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密度材料切削原価

材料密度早見(切削業界向け)

切削加工で使う主要材料の密度から丸棒/板/ブロックの重量を即算出。歩留り管理・原価積算に。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

材料密度早見(切削業界向け)ツール

材料重量計算

重量(kg) = 体積(cm³) × 密度(g/cm³) / 1000

切削加工の材料重量計算は歩留り管理・原価積算・輸送計画の基礎。密度は材質固有で、この値を暗記しているのが職人。S45C=7.85、SUS304=7.93、A5052=2.68はよく使う3値。

切削業界頻出材料の密度

材料密度g/cm³用途
S45C7.85汎用機械部品
SUS3047.93厨房・食品機械
SUS3167.98海水・化学
SUS440C7.75ベアリング等
A50522.68Al合金主流
A70752.81航空・レース
C11008.94電気導体
Ti-6Al-4V4.43航空・医療

材料密度早見(切削業界向け)の詳しい解説

切削加工現場では材料重量が全ての原価計算の起点。丸棒の切りしろ、板からの取り数、ブロック材の削減体積…すべて密度から始まります。SUS304の丸棒φ50×100mmなら1.56kg、SUS単価800円/kgなら材料費1250円。加工時間・工具費・段取り費を加えた製品原価の30-50%を占めるのが材料費の位置づけです。

歩留り管理は業種で違い、単純切削品で30-60%、複雑ボリューム除去品で20-40%、精密部品で70-85%。SUS316(1200円/kg)やチタン(10000円/kg)ではこの歩留りが利益を決めます。切粉(切削くず)売却益(SUS100円/kg)も含めた原価計算が実務標準。

業界・現場での使い方

切削加工原価計算

材料重量×単価で材料費算定。歩留り管理と併せて原価管理。

金型製作

ブロック材からの削減体積計算。SS400・S50C・SKD11のブロック材購入。

部品積算

量産部品の1個あたり材料コスト算定。歩留り改善で利益率向上。

よくある間違い・注意点

  • SS400とSUS304を同じ密度で計算 — SS400=7.85、SUS304=7.93。1トン材料で約10kg差。
  • アルミ合金を一律2.70 — A2017=2.79、A5052=2.68、A7075=2.81と微差あり。精密計算では区別。
  • 切粉重量を無視 — 歩留り40%なら60%が切粉。SUS切粉100円/kg売却で原価改善。

関連する規格・法規

  • JIS G 4304 熱間圧延ステンレス鋼板
  • JIS H 4000 アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
  • JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

S45C丸棒φ100×500mmの重量は?

π×50²×500/1000×7.85/1000 = 約30.8kg

SUS304とSUS316で密度差は?

7.93 vs 7.98で約0.6%。1トンで6kg差。

チタンは鉄の何倍軽い?

Ti-6Al-4V=4.43、鋼=7.85なので約56%重量(=44%軽い)。

切粉買取価格は?

SUS100-150円/kg、鉄10-30円/kg、アルミ150-250円/kg(市況変動大)。