計算ツール
ファン静圧送風機空調

ファン静圧算定

ダクト圧損・機器圧損・余裕率から送風機必要静圧を即算出。ファン選定・エアハン設計に。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

ファン静圧算定ツール

必要静圧

静圧 = (ダクト+フィルタ+コイル)損失 × (1+余裕率)

ダクト200-500Pa、フィルタ100-300Pa、コイル100-400Pa。合計に余裕15-20%見て送風機静圧選定。

ファン種別と適正静圧

ファン種別静圧範囲
プロペラ0-50Pa
斜流50-200Pa
遠心多翼100-500Pa
後向羽根300-2000Pa
ターボ500-3000Pa

ファン静圧算定の詳しい解説

ファン静圧は系統全体の圧損に打ち勝つ圧力。ダクト摩擦+フィルタ抵抗+コイル抵抗の総和に15-20%余裕を加算。標準的なオフセット系空調で500-700Pa、大型空調では1000Pa超も。ファン種別選定(多翼・後向・ターボ)がここで決まります。

業界・現場での使い方

空調設計

送風機カタログ選定。

大型換気

排煙・工場排気系統設計。

省エネ改修

低圧損化・インバータ制御による削減。

よくある間違い・注意点

  • 余裕率無視 — 経年圧損増で流量不足に。
  • フィルタ交換前後圧損混同 — 新品と交換直前で2-3倍差。設計は交換直前基準。
  • コイル選定でウェット圧損無視 — 冷却時凝縮水で圧損20-30%増。

関連する規格・法規

  • JIS B 8330 送風機の試験方法
  • SHASE-S 106

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

必要静圧の見積り誤差は?

±20-30%程度。実測が理想。

多翼と後向どちらが省エネ?

後向羽根が10-30%省エネ。

可変風量VAVの静圧は?

負荷変動で200-800Paと変動。インバータで対応。

高静圧ファンの用途は?

排煙・産業排気・長距離ダクト系。