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ランニングペース

ランニングペース 計算ツール|目標タイム・1km何分

ランニングのペース・目標タイムを計算。フルマラソン・ハーフ・10km・5kmの想定タイムも。

ランペース 計算機

ランレベル別ペース

レベル1kmペースフル予想
初心者7-8分5時間+
標準5-6分4時間
サブ45分40秒4時間切り
サブ3.55分3時間30分
サブ34分15秒3時間切り
エリート3分以下2時間半切り

計算式と前提

1kmペース(秒) = 所要時間(分)÷ 距離(km)× 60

予測タイム = 入力タイム ×(予測したい距離 ÷ 入力した距離)1.06

既定値の「10km・60分」を入れると、1kmペースは6分0秒、時速は10.00km/hになります。予測タイムはリーゲル式(Riegel)で伸ばし、5km想定28分47秒、10km想定1時間0分0秒、ハーフ想定2時間12分23秒、フル想定4時間36分1秒と出ます。10kmの予測が入力タイムと一致するとおり、入力した距離と同じ距離を予測すると必ず入力値に戻る式です。

指数の1.06は、距離が2倍になるとタイムは2倍より少し長くなる(2の1.06乗で約2.08倍)という関係を表します。距離が伸びるほど1kmあたりのペースが落ちるという実際の走りに合わせるための係数で、レベル欄もこのフル予測タイムから判定しています。

早見表

10kmのタイムから伸ばした予測(本ツールの出力)

10kmのタイム1kmペース5km予測ハーフ予測フル予測レベル
40分4分0秒19分11秒1時間28分15秒3時間4分0秒サブ3.5
45分4分30秒21分35秒1時間39分17秒3時間27分1秒サブ3.5
50分5分0秒23分59秒1時間50分19秒3時間50分1秒サブ4
55分5分30秒26分23秒2時間1分21秒4時間13分1秒標準
60分6分0秒28分47秒2時間12分23秒4時間36分1秒標準
70分7分0秒33分34秒2時間34分27秒5時間22分1秒ジョギング
80分8分0秒38分22秒2時間56分31秒6時間8分1秒初心者

フルマラソンの目標タイム別 必要ペース

距離に42.195、所要時間に目標タイム(分)を入れたときの表示です。

目標タイム1kmペース時速10km通過ハーフ通過
2時間30分3分33秒16.88km/h32分36秒1時間11分57秒
3時間00分4分16秒14.06km/h39分8秒1時間26分20秒
3時間30分4分59秒12.06km/h45分39秒1時間40分43秒
4時間00分5分41秒10.55km/h52分10秒1時間55分7秒
4時間30分6分24秒9.38km/h58分42秒2時間9分30秒
5時間00分7分7秒8.44km/h1時間5分13秒2時間23分53秒
5時間30分7分49秒7.67km/h1時間11分44秒2時間38分17秒

10km通過・ハーフ通過は、その平均ペースをずっと保った場合の目安です。「サブ3」などの呼び方はその時間を切ることを指すため、ちょうど3時間00分00秒はサブ3に入りません。

詳しい解説

ペースの計算そのものは割り算です。10kmを60分なら1kmあたり6分、時速なら10km。難しいのはここから先で、同じ6分ペースをフルマラソンまで保てるかというと保てません。走り続けると体内の糖の蓄えが減り、筋肉には細かい損傷が積み重なり、体温を逃がすために皮膚へ回る血流が増えて心拍が上がります。同じ速度を出すのに必要な負担がじわじわ増えていくため、距離が長くなるほど平均ペースは落ちます。この落ち方を一本の式で近似したのがリーゲル式で、タイムは距離の1.06乗に比例するとみなします。距離が2倍でタイムは約2.08倍、4.2倍のフルマラソンではおよそ4.6倍という具合です。

判断が分かれるのは、この指数をいくつに置くかです。1.06は短い距離の記録から長い距離を予測するときに広く使われますが、これは「その距離に向けた練習ができている」ことを前提にした数字です。週末に10kmしか走っていない人が初めてフルに出れば、30km以降の失速はこの式に織り込まれておらず、予測より30分以上遅れることも珍しくありません。逆に長い距離の練習を積んだ人は指数がもっと小さくなり、予測より速く走れます。実績の距離がフルに近いほど(ハーフの記録からフルを見るなど)誤差は小さくなるので、複数の距離の記録を入れて見比べるのが実用的です。

見落とされやすいのは、そもそもの距離と時間の測り方です。公認コースの距離は走者が取りうる最短の経路に沿って計測されるため、実際に走る距離はコース表示より長くなるのが普通です。腕時計のGPSも建物や樹木の影響で誤差が出て、表示距離が長めに出ればペースは実際より速く見えます。大会のタイムには号砲からの記録(グロス)とスタートラインを越えてからの記録(ネット)があり、混雑する大会では数分の差が付きます。給水やトイレで止まった時間も平均ペースに乗ってくるため、目標タイムを設定するときは走っていない時間の分だけ余裕を見ておく必要があります。

条件による差も大きく出ます。同じ走力でも気温が上がれば心拍は上がり、同じペースがきつくなります。環境省の熱中症予防情報サイトは、日本スポーツ協会の指針として暑さ指数31以上で運動は原則中止、28以上31未満で激しい運動は中止という段階を示しています。夏場は目標ペースそのものを見直す前提で計画を立ててください。高低差のあるコース、向かい風、路面の硬さでも同じ心拍で出せる速度は変わります。年齢や持病、服用中の薬によって安全な強度は人それぞれ違うため、運動を始めるとき、あるいは走行中に胸の痛みや強いめまいを感じたときは、自己判断で押し切らず医師に相談してください。

よくある間違い・注意点

  • 5kmや10kmのペースをそのままフルの平均ペースだと考える。本ツールの5km想定は入力タイムより速く、フル想定は遅く出ます。同じペースを全距離で保てるという前提で計算した数字ではありません。
  • 目標タイムちょうどを入れて「サブ3」と判定されると思う。サブ3などはその時間を切ることを指すため、42.195kmに180分を入れるとレベル欄はサブ3.5になります。1秒でも切った値を入れて確認してください。
  • GPSウォッチの距離を公式距離と同じものとして扱う。誤差で距離が長めに出ると1kmペースは速く表示されます。大会前の目標設定はコースの公式距離を基準にしてください。
  • 予測タイムを「今すぐ出る記録」と読む。予測はその距離に向けた練習ができている場合の目安です。長い距離の走り込みが足りない状態では、後半の失速分だけ実際は遅くなります。
  • 暑い日も同じペースを守ろうとする。気温と湿度が上がると同じ速度でも心拍は上がります。暑さ指数の段階を確認し、ペースと距離のほうを調整してください。

参考資料

よくある質問(FAQ)

10kmのタイムからフルマラソンのタイムを予測できますか?

目安としては出せます。本ツールはリーゲル式で伸ばしており、10kmを60分で走る人のフル想定は4時間36分1秒です。ただしこれは「フルに向けた練習ができている場合」の数字で、長い距離の走り込みが足りないと後半の失速でこれより遅くなります。

ハーフ想定とフル想定がただの倍になっていないのはなぜですか?

距離が伸びるほど1kmあたりのペースが落ちるためです。タイムは距離の1.06乗に比例するとみなして計算しているので、距離が2倍でもタイムは約2.08倍になります。

入力した距離と同じ距離の予測はどうなりますか?

入力タイムと一致します。10kmに60分を入れれば10km想定は1時間0分0秒、42.195kmに240分を入れればフル想定は4時間0分0秒です。式の性質上そうなるようにしてあります。

レベル欄は何を基準に判定していますか?

フルマラソンの予測タイムです。2時間30分未満をエリート、3時間未満をサブ3、3時間30分未満をサブ3.5、4時間未満をサブ4、5時間未満を標準、6時間未満をジョギング、それ以上を初心者としています。

サブ4に必要な1kmペースはどのくらいですか?

42.195kmに240分を入れると1kmペースは5分41秒、時速10.55km/hと表示されます。4時間を切るにはこれをわずかに上回るペースが必要で、給水やトイレで止まる時間も加味すると走行中はもう少し速く進む計算になります。

GPSウォッチの表示と大会のタイムが合わないのはなぜですか?

公認コースの距離は走者が取りうる最短の経路で計測されるため、実際の走行距離は表示より長くなるのが普通です。加えてGPS自体にも誤差があります。距離が長めに出れば1kmペースはその分速く表示されます。

グロスタイムとネットタイムの違いは結果に影響しますか?

号砲からの記録がグロス、スタートラインを越えてからの記録がネットです。参加者の多い大会では差が数分になることもあります。本ツールに入れる所要時間をどちらにするかで、予測タイムも同じだけずれます。

夏でも同じ目標ペースで練習していいですか?

気温と湿度が上がると同じ速度でも心拍は上がります。環境省の熱中症予防情報サイトは、日本スポーツ協会の指針として暑さ指数31以上で運動は原則中止としています。ペースと距離のほうを調整し、体調に不安があるときは医師に相談してください。

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