計算ツール
ホイールPCDボルト整備

ホイールPCD(ボルト穴中心距離)

隣接ボルト穴間距離からPCDを即算出、近似する規格値を判定。ホイール流用・互換性確認に。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

ホイールPCD(ボルト穴中心距離)ツール

PCDの計算

PCD = 隣接ボルト間距離 / sin(π / 穴数)

PCD(Pitch Circle Diameter)はボルト穴の中心を通る円の直径。日本車の主要規格はPCD100(トヨタ・ホンダ)、PCD114.3(日産・三菱)、PCD139.7(ジムニー・軽トラ4WD)。輸入車はPCD108(欧州)、PCD112(独)、PCD120(BMW)等。

主要PCD規格と車種例

PCD穴数採用車種
1004/5トヨタ・ホンダ小型車
1085プジョー・シトロエン
1125メルセデス・アウディ
114.35日産・三菱・レクサス
1205BMW
139.75/6ジムニー・軽トラ4WD・SUV
1505/6ランクル200・大型SUV

ホイールPCD(ボルト穴中心距離)の詳しい解説

PCD(Pitch Circle Diameter)はホイールボルト穴の中心を通る円の直径で、車両とホイールの適合性を決める最重要寸法。日本車ではPCD100(トヨタ・ホンダ)、PCD114.3(日産・三菱・レクサス)、PCD139.7(ジムニー・4WD軽トラ)が3大規格。輸入車はPCD108/112/120/130等が主流です。

異なるPCDのホイールは絶対に流用不可。「1-2mm程度の差なら」という無理な装着は走行中の脱輪・重大事故につながります。PCD変換アダプター製品もありますが、車検不適合・強度不安・DOT/JATMA非対応で公道使用は推奨されません。

業界・現場での使い方

ホイール販売店

中古ホイール適合性確認。実測PCD→規格判定。

カスタム・輸入車整備

海外ホイール流用可否判定。112/120等の欧州規格は日本車と非互換。

タイヤ交換

スタッドレス・夏タイヤ用ホイールの互換性チェック。

よくある間違い・注意点

  • PCD近似(1-2mm差)で装着 — 走行振動・脱輪リスク。厳密に一致必須。
  • 変換アダプター安易使用 — 車検NG・強度不安・重大事故リスク。
  • 隣接穴で誤計測 — 対向穴で計測してPCD値と勘違い。

関連する規格・法規

  • JIS D 4103 自動車用ホイール
  • ISO 4107 タイヤ用ホイール

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

5穴PCD 114.3の隣接穴距離は?

114.3 × sin(π/5) = 約67.2mm

トヨタ純正ホイールの主要PCDは?

小型車PCD100、中大型PCD114.3。プリウス・アクア=100、クラウン・ヴェルファイア=114.3。

PCD変換アダプターは合法?

グレー。車検の解釈次第。安全上非推奨。

PCD誤りで装着したら?

ボルト穴と斜めに接触→ハブボルト折損→脱輪の重大事故。絶対避ける。