ビザ・ESTA費用 計算ツール|米国・カナダ・英国・欧州・中国・アジア各国の申請料金と有効期間を一発判定
渡航先・人数・代行有無から、ビザ・ETA・ESTA・ETIAS・eTA・K-ETA等の申請費用を瞬時に計算。米国ESTA 21ドル・カナダeTA 7CAD・英国ETA 10GBP・欧州ETIAS 7ユーロ・中国観光ビザ3,200円・インドe-Visa 25-100ドル・NZeTA 23NZDまで、各国の有効期間、申請所要日数、必要書類、家族分の総額まで一括対応。2026年運用開始予定の欧州ETIAS、2025年義務化の英国ETAなど最新制度もカバー。代行業者の相場と自力申請のメリット、免除国・免除条件、パスポート残存期間との整合性まで、外務省・観光庁・在日各国大使館の公式情報に基づき解説します。
ビザ・ESTA費用 計算ツール
ビザ・電子認証の種類
海外渡航時の入国許可は、大きくビザ(査証)と電子渡航認証(ESTA/eTA/ETA/ETIAS等)の2種類に分かれます。日本のパスポート保有者は世界最強レベルで、192カ国にビザなしまたは電子認証のみで渡航可能です(Henley Passport Index 2024年時点)。
総費用 = 公式申請料 × 人数 + 代行料(任意) + 郵送・写真等の実費
制度の階層
- 短期観光免除:韓国・台湾・香港・シンガポール・タイ等(無料・不要)
- 電子渡航認証:米国ESTA・カナダeTA・英国ETA・欧州ETIAS・豪州ETA・NZeTA・韓国K-ETA(数千円・数日で発給)
- e-Visa:インド・ベトナム・ブラジル・トルコ等(オンライン申請、数日で発給)
- 通常ビザ:中国・ロシア・キューバ等(大使館申請、1-3週間・数千円〜)
主要国の申請料金一覧(2026年)
| 国・地域 | 制度 | 料金 | 有効期間 | 所要日数 |
|---|---|---|---|---|
| 米国 | ESTA | 21 USD(約3,255円) | 2年 | 72時間 |
| カナダ | eTA | 7 CAD(約791円) | 5年 | 即時-72時間 |
| 英国 | ETA | 10 GBP(約1,950円) | 2年 | 72時間 |
| EU(シェンゲン) | ETIAS | 7 EUR(約1,169円) | 3年 | 即時-96時間 |
| オーストラリア | ETA | 20 AUD(約2,000円) | 1年 | 即時 |
| ニュージーランド | NZeTA | 23 NZD(約2,185円)+観光税IVL 35NZD | 2年 | 即時 |
| 韓国 | K-ETA | 10,000 KRW(約1,100円) | 3年 | 72時間 |
| 中国 | 観光ビザ | 3,200円 | 3-6ヶ月 | 1-2週間 |
| インド | e-Tourist Visa | 25-100 USD(3,875-15,500円) | 30日-1年 | 72時間 |
| ベトナム | e-Visa | 25 USD(約3,875円) | 90日 | 5-7日 |
| ロシア | 観光ビザ | 約5,000円 | 30日 | 2-3週間 |
| ブラジル | e-Visa | 80 USD(約12,400円) | 90日 | 48時間 |
| トルコ | e-Visa | なし(日本人は90日免除) | — | — |
電子認証(ESTA/eTA/ETA/ETIAS)
ESTA(米国)
2009年から義務化された電子渡航認証システム(Electronic System for Travel Authorization)。米国政府が事前に旅客情報を審査する仕組みで、90日以内の観光・商用に必須。21米ドル・有効期間2年(旅券失効まで)・申請から72時間以内で承認。米国政府公式サイト(esta.cbp.dhs.gov)で自分で申請可能。
eTA(カナダ)
2016年導入。7カナダドル・有効5年。日本国籍者は空路入国時に必要(陸路・海路は不要)。承認は数分〜数時間で速い。
ETA(英国)
2025年1月から日本人含む全世界対象で義務化。10ポンド・有効2年。従来は6か月以内の観光・商用は無条件免除だったが、事前申請が必要に。UK ETA公式アプリまたはWebで申請。
ETIAS(欧州)
2026年運用開始予定。シェンゲン協定加盟30カ国渡航に必要、7ユーロ・有効3年。18歳未満・70歳超は無料。フランス・イタリア・スペイン・ドイツ・オランダ等の欧州旅行に追加コスト発生。
ETA(オーストラリア)・NZeTA(ニュージーランド)
豪州ETAは20AUD、NZeTAは23NZD+IVL(観光税)35NZDが同時徴収。スマホアプリで簡単申請可能。
K-ETA(韓国)
2021年導入。10,000ウォン・有効3年。2023年4月から日本国籍者は当面免除中(2026年12月末まで延長)。
従来型ビザ(中国・ロシア・インド)
中国観光ビザ
日本人は2024年に免除措置停止となり、原則ビザ必要。シングル3,200円・有効3か月、マルチプル(1年)は6,000円。中国大使館・領事館(東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・長崎・新潟)または代行業者経由で申請。写真・パスポートコピー・航空券・宿泊予約が必要。
ロシア観光ビザ
2022年以降、日本人向け電子ビザは停止中。約5,000円・有効30日で通常ビザを大使館申請、招待状(現地旅行社発行のvoucher)が必須で入手ハードル高。
インドe-Tourist Visa
30日25ドル、1年40ドル、5年80ドルから選択。オンライン申請で72時間承認。写真・パスポートコピーアップロード必要。空港でのVOA(Visa on Arrival)は廃止済み、事前申請必須。
ベトナムe-Visa
2023年から全国籍対象に拡大。25ドル・有効90日・シングルまたはマルチプル選択。オンライン申請で5-7日発給。15日以内滞在は免除だが、それ超はe-Visa必要。
免除国と条件
ビザ・電子認証ともに不要の国(日本人)
- 韓国(90日)、台湾(90日)、香港(90日)、シンガポール(90日)
- タイ(30日)、マレーシア(90日)、インドネシア(30日・観光目的)
- マカオ(90日)、ブルネイ(14日)、フィリピン(30日)、スリランカ(30日)
- UAE・カタール・オマーン(30-90日、条件付)
- 南米ほぼ全域(90日)、モロッコ・チュニジア(90日)
入国条件の共通事項
- パスポート残存期間:入国時3-6か月以上
- 復路航空券または第三国への航空券所持
- 滞在資金の証明(現金・クレカ)を求められることも
- 宿泊予約・観光目的の入国審査質問への回答準備
代行業者の相場と注意
| 制度 | 公式料金 | 代行相場 | 手数料相当 |
|---|---|---|---|
| ESTA | 21 USD(3,255円) | 5,000-15,000円/人 | +2,000-12,000円 |
| eTA(カナダ) | 7 CAD(791円) | 5,000-10,000円/人 | +4,000-9,000円 |
| ETIAS | 7 EUR(1,169円) | 5,000-15,000円/人 | +4,000-14,000円 |
| 中国ビザ | 3,200円 | 6,000-12,000円/人 | +3,000-9,000円 |
| ロシアビザ | 5,000円 | 15,000-25,000円/人 | +10,000-20,000円 |
ESTA・eTA・ETIAS等の電子認証は個人で簡単に申請可能。代行業者は基本的に不要で、公式サイトから直接申請すれば数百円〜数千円で済みます。「公式に見えるが実は代行業者」というサイト詐欺(ESTA代行を装って高額請求)が国際的に問題化しており、必ずURL末尾が「.gov」の政府公式サイトから申請してください。
パスポート残存期間との整合
ビザ・電子認証の申請時はパスポート残存期間の入国要件との整合性確認が必須。渡航先で要求される残存期間より前にパスポート更新が必要です。
| 渡航先 | 入国時残存要件 | 備考 |
|---|---|---|
| 米国 | 入国時「必要な滞在期間」 | 実質90日以上推奨 |
| カナダ | 滞在期間+1日 | 実質30日以上推奨 |
| EU(シェンゲン) | 出国時+3か月 | 出発日から換算3か月以上 |
| 中国 | 入国時6か月以上 | 厳密チェックあり |
| 韓国・台湾 | 入国時3か月以上 | 短期でも要求 |
| タイ・ベトナム | 入国時6か月以上 | 厳しい |
| UAE・トルコ | 入国時6か月以上 | ドバイ乗継含む |
利用シーン別ケース
ハワイ旅行・家族4人
ESTA 21USD×4=84USD(約13,020円)で完結。代行業者は不要、自分で公式サイト申請。2年有効なので次回旅行にも使える。
欧州周遊・夫婦2人(2026年以降)
ETIAS 7EUR×2=14EUR(約2,338円)。フランス・イタリア・スペイン等シェンゲン30か国で共通有効・3年間有効。事前申請必須で忘れると搭乗拒否。
英国出張・1名
ETA 10GBP(約1,950円)。2025年義務化で従来不要だった短期出張者も申請必須。有効2年で複数回渡英可能。
中国出張・1名
観光ビザ3,200円+写真代1,500円+大使館送料1,000円で約5,700円。オンライン事前予約→大使館窓口申請→1週間で受取。商用の場合は招聘状必要。
インド旅行・2人
e-Tourist Visa 25USD×2=50USD(約7,750円)。30日ビザ想定。オンラインで写真アップロードし72時間で発給。到着時にVOAカウンター不要。
ニュージーランド夫婦
NZeTA 23NZD+IVL 35NZD=58NZD×2=116NZD(約11,020円)。IVL(観光税)が意外と高いため予算計算に注意。スマホアプリで簡単申請。
よくある間違い・注意点
- 公式サイトと代行業者を混同 — 「ESTA申請 公式」で検索すると代行業者が上位表示される。URL末尾が「.gov」の政府公式サイトが唯一の公式。ESTAはesta.cbp.dhs.gov、ETIAS導入時はtravel-europe.europa.eu等。
- 出発直前の申請 — ESTA・eTA・ETA・ETIAS等は72時間以内承認が原則だが、稀に追加審査で遅延することも。出発の1-2週間前に申請完了が安全。
- ESTA承認と入国許可を混同 — ESTAは搭乗許可であり、実際の入国可否は現地空港の入国審査官が判断。ESTA承認済みでも入国拒否の可能性あり。滞在目的・宿泊先・帰国便を明確に説明できる準備を。
- パスポート更新後にESTAを取り直さない — ESTAは旅券情報と紐づくため、パスポート更新すると自動失効。新パスポート情報で再申請必要(新規21USD発生)。
- 期限内の複数回申請 — 有効期間内は複数回渡米可能。「毎回申請」する必要はなく、有効期間確認を。ETIAS 3年、ESTA 2年、豪州ETA 1年で各制度異なる。
- 子どもの申請忘れ — 乳幼児でもESTA/ETIAS等の申請必要。家族全員分の申請を忘れずに。ETIAS 18歳未満・70歳超は無料だが申請自体は必須。
- 免除国でも入国拒否リスク — 韓国・タイ等の免除国でも、往復航空券・宿泊証明・滞在資金証明を求められる場合あり。特に長期滞在・片道券は入国審査で厳しく確認される。
関連する制度・規則
- 米国VWP(Visa Waiver Program) ― 90日以内の観光・商用でビザ免除。ESTA申請必須。
- シェンゲン協定 ― 欧州30か国の域内自由移動。ETIASで事前認証。
- UK ETA制度 ― 2025年義務化、全世界対象の電子渡航認証。
- 日本国旅券法 ― パスポート発給の根拠法。ビザ申請の前提。
- 入管法・出入国管理及び難民認定法 ― 日本の出入国管理制度。
参考文献・公的資料
各国のビザ・入国要件は頻繁に変更されるため、渡航前に必ず公的情報を確認してください。
- 外務省 各国ビザ情報 ― 世界各国のビザ要件・免除情報を集約した公式ページ。
- 外務省 海外安全ホームページ ― 渡航先の安全情報とビザ情報の総合ポータル。
- 観光庁 ― 訪日/出国関連の政策・統計を扱う主管官庁。
- 国土交通省 ― 空港・出入国管理インフラの整備。
- JAL 各国出入国書類 ― 各国の必要書類・ビザ・電子認証情報の航空会社ガイド。
- ANA 出発前のご案内 ― ビザ・ESTA・ETIAS等の実務ガイド。
- 日本旅行業協会(JATA) ― 業界団体、渡航トラブル相談窓口。
- IATA Timatic ― 各国の入国要件データベース(航空会社のチェックイン基準)。
- 在日各国大使館一覧 ― ビザ申請窓口のリンク集。
- 全国旅行業協会(ANTA) ― 中小旅行会社の業界団体。
- 日本観光振興協会 ― 出国データ・訪日データを扱う公益団体。
よくある質問(FAQ)
ESTAって何?いくらかかる?
米国渡航時の電子渡航認証システムで、ビザ免除の代わりに事前登録が必要。21米ドル・有効2年・申請から72時間で承認。米国政府公式サイト(esta.cbp.dhs.gov)から自分で申請可能。ESTA未取得だとアメリカ便に搭乗できません。
欧州ETIASはいつから必要?
2026年運用開始予定。シェンゲン圏30か国渡航に必要で、7ユーロ・有効3年。18歳未満・70歳超は無料。フランス・イタリア・スペイン・ドイツ等の欧州旅行に追加コスト発生し、要事前申請。
英国ETAの詳細は?
2025年1月から日本人含む全世界対象で義務化。10ポンド・有効2年で、従来のビザ不要ルールが変更に。ロンドン・スコットランド旅行は必ず事前確認を。UK ETA公式アプリで簡単申請可能。
代行業者は使うべき?
基本的に不要です。ESTA・eTA・ETIAS・K-ETA等は個人で数分〜数十分で完結。代行業者は5,000-15,000円/人請求するが、公式サイトなら数百円〜3,000円で済みます。「公式に見える代行業者サイト」の詐欺が国際的に問題化。
中国ビザの取り方は?
2024年に免除措置停止となり、原則観光ビザ(3,200円・シングル3か月)必要。中国大使館・領事館に直接申請、または代行業者経由(+3,000-9,000円)。オンライン事前予約→窓口申請→約1週間で受取。写真・航空券・宿泊予約が必要。
子どももESTAは必要?
0歳児でも必須。年齢による免除はなく、全員分の申請が必要。ETIASは18歳未満・70歳超は無料だが申請自体は必須。家族分の申請忘れがちなので事前に全員分をリスト化して。
ESTA承認後に何をすべき?
承認番号を印刷またはスクリーンショット保存し、搭乗時に確認可能に。ESTAは旅券に電子紐付けされるため紙提示は原則不要ですが、審査官から求められる場合あり。旅行中もアクセス可能な状態で保管を。
パスポート更新後にESTAはどうなる?
ESTAは旅券情報と紐づいているため、パスポート更新すると自動失効。新パスポート情報で再申請が必要(新規21USD発生)。10年旅券の有効期間中でもパスポート番号変更で失効しますので要注意。
K-ETA(韓国)は日本人も必要?
2023年4月から日本国籍者は当面免除中(2026年12月末まで延長)。K-ETA制度自体はあるが、日本人は現時点で申請不要。他国籍者は10,000ウォン(約1,100円)で3年有効。
ビザ免除国でも入国審査は厳しい?
免除国でも入国審査官の裁量で入国拒否あり。往復航空券・宿泊予約・滞在資金証明・滞在目的の明確な説明が重要。特に片道券・長期滞在・過去の入国拒否歴がある場合は厳格審査。
ロシア・キューバ・北朝鮮等の特殊なビザは?
ロシア観光ビザは招聘状(voucher)が必須で個人取得ハードル高。キューバは観光カード(Tourist Card)$25を空港で購入。北朝鮮は原則個人渡航不可で日本政府から渡航自粛要請あり。渡航前に外務省の海外安全情報必ず確認。
電子ビザ申請サイトが不安なときは?
URL末尾で判断:米国は.gov、EUは.europa.eu、英国は.uk、カナダは.gc.ca等の政府公式ドメイン。それ以外の.com/.net/.orgは代行業者。外務省の各国ビザ情報ページからリンクをたどるのが最安全。