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パスポート旅券法外務省海外渡航

パスポート費用 計算ツール|5年・10年・更新・紛失再発給の総額を一発試算

パスポート(一般旅券)の申請・更新・紛失再発給にかかる費用の総額を、有効期間・年齢区分・申請方法別に瞬時に計算。旅券法第20条および外務省告示に基づく公式手数料(10年:16,000円/5年成人:11,000円/5年12歳未満:6,000円)に、収入印紙・都道府県収入証紙・戸籍謄本450円・写真代・郵送代まで加算し実費で表示します。マイナポータルによるオンライン申請(戸籍謄本添付省略ケース)、家族分の合計、1年あたりコスト、緊急発給の可否まで対応。海外出張・留学・ハネムーン・親子渡航の予算組みに。

最終更新:2026-07-26/監修:計算ツールズ編集部

パスポート費用 計算機

手数料の内訳と根拠法令

パスポート(一般旅券)の申請手数料は、旅券法第20条および旅券法施行令第4条・外務省告示により定額で規定されています。手数料は「収入印紙(国の分)」と「都道府県収入証紙(地方の分)」の合算で、両者を旅券申請時に窓口の交付欄に貼付する仕組みです。

総額 = パスポート手数料(収入印紙+証紙)+ 戸籍謄本450円 + 写真代 + 郵送代

収入印紙と都道府県収入証紙

10年旅券は収入印紙14,000円+都道府県収入証紙2,000円=合計16,000円、5年旅券(12歳以上)は収入印紙9,000円+証紙2,000円=合計11,000円、5年旅券(11歳以下)は収入印紙4,000円+証紙2,000円=合計6,000円です。都道府県ごとに証紙の販売場所(旅券窓口の隣、金融機関等)が異なります。

申請区分別 手数料一覧

種類有効期間収入印紙都道府県証紙合計手数料
10年旅券(18歳以上)10年14,000円2,000円16,000円
5年旅券(12歳以上)5年9,000円2,000円11,000円
5年旅券(11歳以下)5年4,000円2,000円6,000円
紛失・盗難後の再発給(10年)10年20,000円2,000円22,000円
紛失・盗難後の再発給(5年)5年15,000円2,000円17,000円
残存期間同一旅券(記載事項変更)元の有効期間4,000円2,000円6,000円

紛失再発給は通常より約6,000円高く設定されており、外務省の管理コスト・失効処理費に充当されます。婚姻等で氏名や本籍地が変わった場合の記載事項変更は「残存期間同一旅券」で6,000円で発給されます。

5年旅券と10年旅券の比較

項目5年旅券10年旅券
手数料合計11,000円16,000円
1年あたり単価2,200円1,600円
表紙色紺色赤色(濃赤)
更新頻度5年ごと10年ごと
18歳未満◯(強制的に5年)×
顔写真の一致成長で違和感小10年前と別人化リスク
推奨対象子ども・年数回渡航海外出張・年1回以上

年に1回以上海外に行く成人は10年旅券が経済的(年1,600円)。子どもは容姿変化が大きいため5年推奨。18歳未満は法令上10年旅券を選択できません。

必要書類と実費

新規申請の必要書類

  • 一般旅券発給申請書(各都道府県旅券窓口またはダウンロード配布)
  • 戸籍謄本(全部事項証明書):発行から6か月以内のもの、450円/通
  • 写真:縦45mm×横35mm、6か月以内撮影、無帽・無背景・正面
  • 本人確認書類:運転免許証・マイナンバーカード等(1点)または健康保険証+年金手帳等(2点)
  • 過去の旅券:切替申請時のみ

写真代の相場

撮影方法費用目安特徴
家庭撮影(スマホ・自宅印刷)0-100円基準未達で再撮影の可能性
スピード写真ボックス700-900円駅・コンビニ設置、5分で完成
写真館・カメラ店1,500-2,500円プロ調整、失敗リスク低
プロスタジオ3,000-5,000円証明写真+ポートレート同時撮影

オンライン申請(マイナポータル)

2023年3月から、切替申請(更新)はマイナポータルからオンラインで完結できるようになりました。窓口に行くのは受取時のみで、必要書類の郵送も原則不要です(戸籍謄本の添付が省略される場合が多い)。

オンライン申請できるケース

  • 有効な旅券を持つ人の切替申請
  • 残存期間1年未満または査証欄満杯による更新
  • 電子署名機能付きマイナンバーカード保有者

オンライン申請できないケース

  • 新規申請(初回発給)は原則窓口
  • 氏名・本籍地の変更を伴う場合
  • 紛失・盗難再発給(一部窓口で電子申請対応拡大中)
  • 未成年の新規発給(親権者の同意手続きで窓口必須のケース多い)

紛失・盗難時の再発給

海外旅行中や国内で旅券を紛失・盗難した場合は、まず警察に届出(受理番号入手)し、その後紛失一般旅券等届出書を提出(無効化処理)してから再発給申請となります。紛失再発給は通常より+6,000円の手数料(10年で22,000円、5年で17,000円)が課されます。

海外での紛失時

  • 現地日本大使館・領事館で「帰国のための渡航書」(2,500円相当)を臨時発給
  • 帰国後に日本国内で正式な再発給申請
  • 渡航書は概ね即日~2営業日で発給されるが、写真・警察届出書・身分証明書必要

緊急発給と受取までの日数

ケース所要日数追加料金
標準(窓口・オンライン)申請から約6営業日なし
緊急発給(急病・親族危篤等)1-3営業日なし(要事情説明書)
海外での帰国用渡航書即日-2営業日2,500円
紛失後の再発給通常より+2-3日+6,000円

受取は本人が窓口に出向く必要があります(代理不可)。未成年の場合も本人が原則ですが、乳幼児は親権者同伴で対応可能な自治体もあります。

利用シーン別ケース

年1回の海外旅行(成人)

10年旅券16,000円+写真1,500円+戸籍謄本450円+郵送500円で合計約18,450円。年1,845円で10年間有効で経済的。ハワイ・グアム・韓国等の週末旅行にも。

子連れ家族旅行(4人)

両親10年×2=32,000円、子ども5年×2=12,000円+各写真1,500円×4+戸籍謄本1通450円で合計約51,000円。写真館のパック割引で1,000円/人にできれば約48,000円。

海外出張が頻繁な会社員

10年旅券必須。査証欄(ビザ欄)を頻繁に使う人は増補版(増補ページ40枚追加)を選択可能(2,500円)。米国・中国・インド出張が多い層は査証スペース確保のためほぼ必須。

留学・ワーキングホリデー

10年旅券16,000円必須(現地大使館申請等で使用)。留学ビザ・学生ビザは旅券残存期間1年以上要求されるケースが多く、渡航直前の更新が推奨。

婚姻後の氏名変更

婚姻届提出後、戸籍謄本を再取得(450円)し「残存期間同一旅券」を申請。手数料6,000円で残りの有効期間だけ氏名変更版を発給。名字変更後の航空券予約は新旅券必須。

マイナポータル切替更新

窓口に行くのは受取時のみ。オンラインで顔写真・電子署名までスマホ完結、戸籍謄本450円が不要のケース多く合計約17,500円で済む。就業中の切替に便利。

よくある間違い・注意点

  • 写真の基準未達で再撮影 — サイズ(45×35mm)、無帽・無背景・6か月以内が必須。前髪が眉にかかる、笑顔で歯が見える、影が濃い、背景に壁の模様が写る等は却下対象。窓口で不合格になると当日発給が遅れます。
  • 戸籍謄本の有効期限切れ — 発行から6か月以内のものが必要。過去に取得したコピーは無効。婚姻・離婚等で本籍が変わった場合は新本籍地のものを取り直しに。
  • 収入印紙と証紙の混同 — 「収入印紙」は国税の証票(郵便局・法務局等)、「都道府県収入証紙」は地方税の証票(旅券窓口周辺の指定販売所)。両者は別物で、混同すると受理されません。
  • 受取期限を過ぎての失効 — 交付から6か月以内に受け取らないと自動失効し、手数料は返還されません。忙しくても必ず期間内に窓口へ。
  • 本人以外の受取り不可 — 未成年者・高齢者・入院中でも代理受取り不可。乳幼児のみ親権者同伴で対応する自治体あり。
  • ビザ発給に必要な残存期間 — 米国ESTA・シェンゲンETIAS・アジア各国のビザは、入国時の残存有効期間が3-6か月以上必要。「まだ有効期間あるから大丈夫」と油断すると搭乗拒否リスク。
  • マイナポータル申請の落とし穴 — 電子署名機能付きマイナカード必須(署名パスワード5回誤入力でロック)。事前に有効期限とパスワード確認を。

関連する法令・告示

  • 旅券法 ― 一般旅券の発給・手数料・失効等を規定する基本法。第20条で手数料の枠組みを定める。
  • 旅券法施行令 ― 手数料の具体額を規定(10年16,000円・5年11,000円等)。
  • 外務省告示 ― 申請書式・写真基準・電子申請様式の詳細規定。
  • マイナンバー法 ― マイナポータルでのオンライン申請の法的根拠。
  • 入管法・出入国管理及び難民認定法 ― 旅券携帯義務・出入国審査ルール。

参考文献・公的資料

正確な手数料・書式・最新情報は、以下の公的機関ページで確認してください。

※本ページの手数料・所要日数は2026年7月時点の外務省告示・公式資料に基づく概算です。実際の申請時には、必ず外務省パスポートページおよび居住地の都道府県旅券課の最新情報を確認してください。緊急発給・海外での再発給・記載事項変更等の特殊ケースは、担当窓口の指示に従ってください。ビザ要件は各国大使館の発表が最終判断となります。

よくある質問(FAQ)

10年旅券と5年旅券、どちらが得?

成人で年1回以上海外に行く方は10年旅券(1年あたり1,600円)がお得。5年旅券は1年あたり2,200円で割高ですが、顔の変化が大きい若年層や写真映りを頻繁に更新したい方には向きます。18歳未満は法令上10年旅券を選べません。

戸籍謄本はいつも必要?

新規申請および氏名・本籍が変わった切替申請時に、6か月以内発行の戸籍謄本(450円)が必要です。マイナポータルオンライン切替では省略されるケースが多く、実質写真代+郵送代のみで手数料以外の追加コスト最小化可能です。

写真は自宅で撮影して大丈夫?

基準(45×35mm・無帽・無背景・正面・6か月以内・耳が見える等)を満たせば可能。ただしスマホ撮影は影・背景・顔位置で不合格になりやすく、窓口で却下されると当日申請できません。初回や不安な方は写真館(1,500円)推奨。

マイナポータル申請の対象は?

2023年3月以降、有効な旅券を持つ方の切替申請がオンライン完結。窓口は受取時のみ。電子署名機能付きマイナンバーカードが必須で、パスワードの誤入力5回でロックされるため事前確認を。

受取までどのくらいかかる?

標準で申請から約6営業日(土日祝除く)。緊急事情(親族危篤・急病等)があれば1-3営業日で発給可能ですが、事情説明書と証明資料が必要です。GW・盆・年末年始は窓口混雑で遅延しがち。

紛失したらどうすればいい?

まず警察に届出(受理番号取得)→旅券窓口で「紛失一般旅券等届出書」提出→再発給申請の流れ。手数料は10年で22,000円、5年で17,000円と通常より+6,000円。海外での紛失は現地日本大使館で「帰国のための渡航書」(2,500円)を発給。

ビザ発給に必要なパスポート残存は?

入国時に3-6か月以上の残存有効期間が必要な国が多数。米国ESTA・欧州ETIAS・中国ビザは6か月以上、韓国・台湾・タイは3か月以上が目安。パスポート残存期間チェックツールで判定可能。

子ども(0歳~)でも取れる?

年齢制限なし。0歳児から5年旅券(6,000円)取得可能。乳児写真は目を開けているカットで白背景を用意すれば可。親権者2名の署名が申請書に必要(別居等で片親のみでも可のケースあり、要事前相談)。

婚姻で名字が変わったら?

「残存期間同一旅券」を申請(6,000円)。従来の有効期間を引き継いで氏名変更版を発給。婚姻後の海外渡航予定がある場合は出発2-3週間前までの申請が安全。航空券予約と旅券氏名の不一致は搭乗拒否リスク。

収入印紙はどこで買う?

郵便局・法務局・コンビニ(一部)・銀行(金融機関)で購入可能。都道府県収入証紙は旅券窓口の隣にある指定販売所で購入するのが一般的。事前購入は不要で、窓口で金額を確認してから購入する流れが多いです。

受取期限を過ぎるとどうなる?

交付から6か月以内に受け取らないと自動失効し、支払った手数料は返還されません。忘れがちですが、渡航予定変更等で受取を先延ばしにしても、必ず期限内に窓口へ。再度取得する場合は最初から手数料再納付。

代行サービスは使うべき?

旅券申請の代行手数料は5,000-15,000円が相場。本人受取は必ず必要なので、代行できるのは書類作成・写真手配・戸籍取得代行等に限定されます。マイナポータルなら自分で完結できるため、代行の必要性は低下しています。