換気回数(用途別必要換気量)
床面積・天井高・用途別換気回数から必要換気量(m³/h)を即算出。24時間換気・厨房排気・クリーンルーム設計に。
換気回数(用途別必要換気量)ツール
必要換気量
換気量 Q(m³/h) = 室容積 V(m³) × 換気回数 N(回/h)
用途別: 住宅0.5回(建築基準法)、オフィス3-5、店舗5-7、飲食10、厨房20-30、便所10-15、実験室10-15、クリーンルーム60-500(規格による)。
用途別 必要換気回数
| 用途 | 換気回数 | 1人あたり |
|---|---|---|
| 住宅居室(24時間換気) | 0.5回/h | — |
| オフィス | 3-5 | 20-30 m³/h |
| 会議室 | 5-10 | 25-50 |
| 店舗 | 5-7 | 15-25 |
| 飲食店 | 10 | 40-80 |
| 厨房 | 20-30 | — |
| 便所 | 10-15 | — |
| クリーンルーム | 60-500 | — |
換気回数(用途別必要換気量)の詳しい解説
換気回数は「1時間に室内空気が何回入れ替わるか」の指標。建築基準法で住宅居室は0.5回/h(24時間換気)、シックハウス対策で必須。オフィス・店舗はビル管理法で1人あたり30m³/h以上(=概ね3-5回/h)が目安です。
特殊用途では回数が跳ね上がります。厨房20-30回/h(油煙・臭気)、便所10-15回/h(臭気)、クリーンルーム60-500回/h(粒子清浄度維持)。特にクリーンルームはISO 14644のクラスに応じて厳密に設計され、換気設備が総建設費の20-30%を占めることもあります。
業界・現場での使い方
24時間換気設計
住宅の熱交換型換気(第一種)・排気型(第三種)の風量設計。
厨房排気
業務用厨房の油煙・熱気排出。フード面速度と併せて設計。
クリーンルーム
半導体・医薬品・食品工場の粒子管理。ISO/GMP規格対応。
よくある間違い・注意点
- 住宅0.5回/hを忘れて機械換気省略 — 建築基準法違反。全新築住宅で必須。
- 必要換気量を実装風量と混同 — 必要は下限、実装は+20%余裕でリーク対策込み。
- CO2濃度基準を無視 — ビル管理法1000ppm以下。人が多い会議室は追加換気必要。
関連する規格・法規
- 建築基準法施行令 第20条の8 (24時間換気)
- ビル管理法 CO2 1000ppm以下
- ISO 14644 クリーンルーム清浄度
※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。
よくある質問(FAQ)
住宅の24時間換気は?
0.5回/h。建築基準法で新築住宅必須。
オフィスの必要換気量は?
1人30m³/h以上。会議室・執務室で計算。
厨房排気で20-30回/hの根拠は?
油煙・熱気を効率排出する経験値。フード直下風速0.3-0.5m/sで捕集。
CO2濃度と換気の関係は?
1000ppm超で判断力低下、1500pmで頭痛。会議室では追加換気必要。