NPK配合換算(単肥→複合)
必要NPK量から単肥・複合肥料への換算計算。肥料選択・コスト最適化に。
NPK配合換算(単肥→複合)ツール
肥料成分換算
単肥必要量 = 成分要求量 / 成分含有率
硫安=N21%、過リン酸石灰=P17%、塩化カリ=K60%が代表的単肥。複合肥料は表示成分率で除算(14-14-14ならN,P,K全て14%)。
主要肥料の成分含有率
| 肥料 | N | P | K |
|---|---|---|---|
| 硫安 | 21% | 0 | 0 |
| 尿素 | 46% | 0 | 0 |
| 過リン酸石灰 | 0 | 17% | 0 |
| 塩化カリ | 0 | 0 | 60% |
| 硫酸カリ | 0 | 0 | 50% |
| 複合14-14-14 | 14 | 14 | 14 |
| 複合8-8-8 | 8 | 8 | 8 |
NPK配合換算(単肥→複合)の詳しい解説
肥料計算の核心は「成分量⇔製品重量」の換算。N要求10kgなら硫安47.6kg or 尿素21.7kgと製品量は倍以上違います。複合肥料14-14-14で全成分満たそうとすると、Nベースなら71.4kg必要ですが、この場合P・Kは過剰施肥になります。
実務では「単肥組合わせがコスト最適」な場合が多い。複合肥料は施肥楽ですが成分固定で無駄が出やすい。中規模以上農家は硫安・過リン酸・塩化カリを個別購入し、作物別配合を自前調整するのが定石です。
業界・現場での使い方
農家経営
肥料コスト最適化計算。
JA営農指導
農家への施肥設計サポート。
農業技術研究
試験区の精密施肥設計。
よくある間違い・注意点
- 複合肥料でN基準で計算 — P・K過剰施肥になる。作物要求バランス確認。
- 成分表記%を実重量と混同 — 14-14-14は成分率、実重量ではない。
- 単肥購入で保管方法無視 — 硫安は湿気に弱い、尿素は空気中で分解。適切保管必要。
関連する規格・法規
- 肥料取締法
- 農林水産省 肥料基準
※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。
よくある質問(FAQ)
N 10kgを硫安で施肥するには?
10÷0.21 = 約47.6kg。
複合14-14-14と14-10-13どちらが得?
作物要求バランスによる。米はN多め、野菜はK多めが好き。
尿素は硫安より効率的?
N含有率46%(硫安の2.2倍)で少量施肥可。ただし気温高いと揮散損失大。
複合肥料の価格差の理由は?
成分率高いほど濃縮でコスト高。8-8-8=安価、16-16-16=高価だが少量施肥可。