ヨーロッパ周遊 予算 計算ツール|複数国の総予算試算とシェンゲン圏の移動最適化
ヨーロッパ周遊旅行の総予算を、訪問都市数・LCC・ユーレイル・ホステル/Airbnbなどから即算出。シェンゲン圏内移動の柔軟性と90日ルール・ETIAS(2025〜)・VAT還付・チップ習慣まで、外務省海外安全情報とEU公式ソースに基づき実務目線で解説します。
ヨーロッパ周遊予算 計算機
計算モデルと使い方
本ツールは「航空券 + 都市間移動 + 宿泊 + 食費 + 観光/買い物」を積み上げてヨーロッパ周遊の総予算を試算します。宿泊費は1部屋を人数で共用する前提、食費・移動・観光/買い物は1人あたり×人数で加算します。都市間移動は「(訪問都市数 − 1) × 単価」で計算するため、周遊都市数が増えるほど交通費が増える構造です。
総予算 = 航空券×人数 + 移動単価×(都市数−1)×人数×レート + 宿泊×日数×レート + 食費×日数×人数×レート + (観光+土産)×人数×レート
ユーロ建て項目は入力した為替レートで円換算しています。実勢は日本銀行「主要時系列統計データ」および三菱UFJ銀行のTTS/TTBを目安に、周遊時期に近いレートを設定してください。
主要都市の予算目安(1日・1人)
各都市の1日あたり生活費の目安を、Numbeo「Cost of Living」およびLonely Planetの現地取材データに基づきまとめました。標準は「3つ星ホテル+ランチ・ディナー+市内交通+観光1件」、贅沢は「4つ星以上+ミシュラン系ディナー+個人ツアー」を想定しています。
| 都市 | 節約 | 標準 | 贅沢 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| パリ | €80 | €150 | €300 | 宿泊・食費とも欧州最高値圏。美術館パスが強力 |
| ロンドン | £70 | £140 | £300 | ポンド安が追い風。大英博物館など主要館は入場無料 |
| ローマ | €60 | €120 | €250 | バチカン・コロッセオは事前予約が実質必須 |
| バルセロナ | €50 | €110 | €220 | 物価は西欧の中では抑えめ。サグラダ予約は数か月前 |
| プラハ | €35 | €80 | €150 | ビール1杯€2〜。旧市街コンパクトで徒歩観光可 |
| ブダペスト | €30 | €70 | €140 | 温泉施設1日€25前後。フォリント建てだが€も広く通用 |
| アムステルダム | €70 | €140 | €300 | 宿泊費が突出。運河ボート・自転車観光が定番 |
| ベルリン | €50 | €100 | €200 | ドイツ主要都市の中では割安。博物館島は必訪 |
| ウィーン | €55 | €110 | €230 | コンサート・オペラの立見券€10前後 |
| リスボン | €45 | €90 | €180 | 西欧屈指のコスパ。トラム28番の観光利用が定番 |
| コペンハーゲン | DKK 600 | DKK 1200 | DKK 2500 | 北欧最高値クラス。物価は西欧比2〜3割高 |
都市間移動:LCC・高速鉄道・ユーレイル
ヨーロッパ内の主要移動手段は3系統に大別できます。訪問都市数と距離、荷物量、時間感覚の許容度に応じて選択してください。
LCC(Ryanair・easyJet・Wizz Air)
都市間€20〜80が相場。3都市以上・距離500km超が多い場合はコスト最強。ただし機内持込サイズが厳格(Ryanair 40×20×25cm)で、超過時€40〜€75の追徴。空港も郊外(パリ・ボーヴェ、ロンドン・スタンステッド等)が多く、市内移動30〜60分・追加€10〜€25を織り込む必要があります。
高速鉄道(TGV・ICE・Frecciarossa・AVE)
都市中心駅⇔中心駅で乗換不要、荷物制限も緩い。3週間前までの早割で€30〜€60の掘出しあり。パリ⇔ロンドンのユーロスターは€100〜€250。国境越えでは座席指定と予約料が別途必要な区間があります。
ユーレイルパス(Eurail Global Pass)
連続5日間€349〜、1か月フレックス10日€500台。4都市以上・鉄道中心・33か国を巡るなら候補。ただし高速鉄道・夜行列車は座席予約料€10〜€35が別途必要で、パスだけで乗車できない列車も多い点に注意。日本発の場合は年齢別割引(28歳以下のユース、60歳以上のシニア)も検討価値あり。
長距離バス(FlixBus)
都市間€10〜€40の最安手段。パリ⇔アムステルダム€25、ベルリン⇔プラハ€15など。時間は鉄道の1.5〜2倍かかるが、若年層・学生には現実的な選択肢。夜行便を使えば宿泊費1泊分を節約する組合せも可能です。
移動手段別コスト比較(例:パリ⇔ローマ)
| 手段 | 所要時間 | 片道費用 | 備考 |
|---|---|---|---|
| LCC(Ryanair) | 2時間15分+空港移動2時間 | €40〜€120 | 手荷物追加で+€30目安 |
| 高速鉄道(Frecciarossa乗継) | 11時間(要乗換) | €120〜€200 | 直通なし、リヨン等で乗換 |
| 夜行列車(Nightjet系) | 約14時間 | €90〜€200 | 宿泊費節約可、季節運行あり |
| FlixBus | 約23時間 | €40〜€90 | 体力・時間に余裕がある場合 |
宿泊タイプの選び方
ヨーロッパは宿泊単価が国と時期で大きくブレます。夏の観光ピーク(7〜8月)とクリスマスマーケット期(12月)は通常期の1.5〜2倍。予算配分の主軸は宿泊費と割り切り、以下から選択してください。
ホステル・ドミトリー(€25〜€50/床)
Hostelworld・Booking.com経由で予約。若年層・単独旅行に定番で、共用キッチンで自炊も可能。ロッカー・タオル・シーツの有無を必ず確認。個室(プライベートルーム)も€60〜€120で選べます。
3つ星ホテル(€80〜€150/室)
周遊旅行の主流。中心駅・観光地から徒歩15分圏内に絞ると移動効率が上がります。朝食込プランは€10〜€20/人相当が加算されるため、外の朝食カフェとの比較を。
Airbnb・アパート(€70〜€180/室)
4泊以上・家族連れで威力。キッチン・洗濯機付は食費/クリーニング費を大きく節約。ただしパリ・ベルリン・バルセロナ等では短期賃貸規制が強化されており、無許可物件の取消トラブルもあります。ホストの評価数(50件以上目安)を確認。
4つ星以上・ラグジュアリー(€200〜€500/室)
ハネムーン・記念旅行向け。パリ・ロンドンの5つ星は€600〜€1200/泊が中心。都市税(下記)の税率も上がるため見積り注意。
宿泊税(City/Tourist Tax)の目安
欧州の多くの都市で1泊あたり€1〜€5(高級ホテルは€6以上)の宿泊税が別途課されます。パリ€1.30〜€14.95(2024年改定)、ローマ€3〜€10、バルセロナ€1.70〜€6.75、ベルリン7.5%の宿泊税、アムステルダム12.5%(2024年改定)など。予約サイト表示価格に含まれないケースが多く、チェックアウト時に現金・カード払いで請求されます。
食費とチップ習慣
1日食費の目安は「節約€30(自炊+パン+スーパー) / 標準€60(カフェ・ビストロ×2) / レストラン中心€100 / 高級€200」。ミネラルウォーターは有料が基本(€2〜€4/本)、水道水の飲用可否は都市ごとに確認してください。パリ・ロンドン・ローマ・アムステルダムは水道水飲用可。
チップ習慣(欧州主要国)
| 国 | レストラン | タクシー | ホテル |
|---|---|---|---|
| フランス | サービス料込。満足時に€1〜€2 | 1〜2€の切上げ | 荷物運搬€1〜€2 |
| イタリア | Coperto(席料)込。追加チップ任意 | 切上げ | ベルボーイ€1 |
| ドイツ | 合計の5〜10%を切上げで | 10%目安 | €1〜€2 |
| 英国 | Service Charge 12.5%込が多い。二重チップ回避 | 10% | ポーター£1〜£2 |
| スペイン | 切上げ〜10% | 切上げ | €1〜€2 |
| オーストリア | 合計の5〜10% | 10% | €1 |
近年はカード決済端末で「10% / 15% / 20% / No tip」を選ぶ米式のチップ促し表示が増加。欧州本来の慣習より高額を誘導される場合があるため、事前にレシートの「Service Included」表記を確認してください。
シェンゲン90日ルールとETIAS(2025年運用)
シェンゲン協定加盟国(2024年時点で29か国)は「180日間で最大90日」の短期滞在ルールが適用されます。日本国籍者はビザ不要ですが、90日を超えると次の入国まで移動制限がかかる仕組みで、周遊予定を90日以内に収める必要があります。
ETIAS(European Travel Information and Authorisation System)
ETIASは短期滞在の事前渡航認証で、欧州委員会の公式情報によると2025年下半期以降の運用開始予定です。日本国籍者を含むビザ免除国は€7の申請が必要になり、有効期間3年・複数回渡航可(パスポート有効期限内)。18歳未満・70歳以上は無料。運用開始日は延期履歴があるため、外務省海外安全情報および欧州委員会の最新告知を渡航前に確認してください。
入国時の必要書類
- パスポート(滞在予定日+3か月以上の残存有効期間、10年以内発給が原則)
- 復路航空券・次の目的地の航空券
- 宿泊予約確認書(全滞在分)
- 海外旅行保険付保証明(欧州入国審査で提示を求められる場合あり)
- 滞在資金証明(現金・クレジットカード)
VAT還付とショッピング
EU域内で購入した物品はEU域外へ持ち出す際、付加価値税(VAT)の還付を受けられます。日本人旅行者は「EU域外居住者」に該当し、フランス20%・イタリア22%・ドイツ19%・スペイン21%のVATの一部が戻ります(実際の還付率は事務手数料控除後で商品価格の10〜15%程度)。
還付の基本フロー
- Tax Free加盟店で購入(1店舗あたりの最低購入額あり。フランス€100.01、イタリア€70.01、ドイツ€50.01等)
- 店頭でTax Free書類を発行(パスポート提示)
- EU出国空港で税関スタンプ or 電子認証キオスク(PABLO@仏、DIVA@伊、Digital Export@独)
- Global Blue・Planet窓口または帰国後郵送で還付受取
2021年以降電子認証端末が主流で、税関の物理スタンプは減少傾向。ただしノートPC・時計等の高額品は物品現物確認を求められる場合があり、機内預入前(チェックイン前)に手続きするのが原則です。
両替・カード・SIM
両替と現金の使い分け
欧州のキャッシュレス比率は北欧・オランダ・英国が非常に高く、大半の店舗でカード・タッチ決済が使えます。一方でドイツ・イタリア・東欧・南欧のローカル店舗では現金必須の場面あり。目安として1日€30〜€50を現金で確保し、残りはカード決済を推奨します。
両替は成田/羽田/関空の日本国内両替 < 欧州空港両替所 < 現地銀行両替所の順で不利になりがち。最有利は現地ATMでの海外キャッシングですが、Sony BankやRevolut等の国際カードで海外事務手数料を抑える工夫が必要です。DCC(現地通貨で決済 or 円で決済の選択画面)は必ず現地通貨(EUR/GBP等)を選択してください。円建て選択は3〜7%の割高換算になります。
SIM/eSIMと通信費
EU域内は「Roam like at Home」規制で、EU/EEA内で契約したSIMは域内どこでも国内料金で利用可(2017年〜)。1か国のプリペイドSIMを買えばEU全体で使えるため、Vodafone・Orange・TIM等の周遊向けSIMが便利です。日本のiPhone/Android(SIMフリー)ならeSIM(Airalo, Ubigi)で1週間€10前後、30日€25前後の周遊プランが選択肢。渡航前に「eSIM対応機種か」「回線ロック解除済か」を必ず確認してください。
おすすめ周遊ルート
【王道7日】パリ→ロンドン→アムステルダム
初めての欧州向け。ユーロスターとタリスで結ぶ英仏蘭3都市。総予算目安50〜80万円/2人。所要日数7〜10日で美術館・王室建築・運河観光を網羅可能。
【定番10日】ローマ→フィレンツェ→ヴェネツィア→ミラノ
イタリア国内周遊。Frecciarossa高速鉄道1路線で完結。総予算目安60〜90万円/2人。ルネサンス美術・カトリック建築・グルメを堪能。
【中欧14日】ウィーン→プラハ→ブダペスト→クラクフ
ハプスブルク・チェコ・ハンガリー・ポーランドを4都市で結ぶ中欧ルート。物価安・世界遺産集中でコスパ最強。総予算目安50〜75万円/2人。
【南欧12日】バルセロナ→マドリード→リスボン→ポルト
スペイン・ポルトガル南欧周遊。LCC+高速鉄道AVEで移動。地中海リゾート・ワイン・海鮮料理が主役。総予算目安55〜85万円/2人。
【北欧8日】コペンハーゲン→ストックホルム→オスロ
物価は最高値クラスだが夏至の白夜・フィヨルド・デザインが目的なら価値大。総予算目安80〜130万円/2人。オーロラ狙いは12〜3月。
【フランス周遊10日】パリ→リヨン→ニース→プロヴァンス
TGVでフランス国内を東西南北。パリのアート・ルヴァンチ美食・南仏リゾートを一気通貫。総予算目安70〜100万円/2人。
よくある失敗・注意点
- LCC手荷物超過で往復€100超 — Ryanair・Wizz Airの機内持込サイズは40×20×25cm、重量10kg。超過時€40〜€75の空港カウンター徴収。事前オンラインで手荷物追加(€10〜€25)しておくのが鉄則。
- 周遊都市の詰め込みすぎ — 10日で6都市以上は移動疲れで観光時間激減。1都市2泊以上をベースに、+移動日を1〜2日確保。
- 宿泊予約で「Refundable」を選ばない — 悪天候・欠航・体調不良で日程変更のリスクあり。差額€10〜€20なら返金可能プランを選ぶのが賢明。
- DCC(円建て決済)を選択 — 3〜7%の割高換算。カード端末では必ず現地通貨(EUR/GBP)を選択。
- シェンゲン90日ルールの認識ミス — 「180日で最大90日」であり、複数回入国の合算で計算。2週間欧州→1週間離脱→3週間欧州もカウントされます。
- 公共交通のチケット刻印忘れ — イタリア・フランス・ドイツの一部都市では乗車前にチケット刻印機で日時刻印が必要。無刻印は無札扱いで罰金€50〜€100。
- スリ・置き引き対策なし — パリ・ローマ・バルセロナのメトロ・観光地は世界的なスリ多発エリア。バックパックの前抱え、スマホ両手持ち、貴重品は分散が基本。
- Uber/Boltでない白タクに乗車 — パリ・ローマ・アテネの空港・駅で「タクシー?」と声をかけてくる違法白タクは正規料金の3〜5倍請求。空港正規タクシー乗場から乗車。
- 日曜休業を想定していない — ドイツ・スイス・オーストリアはスーパー・多くの店舗が日曜休業。食料調達は土曜のうちに。
- 海外旅行保険未加入 — 欧州の医療費は救急搬送だけで数十万円。クレジットカード付帯保険の適用条件(利用付帯か自動付帯か)を必ず確認。
参考資料・公的情報
渡航前に以下の一次情報をチェックしてください。特にETIAS・ビザ・治安・伝染病情報は変動が速いため、最新の告知を参照することが重要です。
- 外務省 海外安全ホームページ ― 国別の危険情報・スポット情報・感染症情報。渡航前と滞在中の情報源。
- 外務省 パスポート・海外渡航 ― パスポート申請・査証情報・在留届/たびレジ登録の公式窓口。
- 欧州委員会 ETIAS 公式サイト ― ETIAS運用開始日、対象国、申請方法の一次情報。
- European Commission - VAT refunds ― EU域外居住者のVAT還付ルール公式解説。
- European Commission - Schengen Area ― シェンゲン協定・加盟国・90/180日ルール。
- 厚生労働省 検疫感染症情報 ― 渡航前のワクチン推奨、帰国後の健康観察情報。
- 日本旅行業協会(JATA) ― 海外旅行の消費者向け情報・トラブル相談窓口。
- 公正取引委員会 ― 旅行商品の広告・キャンセル規約に関する消費者ルール。
- 日本銀行 為替相場 ― TTM(仲値)の推移。両替タイミング判断の目安。
- JAL 危険物・手荷物ルール ・ ANA 手荷物制限 ― 航空会社の預入/機内持込ルール一次情報。
- Eurail 公式 ― ユーレイルパスの価格・対象国・座席予約要否の一次情報。
- Numbeo Cost of Living ― 都市別の生活費データベース。ユーザー投稿ベースだが年次更新で現地感覚に近い。
よくある質問(FAQ)
ヨーロッパ周遊は最短何日から可能?
移動を含めて最短7日が現実的です。日本→欧州の直行便は往復で丸2日、時差調整に1日と見て、実観光は4〜5日。都市は2都市に絞り、パリ2泊+ロンドン2泊、ローマ3泊+フィレンツェ2泊のように「2都市集中」が満足度高め。10日以上あれば3〜4都市の周遊が組みやすくなります。
周遊予算の平均相場は?
10日間・2名で60万〜100万円が標準ゾーン。内訳は航空券30万(2名分)+宿泊25万+移動10万+食費8万+観光7万が目安。エコノミー早割・ホステル・LCCで40万円台まで、5つ星+ビジネスクラスで200万円超まで幅があります。
ETIASはもう申請必要?
2026年7月時点でまだ運用開始前です。欧州委員会の告知では2025年下半期予定でしたが延期履歴があり、正式開始日は都度公式発表を確認してください。開始後は日本国籍者(ビザ免除国)も€7・オンライン申請が必要になります。
シェンゲン圏内で90日を超えたら?
不法滞在扱いとなり、次回入国時に入国拒否・罰金・入国禁止処分のリスクがあります。「180日で最大90日」ルールが厳格に適用され、複数回入国は合算カウント。長期滞在を希望する場合は各国の長期ビザ(留学・ワーホリ・自営業)を事前取得してください。
ユーレイルパスは元が取れる?
4都市以上・鉄道中心・移動距離2000km超の周遊なら元が取れる可能性が高いです。ただしTGV・Frecciarossa等の高速鉄道は座席予約料€10〜€35が別途必要で、LCC比較で優位とは限りません。事前に区間別料金をtrainline等で試算し、パス価格と比較を。
両替は日本と現地どちらが得?
現地ATMでの海外キャッシングが最有利です。次点は現地銀行両替所、次に日本国内両替、最も不利が欧州空港内両替所。金額差は10万円換算で3000〜7000円になるため、多額の現金持参は避けるのが賢明。
クレジットカードは何ブランドを持つべき?
Visa/Mastercard + Amexの2枚以上を推奨。ヨーロッパはVisa/Mastercardが最強。Amexはホテル・免税店・高級レストランで使用可、空港ラウンジ特典も。JCBは英国・ハワイ・アジアで強いが欧州小規模店舗では非対応が多め。IC/タッチ決済対応必須です。
スリ対策は具体的にどうする?
(1)貴重品は分散(パスポートはホテル金庫、日々の現金は薄い財布と胸ポケット、カードは別ポケット)、(2)バックパックは前抱え、(3)スマホは両手持ち・首紐、(4)地下鉄・観光地では話しかけてくる人物を疑う、(5)署名・寄付・オレンジ絞り等の「気を逸らす手口」に注意。被害時は現地警察でReport(盗難証明書)を必ず発行し、保険請求に使用してください。
SIMは日本のキャリアローミングと現地SIMどっちがいい?
1週間以内なら日本キャリアの「海外パケット定額(1日980〜2980円)」も選択肢。10日以上ならeSIM(Airalo・Ubigi)で€10〜€25の周遊プランが圧倒的にお得。iPhone/AndroidのSIMフリー機は事前にeSIM対応と回線ロック状態を確認してください。
VAT還付はいくら戻る?
フランス20%、イタリア22%、ドイツ19%、スペイン21%のVATから、事務手数料を差し引いて購入額の10〜15%が実質還付額。1店舗最低購入額(仏€100.01、伊€70.01、独€50.01)を満たすことが条件で、複数店舗合算は不可。ブランドバッグ・時計等の高額品購入時は必ず店頭でTax Free書類を依頼してください。
海外旅行保険は入るべき?
強く推奨します。欧州の救急搬送・入院1日で30〜50万円、盲腸手術で300万円超の請求例あり。クレジットカード付帯保険は「利用付帯」(現地公共交通利用でカード決済が条件)か「自動付帯」かで大差があります。持病・スポーツ・スキー・自転車事故は特約要確認。1週間の海外旅行保険は2000〜5000円で購入可能です。
クリスマス/新年のヨーロッパ周遊はおすすめ?
クリスマスマーケット(11月末〜12月24日)はドイツ・オーストリア・チェコの三大鉄板。ウィーン・プラハ・ドレスデン・ニュルンベルクが名物。ただし12/24-26と1/1は美術館・レストランが休業・短縮営業。宿泊費もピーク期で通常の1.5倍。1/2以降なら閑散期割引で狙い目です。
子連れヨーロッパ周遊は現実的?
可能です。ただし訪問都市は2〜3都市に絞り、LCCではなく高速鉄道中心。多くの美術館・博物館・地下鉄は18歳未満無料(ルーブル、大英博物館、バチカン等)。ベビーカーは畳んでメトロ乗車、レストランは18〜19時開店(欧州の夕食は20時以降が主流)を狙ってください。