ファン静圧算定
ダクト圧損・機器圧損・余裕率から送風機必要静圧を即算出。ファン選定・エアハン設計に。
ファン静圧算定ツール
必要静圧
静圧 = (ダクト+フィルタ+コイル)損失 × (1+余裕率)
ダクト200-500Pa、フィルタ100-300Pa、コイル100-400Pa。合計に余裕15-20%見て送風機静圧選定。
ファン種別と適正静圧
| ファン種別 | 静圧範囲 |
|---|---|
| プロペラ | 0-50Pa |
| 斜流 | 50-200Pa |
| 遠心多翼 | 100-500Pa |
| 後向羽根 | 300-2000Pa |
| ターボ | 500-3000Pa |
ファン静圧算定の詳しい解説
ファン静圧は系統全体の圧損に打ち勝つ圧力。ダクト摩擦+フィルタ抵抗+コイル抵抗の総和に15-20%余裕を加算。標準的なオフセット系空調で500-700Pa、大型空調では1000Pa超も。ファン種別選定(多翼・後向・ターボ)がここで決まります。
業界・現場での使い方
空調設計
送風機カタログ選定。
大型換気
排煙・工場排気系統設計。
省エネ改修
低圧損化・インバータ制御による削減。
よくある間違い・注意点
- 余裕率無視 — 経年圧損増で流量不足に。
- フィルタ交換前後圧損混同 — 新品と交換直前で2-3倍差。設計は交換直前基準。
- コイル選定でウェット圧損無視 — 冷却時凝縮水で圧損20-30%増。
関連する規格・法規
- JIS B 8330 送風機の試験方法
- SHASE-S 106
※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。
よくある質問(FAQ)
必要静圧の見積り誤差は?
±20-30%程度。実測が理想。
多翼と後向どちらが省エネ?
後向羽根が10-30%省エネ。
可変風量VAVの静圧は?
負荷変動で200-800Paと変動。インバータで対応。
高静圧ファンの用途は?
排煙・産業排気・長距離ダクト系。