?

国際線は1容器100mL以下、合計1L以下、20cm×20cm程度の透明再封可能袋1枚に収める必要があります。国内線は1容器0.5L/0.5kg以下、合計2L/2kgまで。医薬品・ベビーミルク・特別食は保安検査官の確認後に個別許可されます。

旅行の忘れ物上位は?

各種調査で上位に挙がるのはスマホ充電器・変換プラグ・常備薬・下着予備・眼鏡/コンタクトケア・保険証コピー・現地SIM/eSIM。前日夜のパッキング直前に「充電中」の物を忘れやすく、玄関チェックリストが有効です。

現地で調達できるものは?

タオル・スリッパ・傘・洗剤・スナック等は多くの国で調達可能ですが、日本規格の生理用品・医薬品・コンタクトケア液は成分・サイズが合わないケースがあります。慣れたブランドは持参が安心です。

モバイルバッテリーは何Whまで機内OK?

100Wh(約27000mAh、3.7V換算)以下は機内持込のみ許可、預入不可。100-160Whは航空会社事前承認が必要、160Wh超は原則不可。10000mAh前後の一般品は37Wh程度で全社OKです。

海外旅行保険はクレジットカード付帯だけで足りる?

短期旅行なら足りるケースも多いですが、治療費補償額・自動付帯/利用付帯・90日制限を必ず確認。米国滞在や長期旅行は補償不足になりがちで、単体保険で治療費無制限を追加するのが安全です。

免税範囲を超えたらどうなる?

入国時に税関に自主申告し、超過分に課税されます(酒税・たばこ税・関税・消費税)。無申告発覚時は追徴課税・罰金・悪質な場合は輸入密輸として関税法違反に問われます。「20万円まで」は合算判定です。

パスポートの残存有効期間は?

入国時に3か月以上(EU・シェンゲン圏)、6か月以上(東南アジア・南米の多く)を求める国が多数。渡航直前で足りない場合は更新が必要です。切替申請は約1週間、新規発給も1-2週間。

ビザはいつ取れば良い?

電子ビザ(eVisa)は数日〜1週間、大使館申請は2-8週間。米国ESTA、カナダeTA、豪州ETA、EU ETIAS(2026年開始)等の電子渡航認証も出発前に必ず取得。渡航が確定したらすぐ着手します。

ワクチンはいつまでに接種?

黄熱ワクチンは接種10日後から有効・生涯免疫、A型肝炎は2回接種で1年ちょいで完了、狂犬病は3回で1か月かかります。出発2か月前の相談・接種開始が目安です。

海外SIMとeSIM、どちらが良い?

物理SIMは差替が必要な代わりに単価が安く、eSIMは複数国に即対応・紛失リスク小・機種対応が条件(iPhone XS以降、対応Android)。1週間以内の短期はeSIM、長期はレンタルWi-Fiまたは物理SIMのハイブリッドが割安。

荷物のロストバゲージ対策は?

貴重品・処方薬・下着1組・電子機器充電器は機内持込へ。到着後72時間以内が補償請求の目安で、航空会社のPIR(紛失荷物届)を必ず取得します。旅行保険の携行品損害も併せて申請します。

スーツケースのサイズはどう選ぶ?

目安は「1泊=10L」、3泊=30-40L(機内持込)、5-7泊=60-70L(中型)、10泊以上=90L以上(大型)。3辺合計158cm・23kgが多くの航空会社の預入無料上限で、これを基準に選びます。