遺族厚生年金計算機|厚生年金加入者死亡時の遺族給付
遺族厚生年金を計算する無料電卓。故人の標準報酬月額・加入期間から、年間支給額を瞬時算出。
遺族厚生年金ツール
遺族厚生年金とは
遺族厚生年金は厚生年金加入者死亡時に遺族(配偶者・子・父母・孫・祖父母)に支給。老齢厚生年金の3/4が基本支給額。子なし配偶者でも対象(遺族基礎は対象外)、40歳以上で中高齢寡婦加算(年58.5万円)が付くのが特徴。30歳未満の子なし妻は5年限定支給。受給優先順位あり。
計算式と考え方
遺族厚生年金 = (平均標報×5.481/1000×加入月数) × 3/4
加入月数は最低300月(25年みなし)
中高齢寡婦加算:40-65歳子なし妻に年585,700円追加
受給優先順位:①配偶者・子 ②父母 ③孫 ④祖父母。夫死亡時の妻は無条件、妻死亡時の夫は55歳以上が条件(受給は60歳から)。
計算例
- 標報35万・加入25年・配偶者+子 → 35万×5.481/1000×300×3/4=43.2万円/年
- 標報40万・加入30年・配偶者のみ → 40万×5.481/1000×360×3/4=59.2万円/年
- 上記+中高齢寡婦加算 → 59.2万+58.6万=117.8万円/年
早見表・基準値
| 遺族 | 要件 | 支給期間 |
|---|---|---|
| 妻 | 無条件 | 終身(30歳未満子なし5年) |
| 夫 | 55歳以上 | 60歳〜終身 |
| 子・孫 | 18歳まで(障害児20歳) | - |
| 父母 | 55歳以上 | 60歳〜終身 |
| 祖父母 | 55歳以上 | 60歳〜終身 |
注意点・落とし穴
- 受給優先順位あり。配偶者・子優先。
- 30歳未満子なし妻は5年限定支給。
- 中高齢寡婦加算は40-65歳の子なし妻のみ。
- 夫の方が要件厳しい。55歳以上、受給は60歳から。
関連用語
- 300月みなし
- 25年未満加入でも25年とみなす保護
- 中高齢寡婦加算
- 40-65歳子なし妻への加算
- 経過的寡婦加算
- 65歳以降の中高齢寡婦加算後継
- 共済・厚年一元化
- 2015年に統合
よくある質問(FAQ)
子なし妻は遺族厚生もらえる?
もらえる。遺族基礎は対象外だが厚生は対象。
40歳未満子なし妻は?
30歳未満は5年・30-40歳は無期限。中高齢寡婦加算は付かない。
夫が亡くなった場合と妻が亡くなった場合の差は?
大きい。夫の妻:無条件、妻の夫:55歳以上要件。
再婚したら?
打切。事実婚も含む。
自分の年金と両方もらえる?
選択受給。65歳から差額受給可。
離婚した元夫が亡くなったら?
離婚分割していれば独立年金。元夫の遺族厚生年金は対象外。
共済年金加入者の配偶者は?
2015年一元化で同等扱い。