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旅行飛行機危険物ルール

機内持込・受託荷物 サイズ計算|縦横高さ・3辺合計・重量・超過料金・危険物ルールを網羅

航空会社別の機内持込・受託荷物のサイズ・重量制限を瞬時に判定。3辺合計が115cm以下か、各辺の上限超過チェック、超過料金、JAL・ANA・LCC・国際線各社の規定、ビジネス/ファーストクラス優遇(32kg×2〜×3個)、リチウム電池・液体・スプレー等の危険物ルールまで、IATA(国際航空運送協会)・国交省・JAL/ANA公式データに基づき解説する完全無料ツール。空港カウンターで慌てないための事前チェックリストとしてご活用ください。

最終更新:2026年7月26日/監修:計算ツールズ編集部

機内荷物 サイズ判定

主要航空会社の機内持込ルール

航空会社3辺合計各辺上限重量
JAL/ANA 国内線(100席以上)115cm55×40×2510kg
JAL/ANA 国内線(100席未満)100cm45×35×2010kg
JAL/ANA 国際線エコノミー115cm55×40×2510kg
JAL/ANA ビジネス/ファースト115cm55×40×2510kg(+身回品)
Peach(LCC)115cm50×40×257kg
Jetstar(LCC)115cm56×36×237kg
Spring Japan115cm55×40×207kg
エアアジア115cm56×36×237kg
Ryanair(欧州LCC)100cm40×20×2510kg
Singapore Airlines115cm56×40×237kg
Emirates エコノミー115cm55×38×207kg

受託(預け)荷物の標準ルール

航空会社個数サイズ重量
JAL/ANA 国内線無制限3辺203cm合計100kgまで
JAL 国際線エコノミー2個3辺203cm23kg×2
ANA 国際線エコノミー2個3辺158cm23kg×2
JAL/ANA ビジネスクラス3個3辺203cm32kg×3
JAL/ANA ファーストクラス3個3辺203cm32kg×3
LCC(Peach/Jetstar等)有料3辺203cm15-30kg(追加課金)
米系(United/American等)1-2個3辺158cm23kg
欧州系(BA/LH/AF等)1-2個3辺158cm23kg

クラス別(エコノミー/ビジネス/ファースト)優遇

座席クラス・上級会員ステータスで受託荷物の許容量が段階的に増加します。以下はJAL/ANA国際線の代表例。

クラス/ステータス持込個数受託個数受託重量
エコノミー1個+身回品2個23kg×2
プレミアムエコノミー1個+身回品2個23kg×2
ビジネスクラス1個+身回品3個32kg×3
ファーストクラス2個+身回品3個32kg×3
ワンワールド サファイア以上1個+身回品+1個同クラス+α
スターアライアンス ゴールド1個+身回品+1個同クラス+α

マイル上級ステータス保有者は、エコノミー搭乗でもビジネス相当の受託枠が付くことがあります。会員規約で詳細確認を推奨。

超過料金の目安

超過区分JAL/ANA国内線国際線(一般)LCC
重量超過(23→32kg)合計100kgまで無料5,000-15,000円/個3,000-8,000円/個
個数追加(1個追加)無制限10,000-30,000円5,000-15,000円
サイズ超過(158→203cm)300cmまで無料10,000-30,000円5,000-15,000円
大型荷物(サーフボード等)無料〜3,000円15,000-40,000円要問合せ
事前予約 vs 当日同額事前で50%割引事前で50%割引

LCC・国際線とも、受託荷物は事前予約するとカウンター支払いの半額が定石。予約時に忘れず追加を。

液体・スプレー・化粧品の持込制限

国際線・国内線とも、機内持込の液体類は厳格に制限されています。国際線の基本ルール(ICAO/IATA準拠)は以下の通り。

  • 1容器100mL以下:ペットボトル・化粧水・歯磨き粉・シャンプー・ジェル・ムース・スプレー等。
  • 合計1L以下:全ての液体類の合計容量。
  • 20×20cm透明ジップロック袋:全ての液体をこの袋に入れて提出。
  • 1人1袋のみ:家族分でも1人1袋が原則。

例外的に認められるもの

  • 医薬品・処方薬・インスリン(医師の処方箋提示で100mL超も可)
  • ベビーフード・粉ミルク(乳幼児同伴の場合、必要量)
  • コンタクトレンズ保存液(100mL以下)
  • 免税店で購入した液体(機内購入品として封のまま)

国内線は液体制限が緩やかですが、刃物類・スプレー缶は保安検査で没収されるため機内持込禁止。詳細は国交省航空局の公式リストで確認を。

リチウム電池・電子機器のルール

リチウムイオン電池は発火リスクのため、預け荷物・機内持込の両方で厳格な制限があります。ICAOのDangerous Goods Regulationsに準拠。

電池容量機内持込受託備考
100Wh以下(一般ノートPC・スマホ・タブレット)機器内蔵のみ可予備電池は持込のみ
100〜160Wh(大型ノートPC・カメラバッテリー)2個まで可(航空会社承認)機器内蔵のみ可事前申告必要
160Wh超(業務用機材)不可不可貨物扱いのみ
モバイルバッテリー100Wh以下は可全面不可2020年以降強化
電子タバコ・加熱式タバコ可(機内使用禁止)不可予備電池も持込のみ

モバイルバッテリー(充電池)は受託荷物に入れると全空港で没収されます。手荷物に入れて機内へ持ち込んでください。

預け不可の危険物・持込禁止品

刃物類・工具

ナイフ・カッター・ハサミ(刃渡り6cm超)・アイスピック・釘抜き・ドライバー・レンチ(7cm超)は機内持込禁止、受託荷物には入れられます。免税店の買い物用ワインオープナーも該当。

火気類

ライター・マッチは身につけて1個まで持込可能(受託不可)。ジッポーオイル、着火用ガスは持込・受託とも禁止。花火・爆竹は完全禁止。

スプレー缶

化粧品スプレー(100mL以下・液体袋に入れる)は持込可。制汗スプレー・ヘアスプレーは持込・受託とも可(1人500mLまで)。塗料スプレー・虫除けスプレー(大容量)は禁止。

危険な液体

ガソリン・シンナー・漂白剤・酸性液体は持込・受託とも完全禁止。オイルライター用液体もダメ。海外土産の香水は液体制限内で持込可。

銃器・刀剣類

猟銃・エアガン・モデルガン・日本刀・剣道具(竹刀・木刀含む)は事前申告のうえ受託扱い。ハンティング用途の輸送手続きが必要(IATA Live Animals & Perishables Regulations参照)。

生鮮食品・液体食品

缶詰・瓶詰は液体制限(100mL超)に該当し機内持込不可。受託は可能だが、破損リスクを考慮しプチプチで梱包を。海外持出しには相手国の検疫規則も確認必須(肉類・果物は多くの国で禁止)。

シーン別のスーツケース活用

短期出張(1-3泊)

機内持込サイズ(3辺115cm・40-50L)で完結。受託待ち時間ゼロ・紛失リスクなし・タクシーへの積み込みが楽。ノートPC・充電器・書類・下着2〜3日分・スーツ1着で15kg以内が現実的。

中期海外旅行(4-7泊)

60-80Lクラスの受託スーツケース。国際線23kg×2の枠を使い切らず、お土産用の余裕を1個分残すのが賢い。ハードシェル型が水濡れ・衝撃に強く長距離便向き。

長期海外滞在(1週間以上)

80L以上の大型スーツケース+機内持込。バックパッカースタイルなら60Lバックパック+デイパック。冬季の防寒着は嵩張るので冷凍圧縮袋活用がおすすめ。

子連れ旅行

子1名につき+23kg受託可能(乳幼児含む)。ベビーカー・チャイルドシートは無料受託で機材横積み。バシネット席予約・機内食(子供用)・液体制限の例外(粉ミルク等)を活用。

スポーツ・ホビー機材

ゴルフバッグ・サーフボード・スキー・釣り竿は事前予約で受託可(追加料金5,000-30,000円)。楽器(バイオリン・ギター)は座席購入して機内持込も選択肢(要事前予約)。

ビジネスクラス・上級会員の恩恵

ビジネス以上・上級会員(JGC/SFC/ワンワールドサファイア等)は受託3個・優先チェックイン・優先手荷物受取。長距離便の受託時間ゼロで到着後スムーズに移動可能。

よくある間違い・注意点

  • モバイルバッテリーを受託荷物に入れる — 全空港で没収対象。手荷物に入れて機内持込へ。100Wh超は事前申告必要、160Wh超は完全不可(貨物扱いのみ)。
  • 液体を100mL超容器で持込 — 容器サイズが100mL超なら中身が少なくてもNG。20×20cm透明袋に入れず提出しても没収。免税店購入品は封のままなら例外。
  • 3辺合計はギリでも各辺上限を超える — 3辺合計115cm以内でも、縦60cm・横35cm・高20cmだと縦がJAL国内線基準(55cm)超で拒否される。各辺・合計の両方をチェック。
  • LCCで受託荷物を当日購入 — 事前予約時5,000円→当日カウンター10,000円と2倍以上。予約時に受託枠の追加を忘れずに。
  • ビジネスクラス予約で持込量を油断 — ビジネスの持込枠は基本エコノミーと同じ(1個+身回品)。「クラスが上だから重量制限なし」は誤解。受託が優遇されるのみ。
  • 刃物類を機内持込 — 6cm超のナイフ・カッター・ハサミは機内持込不可(受託OK)。空港カウンターで気付いても没収・破棄が原則。旅先で購入した高価な料理包丁も注意。
  • スプレー缶を過信 — 制汗スプレー・化粧品スプレーは500mLまで持込可だが、塗料・接着剤・虫除け(強力)は禁止。缶にIATA Dangerous Goodsマークがあるものは全て禁止。
  • 海外土産の食品持込を検疫無視 — 米・肉類・果物は多くの国で持込禁止。日本入国時も動物・植物検疫あり。ハワイ・オセアニアは特に厳しく違反罰金あり。

参考資料・公的情報源

荷物ルール・危険物規則の最新情報は、以下の公的機関・業界団体の資料を参照してください。

利用上の注意

※本ページの荷物ルール・重量制限・料金は、2026年時点のIATA・国交省・JAL/ANA公式データに基づく参考値です。実際のルールは航空会社・搭乗クラス・路線・上級会員ステータス・機材(大型機/小型機)で異なり、予告なく改定されることがあります。予約・チェックイン前に必ず利用航空会社の公式サイトで最新規定を確認してください。特にリチウム電池・液体・危険物のルールは各国の航空当局(TSA・EASA等)と航空会社の規則の両方に従う必要があり、違反時は没収・罰金・搭乗拒否のリスクがあります。医薬品・楽器・特殊機材の輸送は事前に航空会社への申告を推奨します。

よくある質問(FAQ)

機内持込のメリット

1. 到着後すぐ出られる(預け荷物受取15-30分節約)、2. 紛失リスクなし、3. LCCで追加料金不要、4. 貴重品を身近に管理可能。短期出張・乗継便利用なら持込優位。ただし液体制限・危険物ルールは厳格なため事前チェック必須。

サイズ超過した場合

カウンターまたはゲートで受託荷物に変更。LCCは追加料金3,000-8,000円。事前予約より2-3倍高い当日料金。サイズ確認は出発前に必須。ゲート判定でサイズ超過が発覚するとカウンター料金の2倍取られることもあります。

液体・電子機器の制限

国際線:液体は1容器100mL以下、合計1L以下、20×20cm透明袋。化粧水・歯磨き粉・コンタクト保存液等。リチウム電池100Wh以下は持込のみ可、預け不可。モバイルバッテリーは受託荷物入れ厳禁で全空港で没収対象。

スーツケースの選び方

1-3泊:機内持込40-50L、4-7泊:60-80L、長期:80L以上。3辺合計115cmギリの「機内サイズMAX」が国内出張の鉄板サイズ。長距離便はハードシェル型・TSA承認錠・4輪キャスターが基本装備。

受託荷物の超過料金

JAL/ANA国内線は重量100kgまで無料。国際線は23kg超過で5,000-15,000円/個追加、サイズ超過で同等。事前購入で半額に。個数追加は10,000-30,000円と高額なので、事前予約時に受託枠の増加購入を検討してください。

ビジネスクラス/ファーストクラスの荷物枠は?

ビジネス:受託3個・32kg×3、ファースト:同じく3個・32kg×3が国際線標準。持込は1個+身回品(ファーストは2個+身回品)。上級会員(JGC/SFC)はエコノミー搭乗でも同等の受託枠が付くことが多い。

モバイルバッテリーを受託に入れるとどうなる?

全空港で没収されます。リチウムイオン電池は預け荷物内で発火した場合、貨物室から消火できず重大事故につながるため。手荷物として機内持込へ。100Wh超のバッテリーは航空会社への事前申告が必要です。

楽器や絵画は持ち込める?

バイオリン・ギター等の楽器は座席を購入すれば持込可(事前予約必要)。絵画・美術品は梱包状態と航空会社承認により機内持込or受託扱い。高額品は貨物専門業者(美術品輸送)の利用も検討。

スポーツ用品(ゴルフ・サーフィン等)の輸送は?

ゴルフバッグ・サーフボード・スキー・釣り竿は事前予約で受託可。JAL/ANA国内線は無料、国際線は5,000-30,000円の追加料金。到着後の破損リスク軽減のためハードケース使用推奨。

ペットは連れていける?

ケージに入れて受託荷物扱い(追加料金5,000-30,000円)。犬猫・小動物のみ、体重・ケージサイズに制限あり。ブルドッグ等の短頭種は熱中症リスクで搭乗拒否。到着国の検疫(狂犬病)を必ず事前確認。

子連れの荷物優遇はある?

2歳未満の乳幼児1名につき無料受託枠+23kg(親と同枠内)。ベビーカー・チャイルドシートは無料受託で機材横積み。粉ミルク・ベビーフードは液体制限の例外扱い(必要量持込可)。バシネット席(前方壁面)の事前予約推奨。

スーツケースが破損したら?

到着ロビーの手荷物カウンターで即申告(PIR:Property Irregularity Report発行)。72時間以内の書面申告が原則。エアラインの補償規定(モントリオール条約準拠:1名約20万円まで)に基づき修理・弁償。旅行保険の携行品損害特約も併用。

手荷物ロックはどう選ぶ?

米国入国便はTSA承認錠(TSAロック)が必須。米国TSAが破壊せずマスターキーで開錠可能。TSA以外のロックは切断される場合あり。ダイヤル式は忘れやすいのでリマインダー登録を。

免税店で買った液体は機内持込できる?

可能。免税店発行の透明袋(STEBs)に封のまま入れて機内へ。乗継便がある場合、乗継空港でも封を開けなければ持込継続可(相手国のルール次第)。開封時点で通常の液体制限が適用されるので注意。