副業・フリーランス収入計算機
働き方・時給/単価・稼働時間・経費率を入力すると、年間売上・経費・青色申告控除・所得税・住民税・国保・年金まで税と社保の全体像を可視化。フリーランスの手取り+実質時給を明確にします。
副業・フリーランス収入計算機ツール
副業・フリーランス収入 計算式
年間売上 = 時給/単価 × 月間労働時間/案件数 × 12
所得 = 売上 − 経費 − 青色申告特別控除(65万)
課税所得 = 所得 − 社会保険料 − 基礎控除(48万) − 配偶者控除 − 扶養控除 − iDeCo
所得税 = 課税所得 × 累進税率(5-45%) × 1.021(復興特別)
住民税 = 課税所得 × 10% + 5,000円均等割
国民健康保険 = 均等割 + 所得割(所得×約10%・上限103万/年)
国民年金 = 月17,000円 × 12 = 204,000円/年
実質時給 = (売上 − 経費 − 税+社保) ÷ 年間労働時間
副業・フリーランスの主要控除
| 控除項目 | 金額 |
|---|---|
| 青色申告特別控除(電子申告) | 65万円 |
| 青色申告特別控除(紙提出) | 55万円 |
| 白色申告 | 0円 |
| 基礎控除(所得税) | 48万円 |
| 配偶者控除 | 38万円 |
| 扶養控除(一般) | 38万円 |
| iDeCo(小規模企業共済等) | 拠出額全額 |
副業の確定申告要否
| 状況 | 要否 |
|---|---|
| 会社員+副業所得20万円以下 | 所得税不要(住民税は自治体で申告要) |
| 会社員+副業所得20万円超 | 確定申告必須 |
| フリーランス(基礎控除超) | 確定申告必須 |
| 売上1,000万円超 | 消費税課税事業者(翌々年から) |
※国税庁「所得税の確定申告」・各市区町村国民健康保険料計算に基づく概算。個別事情で異なる。
副業・フリーランス収入計算機の詳しい解説
フリーランス+副業の手取りは「売上 − 経費 − 税金 − 社会保険料」で、想定より30-40%少なくなるのが実態。事前試算が資金繰りの生命線。
青色申告の絶大なメリット
青色申告特別控除65万(電子申告)+複式簿記+青色事業専従者給与+3年間の赤字繰越+30万未満の減価償却一括経費+等の複合メリット。年収500万のフリーランスなら青色申告で年15-20万円の節税。開業届+青色申告承認申請の2枚で申請可能。
国民健康保険の重み
国保は所得×約10%+均等割で、年収500万フリーランスなら年40-60万円と大きな負担。所得控除の対象で節税可能。年収1,000万超は年間上限103万円(2024年協会けんぽ相当)。
国民年金の位置付け
月17,000円×12=年204,000円で、老後は月6.8万円(満額)のみ。厚生年金の半分以下の給付なので、iDeCo+国民年金基金+付加年金で自助努力必須。
経費の考え方
「事業に必要な支出」が経費。事務所家賃・PC・通信費・書籍・交際費(業務関連)・交通費・水道光熱費(家事按分)等。プライベート混在は按分率(業務利用時間+面積比等)で計算。領収書+電子帳簿保存(2024年義務化)対応必須。
インボイス制度対応
2023年10月開始のインボイス制度で、年商1,000万未満でも取引先要求で課税事業者選択のケース増加。免税事業者だと10%の消費税負担+取引継続 or 失注のトレードオフ。年商1,000万未達フリーランスの経営判断の重要論点。
副業20万円ライン
会社員副業は年20万円以下なら所得税の確定申告不要(住民税は自治体で申告要)。20万超で確定申告必須+雑所得か事業所得の区分で青色控除の可否が変わる。
業界・現場での使い方
副業検討者・フリーランス
独立/継続判断+手取り見積+時給換算による効率評価。
FP・税理士
クライアントへの副業提案+開業時の資金計画+節税アドバイス。
企業の副業推進担当
従業員向け副業ガイドライン作成+社内セミナー教材。
会計ソフト会社
freee+マネフォ等のPR用シミュレーション+顧客獲得ツール。
よくある間違い・注意点
- 売上=収入と誤解 — 経費+税+社保で40-50%減。手取りは売上の50-60%が現実的。
- 青色申告未活用 — 65万控除+複式簿記の効率化+節税で年15-20万円の差。
- 国保・年金の予算未確保 — 前年所得ベース徴収で急な高額請求。3-4割は税社保用に別口座管理を。
- インボイス対応の後回し — 2023年10月開始で取引先要求増。事前判断で経営判断+価格転嫁の準備を。
関連する規格・法規
- 国税庁「所得税の確定申告」青色申告制度
- 各市区町村「国民健康保険料計算」
- 日本年金機構「国民年金保険料」
- インボイス制度(適格請求書発行事業者登録制度)
※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。
よくある質問(FAQ)
副業年収20万円以下でも住民税申告必要?
所得税は不要だが住民税は自治体で申告要。副業バレ防止で住民税「自分で納付」選択が推奨。
青色申告は難しい?
freee+マネーフォワード等のクラウド会計で経理知識ゼロでも対応可能。65万控除で年会費以上の節税効果あり。
国保が高すぎる場合の対策?
①法人化(社保加入)②文芸美術国民健康保険組合(単一税率)③家族の扶養に入る等の選択肢。年収500万+で法人化検討ライン。
経費どこまで認められる?
「事業のために必要な支出」全般。プライベート混在は按分。税務調査対応で領収書+説明可能な記録が重要。
フリーランスと個人事業主の違いは?
フリーランス=働き方(専門業務を独立で受注)、個人事業主=税務上の区分(開業届提出)。フリーランスの多くは個人事業主。