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見守りセンサー月額

見守りセンサーの種類と台数から、月額費用と訪問削減による節約効果を試算します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

見守りセンサー月額ツール

計算式と考え方

月額は「センサー単価 × 台数 × 自己負担割合 + 緊急通報サービス」で求めます。ベッド離床センサーは1台あたり月3,000円が目安で、介護保険の対象外なら全額自己負担となり、2台で6,000円です。緊急通報1,500円を加えて月7,500円、年間では90,000円になります。初期設置費用30,000円を含む36か月の総額は300,000円です。訪問を月2回減らせて1回の交通費が2,000円なら月4,000円の節約となり、差引の実質負担は月3,500円です。

見守りセンサーの種類と特徴

ベッド離床センサー月3,000円前後。マットや圧力式の器具で起き上がりや離床を検知します。夜間の転倒対策として最も使われる種類です。
赤外線・人感センサー月2,500円前後。一定時間動きがないことを検知して通知します。プライバシーへの抵抗が少なく、居室や廊下に設置されます。
見守りカメラ月2,000円前後。映像で状況を確認できる反面、本人の同意と設置場所の配慮が必要になります。
装着型バイタルセンサー月4,500円前後。心拍や睡眠状態まで把握できますが、本人が身につけ続けられるかが導入の分かれ目になります。
緊急通報ボタン月1,500円前後。押せる状態であることが前提のため、センサーとの併用で補い合う設計が一般的です。

見守りセンサー月額の詳しい解説

見守りセンサーの月額が二千円台から四千円台に分布するのは、機器の原価よりも通信と監視の運用費が費用構造の中心にあるためです。センサー本体は量産品で単価が下がっていますが、常時通信を維持する回線費と、異常を判定して通知するサーバー側の運用費が毎月かかります。装着型が高めなのは、バイタルを連続的に取得するためデータ量が多く、電池交換や本体の交換頻度も高いことが影響しています。導入で最初に決めるべきは、何を検知したいのかという点です。転倒そのものを検知する機器と、起き上がりの段階で通知して転倒を防ぐ機器では設計が違い、後者のほうが介護の現場では有効とされています。夜間にベッドから降りようとした時点で通知が届けば、駆けつけて付き添うことができるためです。実務で判断が分かれるのは、通知の感度をどこに設定するかという点です。感度を上げれば見逃しは減りますが、寝返りや来客でも通知が飛び、家族や職員が対応に疲れて通知を無視するようになります。この状態になると、本当に必要な通知も見落とされるため、設置後の数週間で通知の頻度を実測し、閾値を調整する運用が欠かせません。センサーは設置して終わりではなく、調整して初めて機能する機器だという理解が要ります。見落とされやすいのは制度面の扱いです。介護保険の福祉用具貸与には対象となる種目が定められており、離床センサーの一部は認知症老人徘徊感知機器として貸与の対象になる場合があります。対象になれば自己負担は原則1割となり、月額の負担は大きく下がります。ただし要介護度による利用の制限があり、対象種目に該当するかは機器ごとに判断されるため、ケアマネジャーを通じて確認する必要があります。自治体によっては独自の給付や貸与制度を設けているところもあります。もう一つは本人の同意です。特にカメラは、見守られる側が監視と感じると生活の質を下げ、拒否につながります。何のために設置し、誰が映像を見るのかを本人と共有したうえで、居室内は人感センサー、共用部はカメラといった使い分けをすると受け入れられやすくなります。導入の可否や機種の選択については、担当のケアマネジャーや地域包括支援センターに相談しながら決めるのが確実です。

業界・現場での使い方

導入前の費用比較

センサーの種類と台数を変えて、月額と利用期間の総額を並べて比べられます。

遠距離介護の負担試算

訪問を減らせる回数から交通費の節約額を求め、実質の負担を把握できます。

介護保険適用の効果確認

福祉用具貸与の対象になった場合に負担がどこまで下がるかを確認できます。

よくある間違い・注意点

  • 台数を多く設置すれば安心と考える — 通知が増えると対応が追いつかず、結果的に見落としが増えます。必要な場所に絞って通知頻度を実測してください。
  • 介護保険の対象かを確認しない — 認知症老人徘徊感知機器として貸与の対象になる機器があります。ケアマネジャーに該当の可否を確認してください。
  • 本人の同意を取らずに設置する — 特にカメラは監視と受け取られると拒否につながります。目的と閲覧者を本人と共有してから設置してください。

関連する規格・法規

  • 介護保険法
  • 厚労省

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

転倒そのものを検知できますか。

床への衝撃や姿勢の変化を検知する機器はありますが、誤検知も生じます。起き上がりの段階で通知して転倒を防ぐ設計のほうが実用的とされています。

介護保険は使えますか。

福祉用具貸与の対象種目に該当すれば原則1割負担になります。要介護度による制限もあるため、ケアマネジャーへの確認が必要です。

通信環境がない住宅でも使えますか。

携帯回線を内蔵した機器であれば固定回線がなくても動作します。電波の入りにくい住宅では設置前に確認しておいてください。