計算ツール
ダイスプール二項分布成功数振り足し

ダイスプールの成功数 期待値計算

ダイスの個数・面数・成功の下限から、成功数の期待値と必要数に届く確率を算出します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

ダイスプールの成功数 期待値計算ツール

1個あたりの成功率は(面数−下限+1)÷面数です。既定の10面ダイスで7以上を成功とするなら4÷10=40.00%。8個振れば期待される成功数は8×0.4=3.20個で、二項分布から4個以上そろう確率は40.59%、1個も成功しない確率は0.6の8乗=1.68%です。10の目で振り足しが起きる場合、1個が生む期待成功数は1.111倍になるため、振り足しを含む期待成功数は3.56個。必要数を2個上回る6個以上が出る確率は4.98%になります。

10面ダイス8個での成功数の分布(7以上が成功)

成功数確率その数以上
0個1.68%100.00%
2個20.90%89.36%
3個27.87%68.46%
4個23.22%40.59%
6個4.13%4.98%

成功の下限と1個あたりの成功率(10面)

成功の下限成功率8個の期待成功数
6以上50.00%4.00個
7以上40.00%3.20個
8以上30.00%2.40個
9以上20.00%1.60個

※参考計算です。封入率・相場・税制は改定や変動があるため、実際の数値は公式の発表と専門家の判断で確認してください。

ダイスプールの成功数 期待値計算の詳しい解説

ダイスプールで感覚がずれやすいのは、期待値と「必要数に届く確率」が別物だからです。8個振って1個あたり40%なら期待される成功数は3.2個ですが、4個以上そろう確率は40.59%しかありません。期待値は平均であって、その値を超える回数は半分程度にとどまります。必要数を期待値と同じに設定すると、体感では半分近く失敗する調整になります。

設計で判断が分かれるのは、個数を増やすか成功の下限を下げるかです。個数を増やすと期待値が比例して伸び、分布も広がります。下限を下げると1個あたりの成功率が上がり、期待値の伸び方は同じでも成功が0個になる事故が急激に減ります。安定を重視するなら下限を下げる側、大きな成功を狙わせたいなら個数を増やす側が向いています。

見落とされやすいのが振り足しの寄与です。最大の出目で追加のダイスを振れる系では、1個あたりの期待成功数が1.1倍前後に増えます。連鎖の上限を設けない場合はさらに伸びますが、寄与の大半は最初の1回か2回で、3回目以降はほとんど影響しません。上限を3回に設けても実質的な期待値はほぼ変わらないため、処理の手間を減らす目的で上限を置く運用は合理的です。

失敗側の設計も重要です。成功が0個になる確率は既定値では1.68%と低いものの、個数が3個まで減ると21.6%まで跳ね上がります。負傷や疲労でプールが削られる系では、この急な悪化が体感の厳しさを生みます。プールが減る仕組みを入れるときは、減った状態での0個確率まで確認しておくと調整の見通しが立ちます。

処理の手間も無視できません。40個のダイスを振って成功数を数える方式は、期待値の計算が簡単でも卓上の作業が重くなります。個数が10個を超えると数え間違いが起きやすく、色分けや専用の器具が必要になります。期待値の設計としては同じでも、個数を抑えて下限を下げる方式のほうが進行は速くなります。オンラインで自動処理する前提なら個数の多い方式も扱えますが、対面では実際の作業時間まで含めて選ぶのが現実的です。必要成功数を大きく設定する系ほど1回の判定に時間がかかる点も考慮してください。

業界・現場での使い方

自作ルールの難易度設計

必要成功数を変えたときの達成率を確認し、判定の重さを決めます。

キャラクター成長の検討

プールを1個増やす効果と、下限を1下げる効果を数値で比べます。

セッション進行の見積もり

判定の成功率から、想定される場面の突破率を事前に把握します。

振り足しルールの評価

連鎖の上限を変えたときの期待値の差を確認し、処理の手間と釣り合うかを判断します。

よくある間違い・注意点

  • 期待値を必要成功数に設定する — 期待値ちょうどに届く確率は5割を下回り、体感では失敗が多くなります。
  • 成功が0個になる確率を確認しない — プールが減ると急激に上がり、想定外の失敗が続きます。
  • 振り足しの効果を過大に見る — 寄与の大半は最初の1回で、連鎖を増やしても期待値はほとんど変わりません。
  • 個数と下限の効き方を同じと考える — 個数は分布を広げ、下限は安定性を変えます。目的に応じて選ぶ必要があります。
  • 面数が違う系を同じ感覚で扱う — 6面と10面では下限1つ分の重みが違い、調整の刻みが変わります。

関連する規格・公的資料

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。医療・法務・税務の判断は最新の告示・規格および専門家の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

10面8個で7以上を成功とすると期待値は?

1個あたり40%なので3.20個です。振り足しを含めると3.56個になります。

4個以上そろう確率は?

40.59%です。期待値が3.2個でも、必要数に届くのは4割程度です。

成功が0個になる確率は?

既定値では1.68%です。プールが3個まで減ると21.6%まで上がります。

振り足しはどのくらい期待値を上げますか?

10で振り足す場合は1.111倍です。連鎖の上限を3回に置いても実質は変わりません。

個数を増やすのと下限を下げるのはどちらが有効ですか?

安定を求めるなら下限を下げる側、大きな成功を狙うなら個数を増やす側が向いています。

必要数を2個上回る確率は何に使いますか?

大成功の判定を置く系での発生頻度の目安になります。既定値では4.98%です。

面数を変えると何が変わりますか?

下限1つ分の重みが変わります。6面では1段階で16.7ポイント動きます。

プールが減る系ではどう見ますか?

減った状態の個数を入れ直して、成功が0個になる確率を確認してください。